このたびの福島原発事故の御用学者とは、東大と東工大だけだと思っていた。
ところが原発事故直後、現地に入って『安全、安全、安全・・・』と講演会を開きながら、地元住民に吹き込み続けた長崎大学の教授が複数居た事を、多くのブログで知ることが出来た。 一つの例が、長崎大学高村教授の講演。
*** http://rfcgamba.blog60.fc2.com/blog-entry-106.html#comment115 ***
講演の動画を見ることが出来ればと思い探してみたが、今のところ見つけられてない。
動画の変わりに、講演の記録を見つけたのでそのことについて、少し述べたいと思うが、その内容はまったく『一次産業』に従事する人を(あるいは善良な田舎者を)バカ扱いしたとしか思えないような、講演内容である。
被曝線量、放射線規制値、等々・・・ 。 「嘘も休み休み言いたまえ」、と言いたい様な内容がちりばめられている。
講演の中で、自分も『原子力安全保安院』の一人と自己紹介しているが、全くその通り、保安院のコメントと殆どが重なり、安全と言う言葉を先に立て、それについて、論理を組み立てているのは間違いなく、パソコンで情報を拾っている人はその言葉を真に受けるものは、ただの一人も居ないだろうが、当時の現場は停電、電話不通の状況にあり、殆どの住民が心神耗弱に陥っていた。 『エライ先生方』の言葉をそのまま信じたとしても、彼らに過失はこれっぽっちも無い。 そして、都合の悪い情報は、インペイ・・・ 。
*** 下記のURLより(4/22講演)引用 ***
http://rfcgamba.blog60.fc2.com/blog-entry-106.html#comment115
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しかし、どこかで線引きはしないといけない。 線引きは安全だといえるから線引きをするのであります。 20キロを超えれば放射性降下物が降り注いで少々汚染しても全く健康に害がないから20キロあるいは30キロ屋内退避という、いま例が出されているんです。
しかし、残念なことに国もこれは困っています。 なにが困っているか、屋内退避というのは次は避難なんです。 じゃあ30キロ以降まで避難させるかという話になります。 でもこの一週間その指令は全く出ません。 これだけ原発がトラブルをおこして、最悪のシナリオだといいながら、じゃなぜ国は20キロから30キロの人を避難させないんでしょうか。
ここは知恵の絞り処です。今の現状は危険じゃないからです。 だから避難させる必要がないんです。大 気中の濃度はおそらく下がります。 そして、食物中の汚染もこれは減ってなくなります。
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いいですか。 1ミリシーベルト浴びた、でも翌日は治っている。 これが人間の体です。
100ミリシーベルト浴びた、99個まで治した。でも1個間違えて治したかもしれない。この細胞が何十年もたって増えてきて癌の芽になるということを恐がって、今、皆さんが議論しているとを健康影響というふうに話をします。
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ミリシーベルトになったら、そのような生態、健康に影響ありますが、マイクロシーベルトではありません。 だから私は大胆にも、心配いらんというふうなことを断定し、バッシングされるかもしれませんが、皆様方に、是非、このナイーブから安心と安全を再開ということでこの講演会を企画しています。 (筆者・故意に放射線積算値を避けたあるいは隠した?)
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これから福島という名前は世界中に知れ渡りました。 福島、福島、福島、なんでも福島。
これはすごいですよ。 もう、広島、長崎は負けた。 福島の名前の方が世界に冠たる響きを持ちます。
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だから、すべての放射線安全防護基準は赤ちゃんの被爆線量を基準に作られています。
いいですか。 子供を守るために安定ヨウ素剤の投与、あるいは避難、退避ということの基準は作られています。 大人は20歳を過ぎると放射線の感受性はほとんどありません。まあ、限りなくゼロです。 大人は放射線に対し感受性がほとんどないということをまず覚えてください。
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放射線の影響は、実はニコニコ笑っている人にはきません。 くよくよしている人にきます。 これは明確な動物実験でわかっています。酒飲みの方が幸か不幸か放射線の影響が少ないんですね。 けっして飲めということではありませんよ。
笑いが皆様方の放射線恐怖症を取り除きます。
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*** 以上引用 終 ***
これでは、まるでテレビショッピングの販売員と同じです。 ただし、スポンサーが原子力安全保安院というところでしょう。 腹が立つ意外、感想は有りません。
福島県飯舘村でも、同様の講演を3月25日に行なったようです。
http://agata107.ktkr.net/hinan/genpatu/2011/03/
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