シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

出来ない理由を探さない~私のマスク会食事情~

2021年04月06日 | お店
3府県で「まん延防止等重点措置」が適用されて、マスク会食が今までよりも推奨されるようになりました。
マスク会食はずいぶん前から提案されていたけれど「そんなの無理だよ」という声も多く、
なかなか定着しないまま第4波が危惧される昨今。

マスク会食、そんなに無理かな~?
私はコロナ禍になってから4人以上で外で食事をしたのは思い出せる限り3回。
3回ともマスク会食だったなー。
お店に入ってから、注文して料理が出てくるまではずっとマスクをしたまま。
水を飲んだりする時だけ、はずすけど。
料理が来たらほぼ無言。
まぁたまに「美味しいね~」とか言葉が出るときはあるけど。
この時は、会食が目的で出掛けたのではなく、
「ごはん、食べてこうか?」という流れだったので
食事をしながら色々話したいというワケでは無かった、というのもある。

う~ん、思い出すと2人の場合はもうちょっとマスク外したままで話してたかな。
いやいや、外しっぱなしでは無いですよ。
大人数はアレだけど、2人ならという事で。
でも必ず、斜め向かいに座ります。

1人ではちょいちょい食べに行きます。
1人だと、お店の人がマスクしてるので「ま、いっかな~」と思って
つい外したまましゃべっちゃうな~~。
いかんいかん。
と、ココに書くコトでより自制をするのだ。

そんなワケで、100%完璧じゃなくても
マスク会食を「心がける」コトは出来ると思う。

始めから「無理だよ」と言ってしまったら、行動もそうなる。
「やりたいけど無理」から「出来なくて当然」となり、「やらなくて良い」になってしまう。

まぁ楽な方を求めますから、人は。
しょーがない、普段は。
でも今は、
しょーがなくない。
コロナ感染者が増えて、病床がひっ迫したり、いつまでも旅行などが制限され、
生活が苦しい人が増えることを「しょーがない」では済まされない。

なので、面倒でも出来るコトをやらねば。
何か提案があると、「こういう理由でそれは出来ない」とか言われがちだけど
有効なコトならば、やる方向で考えなければ。
今すぐじゃなくても。
1ミリでも進むように考えて、行動してみなくては。

「出来ない理由を探さない!」という言葉を聞いた時の事は今でも思い出す。
十数年前になるが、森づくりに関わる団体が参加したイベントで、私はパートナーと一緒に搬出作業をしていた。
知り合いが大きなトラックで来ているのを見て、パートナーがトラックがあって良いねぇと声をかけたところ
「おたくも買えば良いじゃない」と言われ「いや~~、お金が無いから」と返したら
「出来ない理由を探さない!」と笑いながら言われたのだった。

当時は団体で持っている車両は無かったけれど、今では軽トラではあるが所有している。
その言葉で動いたワケでは無いけれど、本当に必要で、その気になれば実行出来るんだなぁ。

思えば私たちは、いつでも何かを望んでいるけれど、
それが実現するように実際に行動に移すことは少ないのかもしれない。

何かを成し遂げる人は、運が良かったのではなく(多少は運もあるかもしれないが)
実現するためにどうしたら良いか考えて、努力をして、失敗してもまた挑戦して・・を繰り返している。

とか書いていると、ここ数日のニュースで見る大谷翔平と池江璃花子が思い浮かんで
次元が違いすぎて心の中でひれ伏してしまう。

あぁでも、そこまでいかなくてもこのコロナ禍で1年以上頑張っている飲食店やその他の業界の人達にも頭が下がる。
いつも美味しいものや楽しい時間を提供してくれて、街の賑わいを作ってくれるお店の人達を応援したい。

そのためには、マスク会食に協力すべきだし、他にも色々なルールは必要だと思う。
例えばテーブルに一人一人を区切るパーティションとか、向かい合わせに座らないようにするとか。
ニュースを見ていると、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が出ている地域のお店が
必ずしもコロナ対策に積極的でないのは、時短営業などを勝手に決められているからなのかな、と思ったりする。

例えば、お店の人同士で対策のアイディアを共有するとかして、
自分たちでやり方を決められればもっと協力して事が進みやすいのでは、と。
パーティションなんかも、経営が厳しくて買えないとか品切れで手に入らないとかいう場合に
「こんな代用品あるよ」なんていう情報を共有しあって、そういうのを活かした営業をして
「この地域はしっかり対策してるから、お客さんも協力してマスク会食お願いしますね」みたいな相乗効果になれば
少しでも気持ちよく外食が出来るかなと思うんだけど。

ワクチン接種が始まっているとはいえ、まだまだ安心できない。
ちょっと前までは「大切な人を守るため」なんて言われていたけど、
何より「自分を守るため」にどうすべきか、考えて行動したいものです。

