シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

政治を監視する

2020年05月17日 | 平和
世界的な有識者が、コロナ禍で人々が注意すべきと言っていた事が日本でも起きている様だ。
検察庁法改正に関する一連の事である。

前回の記事に書いた、NHKスペシャルでの歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏のインタビューで
ハンガリーやイスラエルでパンデミックを利用する事によって民主主義が脅かされる事例を挙げ
私たちは政治を監視しなければならないと言っていました。

日本での検察庁法改正案はコロナにかこつけて、というよりも
どさくさに紛れて、というやり方だが。

以下もハラリ氏の言葉。
民主主義に大切なのは政府が間違いを犯した時に
自らそれを正すこと
そして政府が間違いを正そうとしない時に
政府を抑制する力を持つ別の権力が存在するということです


今の日本はどうだろうか?
森友、加計問題は安倍首相が関与していた疑惑があるにも関わらずうやむやになっているし
桜を見る会も資料がない、など情報を隠ぺいし続ける。
汚職など政権が不利になるような事件は不起訴になる可能性もある。

とか何とか書いている私はどの程度政治に詳しいのかと言えば全然なのだけど
日本で暮らし、税金を治め、選挙で投票しているのだから
社会に対して賛成、反対、抗議をする事は自由だ。
ここで書いている内容も、間違った部分があるかもしれない。
だけど完璧に勉強してから、などと悠長な事は言っていられない。


民主主義国家でも、国民が挙げた声に聞く耳を持たないのは
その政権にイエスマンしかいない独裁的な政権になっているのではないか?
日本はこの状況下でも、大半の人はなんだかんだでなんとか生活を維持している。
世界的に見ても豊かで平和な国で、普通にしていれば穏やかに暮らせる。
そこでわざわざ声を挙げると、敵でもない人に「波風を立てるな」と嫌な顔をされかねない。
自分の意見を主張するのは本来良い事のはずなのに、
控えろと言われるのは、それが悪いという認識の人が多いという事だと思う。

長いものに巻かれているのはラクだ。
誰かが決めた事に反対をせず、従うのはラクだ。
今までと変わらないでいるのはラクだ。
周りの人に怪訝な顔をされないのはラクだ。
考えないのはラクだ。

でも私は、そうやって生きていくのは好きではない。


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