自由の女神像(Statue of Liberty)は自由と民主主義の象徴の像です。一番気に入っているのが太く力強い右腕のかたちです。金箔の炎が燃えるトーチを高く掲げています。2000年12月にこの地に立って、日本では「お台場の女神」とも呼ばれています。
1998~99年「日本におけるフランス年」が催され、パリの自由の女神像が1年の期限で貸し出されました。期間後返送されましたが、お台場の名物的存在になったためフランス政府からレプリカの作成が認められ、本物から型をとってこの像ができました。
こちら、お台場の自由の女神像の原型はフランス・パリのセーヌ川の橋のたもとにあり、フランス革命100年を記念して、パリに住むアメリカ人が寄贈したもので、高さ11.5m、9トンとニューヨークの像よりはるかに小さいものです。
ニューヨークの像はUSA独立100年記念にフランスから送られたもので、台座を含めると高さ93m、225トンの巨大なものです。像自体は足元から頭まで約34mあります。台座の建物をエレベーターであがり、像の中の狭いらせん階段を汗だくで上ったのです。
お台場海浜公園の自由の女神像を見に行きました。ニューヨークのリバティー島で自由の女神像の入り口に並べばエレベーターで簡単に上れると思いきや、狭い一方通行の階段をぐるぐる上らされ、やっと王冠の窓から顔を出せた記憶が30年以上経った今も鮮明です。