びん枯れもん、売ってます

2019年01月31日 | お店

数年前から作り始めた、びん入りのドライフラワーを
三島市本町のステラさんに置かせていただくことになりました♪
それに伴い、「びん枯れもん」という名称を付けました~。
生け花の世界で、枯れた素材を「枯れもの」というらしく、
関西弁で「粉もの」を「粉もん」と言う感じに倣い「びん枯れもん」。

中のドライフラワーは、薬品による脱色や着色をしていない自然のもの。
(一番下のコケのみ、市販のモノなのでもしかしたら着色してるかもしれないのですが・・)
ドライにした時の状態、方法によって鮮やかな色だったり、
枯れた色になっていたりしますが、いずれも本当の花たちの姿なのです。

より、地球にやさしいドライフラワーを作りたいな、と考えて
園芸種だけでなく野生の草花や山で採った木の実なども使っています。

「猫じゃらし」と呼ばれるエノコログサなど身近な草花やそれらが生育できる環境を大事にしたいものです。
セイタカアワダチソウなど、野生化した外来種も使っていまして、
そういうのにも興味を持ってもらいたいな~とか考えています。


びんは、市販のものも使っていますが、ジャムなどのびんを再利用したりも。
エシカルなインテリアを目指します。

小さいので、机やテーブルに置いても邪魔になりません。
本棚のちょっとした隙間でも。
直射日光が当たると、びんの内側に水滴がつく事がありますので、ご注意下さいね。

接着剤での固定をしていませんので
倒したり逆さまにしないで下さいね!
まぁ、ちょっと倒したくらいでは大丈夫なのですが。
あくまでも自然のドライフラワーですので経年による変色、劣化もありますが
数年は楽しめると思います。

お手入れ不要で、飾りっぱなしでOKなので
サボテンも枯らしてしまうというワタシのようなアナタも安心(笑)

プレゼントにもオススメです。

実物見てみたいな、という方、是非ステラさんに行ってみて下さい!

スペイン料理モハカール

2011年11月23日 | お店

伊豆の国市にあるレストラン、スペイン料理「モハカール」へ久しぶりに行きました。

伊豆箱根鉄道の田京駅のすぐ近くにあり、
実家の近所でもあります。
いつも、実家に帰ったらモハカール行きたいな~と思うのですが
母の手料理が楽しみでもあるのでご無沙汰していましたが
今日は、持ち帰り用にコンビーフポテトとタコスを作ってもらいました。

5時からの営業なのですが電話をして開店前におじゃまさせてもらう。

実はワタシは学生の頃から、こちらでアルバイトをさせてもらってたので
ママさんと話したいとゆー目的もありました。

モハカールは料理も美味しいしお店の作りもかわいらしい。

店内はママさんの絵や息子さんの作った焼き物がたくさん。


そういえばワタシが今、環境にとても興味があるのは
ママさんの影響も少なからずあるな~。
バイトをしながら、お客さんがいない時はママさんと色んな話をしましたが
一般に売られている洗剤やせっけんなどが
人体や環境に良くないというコトを初めて聞いて
「へぇ~~~~」と思ったっけ。

環境にやさしい無添加せっけんと言えば
シャボン玉せっけんが有名ですが
ママさんにここのせっけんを分けてもらったコトがありました。

バイトをしていた頃だから、今から20年くらい前。
もちろんインターネットなど無い時代、
ママさんはハガキで注文して送ってもらってたらしい。

ナナオサカキの詩の朗読会に誘われて一緒に行ったコトもあった。
ナナオサカキは詩人であり、旅人であり、環境活動家でもある。
とにかく、その筋では有名な人なのだが
当時私は彼のコトを全然知らなくて、つい最近まで朗読会のコトもすっかり忘れていた。
しかし辻信一の本を読んでいたら彼に関する文章があり、急に思い出したのだ。

その本のどこで、「あの朗読会の時のヒトだ」ってわかったかというと、
トイレットペーパーを使わない、というくだりである。
世界中を旅しているが、大便の切れが良いのでペーパーが要らないとのコト。
朗読会の時にもその話をしていたぞ。
確か、野グソをしても、ゴミを出さないとか言っていた。
他の話はすっかり忘れているが、その話だけは妙に覚えている。

小さいコドモがよく、うんことかおしっことか聞くだけでゲラゲラ笑うけど
ワタシの感覚も似たよーなもんなのかもしれない。
残念なことに、ナナオサカキは最近亡くなったそうである。
忘れていたとはいえ、ママさんのお蔭で彼を間近に見る事ができて良かった。

なんか、話があっちこっち飛んでますが
モハカールのママさんは興味深いヒトですよ、というお話しでした。