拝殿の中には天井にも柱にもこれでもかと言うくらいの彫り物が施されています。
中国・宋の時代に実在した女性が神となったとされる媽祖（天上聖母）が祀られています。安全祈願、子宝祈願、願い事成就、幸福をもたらしてくれる台湾では最も親しまれている神とのことす。
地下鉄（ＭＲＴ）松山線の終点松山（ソンシャン）駅から徒歩３分の所に慈祐宮があります。丁字路の交差点に直面して門を構えています。こちらも中国式寺院独特の龍や仙人等々が満艦飾です。
確かによく磨かれてはいますが、周囲を通行する人には無頓着で何か食べたりスマホに向かったりですっかりくつろいでいます。なぜか市松模様の黒い部分に座る人のほうが多いのも面白く感じました。
シンカンセンで台北駅に戻り、車站大廳Ｓtation Hallto と表示された場所に行きました。大きな駅舎の丁度中心になる所です。
駅前の広場に面した「大遠百」と表示されているビルは黒川紀章事務所の設計からなるものとのことです。大型ショッピングセンターが入っていて、ユニクロやあの鼎泰豊（ディン・タイ・フェン）があります。
台北駅出発から１０分足らずで着いたのが板橋（バンチャオ）駅です。座席に着くかつかないうちに降車です。チケットは４０台湾ドル（約１４０円）でした。実は台湾高鐵は当初工事の遅れでこの板橋駅始発から開業したそうです。
