日本の伝統園芸文化の「仕立ての技術」は自然の姿ではありませんが、しだれ梅を美しく見せる最高の形です。研究栽培の場を一般公開しているとのお堅いふれ込みですが、シャワーのようにしだれ落ちてくる花々の下で文句なく美しさに酔いしれることができました。
園内で咲き誇るしだれ梅２００本は、日本各地から集められてここに来ました。代表的な品種の「呉服（クレハ）しだれ」の花は大輪で鮮やかな桃色を見せてくれます。
ところどころに置かれたベンチに腰掛けてじっくり花を楽しむひと。花に近づきき接写を試みる人。それぞれに今は盛りの花を楽しんでいます。
朝一番で入園して一回りしましたが、雲一つない空の下、花々はますます太陽に映え、帰りがたい気分なので、もう一度園内をたどりました。（3月７日撮影）
