シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

鉄板ゲーム人間知恵の輪

2012年08月20日 | 箱根接待茶屋の森づくり協議会
箱根接待茶屋の森づくり協議会主催の「森の楽校」の2回目を開催しました。
詳しくはこちらのブログをご覧ください。

この中でやっている「人間知恵の輪」。
アイスブレイクには超オススメ。
アイスブレイクっちゅーのは、初対面の人同士が大勢集まっている時なんかに
その場をなごませて、参加者同士の気持ちをほぐ簡単なゲームのコト。

人間知恵の輪は5人くらいいればどこでも出来ます。
もっと多い方が楽しいけど。
みんなで内側を向いて輪になって、誰かひとり、基準になる人を決めます。
例えば五十音順で名前が一番最初の人~とか
一番若い人~とか
一番背が低い人~とか、何でも良い。

その人が右手をあげて、輪の中の他の誰かの左手と繋ぎます。
この時、隣以外の人を選んでください。
んで、繋がれた人は右手をまた隣以外の誰かの左手と繋ぎます。
これを繰り返して全部の手を繋ぎます。

そーすると、みんなの腕がからまっているんですが

コレを「よーいドン」でほどくワケです。
当然、手は離しちゃいけない。
腕をくぐったりまたいだりして

なんやかんやしていると

ほどけて、フツーに一重の輪になった状態になるんですねー。
ま、たまに後ろ向きになる人がいる場合もありますけど。

(写真は以前のココエコっちゅーイベントの時のです)

人が大勢の時は何グループかに分けて競争するのも良いですよ。

ちなみに、ワタシはコレ小学校の時によくやってました。

その時はちょっとやり方違ってまして。
まず一人、鬼を決めます。
で、鬼以外の人がみんなで手をつないで輪になって、
くぐったりまたいだりして輪をぐっちゃぐちゃにします。

その様子は鬼は見ちゃイカン。

ぐっちゃぐちゃが完了したら、鬼がそれを解いていくとゆーやり方。

どっちのやり方も面白いよ。
小学校の遠足の時、クラスみんなでやった記憶があるので
そーとー大人数でもイケます。

ちょっとしたスキンシップとか、ほどけた時の達成感とか、
仲良くなれる色んな要素が含まれているゲームなのよねー。

道具も何も要らないし。
「声を出しちゃいけない」なんてゆー縛りを設けても面白いかもしれないなー。

子供会、お盆、正月(親せきで)、ディズニーランドでの待ち時間、
合コン、集団見合い、集団就職、集団疎開、退屈な会議の気分転換などで
皆さんも是非やってみて下さい。

ボランティアのシルバーパワー

2012年06月19日 | 箱根接待茶屋の森づくり協議会
6月15日、ボランティア団体で構成している
箱根接待茶屋の森づくり協議会の作業に行って来ました。

どんなコトをやったかっつーと、こんなコト。
http://settaijaya.i-ra.jp/e504439.html

ワタシの仕事はウィンチの操作とブログ用の写真撮影なんで、
大した作業ではないのですが
他の人達は皆さんけっこうな重労働。

いつも思うのだけど、ボランティアの範囲を超えてるなぁ!!
協議会の中で、主に活動している三島フォレストクラブでも同様なのですが
一番主な活動内容は森林での間伐。

でも、林業を本職でやってた人はほとんどいない。
厳密には一人だけ、若い人が現役の林業従事者だけど
遠方にいるため、普段の作業にはほとんど出られない。

ボランティア団体というのは、多くがそうなのだろうけど
時間に余裕がある、リタイアした世代が多い。

三島フォレストクラブも協議会も、活動している人の多くは
60代や70代。

その体力にも感心するのだが、
知識や技術に関しても本当に尊敬に値する。

間伐をしたり、木材を運んで木道を作ったり
時には大工仕事をしたり。
例えば、ロープの結び方ひとつとっても
ワタシには出来ないコトばかり。

なんというか、「生きる力」が若い人とは全然違うのだと思う。
若い時に身の回りの色々な事を自分でやってきた世代だよねー。
例えばガスなんか無くて炊事やお風呂の火を
薪割して焚き付けてた、なんていうのは結構なスキルだなー、と。

そうそう、よその家に行った時、
「この部屋って後から付け足したっぽいなー」と思っていると
「おじいちゃんが増築したのよ」とか言われてビックリした、
なんて事が何回かある。
DIYの規模が違う。

女性の場合もしかり。
昔は
着る物は自分で縫っていた、とか
味噌、醤油も家で作っていた、とか
食べるものが無い時はイナゴを捕ってきた、とか。

(もちろん今の人でも同じことを出来る人はいなくはないだろうけど)

