二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

中和医療専門学校 新年交歓会 ③ 廣中邦充 和尚 講演会

2010年01月29日 | その他の活動
西居院 廣中邦充 和尚の講演会の続きです。

◎手を触れるだけホッとする、顔を見ただけで痛みが治ってしまう、会うだけで心が和む、そんな人(鍼灸マッサージ師)になって頂きたいし、それができる職業です。

◎子どもたちに常日頃から言うことは「逃げるな」ということ。ここで逃げても、また、必ず同じ試練がやってくる。だから逃げてはいけない。

◎子どもたちが荒れるのは、子どもが悪いんではない。その子どものメッセージを大人が気づいてあげることができないだけ。

◎名古屋鉄道の創業者の社長さんは、事あるごとに欠かさなかった一つの仕事がありました。それは社員の奥様に感謝の手紙を送ること。名鉄で働いてくれている社員が元気で会社を支えてくれているのも、家庭での奥様の支えあればこそ。家庭(奥様)が大事という思いで手紙を書いておられたそうです。さすが創業者や信頼される会社をつくる社長さんは違う。

◎信じる心が大事(Beleve)。これが行=行動につながる。

◎人間として生まれて来るくらい希なことはない。父母を縁として、梵天より糸を垂らして、海の底に沈んでいる針の穴のなかに、その糸を通すくらい人間として生まれて来るということは奇跡なんです。

◎「三歩の距離」というのがある。これは人間関係の基本である。べったりくっつくわけではなく、かといって離れることもない。これが”寄り添う心””いっしょに”ということであり、『With Love』ということです。三歩の距離でしっかり観ていてあげ、子どもたちに後ろ盾となってあげられる大人になって欲しい。そして、それぞれの人生において出逢いを大切にして欲しい。


◎上記のような話は机上の空論です。しかし、行政でも、家庭でも、周囲の人の一挙手一投足をよくみつめて、実地の中でまず実践することが大切です。絵に描いた餅では、いくらいい話でも何の役にも立たない。



以上が、私が聴いてきた、熱血廣中和尚の話をまとめたものです。初めから終わりまで、内容、人間性、講演の方法など学ぶべきところがたくさんあり、何事にも一所懸命、情熱と心を込めて行うということの見本がここにもありました。

廣中さんの声を通していたマイクとスピーカーもちとかわいそうかな~と思いました。マイクがいらないんじゃないかという声量と、壊れるんじゃないというくらい気迫あふれる声質でした。んん~これも見習うべきところであるが、これは和尚さんの実践や、人間力の内から滲み出てくる声(気迫)なんだろうなと感じました。

本日の廣中和尚さんのお話を聴講し、電車に乗って名古屋へ来た甲斐があったと思いました。2・3回、金沢-名古屋を往復しても無駄ではないくらいの価値があったお話でした

廣中邦充 和尚 ありがとうございます そして、お体に気をつけて、これからも子どもたちを明るい未来へ導いてあげてください

私も微力ながら、地域の人たちが明るく、健康に、豊かに人生を送れるように、この仕事を通じて励んでいきたいと心から思ったのでした 

二葉鍼灸療院 田中良和

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (寺っこ)
2010-07-29 03:26:25
半年前までお寺に住んでました。
おじさんの講演にはパワーが溢れてる、


だけど...


実際は違いますよ。
子供たちの中にはおじさんすら
信じれない子も居る。
おじさんの機嫌に怯えながら
毎日いい子になろうとしてました。


確かにおじさんにはお世話に
なったけど、もうあの場所には戻りたく
ないです。


おじさんの期待に応えれなかった
自分はダメ人間なんだろうなって
いつも思います。
返信する
ありがとうございます (二葉院長)
2010-07-29 12:22:25
寺っこ さん

コメントありがとうございます。

そうですか~半年前まで、お寺におられたのですね。

和尚さんはすごく元気ですね。そのパワーについていけない子だちもいると思います。
でも、和尚さんも人間です。完璧な人なんていません。上手くいくところもあれば、反面、そうではないところもあると思います。

理想と現実は違う…これはどこの世界でも少なからずあることですね。

寺っこさん、にとっては居心地がよくなかったということですね。家庭を離れお寺に来られるということは、様々な事情があると思います。そして、その環境は皆さん違いますよね。そんな中一つの集団として暮らすわけですから、難しいところも出てくるでしょうね。

寺っこさんは、心が優しく、気づかいができる人なんでしょうね。だから、周囲に馴染むように、自分をできるだけ出さないようにされているのでしょう。

指導者や引っ張り人が、パワーがあり、偉い人であればあるほど、いい子に見られたいと、自分を評価して欲しいと思うあまり、自分に嘘をついてしまうこともあるのかもしれません。

なぜこんなこと言えるの!と思われるかもしれませんが、かくゆう私もそんなタイプの人間であり、そんな経験もしていますから、このように書いた次第です。

「おじさんには世話になったけど…」ここが大事なところです。世話になったという感謝の気持ちを持っているということが、おじさんと出会い、お寺で過ごした意味なのだと思いますよ。

人生、いろんなことが起きます。起きた当初は「なぜ私だけ…」と、整理がつかない状況になると思いますが、実はどんな出来事にも意味があり、起こるべくして起こっていると私は思っているのです。

お寺には戻らなくていいと思いますが、「良かったな」と思うところもあると思います。そこに感謝してくださいね。

そして、人に評価してもらう、人の愛して欲しい、人に良く見られたい、こう思うのが人ではあるのですが、そうではなく、これからは、人に優しさ、思いやりをあげてください。人を愛してあげてください。行動でもいい、言葉でもいい、他人が気持ちよく、温かくなれることをしてください。

そうすれば自然に自分に返ってきます。どんな形かは分かりませんが。まず与えることこそ大事です。道に落ちているゴミを拾う、バスで席を譲ってあげる、笑顔で話してあげる、そんな些細なことでいいのです。

特別なことではなく、日頃の小さなことを温かい気持ちでやることが、それが自分への幸せへと繋がっていくのですね。

この世にダメ人間なんて一人もいません。ダメだと思う心がそこにあるだけです。人は可能性の塊なのですよ!
寺っこさん、実はあなたにも可能性という海が自分の中に広がっているのです!
ただ気づいていないだけです。きっかけがないだけです。寺っこさんも、地球人の一員なのです。可能性を開く鍵は、寺っこさんの中(内)にあるのですよ!

いろいろ書いてきましたが、コメントありがとうございました。いろんな方向から物事は見ないといけないな~と私自身、勉強にもなりました。

寺っこさん の幸せを心より祈っています!!!
返信する
ありがとうございます (寺っこ)
2010-07-31 12:29:15

何かコメント読んで少し救われました。

おじさんに、寺っこなら名古屋大学行ける!!って言われて大学進学目指したのですが高2から勉強してなくて、受験勉強始めたのも高3の6月…

おじさんが河合塾まで行かせてくれたけど結果は惨敗。


おじさんの期待に応えれなくて、おじさんを裏切ってしまったって、ずっと思ってました。


今、おじさんに連絡取りたいけど怖くてなかなか出来ないでいます…。


でも、院長先生がコメント下さったことが出来るようになったら自信持って、おじさんに会いに行けると思います。


ありがとうございました。
返信する
そうです!! (二葉院長)
2010-07-31 18:36:59
寺っこ さん

コメントありがとうございます。

その意気です!

小さなことから、ちょっとずつ、やっていってね。

何かのご縁ですから、遠い空の下から、寺っこさん を応援してま~す!!

大丈夫なのだ~ 笑
返信する

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