ブラックだから何もいりません

北海道では早くも雪が降ったそうですねー。これから関東でも山の上からだんだんと紅葉が始まります。パチパチ！
円東寺の団参も高野山ではきっと紅葉がきれいなことでしょう。
なんで、人は紅葉を美しいと思うのかなー。車のもみじマークはみんなあんなに嫌ったのに。手塚治虫の『火の鳥』ではコスモゾーンが入っている仲間だからお互いに惹かれあうことになっていたと思うけど、山川草木悉有仏性の考え方にとっても似ています。っていうか、そこからヒントをもらっているのでしょう。手塚治虫は『ブッダ』を描いているくらいだから仏教に非常に造詣が深いのです。『火の鳥』の宇宙観なんかは両部の曼荼羅そのものだと思いますし。

絶筆となった『ネオファウスト』も今この歳になって読むほど、奥が深い。手塚治虫は晩年の病床で昏睡状態におちいりながらもふと意識が戻るたびに「鉛筆をくれ」といったそうですが、、、、僕りんは最期には何をくれ、というのかしら。「何もいらない」と感謝の気持ちで終われるような、、、、ピュアで真面目な人生は今のところ歩んでないわっ（＾＾；）




写真～
市野谷にはまだ木の電信柱があります。空には秋のうろこ雲。