お役所的には神明町と小網町を結ぶので神明小網橋です。かっての歴史を残したいと、愛称を募集したところ、岐阜県川島小網町の小学生の「おもいやり橋」の案が採用されました。かっての小網橋での思いやりの心を忘れないようにとの、小学校の教科書に乗せてもよいようなお話でした。
愛知県神明町側の旧小網橋の渡り口です。大型車が通れないようコンクリート柱がありました。すれ違いができないので、優先順位をめぐって、けんかが絶えず、警察沙汰もしばしばでした。これを憂えた地元川島町の小学生たちが、譲り合いを呼びかける看板を設置し以後トラブルが激減しました。
かって場所に小網の渡しと言われる渡し船がありました。その後渇水期だけ渡れる短い橋でしのいできました。1968(昭和58)年全長280m巾3m(実質2m)の橋ができました。岐阜県側の川島町の予算で橋の中央に巾5m長さ10mの待避所を設けました。