弊社(個人会社)では、消費税増税の影響は極めて遠い。 もちろん、輸出に伴う消費税還元も直接的には関係無いし、下請け仕事もない。
なので、いくらマスコミが騒いでも、買いだめに走ることも無い。 そう云う意味で、少し離れた位置から現状を見れば、火吹き竹で煽れば、面白いように反応する庶民の心意気が、いじましくもたくましそうでもある。
人が生きるには、必要な条件は食料と燃料、水、それに医療システムや金融システム・・・・。 それに足すことの、現在の自分の生活手段を守る、意気と度胸であろうか・・・。 或は、大きく言えば国防(なわばり)意識・・・。
野菜は、山野草やお客さんからの戴きものの野菜・・・それでも、昨年のネギや白菜は未だ納屋の中にある・・・それを食べれば、生き永らえることは、出来そう・・・。
この雪解け時期から『茎立ち』と云う野菜が出るまで、最もそれが不足する時期でもある。
『TPP』の決まりようによっては、『GMO』も『作物の種子』も『農薬、除草剤』の類も思うに任す事が出来なくなりそう・・・とは思うが、未だそれは 甘利大臣の頑張りによって、防がれているようである。 だがこれも、いずれアメリカの力に捻じ伏せられる事になるのだろうか・・・?
フキノトウを食べようと思っても、ワラビやゼンマイ、あるいはコゴミなどを食べるのも、何時の日か『モンサント』から、いちいち許可を取らねば成らなくなると云う事になるのか・・・?
それには、少し時間が有るだろうが、筆者が生きている間と云う事を考えれば、十分であろう。 これから1ヶ月間くらいは、『このフキノトウ』で命を繋ぐには十分である。
幾らひもじいと云っても、『福寿草』を食べたという事は聞いたことが無いので、この花は 眺めるだけにしておきたい。