読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

「働きマン4 」

2008-01-03 17:00:11 | マンガ
2008年最初のマンガご紹介です♪
今回読んだのは「働きマン4」(著:安野モヨコ)です。

このマンガは一話ごとに「~マン」というタイトルが付いています。
今回は以下の六話が収録されています。

お休みマン
お便りマン
占いマン
ボケマン
木瓜(ぼけ)に水やるマン
父マン

この中で「お休みマン」が特に色々と考えさせられたので、その話に触れてみます。
主人公の松方弘子は今回、大学時代の友人がハワイで結婚式をすることになり、それに招待されました。
休暇を取ってハワイに行き、久々に友人たちと再会した弘子。
友人たちも既に結婚していて、独身なのは弘子ともう一人の友人だけでした。
話題がそのことになったとき、友人たちから「ホント、独身は気楽でいい」と言われ、弘子が激怒。
「独身だったら自分のことだけやってればいいって…どういう意味よ。あたし達だって仕事でいろいろあるけど主婦が気楽だなんて言ってないでしょ?」と反論し、場は気まずいムードに。
その後、無事に仲直りできたのですが、結婚式のときに友人たちが見せた、新婦さんへの「主婦の気遣い」を見て、弘子はあることを実感します。
それは仕事以外における、日常生活での自分の未熟さのようなものです。
たしかにそういうところは、主婦のほうが気が利くのだと思います。
そして人生経験も豊富なので、精神的にも大人だと思います。
でもちょっと気になったのは、「ホント、独身は気楽でいい」という台詞です。
私も独身なのですが、気楽と思ったことってないんですよね。。。
たしかに仕事して給料もらって、それを自由に使えるのは良いかもしれません。
でも何か買うにしても、一人で買ってもあまり充実感がないです。
相談する相手がいると、「これがいい」「でもこっちは」みたいな感じで会話が弾んで、それだけで充実感があるんですよね。
そういうのって良いなと思います(^-^)
反対に既婚だと、お金を自由に使えない問題があります。
子供の教育費用とか、家のローンとか、いろいろなことがありますからね。
でも、心の温まる毎日を過ごせるのが良いなと思います☆
家に帰ったとき、待っていてくれる人がいるのって幸せなことですね♪

そんなわけで、今回読んだ「働きマン4」では、独身と既婚それぞれの想いというものを見て、色々と考えさせられたのでした。
本人が充実していると思えれば、それが最良の人生なのだと思います。
私ももっと人生を充実させるべく、2008年を進んでいきたいです。

「一(ひとつ)の太刀、次はない」

2007-09-22 00:51:35 | マンガ
タイトルだと何のことかわかりませんが、今週のバガボンドのレビューです。
今週のバガボンドはいつにも増して迫力のある内容でした。
バガボンドは宮本武蔵が主人公の漫画で、週間モーニングで連載されています。
作者はスラムダンクの井上雄彦先生です。
現在、モーニング誌上では吉岡道場総勢70名との死闘がクライマックスを迎えています。

宮本武蔵一人に対して70人がかりで戦う吉岡一門。
武士の心に反するその卑怯な戦い方は、吉岡道場の意地そのものだった。
既に吉岡道場は当主の吉岡清十郎が倒され、弟の伝七郎も倒される事態となり、「武蔵許さん」という怒りが立ち込めていた。
そして1対70の死闘が始まったのだった。

吉岡70名の総大将は吉岡十剣の筆頭・植田良平。
今回のブログのタイトルは、今週のバガボンドで植田が放った渾身の一撃から取りました
植田の回想シーンで、師である吉岡拳法の言った言葉がすごかったです。
何というか、心に迫るものがありました。

