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パチンコ放火・サラ金の恐怖

2009年07月07日 | 日記
 10年ほど前であろうか、パソコンのウィルスソフトを、パソコンの付属のアプリケーションだけに任せておいた時代のことである。
見積書を作成中に、打ち込んだデータが打ち込まれず、どうしたのかと思いモニターを一覧に切り替えたところ、其の瞬間からデータが間髪を入れずに削除され始めた事がある。 その時は、焦った。 でもどうにもならなかった。
結局、その時は住所録、単価表、請求書、見積書等々全てデータを盗まれたのか、消去されただけなのか未だ良く分からないが失せた。 そして、リカバリーCDの御世話になり、買ってきたときの状態に戻した。 当時は、パソコンで請求書を出す人も少なく、言い訳三昧の日々で、えらく信用を落としたものであった。

 
 パチンコ放火事件の犯人像、「子供の頃は、やさしい子だったのに」、「人見知りしない、優しい子だった。釣り好きで、お父さんと釣りに行ってきた、と言って、アマゴをくれた事もあった」、と報道のコメントの一部から、気持ちの優しさが垣間見える。
そして、将来の夢は「幸せな家庭作るんやあ」と、高校時代からのブログに記していたそうである。 こうして情報を見たり聞いたりの範囲では、ごく普通の一般人である。 

 捜査本部によると、「仕事もお金も無く人生に嫌気が差し、通り魔みたいに誰でもいいから人を殺したいと思い、人が多数居るところに火を付けた」と、供述しているそうである。 そして一般人と最も違うところは、200~300万円サラ金から借金が有るという事であろう。 いや現代は、労働者の25%に貯蓄が無いそうなので、あるいはサラ金に借金する事が、額の大少はあるがごく普通なのかもしれない。 そして、亡くなった20歳の方も真面目に幸せな家庭を築こうとしてがんばり、41歳くらいになったところで、借金まみれになり、社会の矛盾に失望するのだろうか?
はっきり云える事は真面目で一途な性格の人程、その反動が大きいと言うことで、犯罪に進む位置エネルギーが高くなる怖れが強い。

 
 サラ金の取立ては、まるでその筋のような人たちで脅し文句にも事欠かない。 スーツ姿の強面のお兄さんが二人、毎日午後9時まで取り立てに来る。 そして有る事無い事の限りを話し続けていく。
一例を挙げれば、「毎夜が明るい訳ではない、月も出ない、雲に覆われた真っ暗な夜も有る、せいぜい娘さんを夜外に出さない事だな」、「この間、どこそこの社長の息子が、夜の10時ごろ旋盤に撒かれた事故知っている~、おめ~社長の息子、夜の10時に工場に行くか~」、「おめぇ~の息子、5000万円の保険に入ってんだってな~、事故に合わない様に気ィ―付けなや~」、「おめーんとこの奥さん、まだまだ町に行けば稼げるがなー仕事紹介するぜー」・・・・・電話と言わず、訪問と言わずこんな事を毎日聞かされたら、やはり成る様になれーと思うのは当然ではないだろうか?  

 家族が無い一人もんは、鉄格子の中だけが安心して暮らせると思うようになる。 そして、はなはだしい場合には拘置所まで刺客が差し向けられる。  一途に真面目に生きる人が、成功報酬に報われる社会には、程遠いのが問題の根のような気がする。  普通の人は、ここまで体験する事は無いだろうけど、毎日の暮らしの紙一枚の裏側でこんな事があり、注意しなければ知らない間にあなたも引きずり込まれる可能性がある。


 少なくても、ペテン師とハッタリ屋が世間を闊歩するようでは、日本の隆盛は望むべくも無い。
 

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