シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

少ないモノで暮らしたい

2012年02月23日 | モノ
「断捨離」という言葉を聞くようになってからでしょうか。
片づけブームが止まりませんね。

ワタシはモノが好きで結構ごちゃごちゃとした部屋で暮らしています。

しかし、スペースに余裕のない部屋で暮らしていると
読みたい本や、やらなきゃならない事の資料などを
とりあえず床やテーブルに積んでしまって、
それがひとつひとつ片付くなら良いのだけど
その山がどんどん大きくなって
どんどんやる気が失せてきて
何かと後回しにしたり
「もうやらなくても良いかぁ~~、今さら」
みたいなコトが多々ある。

部屋がごちゃごちゃしているとゆーのは
そーいう「アレやんなきゃならないんだけど、どーしよーかなー」
っていうモヤモヤした気持ちで毎日を過ごすコトなんですねー。

片付けに関する本を読んでいると
部屋を片付けたら何故か良い事が色々起こるようになった
と、よく書いてあるんだけど
本当にやるべき事に手をつけやすくなったというコトなんだろうなぁ。

それに、運動不足だしストレッチしたいなぁと思っても
ごちゃごちゃの部屋ではそんなスペースも無かったりする。

モノを減らしたいなと思うようになって、
時々は結構リサイクルに出したり、処分したりするのだが
まだまだ「気持ちよく暮らす」には至らない日々。

で、読んだのが話題の「人生がときめく片づけの魔法」。
「ときめくかどうか」がモノを処分するかしないかの基準というのは
画期的で、すっごいやる気は出たんだけど
何故か行動が伴わない。
今までに何度か色々処分してきたので
「みんなときめく」と思ってしまうのよ~~~。
だって元々好きで買って、これまでの処分の機会をくぐり抜けてきた
まさに「選ばれしモノ達」なんだもの!!

で、また悶々とした日々を過ごす。

次に読んだのが「マーマーマガジン」というウェブサイトの
「わたしの浄化自慢」
やはり潔く片付けると、物理的な事だけじゃなく
気持ち的に相当イイらしいとしみじみ思い
このウェブサイトの管理人が著者である
「あたらしい自分になる本」を読む。
更に、この本の中で紹介されている
「ガラクタ捨てれば自分が見える」を読んで
やっと片付けスイッチが入りました。

「これはときめく」
「これは今でも大好きだからとっておきたい」と
使いもしないのに処分できなかったモノの多くは
「過去に執着してたからなんだ」とやっとわかった。

いちいち「これはこーいう思い出があるから」とかって
こだわっていたわけじゃないけど、
心のどこかでモノに対して
「コレはワタシの一部だから」みたいな気持ちがあったというか。

ヘタすると「コレはワタシの歴史そのものだ」くらいのモノとか。
そーいうこだわりがスコッと抜けたので、
今かなりサクサクと片づけが進んでいる。

そんな中、さっき見たTV。
NHKの「地球イチバン」でやってた
アフリカのタンザニアのハッザという部族。
持ち物が多分世界で一番少ない暮らし。
農耕もしないし、住まいはものすごく簡易的で年に何回も引っ越すので
引っ越しの時だって手に持てるくらいのモノしかない。

もちろん狩りなどの原始的な生活なので
自分もやってみたい、とまでは思わないけど
考えさせられるし、何にも縛られない暮らしとか、
羨ましい部分はたくさんあったなぁ。

片づけブームが続いてるのは
東日本大震災も大きく影響してるんじゃないかな。
「モノは一瞬で無くなるかもしれない」という不安は誰でも持ったんじゃなかろーか。

と、同時に絆の大切さの再認識。
原始的な暮らしのハッザの人たちは強い絆を
意識せずとも持っている。

モノが少なきゃイイってワケじゃないけど
日本をはじめ、多くの先進国のヒト達は
やっぱ、明らかにモノ多すぎなんだろうなぁ。

ココエコ温活講座 参加者募集!

2012年02月11日 | ココエコミュニティー
人と自然と地域を結ぶワークショップ型野外イベント
「ココエコミュミニティー」・・長いので改め
「ココエコ」の温活講座 参加者募集です!

現代人は生活習慣やストレスで体温が低下し、体の不調につながっていると
言われています。「温活」とは体の冷えを防いで
体温を上げ、健康になる活動のコト。
お部屋のエアコンよりも、野外で身体を動かして
里山の自然でココロもほっこり暖まろう♪


日程:3月11日(日)10:00~14:00(9:45 受付開始)
場所:山田川自然の里
対象:20~40代の男女

代謝アップのウォーキングやストレッチ、楽しく体を動かすゲームの他、
里山のかまどで作る「温活スープ」で血流アップ!
料理の講師は「cafe akko」のオーナーで野菜ソムリエの阪野綾子さんです。

彼女のお店は三島駅南口の自転車置き場に入る角にあります。
料理がおいしいのはもちろん、身体にも良い!
デザートもイケます。
色々こだわりのつまったお店。
でも、この日はお店とは違う魅力が待ってますよっ!!

