10月10日(月祝 体育の日)、金沢歌劇座で開催された、ワタミ株式会社 渡邉美樹 取締役会長の講演会の内容を書いています。
渡邉 美樹会長
では、続きを書きます。
「今」何も希望や夢を持たなければ、何もできないし、元気も出ない。誰かに任せるのではなく、我々が「今」何ができるか、自分を変えていこうということで、陸前高田市において復興に向けての最大のイベントである『陸前高田市 復興街づくりイベント~街づくり 夢づくり~』が8月27日、28日の両日に開催された。被災にあった、あるいは被害を受けた地元の約70店舗以上、あるいは全国より参じて頂いた店舗を合わせ100店舗以上が集まり、お店を開いた。
もう一度、「今から」「ここから」、商売をする喜びを感じて頂き、商売を再開するきっかけづくりになってもらいたい。また、そんな嬉しい顔を見たいという渡邉さんの思いもあった。両日、合わせて7000人の街に17500人が集まり賑わいを見せた。
皆、この場所(イベント会場)に来て「元気にやってたんだね」「本当に無事でよかった」と喜び合った。またチラシに店舗の情報を載せたところ、そこで、被災に合ってどうしているだろうと思っていたお店が名前を載せていることに、安否が分かったという思いがけない効果もあったそうです。
このイベントで再開した皆さんは、ただ手を握りあっていたということだった。渡邉さんは、私たちの想像を絶するような体験をされた人に、安易に言葉なんてかけることができない。この状況を頑張って耐え抜いている皆さまに、出てくる言葉もない。ただ手を握って、傍にいてあげることしかできないと話された。そして…時を待つこと。
ちょっとした差で生死を分け生き残った皆さまが思っていることは、”この命を大切に生き抜き、次に繋げていくこと。”
このイベントの運営は電通にお願いしたのですが、その担当者の方が「私もこのようなイベントを300以上も手掛けてきました。でも、こんなに温かく、笑顔があふれ、みんなが優しいイベントは初めてです」と言われたそうです。
カンボジアには、孤児院や学校建設のために12年ほど関っている渡邉さん。ここでは、いつもやってあげるという意識はなく、常に勉強させてもらう学びの場であると話された。
例えば、カンボジアの渡邉さんの建設した学校に通う少女に「他に何か必要なものはありますか」と聞いたところ、「食べることができ、寝る場所があり、勉強ができます。他に何が必要でしょうか 本当にやって頂いていることに感謝しています」と言われたそうです。そして続けて、「もしできることなら日本語を勉強したい。そして、今後、このような活動の架け橋となれるようにカンボジアと日本を繋げる仕事をしたい」と言われたそうです。
そこで、あるものに感謝するということは、こういうことなのだと学んだ。普通の時に、あるものに感謝できる生活を心がけようと。
カンボジアでは、その給食の食材確保や地域の皆が食べていけるように農業も開発し、そこに雇用を生み出している。
東北の被災者が「今」何が一番欲しいか。それは雇用であり、仕事をすることができる場所である。渡邉さんが今、すぐにできる仕事としてコールセンターを立ち上げたそうです。また、陸前高田市、気仙沼市、大船渡市、これらいずれも壊滅的被害を受けた地域の、もう一度商売がしたい皆さんを1000人集めて、講習会を何度も繰り返し、経営計画書を書かせて、その中から、本気で商売をやりたい50名を選出して、資金面などの交渉を行い、商売ができるようにする取り組みも行ったそうです。そこを起点に大都市からの集客、そして世界へ打って出ようという考えがあるとか。
陸前高田市の戸羽市長は、復興の暁には、現在2万人の人口を10万人に増加させるため意欲満々で、復興事業に取り組んでおられる。
風車(風力発電)を30~40建てるとグループの30分の1の電力が賄える。そんな構想もある。なぜ、そんなことが思いつくかというと、「これをやりたい」と強く思うことで、イメージが湧き、挑戦する。そうしてやってきたから、グループ全体の年商1500億円、従業員5000人、パートのおばちゃんまで合わせると3万人のグループが出来上がった。
渡邉さんの姿勢は、まず自分が実行して、実践して、国にもの申すことである。
自分の好きな人生を生きるための五カ条
第一条「どうしてもこれをやりたい」と思うこと
・ワタミグループは、社員5000人すべての人が、この思いで夢を実現してきた会社だと思っている。
・お客様が全員やすらぎの場所だと思って頂けるように皆が仕事に取り組んでいる。その中には苦情や問題、お褒めの言葉など様々なことが起きてくる。しかし、「どうしてもこれをやりたい」と思っているからこそ、その部分から今後の課題や対策が生まれ、そこに工夫が出てくる。
※渡邉さんは「利他の精神」という言葉は嫌いで使っていないということであった。自分の仕事や行為などは、確かに結果的には人に喜ばれることなのだが、最終的には「自分のため」なのです。だから自分のためにやるのに、利他、利他とそれを前面に出すのは変だと感じるということでした。言葉の捉え方でしょうが、商売を拡大しながら、「ありがとう」を頂くため実践してきた渡邉さんだから言える言葉でしょう。「自他利の精神」とでも言いましょうか。
