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政権勢力と○○の癒着

2009年07月13日 | 政治・選挙


 最近の事件を見ていると、三権分立が事実上機能せず、形ばかりになっているのではないか、そんな思いが心をよぎる。
下記3つの事件は、ウィキの記事を要約したものです。 URLを記しておきます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8

  鹿児島の選挙違反事件
‘03年鹿児島県警が、当選した議員陣営に自白の強要や数ヶ月から一年以上にわたる長期拘留などで、違法な取調べを行ったとされる事件。
家族のことを書いた紙片を、被疑者の足をもって『踏み字』させた。
焼酎、現金授受を「認めれば逮捕はしない」「認めなければ家族全員を逮捕する」「受け取った事を、窓から表通りに向かって叫ぶ」事を強要、夫は181日にわたって拘留、中には400日近い拘留を強いられた者もいた。
物証を欠き、供述調書を唯一の証拠として争ったが、鹿児島地裁で全員無罪となった。 

***(しかし、田舎だからマンガにもならない前時代的なことが行われたのか? 前県会議員と県警の癒着は問題無かったのか? 行き過ぎた取調べの県警の罪はないのか?……補償問題はどうなったのか。 興味は尽きない。 )


  三井環事件
‘01年大阪高検公安部長時代、検察庁の調査活動日の裏金化を内部告発した。
裏金問題に関して、「検察庁が国民の血税である年間5億円を超える調査活動費の予算を、全て私的な飲食代、ゴルフ、マージャンの「裏金」にしていることを、現職検察官として実名で告発する…」という内容でテレビでの対談が予定された日に、詐欺容疑で逮捕された。
地裁、高裁で実刑が言い渡され、最高裁で上告棄却が決まり、刑に服している。

***(三井氏本人の犯罪の疑いと、調査費を内部留保し私的に「裏金」として使った件は分けて考えねばいけないが、裏金の件は雲散霧消。 )

  高知白バイ事故
‘06年安全確認不十分のまま道路に進入した事によって事故を起こしたとして逮捕・起訴されたスクールバス運転手が、起訴事実は無く、バスは停止しており、複数証人もいるとして冤罪を主張した。
高知県警白バイ隊員はスクールバスにぶつかり死亡、弁護士他一部メディアは自損事故と主張した。 運転手には高知地裁、高松高裁で有罪を言い渡され、最高裁では上告を棄却された。

***(スクールバスに乗っていた22名の中学生と引率教師の発言はどうなるのか? 中学生に与えた世の中の理不尽な問題解決に対するアフターケアはどうなるのか? 中学生達の疑問に対する回答は誰が持ち得るのか? このバスの生徒は全員が、社会を斜めに見ることしか出来なくなったのではないか? )

***印( )書は筆者
一つの、法曹界に緊張感を与える方法は、最高裁判事の国民審査で一人に×印を集中させる事ではないかと思います。


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