住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

派遣労働者は永遠に・・・派遣・・

2014年10月18日 | 日記

  日本シリーズに向けた、プロ野球の争いも熾烈を極めてきたが、日米の両リーグを比較した場合、その運営する主体(企業)の考え方には、経済運営、政冶運営の人事あるいは『人生観』につながる国民性の違いが浮き上がって見えてくる。
個人的意見を述べさせてもらえば、栗山監督・・がんばれーい、大谷右翼手・・がんばれーい、日本ハム優勝してくれーい、特に理由は無いが、アメリカのケンタッキーフライドチキンの青木選手共々結果を出してもらえば、”応援した甲斐があろう”という事に尽きる。

  結論を先に急げば、アメリカの代表的な考え方は、云うまでもなくアング口サクソンの考え方、所謂、「『強い者、賢い者』がこの世界を支配する」と言う、これまでの地球の歴史も、人間の思想の流れも考える事のない、近代のアメリカが取り行なってきた乱暴狼藉を含む行動を、肯定するだけの結論に成ってしまう。


  大リーグで、怪我をした『松井選手』或いは『松坂投手』、その他諸々の選手・・・、試合中の選手の使い方も、選手自身を人間としての『心の機微』など考えることなく、情け容赦なく交代、入れ替えてしまう。  監督自身も、自分が使っているところの選手と、立場が同じなので自己弁護する余地も無いのだろう。


  薄っぺらいヒューマニズムと言うこと無かれ、人間は人間、いや身近に見ている「ネコ」や「イヌ」や、鶏さえも人間で言うところの「ストレス」と言う事実を感じることが出来ているのだろう。 
 
  動物の歴史は、そのストレスに、耐えることができた『種』だけが、歴史を作ってきた。  だがストレスをを受けやすい体質の筆者は、やはり、たかだか50年やそこらの生きることの出来る年月、ストレスを感じないで『自由気まま』に生きることが出来れば、これほど幸せなことは無い。  
現実の地球上、生きとし生きる者全て、『ストレス』と『安息』のバランスの中で、生きてそのストレスに耐えることが出来た者だけが、歴史を紡いでいると言う、矛盾を感じながらもそれを認めなければならない。

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  前置きが長くなり過ぎたが、ヤフーのニュースに、以下のような記事が有ったのを、見落としていた。

  ***  以下引用 下記URL  ***
   http://www.bengo4.com/topics/2158/

 条文のミスという異例の事態で廃案になった ≪「労働者派遣法」の改正≫ 案が、秋の臨時国会に提出された。 成立すれば、最長3年ごとと定められている業種ごとの派遣期間の制限が撤廃される。


 現行法では、労働者派遣が固定化することを防ぐため、通訳など26の専門業務を除いて、業務ごとに最長3年までの派遣期間に制限しているが、改正案ではその制限を撤廃。 3年ごとに派遣労働者を変えれば、どの業務でも無期限で仕事を任せることが可能になる。

 改正案については、「企業が業務を円滑に進められる」「派遣労働者が様々な仕事を経験する機会が増える」という意見の一方で、「不安定な非正規雇用が増える」との批判もある。 改正案で派遣労働はどう変わるのか。今泉義竜弁護士に聞いた。


 「今回の改正は、ざっくり言えば、派遣労働者の活用を『完全に自由化』するということです。

 派遣労働については、これまで規制緩和が進められてきたという経過はありつつも、一時的・臨時的な労働に限るというのが建前として維持されていました。 しかし、今回の改正は、その建前すら一切捨て去るということを意味します。

 当然、企業にとっては、都合よく『いつでも切れる』派遣労働者を活用できるメリットがありますし、≪パソナ≫などの大手派遣会社にもメリットがあります」

労働者にメリットはないのだろうか。

 「労働者には何のメリットもありません。 派遣から正社員という道は完全に閉ざされます。 逆に、正社員を使い勝手のよい派遣社員に置き換えるということが、これまで以上に急速に進むことが予想されます」


≪なぜ労働者にメリットがないと言えるのか。≫

 「もともと派遣労働とは、労働者の雇用について、だれも責任を取らないという制度だからです。 派遣先は、いつでも簡単に派遣を切ることができます。

契約上、雇用責任を負っている派遣元も、派遣先から切られたことを理由にして首切りを正当化します。 派遣切りについて裁判が各地で起こされましたが、労働者側を勝たせる裁判所はほとんどありません。

 派遣法がさらに改正され、派遣労働が主流になっていけば、労働者をモノのように扱う『ブラック企業』はますます横行するでしょう。 『様々な仕事を経験』『多様な働き方』と言えば聞こえはいいかもしれませんが、裏を返せば、首切り自由の使い捨て労働がより一層蔓延するということです。

 2000万人近くにも上る非正規労働者の雇用安定をいかに図っていくかが今検討すべき政策的課題のはずですが、今回の派遣法改正はそれに全く逆行するものです」

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  ***  以上引用   終  ***


  岡目八目とか、雇用のミスマッチとか、隠れた才能の隠れっぱなしとか、雇用(階層)の固着化状態、人間の流動化が人為的に阻害された場合、行き着くところは、≪瞬時の国家崩壊≫であろう。  そして、それに外国人労働者と云う、安価に使うつもりの問題も、絡んでくるのだろう。


  一つの生物体を考えた場合、脳が損傷を受けた時、違う細胞が≪脳細胞≫の代替わりとなり、手が損傷を受けたら、違うところの細胞が手の細胞の役割をこなさなければ、それまでと同じような≪生物≫としての行動が、維持できなくなるわけであろうが、これは、ひとえに個人の事ばかりではない。  我が≪倭民族≫が、細胞の群落として機能しなくなるのは云うまでも無い。
そのときには、個人としての日本人という≪種≫も、≪倭民族≫のコロニーも、瞬時に崩壊滅亡と相成る事だろう。
その現実を希望的に予測すれば、或る者は、アメリカインデアンの様に同化政策の輪の中に組み入れられ、大きく言えば、アメリカ的アイデンティティの中に埋没して生きることになるのだろう・・・。