※ある密着取材をした雑誌の記者に「ワタミグループは、渡邉さんが、そうしたいから、そうしている、そんなグループなんですね」と言われた。私は、これは深い言葉だと思った。「そうしたいから、そうする」そこには天に従うというか、誠の道というか、精神的バックボーンに支えられた「そうする」がないと、これだけ社会に貢献しながら、事業を拡大していくということはできないと思った。
自分の欲望のコップを大きくしない。事業が大きくなればなるほど、大きな家に住みたい、高級車に乗りたいなど、自分を満たす欲望が増えてくる。それはそれで悪いことではないが、自分だけが満たされる欲望は小さい方がいい。コップが小さければ、利益という水が増えてくれば、溢れ出てくる。溢れ出たら、どんどん溢れ出させて、それを地域や国、あるいは世界にどんどん溢れさせていけばいい。そうすれば、そこに流れが出来て、さらに大きく事業や会社が育っていくのではないか。
この話は本当に腑に落ちました。
講演会、本当に感動したもので、どんどん書いていますが、私のメモとしても残しておきたいので、ブログは続きま~す。続きはパート4で書きますね。
「ほんと、長いブログやな~」と思われた方、すいません。お付き合いして頂ける方はパート4も読んでくださいね
二葉鍼灸療院 田中良和
渡邉 美樹会長
では、続きを書きます。
「今」何も希望や夢を持たなければ、何もできないし、元気も出ない。誰かに任せるのではなく、我々が「今」何ができるか、自分を変えていこうということで、陸前高田市において復興に向けての最大のイベントである『陸前高田市 復興街づくりイベント~街づくり 夢づくり~』が8月27日、28日の両日に開催された。被災にあった、あるいは被害を受けた地元の約70店舗以上、あるいは全国より参じて頂いた店舗を合わせ100店舗以上が集まり、お店を開いた。
もう一度、「今から」「ここから」、商売をする喜びを感じて頂き、商売を再開するきっかけづくりになってもらいたい。また、そんな嬉しい顔を見たいという渡邉さんの思いもあった。両日、合わせて7000人の街に17500人が集まり賑わいを見せた。
皆、この場所(イベント会場)に来て「元気にやってたんだね」「本当に無事でよかった」と喜び合った。またチラシに店舗の情報を載せたところ、そこで、被災に合ってどうしているだろうと思っていたお店が名前を載せていることに、安否が分かったという思いがけない効果もあったそうです。
このイベントで再開した皆さんは、ただ手を握りあっていたということだった。渡邉さんは、私たちの想像を絶するような体験をされた人に、安易に言葉なんてかけることができない。この状況を頑張って耐え抜いている皆さまに、出てくる言葉もない。ただ手を握って、傍にいてあげることしかできないと話された。そして…時を待つこと。
ちょっとした差で生死を分け生き残った皆さまが思っていることは、”この命を大切に生き抜き、次に繋げていくこと。”
このイベントの運営は電通にお願いしたのですが、その担当者の方が「私もこのようなイベントを300以上も手掛けてきました。でも、こんなに温かく、笑顔があふれ、みんなが優しいイベントは初めてです」と言われたそうです。
カンボジアには、孤児院や学校建設のために12年ほど関っている渡邉さん。ここでは、いつもやってあげるという意識はなく、常に勉強させてもらう学びの場であると話された。
例えば、カンボジアの渡邉さんの建設した学校に通う少女に「他に何か必要なものはありますか」と聞いたところ、「食べることができ、寝る場所があり、勉強ができます。他に何が必要でしょうか 本当にやって頂いていることに感謝しています」と言われたそうです。そして続けて、「もしできることなら日本語を勉強したい。そして、今後、このような活動の架け橋となれるようにカンボジアと日本を繋げる仕事をしたい」と言われたそうです。
そこで、あるものに感謝するということは、こういうことなのだと学んだ。普通の時に、あるものに感謝できる生活を心がけようと。
カンボジアでは、その給食の食材確保や地域の皆が食べていけるように農業も開発し、そこに雇用を生み出している。
東北の被災者が「今」何が一番欲しいか。それは雇用であり、仕事をすることができる場所である。渡邉さんが今、すぐにできる仕事としてコールセンターを立ち上げたそうです。また、陸前高田市、気仙沼市、大船渡市、これらいずれも壊滅的被害を受けた地域の、もう一度商売がしたい皆さんを1000人集めて、講習会を何度も繰り返し、経営計画書を書かせて、その中から、本気で商売をやりたい50名を選出して、資金面などの交渉を行い、商売ができるようにする取り組みも行ったそうです。そこを起点に大都市からの集客、そして世界へ打って出ようという考えがあるとか。
陸前高田市の戸羽市長は、復興の暁には、現在2万人の人口を10万人に増加させるため意欲満々で、復興事業に取り組んでおられる。
