成田山貞照寺(ていしょうじ)は各務ヶ原市鵜沼の木曽川にほど近い山の麓にあります。日本の近代女優第一号と呼ばれた川上貞奴が私財を投じて昭和8年に建立しました。ご本尊は貞奴が幼少時から信仰していた不動明王です。(5月27日撮影)
本町通に面した部分は全て二階建てでしたが、木曽川に面した部分は三階になっています。最近の気候変動により五十年に一度とか百年に一度の大雨が来た時、この狭い川幅でも十分なのか、十分であってほしいものです。
山側を通っていた中山道ではなく、狭い川沿いの土地に本町通りの町をつくったため、道路に面した家は木曽川にオーバーハングするようにして道路幅を十分とり家を造りました。堅固な石垣を造りその上にせり出して家の奥行きを確保しました。
木曽町の名所として売り出し中の「崖屋(がけや)造り」をご存知ですか?子供のころから見慣れていて、不思議とも思っていませんでした。でも、ほかでもない暴れ川の木曽川の流れにせり出すように家が建っているのです。何か怖い感じしませんか。
長さ19.73mの機関車の機関車の総重量は125トン。蒸気を吹き、煙を吐き出して長い列車をけん引する機関車の重量を支えるのは何枚も重ねられた板バネです。ゴトンゴトンと数えきれないレールの継ぎ目の衝撃を吸収していました。
昭和17年に造られ同48年まで31年間、走行距離1,813,328.6Kmを走り切りました。現役時代ほぼ毎日このタイプの機関車にお世話になりました。木曽路は特に勾配が急なところが多いのですが、この堂々とした機関車が列車をけん引し続けました。
JR木曽福島駅の無料駐車場に隣接して、D51型蒸気機関車が展示されています。機関室に乗り込むことができないのが残念ですが、誰でも自由に柵の中に入ってぐるりと一回りし、間近に本物の「デゴイチ」全体を見ることができます。
自然の造形は時として信じられない光景を見せます。木曽川の泡立つ流れがこの岩の場所で突然静かな水面に変化するのです。❝後3分で登りの電車が来るよぉ!!❞ お店のご主人の声でザルそばの残りを急いですすり込んでカメラをかまえました。