線路がよく見えるサイドからはまさに現役列車の勢ぞろいが見えます。八重洲口側には新幹線の各路線。手前は在来線。白い車体の常磐線特急のひたち・ときわ号です。信州や信越へは新宿駅、東北方面へは上野駅という時代からはずいぶんと時が流れているようですね。
特別な外観の建物の美しさについ「駅」を忘れてしまいそうですが、キッテの屋上から見るとやっぱり「駅」です。駅舎には数えきれないほどの線路やホームの屋根が連なり日本の首都の玄関口の役目を果たしています。
屋上庭園の手すりに寄り掛かるようにのり出すと、東京駅の北ドームから南ドームに至る外観を目の前にすることができます。ドーム屋根は地上で見るのとは違う重々しさを感じさせてくれます。
屋上とは思えないほどの緑豊かな葉が茂るなかに、かわいい花を見つけました。スマホのレンズで検索すると、ツルニチニチソウと教えてくれました。
東京駅丸の内南改札口から一番近い場所にあるキッテビルへ行ってみました。旧東京中央郵便局舎の一部を保存し再生した商業施設で、本体は地上３８階の丸の内エリア最大のビルです。屋上は緑地がよく整備されて一休みにはちょうど良いベンチがありました。
