1月22日(日)、私が卒業した鍼灸の専門学校同窓会の新年交歓会に参加しました。
一応、専門学校の同窓会役員もさせて頂いておりますし、アトラクションの司会も頼まれていましたので参加したわけです。
実はこの日、午前に、石川県鍼灸マッサージ師会の理事会、午後から、業権対策の講習会が金沢でありましたので、どっちにしても忙しい一日だったんですけどね。
始発に乗り込み名古屋へ…
乗り込むやいなや、少ない人数の乗客の中、昨年まで鍼灸マッサージ師会の事務として勤務して頂いたUさんと鉢合わせ 関東にいる御親戚の方のお見舞いだとか。知ってる人に偶然会うと何か得したような気持ちにあるのは私だけでしょうか
第22回 中和医療専門学校 新年交歓会
日 時:平成24年1月22日(日) 午後1時~4時30分
会 場:名鉄グランドホテル 11階 柏
主 催:中和医療専門学校同窓会
内 容:講演会 (演題)「日本のスポーツは何処へ向かっていくのか
~ぎふ清流国体から見えてきたもの~」
(講師)西脇 勝己 様
(財)岐阜県体育協会 競技スポーツ担当 課長補佐
ぎふ清流国体推進局 競技力向上対策課 課長補佐
宴 会
会場の様子
本日ご出席の東洋医学研究所の面々
山田 同窓会長のご挨拶
右田 中和医療専門学校 校長のご挨拶
講師の西脇様
よ~く見ると、どこかで見たことあるような~、どこでお会いしたのかな~と思っていたら、大学を卒業して2年、体育教師として中和に務めていた先生でした。私が在学中お世話になった先生だったのです。
「お久しぶりです」とお互い、挨拶。偶然ですな~これも。
パワーポイントで分かりやすく説明されていました
講演の内容を箇条書きにして書きますと…
☆日本のスポーツを変えていこう。10年で大きく変化するだろう。
☆子どもたちのスポーツ環境を整えていく。
・単一スポーツだけではなく、いろんなスポーツを行う。
・スポーツによるコミュニケーションづくりを行う。
例えば学校の水泳にしても、日本は各学校にプールが一つであるが、ヨーロッパは
地域に一つ大きく立派なプールがあり、そこを利用する。そこに大人と子供、社会
とのコミュニケーションができる。
・子どもの体力は、「すごく出来る子」と「出来ない子」に極端に二極化してきている。
☆運動生理学的には、1~5歳は基本的な運動を行う基礎づくりの時期。また12歳までが運動を学習
するために最適な時期。
・欧米では、この最適運動学習期にナショナルチームクラスよりさらにレベルの高い指導者を
あてるようにしている。
・サッカーや水泳では、その傾向にあるが日本ではまだ旧態依然とした指導者が成長期の子供
のスポーツを指導している。
☆フランスでは柔道の指導者には300時間に及ぶ講習が行われ認定される。
☆よい指導者とは、「きき上手」であり「ほめ上手」である。
☆子どもたちをスポーツでバーンアウト(燃え尽き)させない。小さいころから激しく、厳しく
行うと、そのような傾向に陥りやすい。
☆中体連、高体連は、子どもたちを正しく指導できるような指導や、指導者を育成すべきである。
でなければ…。
☆国体の選手強化をするためには、選手を集めなくてはいけない。しかし、そのためには就職先などもお世話する必要がある。多くの企業の方にご協力頂いた。その際、ただ競技力があるだけでは、国体のための単なる埋め合わせになってしまい、企業の方に御迷惑になる。地域や企業も「この選手に就職してもらってよかった」というようにしなくてはいけない。だから選手の就職を世話する場合は、その人の人間性をみる。人間性の乏しい方は、いくら技術があっても選手としてご遠慮して頂く。
☆ぎふ清流国体は、国体にかける費用を約160億円で計上している。箱モノは一切つくらない。既存のものを使う。この費用は過去最低の予算である。
☆トレーナーとして鍼灸師さん、柔道整復師さん、マッサージ師さんに国体でもお願いしたいのであるが、ドクターとの関係で上手く調整がとれない所がある。しかし、必要とされている分野であるので、国体の際には力となって欲しい。
西脇様には、熱く語って頂きました。その後、若干の質疑応答の時間がありあましたので、私が石川県スポーツトレーナー連絡協議会(IST)での取り組みや、国体に向けての目標など、石川県でのスポーツ選手に対する医療者団体の取り組みとして、質問というより、状況説明をさせて頂きました。
今年の講演会も勉強になりました。私にとってはタイムリーなお話でしたので。
葛谷理事長 乾杯のご発声
ご来賓としてご挨拶される 一般社団法人 生体制御学会 名誉会長 黒野保三 先生
黒野先生は鍼灸マッサージ師の明るい未来について話されていました。やはりお話を聞くだけで勉強になります。15年先の医療や鍼灸を取り巻く状況を視てのご挨拶でした。
アトラクションで司会を務めるのは…
本日の出席者は約80名。若干少なめでしたが、楽しい時間でした。
最後は、18階のレストランで役員反省会
来年は、さらにいろいろと行事が重なるかも…と、もう来年の心配をしているのでした。
まあ、成るように成るさ
二葉鍼灸療院 田中良和
