シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

食べ物を作る

2021年10月22日 | 畑にて
今日は寒かった。
つい先日まで10月なのに夏日だったりで、全くめちゃくちゃな気候。
それでも、真夏の異常な暑さよりはマシなのか、畑では秋になってから野菜が採れるようになってきた。
ちょっとわかりにくいけど、ミニトマト。
夏は虫のせいで赤くなる前にほとんど落ちてしまい、株自体が元気もなくなり片付けようかと思っていたが・・

畑に来る度、赤くなっているのがチラホラ。
せっかくなんで、実があるうちは1個でも2個でもいいから収穫したい。

ピーマンも、鈴なり・・は大袈裟だけどけっこう採れる。
売っているものみたいに大きさや形は揃っていないけど。

そもそもピーマンってなんでこんなに凹凸があるのだろう。
コレは握りつぶしたみたいなので、ふざけて撮ってみた。

以前に収穫し損ねたであろう、じゃがいもが勝手にあちこちから芽を出している。

じゃまだから抜いちゃおう、どうせ実なんか指先くらいなもんだろう。
と、思って抜くと・・成ってるんか~~~い!!

勝手に、というか自然に、というか世話してないのに出来てる野菜。
侮りがたし!!

侮れないのはサツマイモについた虫。
ハムシの一種で、近年増えている外来種らしい。

葉っぱを食いまくっている。
畑に行くたび何十匹も殺しまくっているがなかなかいなくならない。
そろそろイモを掘る予定だけど、果たして影響があるのかどうか。

畑の隅にある柚の木にアゲハの幼虫。

変な顔。
コイツもまた葉を食いまくるけど、丸坊主になるわけじゃないので、まぁ良いか。
アゲハチョウはキレイだし、ヤツらだってエサが必要なのだから食べさせておく。

なんと、水が秋になって止めてある用水路に大きいカニが死んでいる。
雨で流されてきたのだろーか?


先日、間引きしたらミョウガが前より大きくなった。

酢漬けで食べています。

コレは隣の畑に咲いていたケイトウ。

イベントでリース作りのワークショップをやる予定なので、その飾り用にいただきました。
乾燥させるため、干しています。

この日の収穫。

無農薬で、肥料は生ゴミ堆肥と草マルチだけど結構育ってて嬉しい。

今朝、TVで日本の食糧自給率について取り上げていた。
自給自足なんてほど遠いけど、自分で食べるモノを作るって大きな意味があるし、
何より楽しい。

皆さんも是非。

リセットしたい。

2021年02月12日 | 畑にて
田んぼだった畑を借りて、3年目。
野菜が虫食いだらけだったり、ロクに育たない事を
農薬や、肥料もほとんど使わない自然農だからと言い訳してきたが・・・。
こうじゃないんだよなぁ、本当は・・と思いつつ
ずるずると適当なやり方を続けてきてしまった。

そして先日、知人に貸しっぱなしになっていた本が返ってきて、改めて読んでみて
こりゃちゃんとやり直さないと!!!と思い立つ。

竹内孝功さんの「1㎡からはじめる自然菜園」。

畑に限らず、変わらなければ、と思っている事は色々ある。
多くの人がそうだと思う。
1年の始めに、今年はコレを始めるぞ!とか頑張るぞ!なんていう目標を立てる。
あるいは断捨離をして新しい環境にしたいと思う。
そう、リセットしたい。
新しい自分になって、やり直したいのだ。

しかし、誰でも今よりもっとこうなりたい、という希望(欲?)があるのに
人はどうも変わりたくない性質も持ち合わせているらしい。
例えば早起きしよう、という目標を立てても3日坊主で終わるのは
ゆっくり寝る生活を変えたくないから。
会社などの組織で、改革をしようと提案しても
なんやかんや理由をつけて結局何も進まないのは、変わりたくないから。
さっさと行動に移せば良いのに、出来ない理由を探してしまう。
変わるというのはエネルギーが要るので、楽なのは圧倒的に「変わる」より「変わらない」方なのだ。