若い人では出来ないたくさんの事を、
日常的にやっていたんだ、というのは
ものすごい財産であり、貴重な文化ではなかろーか。

そしてそれは今のお年寄りだけじゃなく、それ以前の人達もずっとやってきたワケだよね。

ワタシなんか、ホントなんにも出来ない人間なので
そーゆーコトを全然継承せずに埋もれさせて良いのか!?
と急に心配になってしまった。

「シルバーパワー」という言葉はよく聞くが
「シルバースキル」の重要性にも目を向けたいものです。

雪のロールケーキ

2012年03月07日 | 箱根接待茶屋の森づくり協議会

3月4日、箱根接待茶屋の森つくり協議会の活動で山に行く。
山道を歩いていると、不思議な形の雪のかたまり。
よく見るとクルクルしてる。
斜面に積もった雪がめくれて出来たらしい。
もう一つ発見。

ロールケーキみたい。
土がココアパウダー?

しかし、雪ってこんな風になるんだねぇ~~~~!!
初めて見た現象だ。
これ、どのくらいの時間で出来るんだろ?
一瞬かな、クルクルッ!!って。
それとも少しずつ丸まってくるのかしら。

道沿いには霜柱がたくさん立っている。
っつっても斜面なので、にょきっと伸びてはいるけど
斜めとか横に伸びていて、これまたちょっと面白い。

最近買ったカメラは顕微鏡みたく細かいモノが撮れるので
結晶が映るかな~と思ったけど、ただの接写だなぁ。

まだ使いこなせてません。
まぁ。これはこれでキレイだけど。


とかなんとか思いながら歩いていると、水たまりの中に
獣の足跡発見!

イノシシみたいです。
ここにはシカも結構いて、木の芽や草が食べられる事しばしば。
増えて困るササでも食ってくれりゃあ良いのに!!

ちなみに、これも食べられたくない木。
何で食べられたくないかっていうと、お金になるから。
さて、な~~~んだ?


フフフ・・・。
お金になるっていっても、接待茶屋の森に来て
採取して売って設けようとしたってダメですよ~~~。
そういう意味の「お金になる」ではナイ!!
お金、紙幣の原料なんです。
「ミツマタ」と言います。
これはつぼみの部分。
ミツマタは文字通り、枝がみっつに分かれている。

ミツマタだなんて、浮気性だねぇ。

まぁこんな風に、ほとんど花もなく、緑も少ない冬の森でも
結構いろいろ楽しめるもんです。

今日吹いた風は春一番かな?
これから暖かくなって、ますます自然の中を歩くのが楽しい季節になります。

そうそう、今度の日曜、11日のココエコ「ロハスな温活講座」もまだ空きがあります。
参加ご希望の方は木曜日までに連絡下さい!
eco_shurui@ybb.ne.jp
までお気軽にどうぞ!

雪の箱根接待茶屋の森

2012年02月07日 | 箱根接待茶屋の森づくり協議会
こないだの日曜日、2月5日は「箱根接待茶屋の森づくり協議会」の活動。
3月末に予定している植樹祭イベントの準備。
ヒノキばっかりで日当たりの悪いところを間伐して広葉樹を植える場所を作ります。

数日前に降った雪が残ってましたが、日当たりが良くなったら
雪もすぐ解けるようになったりして?

先日のブログの間伐のやり方、説明に画像が無いな~~と気付いたので
ちょこっと写真撮ってきました。

まず、これが木を伐る時に最初に作る「受け口」ね。


で、反対側に作った切れ込みが「追い口」。
ココにフェリングレバー(オレンジ色のやつね)を差して・・・・

え~~い、と押してやる。
ご覧の通りとても細い木なんで、
上で枝が引っかからなければ、すんなり倒れます。


倒れたよ~。
ギザギザ残ってるのが「ツル」ね。
ツルを残すのがコツ。

こんなに細い木ですが、50年くらいは経っているのです。
今まで全然、間伐をせずに日当たりの悪い密集した森で
ヒョロヒョロ育つと、こんななんですね。

さて、お昼休みの後「おしっこしてきます」と告げると
「雪崩を起こすなよ」との返答。
ワタシの尿はどんな量なんだ。
間伐のメンバーはほとんどが男性なので
離れた場所まで歩いていると雪の上に小さな足跡が。

リスかな~~と思ったけどどうだろ?
ウサギは長細い足跡なんですよね。
テンかハクビシンとかそーいうヤツか・・?
作業や調査で森に入る時は
動物に出会うコトはほとんどありませんが
こんな風に痕跡を見つけられます。

間伐をして、もっと環境の良い森にしたら動物達に感謝されるかしら。