シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

そんなに長持ち!?

2019年09月28日 | エコな食べ物
少し前に、食品ロスについての講演会に行ってきました。
「食品ロス」とは、食べられるのに捨てられてしまう食品。
日本はめちゃくちゃ多い。

一方で、食べ物が足りず援助を受けている国もある。
2014年の世界中の食糧援助量は320万トン。
それに対して日本の食品ロスは年間632万トン。
倍だよ、倍!!!!

半分が飲食店や食品メーカー、販売店などから。
残りの半分が、私たち消費者が家庭から出している。

世界各国の食品ロスの量の統計がないのではっきりはわからないが
日本は世界一、食べ物を無駄にしているのではないかと思う。

それなのに、2017年の食糧自給率は38%。
お金を出して輸送などにかかるエネルギーも使って輸入しておきながら
膨大な量の食べ物を捨てる私たち日本人。

国民一人当たりの供給エネルギーと摂取エネルギーを比較すると
摂取エネルギーが2割ほど少ないので
この分を食べずに捨てているのではないかと推測されるのです。

「たまには捨てることもあるけど、ウチではそんなに無駄にしてないよ」
と、いう声が聞こえてきそうだが・・・
試しに冷蔵庫冷凍庫の中身をちゃんと見てみて下さい。

結構ダメになってるモノ、あるいは見た目は平気そうだけど
消費期限、または賞味期限がとうの昔に過ぎている食品が
自分が思っているより出てくるでしょう。

食品ロスが多い原因は様々だろうけど
冷蔵庫が大きいせいもあるんだろうなー。
便利だから詰め込んじゃうもんね。
安いと多めに買ったりしてさ。
決して、はじめから「少しくらい捨てることになってもイイや」なんて思ってないだろう。
ちゃーんと使い切れるつもりで買い物しているだろうから。
でも日数がたって、気づけば捨てるハメに。
で、「たまにやっちゃう失敗」程度に思ってしまうんだろうなー。

ところで、この講演で鶏卵の賞味期限について聞き、驚きました。
21日間もあるんですって。
でも、これは「夏に生で食べる」ことを前提としてるので
気温が低い冬ならば50日もつんですって!!!
賞味期限を過ぎても、加熱すれば問題ないそうな。
「リゾチーム」という抗菌のたんぱく質のおかげらしいです。
まったく、鶏卵は便利だし長持ちだし値段も安いし
あぁそれに国産だし、素晴らしすぎる食材だねーーーー。

自慢じゃないが、私は本当に食品ロス少ないですよ。
そもそもそんなに買い込まないし、
賞味期限どころか消費期限もあまり気にしないで食べちゃう。
って、威張れるコトじゃないけど。

何年前なのかも覚えていない、
もしかしたら10年くらい前のかもしれないソバ粉が、冷凍庫にありまして。
もらったものの、ソバ打ったこともないし一食分もあるか?という半端な量というコトもあり
食べずに数年経過。
食品ロスのお話を聞き、意を決してソバを作ってみました。
美味しくできたかは伏せますが、ちゃんとソバの味でしたよ。
そして特に体調を崩すこともなく過ごしております。

まぁ他人に古くなったものでも食べろ、とは言いにくいが
意外と大丈夫なもんですよ。
食べ物すべてに「賞味期限」や「消費期限」が表示されているワケではないし
本当に痛んでいるかどうか、自分の感覚(見た目、匂い、味)で判断できるコトが大事だと思いますよ。

自由と制限

2019年09月23日 | 平和
膝の手術と療養による休業もあと1週間ほどとなり
「仕事めんどくせぇ!!!行きたくねぇ~~~!!!」という気持ちでいっぱいな毎日。

しかし、イヤだイヤだと思って生活するのも精神衛生上良くないので
「やっほ~~~い、仕事楽しみ~~~~~!!!!」と思うコトにした、ついさっき。

まぁ本気でやっほ~~い!と思えるかは別として、
何事も気の持ちようで、多少は楽しみにできるものではないかと思っている。

入院しなければならないと言われた時も最初はええぇと思ったけど
直前は旅行の様な非日常でワクワクしてたもんね~~。

買ったきり読んでいなかった分厚い本を読破するぜ!と持っていったり
入院中はあまり動けないので、
ベッド横のキャビネットに身の周りのものを
いかに手に取りやすく配置するか?とか考えたり
同室の人とおしゃべりしたりと
(私は必ずしも、すぐ人と打ち解けられるかっつーと
そうでもないので、段々と仲良くなれた時は、喜びひとしおなのである)
なかなか充実した入院ライフであった。

無制限とか、縛りが何もないというのは
ラクなようで張り合いがなく、つまらないし
ちょっとでもイヤな箇所が出てくると
真っ白な中の黒い点の様に、それが際立ってしまう気もする。

ちょっとの不便、制限がある中で、
それをうまくやり過ごす日常が程よい充実感があるのでは?
そう考えると、地球に優しい生活も楽しめるじゃないですか。

と、締めはエコに繋げつつ、残り少ない休みを楽しみます。
いや、あくまでも療養だから楽しんじゃダメか(笑)





