シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

車山登山

2013年08月03日 | 
7月某日、長野県の車山へ登山に行って来ました。

いつも色々プランをたててくれる友人のNさんが現地までの運転をしてくれて
しっかりとコースも時間配分も準備OKな中
ワタシも含め他のメンバー3人は、おんぶにだっこ状態で楽しませていただきましたっ!

まずは車山の山頂まで登り、湿原の中の木道を歩いたり物見岩や沢渡などを登ったり降りたり
なんやかんやで15キロくらい?のコース。

登り始めて目につくのはニッコウキスゲ。

たくさん咲いていたけれど、近年はかなり鹿害があるそうで、柵で保護してありました。

この日あるいたコースの途中はいくつか山小屋があり、
ワタシ達は「コロボックルヒュッテ」で一休み。

素晴らしい景色を眺めつつお茶とケーキで至福の一時。
山の上とはいえ、ご覧の通りカップもお皿も可愛らしくて気分がアガる山小屋です。

他の山小屋も中には入りませんでしたが、建物の外観や看板などオシャレでしたよ。
女子はトキメくに違いない。

ワタシがトキメクのは山小屋だけではない。

ゾウムシ。
何というゾウムシかわからないけど、まぁ多分ゾウムシで合ってると思う。
鼻が長くて目がデカくて昆虫に詳しくないワタシでも
「あっ!ゾウムシだ!!」とわかる、その姿は眺めていて飽きない面白さ。

湿原にはトンボが。


ノアザミがあちこちに咲いていて、これに止まっているのは・・トラハナマルバチかなぁ。

毛皮のベストを着ているみたいな姿がラグジュアリーでステキ!!

こちらの昆虫も豪華なファッション。

ウラギンヒョウモン。
裏が銀で、ヒョウ柄だなんて!!

こんなのも居ました。



車山には年に1度は来ているというNさんが「跳んでごらん」と言うので
その場でピョンとジャンプしてみる。
湿地で地盤が軟らかいので人が跳ねると「ボヨヨン」て感じで地面が揺れる。

まぁワタシは体重が軽いので揺れなかったですが。

・・スミマセン、ウソです。

あ、揺れるのはホントです。


これは何かのモニュメントらしい。
カッコいいので撮ってみた。


湿原の中は何でもない風景も何故かカッコよく見える。

自然って不思議ですねー。

虫もそうだけど、花もどーしてこんなにキレイにできているのだろーか?
と思ったりしませんか?


登山を終えて、「河童の湯」という地元の銭湯に寄ってサッパリ。
Nさんのプランは完璧だっ。

行きも帰りも車中寝ててスミマセン・・・・。
と、言いつつまたよろしくお願いします!!

憧れの薪ストーブ

2011年12月09日 | 
この間の土日で伊東に行って来ました。
知り合いのお宅を訪ねたんですが、これがまぁ良いお家でねぇ~~~~!!!!!
広い敷地に新しくって洗練された建物。
良いなぁ!!と思ったのは何と言っても、薪ストーブ!!

ホント暖かいのね!
エアコンと違って、ほんわかした暖かさ。
でも、「ほんわか」に力強さがある。
・・って、伝わるかな・・。表現が難しいな。
「ほんわか」じゃなくて「じんわり」かも。

薪ストーブがあるのは広い居間。
更に台所や玄関に通じるドアを開け放していても、あっという間に暖まる。
エアコンは空気が乾燥して、喉がカラカラになったり肌がカサカサしたりするけど
そういう感覚がなくて快適。
でも、洗濯物はよく乾くそうで。

見た目もステキだしね~。
良いな~~。

しかも燃料代はタダ!

お付き合いのある造園屋さんが木を持ってきてくれるんですって。

と、言っても「薪」を持ってきてくれるんではナイ!
くれるのは、あくまでも「木」なのである。

丸太だわね。

この家には、たまたま(!?)チェーンソーが数台(!!)あり、
丸太を薪に適した長さに短く切るコトが出来るんですねぇ。
更に、たまたま(!?)斧があり、短くした木を割って、
薪に適した太さに出来るんですねぇ。

これがかなりの重労働なんだとか。
しかし、良い運動になってこれもまた良し。

ほんの数十年前までは薪で暖をとるだけでなく、
食事の支度もお風呂の火も薪を使っていたんだから、
薪を割ったり運んだり・・・
日常的に結構な重労働があって当たり前の生活だったんだなぁ。

今の生活は便利だけど身体を使うコトが本当に少ないと実感。

それに、薪を使うコト、すなわち木を使うコトは
化石燃料を使うよりも、ずっと環境に良い。

憧れです、薪ストーブ。
いつか薪ストーブのある家で暮らしたいなー。

さて、翌朝は伊東の八幡からスバラシイ朝日を見て

更に珍しいモノも見た。

竜巻!!
初めて見たよ~~~!!
すごいな~。
どれくらいの高さなのかしら。
沖ではよくある事なのかなぁ?