『斬り合いで待ってくれる奴がいるか?
 闘いに「次」はない
 いま!ここ!
 今ここですべてを相手に伝える!
 それ即ち一の太刀!!』

一撃に己の全てを込める、それが吉岡流。
吉岡拳法との過去を思い出しながら、武蔵に渾身の「一の太刀」を放つ植田良平。
「一の太刀、次は……ない」
   ↑
このセリフがすごくドラマチックでした。
読んでいて胸が高鳴りました
漫画でこれだけドキドキしたのはデスノート以来です。
井上雄彦先生ってすごい人だと思います。
絵が上手いのはもちろん、読み手をドキドキさせてくれるドラマチックな展開に釘付けです
来週のバガボンドも相当面白そうなので今から楽しみです♪

「働きマン②」

2007-09-09 23:39:40 | マンガ
どんなマンガかは「働きマン①」でご紹介しているので、今回は前回ご紹介していない部分をお届けします。

「働きマン」では一話ごとにタイトルが「~マン」と付けられています。
2巻では以下のようになっています。

第8話  昔も今も働きマン
第9話  根に持ちマン
第10話 報われマン
第11話 一人前の働きマン
第12話 逃げマン
第13話 面接マン
第14話 こだわりマン(前編)
第15話 こだわりマン(後編)

各話ごとに、タイトルに関係する人にスポットライトが当てられ、その人を巡る仕事ドラマが描かれています
ちなみに1巻は以下のようになっています。

第1話 女の働きマン
第2話 おいしいところを持ってきマン
第3話 張り込みマン
第4話 ラーメンマン
第5話 あやまりマン
第6話 振り向きマン
第7話 お姫さマン

今回読んだ2巻では「逃げマン」が印象に残っています。
松方弘子と仕事していた男がある日失踪してしまう。
置き手紙には「松方さんへ 旅に出ます。野島」とだけ記されていた…。
これには松方弘子も愕然
締め切りが迫った状態で、松方弘子は窮地に追い込まれてしまう。

仕事の仲間がある日突然消えてしまう、これってすごく現実的な内容だと思います。
何というか、失踪するほどまでに追い詰められる仕事っていうのが怖い気がしました。
これは失踪した方を一方的に責められるものではないように思います。
とはいえ、「逃げマン」が残していった仕事を全て背負うことになった松方弘子は激怒です。
「ふざけんな!!」のぶち切れシーンがすごかったです

他にも、2巻では編集以外の仕事にスポットライトが当てられたりして興味深く読めました
みんな自分の仕事に何らかの「こだわり」を持っているのがすごく印象的でしたね。
給料の高い低いより、仕事に対して自分が納得できるかできないかを重く見れる人ってさすがだと思います。
3巻、4巻もぜひ読んでみたいですね
ではまた。

「働きマン①」

2007-09-08 22:33:05 | マンガ
かなり久々のマンガご紹介です。

「働きマン」(著:安野モヨコ)

-----あらすじ-----
主人公・松方弘子は28歳で職業は編集者。
週刊『JIDAI』に載せる記事を書いている。
昼も夜も仕事に明け暮れる日々で彼氏とはすれ違い気味。
彼女には「仕事モード」があり、これがONになると「働きマン」に変身する。
「働きマン」になると血中の男性ホルモンが増加して通常の3倍の速さで仕事をする。
その間、寝食恋愛衣飾衛生の観念は消失する。

-----感想-----
前から読んでみたいと思っていた「働きマン」。
今回ついに1巻と2巻を購入しました
さっそく1巻を読んでみましたが、今まで読んだことのないタイプのマンガで新鮮に感じました。
「週刊誌の編集者」という仕事の世界が、主人公・松方弘子を中心に描かれています。
この仕事は時間がきつく、1日のほぼ全てを職場で過ごすこともあります。
また、記事を書く上での葛藤なども描かれていて、上手く仕事が出来ないときの心の揺れはすごく伝わるものがありました。

ただ記事を書けば良いというわけではないようです。
その他にももっと、人間関係のドラマや苦労があって、このマンガではそれが描かれています。
職場には色々な人がいるので、全ての人と上手くいくとは限らない。
松方弘子は直情的で思っていることをズバズバ言ってしまう方なので、特にそんな感じです。
そんな中で仕事をしていけばどうしても疲れてしまうと思います。

