シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

ティッシュが気になる

2010年11月24日 | Weblog

このティッシュ、見て何か気付きません?
写真だと見づらいかな。

取り出し口のビニールが無いんですよ~~!!
エラ~~~イ!!
っつ~か、このビニールが必要無いってコト、初めて気付いたよ!!

コレが無いと、使い終わって捨てる時に古紙として出しやすいですね。
ビニールが付いてると、いちいちソレを取らなきゃならいないから、
ちょっとした手間。

まぁ手間はね、百歩譲って良いとしても
余計なビニールを生産し、わざわざ箱にくっつける行程も無駄なエネルギーを使うし
捨てる時も不要なゴミが出る。

このビニール、良いコト何も無いじゃん!?

他のティッシュも見習って欲しいわ。

ところで、ティッシュというモノ自体
ワタシはなるべく使わない様にしています。
1way、よーするに一回使って捨てるモノ。
ティッシュは代表格ですわな。
イカンですよ。

例えば、テーブルにちょっとお茶がこぼれてティッシュを使う。
お菓子を取り分けてティッシュに乗せる。
指先が汚れてティッシュで拭く。

日常ある風景だが、
テーブルが汚れれば台ふきんで拭けば良いし
お菓子を取り分けるならお皿を使えば良いし
指先が汚れたら洗えば良いだけのコト。

ど~~~もティッシュを使いすぎる、日本人!!

だって、アメリカ人の年間使用量が1,3キロに対し、
日本人は4キロですよ!!!!
3倍かぁ~~~~~。

やばいねぇ、コレは。
無料で配っちゃイカンよね。
日本だけらしいよ。

再生紙を使っているメーカーもあるが、
ティッシュのほとんどは木材チップで作られているんですねぇ。
よーするに、木を切り倒してティッシュを作っているのですよ。

その多くは南アフリカから輸入されていて年間140万トン!!!!
・・・・って、どのくらい!?!?!?!?
ってカンジです・・・。

ネットで「間伐材を有効に使っている」などと主張しているサイトがあったが
南アフリカから輸入する木材チップは
植林した木を一日に700本も切り倒して作られたモノ。
あ、700本っていうのは南アフリカの植林地で働いているヒトが
インタビューで答えていた数なので
南アフリカ全体だったらもっと多いんじゃないかと思われます。

「植林していて、緑が減るワケじゃないから環境にもやさしい」
などと、たわけた紹介をしているTV番組があったが
自然林を伐採して決まった種類の木しか植えない土地が膨大に広がっているのは
生物多様性を壊しているんですよねぇ~~~。

遠い国から運ぶってコトも多くのエネルギーを使うし。

何気なく使っている日用品、実は色々な弊害をもたらすかもってコト
ちょっと考えてみておくんなまし。