土間に沿った板の間に囲炉裏が掘ってある部屋がお座敷です。中の間に続き奥の間があるというのが一般的な作りです。1967年に建てられた養蚕農家ですが、1976年にダム建設で水没することになりこの地に移築したとのことです。
周遊バスの終点のゾーンⅧには山形県月山山麓の農家があります。豪雪をしのぐため分厚いかやぶき屋根で守られています。こちらに来るときは山形牛の串焼きをおつまみに銘酒「銀嶺月山」(カップのお酒)をいただくことを楽しみにしています。
タンザニアの山地に住む農耕民族の家です。左の丸い家は子供が巣立った第一夫人の寝室と居間がある家です。右が第二夫人の家で、子供がいるので四角い大き目の建屋になっています。中央奥は牛小屋です。ご主人の家はもともとない!!というのがミソです。
ゾーンⅣにはイタリアのアルベロベッロ郊外の家があります。家の棟数に税を課す王様の検査を逃れるため、地元の領主がセメントなどの接着剤を使わず、平たい石を積み重ねて壊しやす家を作らせました。検査が済んだらまた積み直せばよいんだと、以前来た時教わりました。