彼氏とのすれ違いは読んでいてうぬぬと思いました。
お互い仕事を優先するからしょっちゅうすれ違うのですが、たまにはお互いを優先しても良いのでは?と思いました。
特に松方弘子の方は会う気力もないくらい疲れていることがあって生々しかったです
何というか、仕事が原因で上手くいかないのは読んでいる方も色々考えさせられますね。

「働きマン」は絵が独特だなあと思います。
ユラ~リという感じの絵で、大人な雰囲気。
そしてすごく上手い
この先の展開が気になる、次の巻も読みたい、そう思わせる綺麗なタッチの絵でした。
明日は2巻を読んでみようと思います。

テニスの王子様 手塚国光 対 ”皇帝”真田弦一郎

2007-06-09 20:56:46 | マンガ
いよいよ始まった全国中学テニス大会決勝。
青春学園対立海大付属の因縁の戦いが始まる。
両校は関東大会決勝で一度対決している。
そのときは激戦の末、青春学園が勝利を収めた。

今回ご紹介する「手塚国光対”皇帝”真田弦一郎」の試合は、何と今週号の週刊少年ジャンプから始まったばかりです。
現在進行形の戦いなだけに、どちらが勝つのか全くわからないです。

手塚国光は青春学園テニス部の部長。
その実力は全国でもトップクラスを誇る。
一方の真田弦一郎は立海大付属の副部長。
こちらの実力も全国トップクラス。
関東大会決勝で越前リョーマと戦ったとき、「中学テニス界で最も強い男」と紹介されていた。
越前リョーマに負けはしたものの、実力の全ては出していない感じだった…。

越前リョーマ対真田弦一郎の戦いはこちら。

手塚国光対真田弦一郎の試合は始まったばかりですが、二人とも早くも本気モードです
今のところ、わずかに真田弦一郎が押している感じですね。
「あえて相手の得意なスタイルで戦い叩き潰す」というのが彼のテニス哲学。
なかなか怖い哲学ですね(笑)
今回も、手塚国光を真っ向勝負で叩き潰す気満々のようです。
でも手塚国光にも切り札があるので、簡単にはいかないはず。
様々な人が「この3年間待ち望んだ」という究極の対決、どちらが勝つのか注目です!!

また、今回は関東大会のときと違い、立海大付属の部長が登場。
病気から復活を遂げた彼は、名を「幸村」という。
真田弦一郎と合わせると「真田幸村」になりますね(笑)
偶然なのか、作者が狙ったのか…。
この幸村ですが、実力は真田弦一郎をさらに上回るのではと思います。
おそらく越前リョーマが幸村と戦うはず。

この戦いは現在進行形なので、決着がついたらまたご紹介します。
泣いても笑ってもこれが最後の戦い、両校には激闘を繰り広げてもらいたいですね。
勝つのは全国二連覇の王者立海大付属か、青春学園か…。
それではまた。

「ONE PIECE(ワンピース)」

2007-06-07 22:04:13 | マンガ
今回は私の大好きな漫画「ONE PIECE」のご紹介をします。

-----ストーリーご紹介-----
ONE PIECE(ワンピース)は1997年より週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載中の、尾田栄一郎作の少年漫画。2007年5月現在、45巻まで発刊。
伝説の海賊王ゴールド・ロジャー(ゴール・D・ロジャー)が遺した富と名声と力の「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐり、幾人もの海賊が覇権を賭けて争う大海賊時代。
そんな時代に生まれ海賊に憧れる少年モンキー・D・ルフィは、「ゴムゴムの実」と呼ばれる不思議な実(「悪魔の実」の一種)を食べてゴム人間となり、カナヅチ体質になりながらも、海賊王となる為に仲間と共に冒険する。


