いやあ、今日は寒かった。明日から三寒四温だそうで、境内の枝垂れ梅の花も咲くかな?パチパチ!
ここんところ、ご法事の際のお話はイスラーム国のことばかりです。
彼らは自分たちこそが正統派ムスリムだと思っているのですから、サウジやエジプトなんかのアメリカべったりイスラム教徒が「彼らは間違っている」と言えば言うほど、自分たちの正しさを確信していく、、、というのが、なんとも難しく、やるせなく感じます。日本の政治なんかでも「○○党がいうのだから正しくないはずだ」という考えの方、実際にいますし。
テロ行為や人命を奪う行為は当然、法の下に裁かれるべきだと私は思いますが、「あの人たちはムスリムでない」とは言えません。キリスト教徒だってユダヤ教徒だって仏教徒だって犯罪を犯す人はいますから。
自分の考えと違う人がいた際に、自分ではなく相手が間違っていると即座に断じる人は、高速道路を逆行してしまう人や、振り込め詐欺に引っかかる人を批判できないと思います。
ご法事の時によく卒塔婆のお話しなんかをして、
「こちらが正面になるように建ててください。…いろいろ、申し上げましたが、絶対に忘れてはいけないのはこちらが正面だ、という一点です」
ここまで言っているのに、その5分後くらいにやっぱり間違える方がおります。
バルーン教室なんかでも、
「絶対に、○○しちゃだめですよ!あ、みんな今笑いましたね。でも、本当なんです。絶対にダメと言っても必ずやってしまう人がいるんです。そんな訳ないと思うでしょう?でも、絶対にいますから!」
ここまで、嫌味ったらしく説明しても、やっぱりダメだと言われていることをやってしまう人がいるんです。
説明の仕方が悪い?はい、失礼いたしました…。
でもまあそれくらい、人間の思い込みって強いんだなーと。例えば、新しくできる流山おおたかの森小中併設校を、未だに小中一貫校だと思っている人が知り合いにいらっしゃいます。話題に出るたびに「あー、あそこは一貫校じゃないんですよー」とお教えするのですが、一度、そうだと思うと周りからどんなに言われても…、なんですね。
私も一度メロディーを間違えて覚えた歌とか、なかなか直りません。年令のせいなんでしょうか。思い込みが強すぎるのでしょうか。直したい…
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