ズボラでエコなインテリア

2019年09月11日 | 手作り
アジサイのドライフラワー、キレイにできました。
青い色が残ってるのがステキ。

段々、色あせて来るんですけどね。

で、ためていたドライの植物をつかって、リースを作りました。

これは作りかけてほっぽらかしていたのに手を加えた。
なので、既に年季が感じられる(笑)
完成。一応。

これはバラでエレガントな感じになりました。

バラだけはドライフラワーじゃなくて、プリザーブドフラワー。
前に少しだけ習った時に使ったものを使い回し。
あとは、ドライフラワーのアジサイとキンエノコログサ。
つるの部分をわざと見えるように残してみました。

バラはまぁ例外ですが、
なるべく自然のモノだけで作りたいので、植物は乾燥させただけのドライフラワー。
それをリース台になる輪っかにつける時は、
ツルの隙間に差すだけとか、ワイヤーを使います。

松ぼっくりなんかを使う時も、ワイヤーを使います。
ホットボンドはとても便利なんだけど、
古くなって作り替える時にワイヤーの方が外しやすいし、
不要になって処分したい時に、
燃やしても有害物質が出ないとか、土に還るとか、
そんな状態にしておきたいなー、と思って。

素材そのものも、作ってから飾っている間も、そして処分する時も
エコで、しかも手間がかからないズボラさん向けのインテリアなのです。

木で遊ぶ

2019年09月08日 | 森のたねまき、森の楽校
次回、11月の森の楽校は「木の図鑑」がテーマ。

市販されている図鑑を持っていって調べるのではなく
実際に森にある木を観察して、どんな木なのかを見てみるのです。
その一つとして、こんなコトもやってみようかと。

樹皮の模様を写し取る。

本当は画材は墨とか絵の具で、刷毛とか霧吹きとか
紙は和紙とか半紙とか、色々と用意するものがあってちょっと面倒だったりする。
森の楽校では、なるべく簡易的な方がやりやすいので
家にあった裏紙で、画材はクレヨンでやってみました。
と、あくまでも試作なので、
模様がイマイチはっきりしませんが


けやきは、よーーく見ると皮がはがれた跡があるんです。
もみじの樹皮の特徴は縦スジがあるんだけど、これはわからんなー。

クスノキはものすごくボコボコなので、さすがにその様に写った。
まきの縦スジもうっすらわかるかな?

こんな風に近所の4種類の木で
コソコソ(?)とやってみたのですが意外に面白かったですよ。
実は「樹皮ハンドブック」という図鑑を持っているのですが、あまり開いたコトがない・・・。

けど、実際にこうやって写しをとってみると
「あ~~こんな模様があるんだなー」とか「外側が裂けてるんだなぁ」とか
興味が沸いてくるし、多少は覚えるコトもできる。

実際、樹齢によって樹皮の模様が変わったりするんで
樹皮だけで何の木か識別するのは難しいだろうとは思うのですが。

でも、身近な植物について、
樹皮や花や葉っぱで少しでも見分けられるようになるとちょっと楽しいですよ。
学校や神社には、この木が多いなとか自分の家にもこの木があったんだ!とか。

ちなみに森の楽校での「木の図鑑」づくりは
模様を写し取るだけでなく、色々なやり方で木の調査をします!
単に木に関する知識を得るだけではなく、
実際に見て、触れて、感じて、
その先に森や山や自然環境などについて考えるキッカケになれば良いな、と思います。



ミックス古紙は以外に多い

2019年09月01日 | ゴミ
週二回の燃えるゴミの日、集積所に山の様に積まれているゴミ袋。
そのゴミ袋の中に、リサイクルできるモノがまだまだあるはず!!!
例えば、これ。

内側がアルミになってる紙の袋。

紙ゴミは段ボールや新聞、雑誌などいくつかの分け方でリサイクルされるが、
その中に「ミックス古紙」というものがある。
自治体によって「ミックス古紙」で出せるモノが違うと思いますが
リサイクルの技術が進み、以前より多くのモノを出せるようになっています。

是非、自治体ごとのゴミの分け方を冊子やネットで調べてみて欲しい!

例えば三島では、上記にも書いたアルミがついた紙。
お酒のパックなんかもそうですね。
セロハンの窓がついた封筒や、金具がついたファイルなんかも出せるのです。

シュレッダーにかけた細かい紙も出せます。
ミックス古紙は透明ならばビニール袋に入れて出せるようになったので、
シュレッダー済みの紙も出しやすい。

極端に汚れたり濡れたりしていない限りは、たいていの紙製品は出せるようです。
「コレはダメだろう」と思っていたものも意外と出せる。

注意すべきは、束ねる場合は紙ひもで!
ビニールひもやガムテープでまとめるのはダメよ。

あ、再度書きますがコレは三島市の場合ね。

ゴミをゼロにするコトはそうとう難しい。
でも減らすコトは簡単です。

皆さんも、自治体の「ゴミの出し方」をチェックしてみよ~~!!!