舛添都知事の『豪遊ヨーロッパ出張費』の明細が、東京都庁のホームページに公開されました。
ロンドン・パリ出張費 20人5泊で5000万円の内容という事だそうです。
地方議員に限らず、国会議員もこのような、所謂、自分の金でない場合は、豪遊傾向にあるのでしょう。
http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/KAIGAI/SHOUSAI/DATA/151027.pdf
情けないことですが、これが現状です。 真実を開示することによって、幾らかでもこのような、行為が地方議員自らの戒めとなってほしいものです。
ガイドに、532万8千円とあります。 突っ込み処は、多々あるようですが、源資が明日の食事も儘ならず、餓死する人或いは弱者を救済するための、『税金』です。
国際的にもトップクラスの公務員、代議員の俸給、『贅沢』は自分の金で遣りなさい! と強く言いたいのですが・・・。
貧困と成り金、所謂『経済所得格差』、個人間でも、地域間でも、行政体間でも、覆うべくも無いほど広がっている現状。
原因は、簡単にいえば『累進課税の縮小』、『法人税の減税』、『消費税や介護税等の一般税の増加』、『グローバル金融のカジノ化』あたりだろう。 見え難い処では、大企業への『消費税還付金』なども、影響を与えており、『お金持ちは、益々金持ちに』、『貧困者は貧困スパイラルに』という形が現状である。 ミクロ的に言えば、世襲公務員、世襲代議員なども、宗主国の意に反した事さえしなければ、庶民よりオイシイ『エサ』を貰えるということが、DNAの中に染み込んでいる。 公の僕であるはずの、彼らの給与が、半分になれば『消費税増税』など、必要なことではないのだが・・・。
人間の体というものは、人間に限らずではあるが、実に合理的にできており、頭がなければいけないし、手足がなくてもいけない。 そして、心臓や胃、肝臓などの臓器も無くてはいけない。
その上、大腸菌や、免疫のようなミクロの世界も無ければ、体のバランスは崩れ、彼岸へ向かうことになる。 地球の歴史を眺めてみれば、恐竜なども、あっけなく歴史の中に埋没し、必ずしも『大きいことはよい事』という訳でもない。 日本には、『中庸の徳』という言葉があったものだが、そのような言葉が、体に染み付くほど悟りを得た人も、少なくなったような気がする。
現在、テレビでは高校野球が、映し出されているが、テレビ局のディレクターの意思も、子供たちを動かしている監督の思惑も、新聞社の算段も手に取るように解る気がし、眺めていると、止められなくなってしまう。 だから、見入って、魅入られてしまわないように、眺めている。
*** 以下引用 都庁ホームページより