そんなワケで思考停止したまま惰性でやってきた畑ライフを改革。

そして、改革後はその「変わりたくない」を逆手にとって同じ事を繰り返す
「ぐるぐるリレープラン」をやってみる予定。

さきほどの本は、畑をいくつかの区画に分けてコンパニオンプランツである野菜を植えて
更にその組み合わせを春と秋とで替え、それをぐるぐる繰り返す。

いつ、何をどの野菜と組み合わせて植えるのか、
植えた後の手入れはいつ何をやるのか、というのが
天候などによって多少のズレはあるにせよ
だいたい同じことを繰り返せば良い。

今までのように毎回毎回行き当たりばったりで
あぁまたうまく育たなかった・・というストレスから解放される!!(予定)

とりあえず、狭すぎた畝を立て直しています。
今年はマトモな野菜が収穫できると思うと、今からワクワクします。



イナゴとおばあさん

2020年10月19日 | 畑にて

畑にいたツチイナゴ。
うちの畑は農薬使っていないので、虫には天国だろーなー。
野菜を食べちゃう虫は駆除するけど。
イナゴと言えば、佃煮がある。
が、子どもの頃からの記憶をたどっても、どこかからお土産でもらったとかで
食卓に上った事はあった気がするが、もし今出されても食べるには勇気がいるなぁ。

だが、少なくともお年寄りには馴染みのある食べ物だったようだ。
以前、とあるお婆さんから、戦中か戦後か、とにかく食べ物が無かった頃にイナゴをとったという話を聞いた。
(写真のツチイナゴでは無いようだが)稲に沢山付いているイナゴは、農家にとっては害虫なので
イナゴを穫らせてくれと頼むと、どーぞどーぞと穫らせてくれたとか。
麻袋にいっぱいとって、羽と足をむしって調理したとか。
そのお婆さんは語り口が良くて、とても話が上手で聞いていて面白かった。
録音か録画しておけば良かったなぁと今でも思うほど。

その他にも、お年寄りの話を聞いてみると
昔は「醤油絞り」という商売があったとか、
ほんの数十年前の事なのに、初めて知ることもあり、興味深い。
教科書に載るような大きな出来事ではなく、日常だけど今とはまったく違う驚きと新鮮さ。
その年代の人がいなくなったら、忘れ去られてしまうのではないかと思うと、もったいない。
今みたいに動画はおろか、写真でさえも残っていない日常の風景。

衣食住など身の周りの事を、自分や家族や地域の人の手で行っていた時代。
今よりも、昔のほうがずっと器用で工夫があって臨機応変でたくましく生きていたんだろうなあ。
今の便利さはとてもありがたいけれど、必要なものがすぐに買える店やスマホや家電が無かったらと想像すると
私は一体どれほどの事が出来るんだろう?

今と昔で、どちらが良かったとか言うつもりは無いし、比べる意味は無いけれど
学ぶ事はたくさんありそうだし、単純に面白いから記録に残しておきたいなぁ。

はっ、花が咲いた~~!!!

2020年08月03日 | 畑にて

今年は梅雨が長く、世間で野菜の値段が高くなっていることでもわかるように、
まぁいつにも増して畑の作物の出来が悪い悪い。
しかし、湿潤を好むサトイモは元気が良い。
そしてなんと、サトイモの一株に花が咲いた!!
初めて見た!
カラーとか、ミズバショウとか、ザゼンソウとか、ウラシマソウなどに似ています。
みんなサトイモ科ですって。
非常に珍しい、サトイモの花。
咲いたからって何てことはないのだけど、珍しいものを見られて嬉しい♫

そしてこちらはショウガ。
ショウガ作ったの、初めて。
当然、収穫したのも初めて。
こんななのね。

冬虫夏草みたいなお姿。

マトモな収穫が本当に少ないワタシが言うのも何ですが畑は本当に面白い。
収穫したり食べたりするのはもちろん楽しみの一つですが、
色々な発見もあり、五感も身体も使い、健康にも良い。