一応、専門学校の同窓会役員もさせて頂いておりますし、アトラクションの司会も頼まれていましたので参加したわけです。
実はこの日、午前に、石川県鍼灸マッサージ師会の理事会、午後から、業権対策の講習会が金沢でありましたので、どっちにしても忙しい一日だったんですけどね。
始発に乗り込み名古屋へ…
乗り込むやいなや、少ない人数の乗客の中、昨年まで鍼灸マッサージ師会の事務として勤務して頂いたUさんと鉢合わせ 関東にいる御親戚の方のお見舞いだとか。知ってる人に偶然会うと何か得したような気持ちにあるのは私だけでしょうか
第22回 中和医療専門学校 新年交歓会
日 時:平成24年1月22日(日) 午後1時~4時30分
会 場:名鉄グランドホテル 11階 柏
主 催:中和医療専門学校同窓会
内 容:講演会 (演題)「日本のスポーツは何処へ向かっていくのか
~ぎふ清流国体から見えてきたもの~」
(講師)西脇 勝己 様
(財)岐阜県体育協会 競技スポーツ担当 課長補佐
ぎふ清流国体推進局 競技力向上対策課 課長補佐
宴 会
会場の様子
本日ご出席の東洋医学研究所の面々
山田 同窓会長のご挨拶
右田 中和医療専門学校 校長のご挨拶
講師の西脇様
よ~く見ると、どこかで見たことあるような~、どこでお会いしたのかな~と思っていたら、大学を卒業して2年、体育教師として中和に務めていた先生でした。私が在学中お世話になった先生だったのです。
「お久しぶりです」とお互い、挨拶。偶然ですな~これも。
パワーポイントで分かりやすく説明されていました
講演の内容を箇条書きにして書きますと…
☆日本のスポーツを変えていこう。10年で大きく変化するだろう。
☆子どもたちのスポーツ環境を整えていく。
・単一スポーツだけではなく、いろんなスポーツを行う。
・スポーツによるコミュニケーションづくりを行う。
例えば学校の水泳にしても、日本は各学校にプールが一つであるが、ヨーロッパは
地域に一つ大きく立派なプールがあり、そこを利用する。そこに大人と子供、社会
とのコミュニケーションができる。
・子どもの体力は、「すごく出来る子」と「出来ない子」に極端に二極化してきている。
☆運動生理学的には、1~5歳は基本的な運動を行う基礎づくりの時期。また12歳までが運動を学習
するために最適な時期。
・欧米では、この最適運動学習期にナショナルチームクラスよりさらにレベルの高い指導者を
あてるようにしている。
・サッカーや水泳では、その傾向にあるが日本ではまだ旧態依然とした指導者が成長期の子供
のスポーツを指導している。
☆フランスでは柔道の指導者には300時間に及ぶ講習が行われ認定される。
☆よい指導者とは、「きき上手」であり「ほめ上手」である。
☆子どもたちをスポーツでバーンアウト(燃え尽き)させない。小さいころから激しく、厳しく
行うと、そのような傾向に陥りやすい。
☆中体連、高体連は、子どもたちを正しく指導できるような指導や、指導者を育成すべきである。
でなければ…。
☆国体の選手強化をするためには、選手を集めなくてはいけない。しかし、そのためには就職先などもお世話する必要がある。多くの企業の方にご協力頂いた。その際、ただ競技力があるだけでは、国体のための単なる埋め合わせになってしまい、企業の方に御迷惑になる。地域や企業も「この選手に就職してもらってよかった」というようにしなくてはいけない。だから選手の就職を世話する場合は、その人の人間性をみる。人間性の乏しい方は、いくら技術があっても選手としてご遠慮して頂く。
☆ぎふ清流国体は、国体にかける費用を約160億円で計上している。箱モノは一切つくらない。既存のものを使う。この費用は過去最低の予算である。
☆トレーナーとして鍼灸師さん、柔道整復師さん、マッサージ師さんに国体でもお願いしたいのであるが、ドクターとの関係で上手く調整がとれない所がある。しかし、必要とされている分野であるので、国体の際には力となって欲しい。
西脇様には、熱く語って頂きました。その後、若干の質疑応答の時間がありあましたので、私が石川県スポーツトレーナー連絡協議会(IST)での取り組みや、国体に向けての目標など、石川県でのスポーツ選手に対する医療者団体の取り組みとして、質問というより、状況説明をさせて頂きました。
今年の講演会も勉強になりました。私にとってはタイムリーなお話でしたので。
葛谷理事長 乾杯のご発声
ご来賓としてご挨拶される 一般社団法人 生体制御学会 名誉会長 黒野保三 先生
黒野先生は鍼灸マッサージ師の明るい未来について話されていました。やはりお話を聞くだけで勉強になります。15年先の医療や鍼灸を取り巻く状況を視てのご挨拶でした。
アトラクションで司会を務めるのは…
本日の出席者は約80名。若干少なめでしたが、楽しい時間でした。
最後は、18階のレストランで役員反省会
来年は、さらにいろいろと行事が重なるかも…と、もう来年の心配をしているのでした。
まあ、成るように成るさ
二葉鍼灸療院 田中良和
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