日本人に人気がある「印象派」の名前の由来の絵画を描いたクロード・モネの絵画や、たくさん描いた睡蓮の絵のファンには一度来て見てもよいかもしれません。今はブームではありませんが、四季折々変わる池の表情を見に訪れる人は絶えていないようです。
8年前この池に、頭にハート形の模様がある錦鯉がいて、それを見たら恋愛が成就するとのうわさが立ちました。それもあってひと頃、何台もの観光バスが立ち寄る名所になりました。今はその錦鯉はいなくなりブームはいつの間にか去ってゆきました。
根道神社の急な石段を下りたところに湧く水をためた小さな池で名前は根道神社の池またはたんに「池」と呼ばれていました。通年湧き出る約14度の水には養分が含まれず微生物が育たないのでいつも透き通っています。泳ぐ鯉が空中に浮かんでいるように見えるのはこのためです。
猿飛の秘境の少し下流の所にその池があります。まるでモネの池のようだとの評判が立ち注目されました。クロード・モネはジベルニーの地の庭園に太鼓橋のある日本式の池を作りました。晩年画家はその「モネの池」に浮かぶ睡蓮を飽かず写生したとのことです。(6月8日撮影)