シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

M-1感想文~這い上がってくるところを見たい~

2022年12月19日 | お笑い
ふぅ、終わりました。
録画したM-1グランプリの編集作業。
ま、特に面白いと思った漫才を残してあとは削除するってだけですけど。

優勝したウエストランド、何年か前には「ゴッドタン」の腐り芸人セラピーで出演していた。
芸歴もそこそこあり面白いのに、なかなか売れなくて腐っている芸人が出る企画。
それから数年後となる一昨年。
M-1の決勝戦に出た!!
コンビ紹介の映像が流れた時に
ええええーーーーーウエストランドじゃん!!!!すげぇぇぇぇ!!!!と見ていて熱くなりました。

で、今年も出るんだ~良かったね~と思っていたら・・なんと優勝!

今年に限らず、ここ数年はなんというかちょっと新鮮味(全く新しいという意味ではない)があるというか
その回の主役はこのコンビだな~みたいな「うわ~これは・・!!」という注目を集めたぞ、って人たちが優勝するような印象。
マヂカルラブリーとか、ミルクボーイとか。
他のコンビも同じくらい面白いけど、ひっかかるような新鮮味でちょっとだけ抜きん出るかな、と。

ちなみに編集して残したのは
ウエストランド、ヨネダ2000、男性ブランコ、ロングコートダディ、さや香です。

敗者復活戦ではケビンス、かもめんたる、マユリカ。

お笑いに限らず、自分の中で順位をつけるとするならば、最終的には好みによりますよね。
あとは見慣れて「面白い」と思えるようになった、とか?
ヨネダ2000は去年?だかにTHE Wに出た時は「ふ~~ん」くらいだったけど
有吉の壁とか今年のTHE Wで見て、だんだん「好きかも!!」と変わってきたりして。

ヨネダ2000もすごくウケてましたね~~~。
立川志らくが「女を武器にしていないのが良い」と褒めていたのに共感。

お笑い好きとして、芸人を尊敬しているので
「このコンビは面白くない」とは言わないようにしているのですが
この手のネタは好みじゃないな~と感じる事はある。
そしてそれは、THE Wでしばしば感じる。
大阪の女性コンビの、「大阪の人はこんなだけど東京ってこんなにお上品で~」という類いの話には
はいはい、もうその話はお腹いっぱいですよ。と見る気が失せる。
ウエストランドが昨日のネタで「大阪の芸人は、大阪のお笑いが一番と思っているのがウザい」と言っていたのと通じるところがありますな。
それと、男性にモテようとして頑張る自虐ネタにも「もう良いです」と拒否反応。
使い古された切り口で飽きたのか、「モテないかわいそうな人を笑う」という内容がよろしくなくなっている気がするのか。
時代背景や社会問題を考えながらお笑いを見ているわけではないけれど、
恋人がいないとか結婚していないという事を自虐として笑いにできる時代ではない事は
はっきりではなくても薄々広まりつつあるように思う。

もちろん、恋人が欲しいとか結婚したいという願望は多くの人にあるので
ネタの中で、単なる自虐以上に面白いワードが出てきたり、想像以上の展開があると面白いと感じるんだけどね。

河邑ミクなんかは、あざとい女を演じるけれど「女を武器にしてる」かっていうと、違う気がする。
自虐じゃないしね。
あざとい女から始まるけど、想像以上の違う展開がある。
爆笑はしないけど、ニヤニヤしながら見ちゃう感じなので、賞レースでは早くに敗退しちゃって悔しい。

あ、ウエストランドが嫌いなお笑い分析しちゃってる?
いやいや、私は分析するほど詳しくないし、ただ好みを語っているだけです。

ところで女性芸人ではAマッソがすんごく好きなんですけど、
彼女たちもやはり女を武器にしていなくて良いんだよな~~。
Aマッソもヨネダ2000も、媚びない感じがカッコイイんだよなー。
自分たちの笑いに対してストイックな雰囲気が伝わる。

女性芸人といえば、今年は山田邦子が審査員になったのが話題になってましたね。
しかし点数発表後のコメントでは他の審査員の的確なそれと比べて劣っているのが否めなかったな~~。
それでも、上沼恵美子が抜けてやはり一人は女性芸人を、となったときに
他に誰がいるかな?と考えると難しいよねぇ。
山田邦子が漫才師だったら、コメントも違ったかなぁとも思うけど。
ん?でも上沼恵美子も割と好き嫌いで選んでた感があったぞ。
女性は男性よりも感情とか感覚で判断をする傾向が強いかぁ・・。