-----登場人物ご紹介-----

モンキー・D・ルフィ(麦わらのルフィ)
麦わら海賊団船長。本作の主人公。

ロロノア・ゾロ(海賊狩りのゾロ)
麦わら海賊団戦闘員。

ナミ(泥棒猫ナミ)
麦わら海賊団航海士。

ウソップ(狙撃の王様そげキング)
麦わら海賊団狙撃手。

サンジ(黒足のサンジ)
麦わら海賊団料理人。

トニートニー・チョッパー(わたあめ大好きチョッパー【ペット】)
麦わら海賊団船医。

ニコ・ロビン(悪魔の子ニコ・ロビン)
麦わら海賊団考古学者。

フランキー(鉄人(サイボーグ)フランキー)
麦わら海賊団船大工。


ここまで、ウィキペディアを参考にさせて頂きました。ありがとうございます。


-----コメント-----
みなさんご存知の漫画だと思います。
コミックスの累計部数は1億部を突破し、かつてないほどの大ヒットを巻き起こしている漫画です。
アニメ化、小説化、ゲーム化、映画化と、あらゆるジャンルに進出しています。
今回のご紹介はウィキペディアを参照させて頂くという、読書日和らしからぬ記事となりましたが(笑)、これにはわけがあるんです。
紹介したいことが多すぎて、オリジナルで紹介文を作ったらものすごい量になりそうなので、ウィキペディアを参照して要点を絞ってご紹介してみました。

数々の名勝負を生み出したワンピース。
私の好きな対決をご紹介してみます。

1位 ルフィ 対 ”王下七武海”クロコダイル
2位 ゾロ 対 Mr.1(ミスターワン)
3位 ルフィ 対 ロブ・ルッチ
4位 ゾロ 対 ”鷹の目”のミホーク
5位 ゾロ&ガン・フォール&ワイパー&ロビン 対 ”神”エネル
6位 ポートガス・D・エース 対 ”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチ
7位 サンジ 対 Mr.2(ミスターツー)
8位 ルフィ 対 ”神”エネル
9位 チョッパー&ウソップ 対 Mr.4&Ms.メリークリスマス
10位 ゾロ 対 カク


あと、好きな物語のベスト3もご紹介してみます。

1位 アラバスタ編
2位 エニエス・ロビー編
3位 空島編

やはり何といっても、アラバスタ編が一番好きです
コミックス18巻~23巻に収録されています。
砂漠の王国アラバスタを舞台に、麦わら海賊団と王下七武海の一人「クロコダイル」が全面対決!!
クロコダイルの極悪ぶりに激怒!!
止まらぬ謀略にハラハラ!!
王女「ネフェルタリ・ビビ」の名台詞に涙!!

アラバスタ編がジャンプ誌上で描かれていたときは高校生でした。
毎週ジャンプが発売されるのを今か今かと待っていたのが懐かしいですね
今にして思えば主人公が負けるはずないのに、ルフィがクロコダイルに負けてしまうのではとハラハラしてました(笑)

アラバスタ編での名台詞

ビビ:「私はこの国を愛してるから!!」

ビビの「私はこの国を愛してるから!!」には本当に涙でした。
あの感動、今でも覚えてますよ
アラバスタ編を最初から読めばこの台詞の素晴らしさがわかります。
クロコダイル一味との激闘が終わり、アラバスタ編のクライマックスでのこの台詞。
また読み返したくなってきました(笑)

アラバスタ編はまだまだご紹介したいですね。
「ワンピース アラバスタ編」という記事も作ろうかな。。。
今までは温存しておいたワンピースですが、今回ついにご紹介してみました。
好きなマンガのご紹介は楽しいですね。
shizuさんがワンピースを読み進めているようなので、ワンピースファンとして嬉しく思いました
それではまた。

バガボンド第二部

2007-06-01 19:50:38 | マンガ
今回は漫画のご紹介をします。
以前ご紹介した「バガボンド」(著:井上毅彦)の第二部が、かなり面白くなっています。
簡単にストーリーのご紹介を。

