ゆりかもめは東京湾の上を走っています。大きくループを描いて高度を上げ、レインボーブリッジの本体へ突き進んでゆきます。橋の下を通過する巨大船の航行を妨げないようにするには海水面から５０ｍ以上の高さまで橋げたを上げる必要があったとのことです。
ビルの谷間を走りますが時々東京タワーが姿を見せてくれます。東京スカイツリーができて話題をさらわれたような感じがありますが、できてからの歴史も古く東京のシンボルタワーとしての存在感は保っています。
新橋駅を出発してすぐに、宮崎駿監督が手掛けた銅製のカラクリ時計が見えます。日本テレビのタワービルの二階のテラスのようなところに架かっています。午後３時にと８時にあちこちの部品が動き出すとのことですから、ジプリファンにはたまらないものでしょうね。
帰郷便まで時間がたっぷりありますので、ユリカモメに乗ってあと一か所お台場公園に寄ってみることにしました。新橋駅から２０分くらいの乗車ですが、地下に潜りこむことなく大都市東京の中を走り、沿線の景色を楽しみながら乗ることができます。
