住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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派遣村・騒動記

2010年01月17日 | 日記

 片山虎之助氏が、かつて下記の様な事を言ったそうであるが、
《「貧困の再生産など起きない。 彼ら(ニート、派遣)は子供さえ持てないからいずれいなくなるだろう」  (2006年9月12日(火)発売 週刊SPA!2006年9月19日号49ページ)
 http://www.lcv.ne.jp/~kobamasa/katayamatoranosuke.htmより 》
貧困の格差拡大状況は、ますます苛烈に進みつつでいる。

片山虎之助氏と言えば、物事の道理を最も理解している人の一人として認識していたが、上記URLを見る限りにおいては、彼も既得権益を守ろうとしたが為に、参議院選挙で落選したのだろう。 個人個人にプラスマイナスある物だが・・・。


 派遣切りにあったり、会社縮小で退職に追い込まれたりし、当面の生活の目途が立たない人が世間に相当多くなったのは、紛れもない現実であろう。
政界、官界のトップのモラル崩壊が、そのまま一般社会に蔓延し出したことの証明が、派遣村の騒動であろうと思うのは私だけだろうか。

マスコミには《 日雇い労働などをしていた男性(62)は「いろいろしてもらってありがたい。年齢が高いので仕事探しは時間がかかるかもしれないが、がんばりたい」と、自立を誓う。 》 と言うような、論調が多いがことも不逞を働くものが多い原因のような気がする。


   以下、派遣村内の言動と実態の一部である。
・「入所者と話していると、3分の1ぐらいは就労意欲がないと感じる」
・「施設では盗まれるのが怖くて現金を持ち歩けなかった。実際は派遣切りなどではなく、
  一時金目的のホームレスのような人も多かった」
・『(就活費)2万円の支給当日の夜、200人もの入所者が所在不明となったほか、一部
  の入所者が酒やタバコを購入する姿が目撃され、「パチンコをしていた者もいた」
  (入所者の男性)という。』
・其の外、筆者が文間から感じる再就職者はごく僅か・・・・。


 不逞を行なう人の為に、セーフティネットの後退は、許される事ではないが、其れをいいことに善意に法に甘え過ぎる人を、徐々に選別排除しなければ、まともに働く人がバカを見ることになる。


 総務省の小川淳也政務官は「貧困者対策はもちろん必要」とした上で、「公費が使われているのだから、費用がどのくらいかかり、どの程度効果があったのかを国民に示す必要がある。そうでなければ、ただ単に、『困っている人を助けている』という印象になってしまう」と語った。


この言葉も、もっともな事で調査結果を、捏造することなく早く発表してもらいたい物である。
一部労働者は、職業選択の自由を捉えて、好まぬ仕事は『強制労働、苦役』と称したり、『諸悪の根源は、雇用確保を真剣に取り組まない企業や政府・自治体にある。』と言う、ぶら下がり生活思想の持ち主も居るようであるが、私はこのような人には組しない。

 *** 意見の引用先  多度津併合 *** http://plaza.rakuten.co.jp/heitei48kagawa/diary/201001170006