参加費は保険料も含めて1000円。
昼食時、温活スープを提供しますが、お弁当は各自お持ちください。
その他、水分補給のための飲み物、タオルなどもご用意ください。

それから、マイカップもお忘れ無く!
食品アレルギーのある方は、お申し込み時にお知らせくださいね。

定員は先着20名です。
お早めにお申し込み下さい。
お申し込み、お問い合わせ:三島市農政課 055-983-2652

Facebookなどでご覧の方は、直接ワタシに申し込んで下さっても良いですよ!

服装は動きやすい服装&歩きやすい靴ならOK。

近頃運動不足だな~とか
どっか遊びに行きたいけど遠くはかったるいな~とか
お金がかかるのはなぁ~とか
同じ年代の人と知り合いたいな~とか
アウトドアっぽいコト興味あるけど、登山とかはキツイな~とか
思ってる方も大歓迎!!

お気軽にどうぞ~~~♪

山田川自然の里の詳細・活動内容・アクセス方法については
三島市のホームページ http://www.city.mishima.shizuoka.jp/ipn003205.html
山グリ公式ブログ http://yamaguri.i-ra.jp/ をご覧ください。
主催:山田川グリーンツーリズム研究会


雪の箱根接待茶屋の森

2012年02月07日 | 箱根接待茶屋の森づくり協議会
こないだの日曜日、2月5日は「箱根接待茶屋の森づくり協議会」の活動。
3月末に予定している植樹祭イベントの準備。
ヒノキばっかりで日当たりの悪いところを間伐して広葉樹を植える場所を作ります。

数日前に降った雪が残ってましたが、日当たりが良くなったら
雪もすぐ解けるようになったりして?

先日のブログの間伐のやり方、説明に画像が無いな~~と気付いたので
ちょこっと写真撮ってきました。

まず、これが木を伐る時に最初に作る「受け口」ね。


で、反対側に作った切れ込みが「追い口」。
ココにフェリングレバー(オレンジ色のやつね)を差して・・・・

え~~い、と押してやる。
ご覧の通りとても細い木なんで、
上で枝が引っかからなければ、すんなり倒れます。


倒れたよ~。
ギザギザ残ってるのが「ツル」ね。
ツルを残すのがコツ。

こんなに細い木ですが、50年くらいは経っているのです。
今まで全然、間伐をせずに日当たりの悪い密集した森で
ヒョロヒョロ育つと、こんななんですね。

さて、お昼休みの後「おしっこしてきます」と告げると
「雪崩を起こすなよ」との返答。
ワタシの尿はどんな量なんだ。
間伐のメンバーはほとんどが男性なので
離れた場所まで歩いていると雪の上に小さな足跡が。

リスかな~~と思ったけどどうだろ?
ウサギは長細い足跡なんですよね。
テンかハクビシンとかそーいうヤツか・・?
作業や調査で森に入る時は
動物に出会うコトはほとんどありませんが
こんな風に痕跡を見つけられます。

間伐をして、もっと環境の良い森にしたら動物達に感謝されるかしら。

チェーンソー講座つづき

2012年02月02日 | 三島フォレストクラブ
おとといの続き。
実はおとといは、ものすごく眠くて文章が尻切れトンボで終わってしまってたのを今気づいた・・・。

さて、まぁそーいったワケで、間伐などの森の手入れは大事であるよ、と。

木が倒れると、みんな切株に群がります(笑)
これで、切り方が良かったかどうか見るんですね。

伐る時は、まず倒したい側に太さの4~3分の1の切れ目を入れる。
これが「受け口」。
次に反対側から切る。これが「追い口」。
追い口で幹を全部切ってしまうのではなく、10分の1くらい残します。

そして追い口にくさびをはめてから押してやると
他の木の枝など、まわりに引っかかるモノがなければすんなり倒れる。

けど何回も書きますが、たいてい間伐はそーもいかない。
で、ロープで引っ張ったり、受け口と追い口の間に残った部分を少しずつ切ってやって
引っかかった枝が取れるように、幹をひねってやったりする。

こういった調節をするために、10分の1くらい残すんですが、
この残った部分を「ツル」と言います。

切株に群がるのは、受け口と追い口の向きや角度はどうかとか
ツルをちゃんと残しているかなんかを見ているんですね。

こんな風に結構面倒な作業だったりするので、
引っかかった枝がバキバキっと音を立ててはずれてきて、
最後に木がドシーン!!!!と倒れる瞬間は気持ちがイイものです。

この快感を味わいたい方は是非、三島フォレストクラブに入会して下さい(笑)