友近なんか冷静に審査してくれそうだけど、理想は漫才師かなぁ。

あ!!!Aマッソの加納!!!漫才師だし、頭良さそうだし、審査員に適してるのでは?
今は自分が賞レースに出ているので立場的には無理だけど。
来年こそはTHE Wで優勝して、M-1で女性初の優勝して、数年後には審査員になって欲しい。

想像すると、なかなかドラマチックじゃないですか?
ゴッドタンの腐り芸人にも出てたし。
実力があって、新しいやり方にも挑戦して、段々とTVにも出るようになって、
でもまだブレイクするまではいっていないAマッソが這い上がるところを私は見届けたい。

う~~~ん、でも女性の審査員、来年は・・・、そうだ!
野々村友紀子がいいのでは?!
二丁拳銃の川谷修二の妻です。
イケる!!

あ、来年、山田邦子がいなくなるなんてワケじゃないけど。
ちなみに私は小学生のころ、山田邦子のファンでした。
「邦子のかわい子ぶりっ子」というレコード持ってましたよ。
ひょうきん絵描き歌も面白かったな~~。
あー、なつかし。

M-1感想文

2021年12月23日 | お笑い
優勝、錦鯉でしたねー。
ファイナリストの中で最も年齢の高く、遅咲きだった二人が優勝するというのは、なかなかドラマチックでした。

ランジャタイは、かつての(去年じゃなく、もっと前の)マヂカルラブリー枠っぽい。
いや、そんな枠はないけど。
よく決勝来たな~~っていうコンビがたまにいて。
フィーリングカップル5対5でいう5番みたいなイジられ役。
え、この例えわからない?錦鯉世代ならわかりますよね?

ランジャタイはいつもの様な妄想を一人で体現するネタなのに
何故か珍しく、黄色のジャージ着てないなぁと思ったら後半にTシャツを使う内容のだったんですね。
そーいう、ちょっとした疑問が解けた時の「あ~、だからか~~」という嬉しさ。
そんな気持ちを「わかる!!!」と言ってくれる人と呑みたいです。

M-1決勝は毎年どのコンビも面白い。
更に言えば、昼間にやる敗者復活戦もどのコンビも面白い。

男性ブランコの「立方体!」と「ウライ様、歓迎ムード」というボケ。
毎年カンコンキンシアターを観覧しているワタシは「あぁっ!!ずんのネタっぽい!!」と心の中でニヤニヤ。
そんな感覚を「わかる~~」と言ってくれる人と語り明かしたいです。

金属バットの、政治とか宗教とかのちょっとタブーっぽいワードを入れてくる尖った感じも好み。
ツッコミの長髪が「映像研には手を出すな!」の金森さんに似ていると思うのですが、どうでしょう?
彼らは女性ファンがとても多いらしい。
ワタシも好きですが、なんでだろー。
見た目もネタも特に女性ウケするってワケでも無さそうだし・・。
ん~~、サブカル好きな人がハマりそうな気もする・・。
それも説明できないけど女性ウケと相通じるかしら?
これを説明出来る人のお笑い分析を聞いてみたい。

ところで、さや香はどうしちゃったんでしょうか。
会場では笑いが起きていて、スベってはいませんでしたが
「かーらーあーげ!4!!」だけで通すのは、なかなかリスキー。
実際、ワタシは全然ハマらず。
今まで、彼らは歌とかダンスを使ったポップなネタが印象的だったので
こんなネタもやるんだねぇ・・とちょっと違和感を持ったりして。
バチーーンとハマった場合は去年のマヂカルラブリーみたいな感じだったのかなー?
ん~~・・・違うか?
数年前、決勝に出たときに「好き!!!」と絶賛していた上沼恵美子にも意見を聞いてみたい。

ファイナリストに話を戻しますが、ゆにばーすの川瀬名人はM-1で優勝するために芸人になったらしく
ゴッドタンで「優勝したら芸人辞める」と言っていた。
是非、M-1に出場できる最後の結成15年の年に優勝してドラマを見せて欲しい。
そして辞めずにゴッドタンに呼ばれて、おぎやはぎや劇団ひとりにやいやい言われているのを見たい。

これから年明けにかけてネタを見られる番組が多くあるので楽しみです。
ハードディスクの空き容量を増やしておかねば。

では皆さま、良いお年を!!