若い時は全然興味なかったけど。
歳をとった・・いや、大人になったということか。

3年目の畑

2020年04月07日 | 畑にて
コロナウィルス拡大防止の中、一人で行く畑はほぼ影響無かろう、と出掛ける。
今借りている畑は3年目。その前は田んぼだったとの事。
農薬を全く使わない自然農ですと書くとさぞかしこだわって熱心にやっている様だが
手伝ってくれている人の方が頑張っていて私は相変わらずゆるゆるとしている。

それでも3年目ともなると、土が良くなっているのか、
育て方が良くなっているのか昨年よりも野菜が良く実る様に。

スナップえんどうが収穫時期になってきた。
この画像だとどこに成ってるのか全然わかりませんが。
茎も葉も実も緑色なのでけっこう見落しがち。
あちこちの角度からよく見て探して採るのがコツです。
ところでスナップえんどうって、さっと湯がいてそのまま、以外の食べ方がわからん。
じゅうぶん美味しいんだけど、他の調理法あったら教えて下さい。

こっちはニラです。

前の畑から持ってきた。
やっぱり今年の方がよく・・・茂っていると言うのかしら?
切ってもまた伸びるのが良い。
ほっといても勝手に生き続けているのが良い。

これからの季節、ほっとくと雑草がワサワサ生えてくる。
この雑草とうまくお付き合いするのが自然農。
まだまだうまく栽培できてないものの方が多いけど。

コロナの件で世間では色々なものを買いだめしているのを聞くと
ささやかながらも食べ物を作っているって良いコトだなぁと改めて思う。
食糧危機になってるワケでもないけどね。
手作りマスクとかも。
何でもかんでも買って調達する生活より
自分で何かを生み出せるって良いなぁ。

ニンジンの内蔵

2019年06月22日 | 畑にて
にんじんを収穫したら、こんなコトに。

内蔵見えたの!?
エグイ。

ネグサレセンチュウという虫の仕業らしいです。
ニンジンは食べても大丈夫らしいので、ぼこぼこしたとこを取り除いて食べました。
かなり減ったけど(笑)

2年暗い前のブログにも載せたことあるけど、その時よりひどいな~。
畑変わったからね。
自然農が良いとか偉そうなコトを言いつつ、
単なる手抜きだという自覚がある。

それでも農薬は使わないで頑張ろ~。
米ぬかを土に混ぜると良いらしい。
ニンジンは7~8月にまた種蒔きの時期があるので、
その時はもう少しマシになるようにしたい!

二股になりやすいので、石とか、草なんかも取り除いた方が良い。

以上、覚え書き。


2年目の畑

2019年05月04日 | 畑にて
久しぶりに畑へ行ったら、苺できてる~~~!!!

わーいわーい。
色んな野菜を作ってるけど、苺が成るのが一番嬉しい!!!
まぁ、まだ3つくらいなんですけどね・・。

田んぼだった今の畑を借りて2年目。
昨年は、前の畑ではもっとたくさん成っていた苺はほとんど出来ず。
でも前の畑の株から引き継いできた苗で、これからも苺を作りたい!
今年の出来はどうかな~~~。
ま、自分で楽しむ分だけできればいいのでボチボチやります。

無農薬なんで、こんなのも発見。

モンシロチョウの卵~~~。
チョウはかわいいんだけど、キャベツを食べてしまう青虫は困る。

・・・なので、つぶしました。
すまん。

野菜作りの敵(?)である虫を食べてくれる、
テントウムシやカエルやカマキリは大歓迎です。

とかなんとか言う前に、マトモな野菜を作りなさいよ、と自分にツッコミ。
頑張りま~~す。

スイカって難しい

2018年08月04日 | 畑にて
夏!といえばスイカ!
畑で作っているスイカが大きくなりました。

しかし、スイカというのは穫り時を見極めるのが難しい。
頭とお尻が凹んできたら良いらしい。
どれくらい凹んだら良いのかわからないな~
と迷いつつ、もう大丈夫だろうと穫ってしまいました。
で、入刀~~~~~。