この日は天気が良く、城ケ崎を散策。
この辺りの海岸沿いには自然観察研究路(確か、こんな名前)なる道があって
良いトレッキングコース。
全部歩くと3時間くらいかかるらしい。

城ケ崎は絶景だったけど
周りの松がかなりの割合で茶色くなっている。


松枯れですな。
松枯れの原因は害虫だけど、近年これだけ広範囲に多く広まるというのは
やはり人為的な要素が濃いのかなーと思うと
空恐ろしくなる。

それほど、松枯れの木は多かったのですよ。

ところで、城ケ崎のどっかに波で削れた球体の石があるんだよねぇ。
あれ見たかったけど、どこにあるのかわかんなかった。
次に行く時の楽しみにとっとこ。


行ってきました島ガール

2011年11月07日 | 
アウトドアショップ「SWEN」でもらったフリーペーパーに載っていた
「島ガールツアー」の募集。
ガールが何歳までか、なんてコトは考えもせずに申し込み、行って来ましたよ!

出発は11月4日の夜。竹芝桟橋を出航~~~♪
夜景がキレイです。
目指すは伊豆七島の神津島。東海汽船のかめりあ丸に乗って船中泊。

着いたのは翌朝11月5日の10時。
役場のバスのお迎えで民宿へ。
お昼ご飯は金目鯛の煮つけ。
「大きい~~」と島ガール達がキャッキャしていると
お店の人が「これは小さい方だよ!でも煮つけならこのくらいの大きさが旨いんだよ」とのコト。
そうなんだ~、確かに美味しい。
もりもり食べていると、次の行程であるヨガの先生から「腹8分目にしてくださいね~」とのお達しが。
なんてご無体な。
と言いつつ、おかずを平らげ、ご飯は残す。

さて、ビーチヨガの場所に向かって砂浜を歩いていると
添乗員さんと共に歩いてくるオバサマ方が。
島の人も参加するのね。
「昔の島ガールです~~」と言いながら近づいてくる。
「ババガールです~~」という声も聞こえるが
もはや「島」が無いではないか。
とりあえず「ガール」をつけたい気持ちはわかるよ、と思う私。

そんな世代を超えた島ガール達が並んでヨガをやった後は
波打ち際で波と戯れました。
東海汽船のマスコットガールの田中ミリちゃんが同行しており
一緒に記念撮影。
カワイイわぁ田中ミリちゃん。
あらゆる差を運命とばかりに受け入れて並んで撮ってもらった自分の勇気に乾杯。

この後は西海岸を歩いて温泉に向かうのだが、所々に不思議な岩が見られる。

隆起か波の浸食か、くらいしか思い浮かばず
一体どうやって出来たのが首をひねっていると
溶岩が急速に固まったモノなのだそーな。
はぁ~~~~!!なるほど~。

こんな岩もありました。
ぶっとおし岩。
せっかくなので、ぶっとおってみる。
写真は大きさわかりにくいですが
穴の高さは4~5メートルかなー。

1時間ほど歩いて程よく汗をかき、温泉でサッパリした後は「どんたくハウス」でBBQ!

神津村の役場の方達が伊勢海老やらサザエやらを焼いてくれたり、
お刺身の舟盛りを作ってくれたり、豪華な夕食。
クイズ大会で特産品や東海汽船のオリジナルグッズをいただきました。
「今回の参加者で一番遠くから来たのは?」という問題もあり
どーも三島からの自分らしいと聞いていたので、
ワタシはこれで東海汽船のトートバッグをゲットしたのだが
もし「参加者で最年長は誰でしょう?」という問題があったとしたら、それも自信があった。

食べきれないほどのご馳走でお腹一杯になり、この日は終了。

11月6日の朝は伊勢海老の網上げ体験、という予定だったのだが
あいにくの天候で漁に出なかったとのコトで中止に。
しかし伊勢海老を網からはずしているところを見学させてもらう。

このあと、朝食で伊勢海老を丸ごと一匹食べるのでよくよくわかったのだけど
痛いのね~~~~~~伊勢海老って。
トゲが凄いよ!
長い足だの角だの、たくさんのトゲだので
漁師さんは簡単に網から外しているが、素人はなかなか難儀しそうです。
はずす時、足とか角とか目とかが取れてしまうと
商品価値がなくなるのだそーですからやはり熟練のワザですな。

朝食後は本来は予定外であった多幸湾に連れて行ってもらい、
湧水を汲む。
きっと飲んだら幸せが多くやってくるのだろうと思われる多幸の水。
ありがたや。

浜辺に降りて貝殻と砂を採取。
ココの砂は透明なガラス質のものが混ざっていてとってもキレイ!

松山展望台にも寄ってもらった後は、お土産を物色し、とうとう帰りの船に乗る。
島での滞在時間24時間。
ああもっと堪能したかったと思いながらの帰り道。

しかしやるねぇ東海汽船!
普段は入れないという操舵室に入れてもらい、船長さんや船員さんの話を色々聞けました。
レーダーをのぞいてみたり舵のハンドルを回したり
(この時は自動操縦になってるので実際に進路が変わるワケではないよ)
海図を見せてもらったり。
船についての質問をすると「本船は・・」と答えてくれるのがとても新鮮。

操舵室の中は撮影禁止ですが、これまた普段は来られないデッキに出られて
いと嬉し。

帰りは大島でジェット船に乗り換え。
大島での記念撮影は大島の町長さん。
参加者のみんなが我も我もと自分のカメラを渡し、
いくつものカメラで撮ってくれました。
良い人だねぇ。

大島から、かめりあ丸の倍の速度のジェット船で
あっという間に竹芝に到着。

短い旅でしたが、とっても楽しかったです。
他の参加者の人とも仲良くなり、「今度は大島行こうね!」と約束。

七島制覇も良いですな!