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アニメの殿堂・117億円

2009年06月15日 | 政治・選挙
 これでは、始めに予算ありきそのもの。 アニメ総理が打ち出した経済復興策。
 117億円が使われる事によって、付随的に浮揚される経済効果を何億円と見込んであるのだろうか。 行き当たりばったり、素人が見るには、赤字垂れ流しの原因を増やしただけと見える。 あるいは黒子の天下り先の創造 !?

漢字の読み違いをする同志を増やそうと言う目論みでも無いであろう。
踏襲 「ふしゅう」、前場 「まえば」、怪我 「かいが」、物見遊山 「ものみゆうざん」、頻繁 「はんざつ」、60歳を過ぎて読む読み方ではないと思うが、やはりマンガの読みすぎでこうなったのだろう。 一概にマンガを、くだらない物と言うつもりは無いが、何事も『過ぎ』は良くない。 

マンガは、直感的に情緒に訴えかけるので、確か分りやすい事もある。 しかし、シェークスピアとか、近松物とか読まないと、じっくりと考える力が養われない。 なにより、古くから有る宗教のコダヤ教、あるいはキリスト教の信者が、創造力や判断力が優れているのは、その経典を暗記するほど読み続けるからだといわれる。 マンガを読み続ける民族の将来は推してしかるべきである。


 そもそも政治の役割は、マクロ的に言えば国民に共通の困りごとを解決する、あるいは言葉を変えれば国民の暮らし(生活)を守る事に尽きる。 学者風に言えば、教育、福祉、国防うんぬん…となるのだろう。
今、国が目指しているのは小さな政府で、大きな政府をこれ以上続けられなくなる財政事情がある。 このままでは、国の行く末が夕張市である。 現在の、能力に疑問の有る世襲政治家は、問題を先送りしているに過ぎない。

大きな政府とは幸福感を国民に与えようとして、これでもか、これでもかと政策を国民に押し付けるところにある。 その国会議員達に国民と生活感覚の『ずれ』が有る場合、それは国民にとっては不幸な事である。
小さな政府、すなわち国民の共通の困りごとを迅速に処理できることが最も必要な、政治の役割である。 『国民の益々の繁栄』などと言うのは、政治家(官僚)が金をくすねる為の詭弁に過ぎない。

マンガ総理と同じように、考えた行政自治体が、小さな政治を標榜しない幸福感の押し売り的政治家が増えている…? 現在運営されている、マンガ関係の箱物を以下に挙げる。 もっとあると思うが・・・・。

杉並アニメーションミュージアム http://www.sam.or.jp/index.php
秋葉原・東京アニメセンター  http://www.animecenter.jp/jp/
京都国際マンガミュージアム  http://www.kyotomm.com/HP/index.php
川崎市市民ミュージアム    http://www.kawasaki-museum.jp/
三鷹の森ジブリ美術館     http://www.ghibli-museum.jp/
練馬区立美術館        http://www.city.nerima.tokyo.jp/museum/


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