はっ、早かった・・・・。
まぁ甘くはなってるけど。
以前に遅すぎてグズグズになってしまった事があるんだよなー。
実からから一番近い巻きヅルが茶色く枯れるのも目安らしいので
次に穫る時はそれもちゃんとチェックしよーと思います。
しかし、食べ頃というのは人間よりも動物がわかってたりするので
ケモノに食べられないかとヒヤヒヤしながら熟れるのを待つのもなんともスリルがあります。

少し厚めに残ってしまった皮はスープの具にするように
堅い外側をそいでから冷凍しています。

我が家のエンゲル係数は低い。
と、思う。

野菜、ありがとう~っ

2018年01月08日 | 畑にて
ちと遅れましたが、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
昨日は今年初の畑。

結構色々収穫出来ました。
それぞれ小ぶりですけど。
大根とカブは9月に撒いたのはかなり大きくなったのですが
これは10月末だったかな?
小さいなー。寒くなるとこんなもんなのかなー。
大根は1本、あらぬ方向に曲がってるし。
最敬礼しているようだ。

白菜は虫に食われまくった葉っぱをはがしてたらえらく小さくなった。
でもこんなに小さくしても、先日持ち帰った白菜には3匹も虫が潜んでたんだよなー。
まぁワタシは気にしないけど、人にあげた時は申し訳ないっす。
形が悪いのは「全然いいよー」といってくれるけど
「虫はイヤ!!」とよく言われます。
「いない保証はできない」と答えて置いてきますけど。
毒があるワケじゃないし、知らずに食べたらタンパク源。

形が悪いと言えば、ニンジンに丸いツブツブがついてて
(写真撮る前にほとんど取り除いてしまった)ネコブセンチュウという害虫の仕業らしく
ひどくなると生育が悪くなるらしい。

でも今回のは一本は形は悪いけど大きさ的には立派に育ちました~~。
わーい♪
左のはツブツブもなく、とてもキレイでした。
前に作った時は全部ヒョロヒョロですごく小さかったので
今回もどーせそーだろーと思いきや、普通のニンジンの大きさだったので驚いた。
「そ、育ってる!!!!!」と(笑)
ま、蒔いた種の数に対して随分少ないけど。

いやーこんな風に畑をやってると
食べ物に対するありがたみが違います。

写真ないけど、里芋も沢山とれまして。
里芋はとれる度に、土をきれいに取り除くって結構面倒くさいなー
売ってるのは楽だなー、お店の商品って便利だなーと思うのでありました。

でも便利ばっかより、ちょっと不便とか手間を楽しむのも良いよねー。
家庭菜園、人気ですよねー。
やったコトない~という方、今年は挑戦してみては?

お食事中(手づかみ)

2017年07月27日 | 畑にて

虫にとって楽園のような畑は今、バッタがとても多い。
シャッター音にも逃げない。
もっと近寄ってやれ。

そーか、こーやって葉っぱを持って食べるのね~~。
実際見ていたら、歯(?)が縦に見えてるカンジで面白い食べ方だなーと思ったんだけど
ピタッと食べるのを止めたと思ったら
おしりからフンが出てきてそれを一瞬で遠くに飛ばしていた。

器用なコトをやりますな。
まぁ紙でふいたり出来ないからおしりに残らないような出し方をするのね、きっと。

さて、トマトの「ミニ姫」がなんとか大きく育って嬉しい。


スイカは小さい実が出来ていたんだけど、大きくなる前にほぼ全滅。悔しい。
でもケモノが来て食べたあとがあったんだけど、中はちゃんと赤かった。
ってコトは、あれ以上大きくならなかったのか?
既に穫り時を過ぎてたってコトなのかな??

難しい(適当にやってるからか・・・)けど面白い、けど大変。

とりあえず、今のところ元気なカボチャに希望を託す!!