1日はTOHOシネマズで映画が1000円なので、いそいそと観に行きました。パチパチ!
あまり魅かれるのがやっていなかったので唯一観たかった『悪人』を。
金曜日ということもあり、レイトショーなのにほぼ満席。
~以下ネタばれあり~
原作は読んでいません。ひたすら重いです。もういいよ!はい、おしまいおしまい!って感じ。
深津絵里、さすが賞をとるだけあって、本当によかったです。泣くシーンが結構あるんだけど、その時その時違った表情と泣き方をして、ぐぐっときまくりました。
♪泣かないでといいながら、泣き顔がかわいいのでずっと見ていたくなるよ~
特に灯台のシーンでは映画に感動では無くて演技に感動して涙が出てきました。
映画全体としては、マスコミの描き方とかがあまりにもステレオタイプだし、無くてもいいかな、というシーンや無い方がいいのに!というセリフがあってなんか残念。
特に最近自分がうつうつと思っていたり、考えていることと重なったので感情移入してしまいました。もっと若いころなら全然違う感想を持ったろうなー。
タクシーで事件現場に行った光代と柄本明が交差するラストシーン、そして光代のセリフ。見事に誰も救われない。タクシーの運転手さえ悪人に見えてしまいます。そして、映画を観ている自分も。
あの灯台に行ってみたいと思いました。
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