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小泉政治の総決算

2009年06月27日 | 政治・選挙
 政情不安定な外国では、テロと言う命を懸けた政治への主張が多々見られる。
メディアでは、アメリカと同じ表現で、テロは全て悪という表現だが、個人的には政治への打つ手を無くした、大衆の抵抗手段と言う意味で已むに已まれず・・・同情を禁じざるを得ない。


 振り返って、貧困格差が進んだ日本でも、生きる為の住い、食料、そして家族の、最低のアイテムを得る事が出来ない、餓死さえも新聞を賑わす今日この頃である。
犯罪は、無銭飲食、バックのひったくり、交番への火炎瓶、刑務所志願の乱暴等々、遊ぶ金欲しさではなく、今の命をつなぐ為のものが多くなってきて居る。 この事は、政治の貧困以外何の原因が有るだろうか?

ミーツー総理→ペテン総理→ゲリー総理→形だけ総理→依託総理とその能力に疑問のある人たちが政治のトップに立ち続けた結果であろう。 全て世襲ギ員総理であり、また多くは政治を家業とする政治屋となり、その彼らの家計は、貴重な税金で賄われている。 ネットで検索すれば、その一人当たりの議員総経費は、7000万円を超えるそうである。

今更、どなたもご存知だろうが一万円札の諭吉さんは『天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず』と言う事をかつて述べた。 世の中で愚かな人賢い人、貧しい人富める人の違いが出るのは、学問の程度によって違いが出ると言う事を言っているらしいが、今や、学びに至るスタートラインに並ぶ事さえ出来ない人が多く居るのである。 そして福翁自伝では、『門閥制度は、親の敵でござる』とも述べられている。


『自民党をぶっ壊す』大見得を切ったこの言葉は、まだ脳裏にこびりついている。 そのワンフレーズに酔った国民に、彼は心の中できっとこのように思っているのだろう。 『○かな平民は、おとなしく政治に口出しなどせずに、その日暮らしで、生きてゆけばよいのだ 』と。  改革の名をかたり、自分の門閥の利益のみを考え、庶民の暮らしなど最初から眼中に無かったのではないか。 生まれついたDNAの成せる技で、自分の前に立つ輩は、どんな手を使ってでも、駆逐してきたのだろう。  自分の息子を同じ選挙区の自民党から出馬させ、世襲を継続させようと言う魂胆以外、深い考えは何も無かったのではないか。


 アメリカの金融自由主義によって、丸裸にさせられる前に気付いて欲しい、シャイで日本的良識をお持ちの多くの日本人的日本人。

スゥエーデン・ CCX





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