住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

住まいの安全性、食物の安全性、政治の危険性、感動の共有
心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

歴史の中の先生(Ⅰ)

2009年12月21日 | 日記

 『世の中の 浜の真砂は尽きるとも 不平不満の種は尽きまじ』あるいは、
*『今の世は 人鬼と云う世なれども 鬼ばかり住む里もあらねば』と、
いろいろな事を言い出せば、キリがなくなる。 
 要は自分の身の処し方に気を付けて、少しでも暮らしやすく努力する事が他人の対応に影響を及ぼす事を自覚したい。 特に,立つ位置が人の目に付きやすい、公職の位置に立つ人々は、其れを強く自覚して欲しい物です。
 洗い桶の中の、水を相手に押しやれば、縁を周って自分に帰ると言う事だそうであります。


*『月影の 至らぬ里は無けれども ながむる人の心にぞ住む』
*『さやかなる 月の光のてらさすは 暗き道にや一人ゆかまし』
*『楓葉を 風に任せて見るよりも はかなきものは命なりけり』
*『見る人の 心々にまかせおきて 高嶺にすめる秋の夜のつき』
  *印・・・新渡戸稲造集より引用 


 世界経済再生の処方箋は、今のところエゴのぶつかり合いと言うか、アメリカの独善と言うか、其れが原因で纏まりそうが無い。 其れが生存競争といえばそういうことであるが・・・ 。
 アダムスミスから、ケインズそしてハイエクと進んで、今アメリカのドル崩壊が目前に迫っている。
市場原理主義の矛盾が、資本主義の矛盾と相まって世界経済を停滞させ、混乱混沌の目前まで迫ってきている。 原因は『FRB』と判っているのだが、今まで誰も其の聖域に入り込んで、手術する事は出来ていない。

 これを立て直すには、現在までの経済学理論では包括しきれず、新たな経済理論を待たねばならない。 現状を見るにつけ、其れは理論と現実が同時進行で行なれる以外手は無い。
 まず始めに、アメリカの国際金融を『ウム』を言わせぬ、経済理論を構築し世論を巻き込むことが、解決への第一歩になるのではないだろうか。