この超近代的な髪形の若者は、何をお祈りしているのでしょうか。日本では格好をつけるなどするのが普通と思うのですが、他人の目を気にせず、ひたすらお祈りをしていました。
寄進で建てられたお堂や祠、仏像もすべて信仰の対象となっています。一般の人々が石畳に座ってひたすら祈る姿をみて、信心深さを強く感じさせられました。
お堂の中に所狭しと並べられている大小の仏陀の座像は一様に肌が白くキンピカの衣をまとっています。信心深さを物や事という具体的な形で表わすこの国の習わしからか、像を寄進する人がまだまだ続いて出てきているようです。