風車(風力発電)を30~40建てるとグループの30分の1の電力が賄える。そんな構想もある。なぜ、そんなことが思いつくかというと、「これをやりたい」と強く思うことで、イメージが湧き、挑戦する。そうしてやってきたから、グループ全体の年商1500億円、従業員5000人、パートのおばちゃんまで合わせると3万人のグループが出来上がった。
渡邉さんの姿勢は、まず自分が実行して、実践して、国にもの申すことである。
自分の好きな人生を生きるための五カ条
第一条「どうしてもこれをやりたい」と思うこと
・ワタミグループは、社員5000人すべての人が、この思いで夢を実現してきた会社だと思っている。
・お客様が全員やすらぎの場所だと思って頂けるように皆が仕事に取り組んでいる。その中には苦情や問題、お褒めの言葉など様々なことが起きてくる。しかし、「どうしてもこれをやりたい」と思っているからこそ、その部分から今後の課題や対策が生まれ、そこに工夫が出てくる。
※渡邉さんは「利他の精神」という言葉は嫌いで使っていないということであった。自分の仕事や行為などは、確かに結果的には人に喜ばれることなのだが、最終的には「自分のため」なのです。だから自分のためにやるのに、利他、利他とそれを前面に出すのは変だと感じるということでした。言葉の捉え方でしょうが、商売を拡大しながら、「ありがとう」を頂くため実践してきた渡邉さんだから言える言葉でしょう。「自他利の精神」とでも言いましょうか。
※ある密着取材をした雑誌の記者に「ワタミグループは、渡邉さんが、そうしたいから、そうしている、そんなグループなんですね」と言われた。私は、これは深い言葉だと思った。「そうしたいから、そうする」そこには天に従うというか、誠の道というか、精神的バックボーンに支えられた「そうする」がないと、これだけ社会に貢献しながら、事業を拡大していくということはできないと思った。
自分の欲望のコップを大きくしない。事業が大きくなればなるほど、大きな家に住みたい、高級車に乗りたいなど、自分を満たす欲望が増えてくる。それはそれで悪いことではないが、自分だけが満たされる欲望は小さい方がいい。コップが小さければ、利益という水が増えてくれば、溢れ出てくる。溢れ出たら、どんどん溢れ出させて、それを地域や国、あるいは世界にどんどん溢れさせていけばいい。そうすれば、そこに流れが出来て、さらに大きく事業や会社が育っていくのではないか。
この話は本当に腑に落ちました。
講演会、本当に感動したもので、どんどん書いていますが、私のメモとしても残しておきたいので、ブログは続きま~す。続きはパート4で書きますね。
「ほんと、長いブログやな~」と思われた方、すいません。お付き合いして頂ける方はパート4も読んでくださいね
二葉鍼灸療院 田中良和
もう聞きあきたと思いますが、ヘソがムズムズして苦しいです。
ヘソに鉛筆やボールペンなど尖ったものが刺さってくるような気がして怖いです。
苦しくてどうしようもないので朝から睡眠薬を飲んで眠ってしまおうとするのですが、横になると余計ヘソがムズムズして苦しくなるので眠れません。
死にたいです。
こんな苦しみが一生続くのなら死にたいです。
もし私に自殺をする勇気があればとっくに死
んでいます。
でも私は小心者なので、走ってくる電車に飛び込んだり首を吊ったりすることは、とても恐ろしくてできません。
自殺のできる人がとてもうらやましいです。
苦しみから逃れるために自殺のできる人は、とても幸せです。
私のように死にたくて死ねずに毎日毎日苦しんでいる人は、とても不幸です。
ヘソがムズムズして苦しくなってから半年が経ちました。
この苦しみは一生続くと思います。
寿命がくるまで何十年もこの苦しみに耐え続けるなんて絶対できません。
私が今一番ほしいものは自殺をする勇気です。
こんなコメントですみません。
コメントありがとうございます。
おむぅさんの辛い症状を理解こそすれど、真の所はわかってあげられないのは本当に申し訳ないところです。
そこで、私が読んだ本の中で、おむぅさんを、ふと思い出したので書かせて頂きますと…
魂と肉体、本質的なものは魂であり、現世の人生を送るために身につけるのが衣服なる肉体だそうです。
魂と肉体が上手くリンクできない時、肉体が動けなくなることがある。そして、魂と肉体の間で光が漏れだします。魂、心、肉体も含めた人間の存在自体が「光」なのだということです。
漏れ出した「光」は、違う次元で「光」が足りなくなった魂に光を与えるために、そのように意図されて、その人の魂より漏れ出しているようです。
これは、危ない新興宗教の本ではありませんからね!(笑)
ということは、何かの過去世が絡み合い、「今」のおむぅさんの状態があり、また、それが他の魂に光を与えている存在であると思うと、私たちより現世では、より辛ハードルを越えている、高い次元の存在とも言えるのでしょうね。
私の見解です。信じる、受け入れない、受け入れるは、どちらでもかまいません。
だから、「動きたい」「やったろー」と思った時に、動いてみてくださいね。