シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

畑でヘンタイが~~~!!

2018年12月28日 | 色々な生き物
畑へ行くと、コンクリートの塀に黄色い虫が。

下にいる黒い虫を食べてるのかなー、と思いつつ撮影。

寒波が来るというので、できる限り収穫。

どれも小ぶりではあるが、結構あるなー。

むむっ!!
カブの葉がかなり虫にやられています!!

犯人は誰だー!!
お前か-!!

昨日買った本を見てみるが、わからなかった。
カブは2カ所に蒔いたのだけど、1カ所は全部がやられてて、
もう一カ所は全然平気。
うーむ、何だろ。
成虫になったらわかるかなー。
カブは葉っぱも美味しいので残念。

収穫が終わり、帰ろうとすると。
あれっ、まだ黄色い虫がいる。
ん!?黒い斑点が浮き出てきている!!

ナナホシテントウだったんか~~~~~い!!!
あら、下にいる虫は、テントウムシのサナギじゃん!!
食べてるんじゃなくて、脱皮したてだったのね。
そう、変態中だったのです。
あれ、ずーーーーーっと見てたら全体が真っ赤で、斑点が真っ黒の
よく見るナナホシテントウになるのね。

生きものが卵から孵化したり、幼虫から成虫に姿を変えるコトを「変態」と言います。
サナギを経ないのは「不完全変態」。
テントウムシは見た目が幼虫と似ているけど、サナギを経て成虫となる「完全変態」。
畑で虫の変態を見た、というオチでございました。

ワクワクする本

2018年12月26日 | Weblog
本屋に行くのが好きですが、読書家というわけではなく、買う本はたいてい雑誌か実用書。
先日買ったのはこの2冊。

女性誌「FRaU」はテーマが「世界を変える、はじめかた。」
SDGsについてです。
「SDGs」はSustainable Development Goals、持続可能な開発目標の略。
「世界を変えるための17の目標」として
「貧困をなくそう」とか「質の高い教育をみんなに」とか「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」などが挙げられています。
そーいうのを、世界のみんなで協力しあってやっていこうよ、と。

そんな取り組みをしている世界の様々な人を紹介しているのですが
イギリスのパッケージを無くした量り売りのお店とか、
ドイツの廃棄されていた形の悪い野菜専門のスーパーとか
エネルギー自給を試みている北海道の町とか
どれもステキでオシャレなので
普段、エコエコ言ってる私はパラパラとページをめくるだけで気分がアガります。

モノを買う時、つい値段を気にしてしまいがちですが
それが持続可能な素材であるか、製造工程であるかという自分なりの基準を設けて
多少高くても大事に永く使うように心がけたいものです。

で、もう一冊は「農薬に頼らずつくる 虫といっしょに家庭菜園」。
今年の春から、新しい畑を借りているのですが
前の畑の時はいなかった虫の被害もいくつかあり、頭を悩ませていたところです。
この本は畑に出現する良い虫、悪い虫について
虫そのものや卵などの写真も満載でわかりやすい。

大きな畑で売るための野菜をつくる場合は難しいだろうけど
自分で食べる分をつくる家庭菜園ならば
環境や身体や生態系に負荷をかけない、無農薬にこだわりたい。
そして出来れば雑草も抜かずに自然な畑で野菜を育てたい。

冬である今、作る野菜や生えてくる雑草も少なく楽なこの時期のうちに勉強しておいて
春以降、美味しい野菜をたくさん実らせたいものです。

宴会での食べ残し

2018年12月08日 | エコな食べ物
食べ物が、まだ食べられるのに捨てられてしまうことを
「フードロス」とか「食品ロス」などと呼び、
少しずつその言葉も定着してきた昨今。

先日、職場の忘年会がありました。
終わってから、大量に残っている食べ物。
日頃から、食べ物を捨てるのは大きな罪であると考えている私としては
全くもって後ろめたい気持ちで宴会場を後にした。

たまーに容器をもらって、持帰ることもあるが
食中毒が起きたら困るとかなんとかで持帰らせない店も多い。

これからの忘年会、新年会の多いシーズン、いったいどれくらいの食べ物が捨てられることだろう。

飲食店としては、宴会のコース料理はなるべくボリュームがあるようにと
メニューを決めているだろうけど・・・。
年を重ねるにつれて、若い頃より量は食べられなくなるし
飲むときはあまり食べない、という人もいる。

宴会メニューは少なめで良いよ!!!!!
足りなければ追加で頼めばいいじゃん!!

以前、TVでフードロスを減らすために
宴会メニューを全部食べたら割引だとかサービスをする店を紹介していた気がする。
そのサービスを始めて食べ残しが減ったと言っていた、気がする。
かなり前なのでおぼろげな記憶。

客が多過ぎるメニューを注文しないようにするのはもちろんのこと
(実際にどれくらいの量かわからないのだけど)
お店も軽めのコースも作るとか、工夫をする必要はあると思う。

ただもったいない、というだけでなく廃棄するにもエネルギーを使ってエコじゃない。

ちなみに、フードロスの半分はお店や企業で、半分は家庭なのだそうです。

本当に深刻な問題ですよ、これは。
フードロスに限らず、環境問題について、一人一人がもっと真剣に向き合うべきだと思うのだが
人間はよほどの事がないと、楽な方、便利な方を選んで目をそらし続けてしまう。

いや、のど元過ぎれば何とやらで、よほどの事があっても
楽な方、便利な方、お金が儲かる方に流されてしまいがちです。

・・・・どうしたら良いんですかね?