主人公は宮本武蔵、21歳。
第一部では吉岡伝七郎、宝蔵院胤瞬(ほうぞういんいんしゅん)、柳生四高弟、宍戸梅軒(ししどばいけん)などと激闘を繰り広げる。
吉岡伝七郎は吉岡道場当主・吉岡清十郎の弟。
宝蔵院胤瞬は宝蔵院流槍術二代目当主。
なんか漢字ばかりですね(笑)
そして、直接戦いはしなかったものの、胤瞬の師・宝蔵院胤栄や柳生の大殿様・柳生石舟斎(やぎゅうせきしゅうさい)に会い多くのことを学び、圧倒的な成長を遂げた武蔵。
かくして物語は第二部へ…


第二部ご紹介。

第一部から一年後、武蔵は京都を訪れた。
吉岡伝七郎との再戦の約束を果たすために。
だが武蔵は一年前よりはるかに強くなっていた。
もはや伝七郎に勝機はない、そのことを悟った兄・吉岡清十郎が動きだす!!
一年前吉岡道場に乗り込んだとき、武蔵が全く手も足も出なかった相手、それが清十郎なのだ!
そのときは実力の片鱗しか見せなかった清十郎が、今度は本気で武蔵を殺しにかかる。
夜の野原で焚き火をたく武蔵を吉岡清十郎が襲撃!!
夜中の決闘が幕を開ける。
「まあこれはこれで望みどおりの展開になったわけだが…」と不敵に自信を見せる武蔵。
一年前には見えなかった清十郎の剣が今は見える。
反対に清十郎は武蔵の成長に驚く。
両者の実力は互角。
「一つの太刀(たち)に己の全てを込める、それが吉岡流」
清十郎の渾身の一撃を紙一重でかわす武蔵。
武蔵の渾身の一撃を紙一重でかわす清十郎。
そして両者最後の一撃…
「吉岡一門との長い戦いが始まる」
この回の最終ページのこの言葉が、長く続くであろう激戦を予感させる…


今回のご紹介は宮本武蔵対吉岡清十郎だけにしておきます。
宮本武蔵が佐々木小次郎に勝つのは有名な話ですが、そこまでの道のりは長く険しいですね。
この後、対吉岡伝七郎、対吉岡一門などの死闘が繰り広げられます。
そして佐々木小次郎も京都に来ています。
武蔵と顔を合わせることになります!
また機会を見てバガボンドのご紹介をしたいですね♪
それではまた。

「電車男」

2007-04-16 19:29:18 | マンガ
今日の横浜はすごい雨&強風です
傘の骨が折れてしまいました…。
さて、今回は「電車男」(漫画:道家大輔)です。
電車男は色々な雑誌で漫画化されましたが、私は道家先生の電車男が一番面白かったです。
2005年にヤングチャンピオンで連載されていました。


-----内容-----
オタク青年が電車の中で酔っ払いに絡まれた「エルメスさん」を助けたことで物語が動き出す。
数日後エルメスさんからお礼の宅急便が届く。
そこに記された電話番号に電話をかけるべきかどうかで、ネットの住人達と激しい議論を巻き起こす…。
最終的に電話をかけ、ここからエスメスさんとの恋が始まる。


何と言っても、電車男の変身していく様が楽しいです
初のデートに向けて美容院に行ったり、服を買いにいったり、お店の下調べをしたり。
電車男のひたむきさが伝わってきます。
あと、ネットの住人達とのやりとりも面白い
変な人ばっかりですが(笑)、みんな真剣に電車男を応援しているようです。
クライマックスの告白で電車男は号泣。
「頑張って!」と励ますエルメスさん。
すごい展開にドキリとしました。


電車男の物語はノンフィクションなのがすごいと思います。
自分が実際に酔っ払いに絡まれている人を見かけたとき、迷わず助けることができるのかと考えてしまいます。
電車男の勇気はすごいと思いました。
それではまた。





デスノート読み返し 第二部

2007-04-07 16:03:34 | マンガ
デスノートの読み返し、十二巻まで読破しました!
さっそく、各巻の感想を。


第七巻(第二部のスタートから)
舞台はLの死から四年後。
キラが法となる暗黒の時代へ世界は向かいつつあった。
夜神月は23歳となり警察庁に入庁。
一方、第一部のクライマックスに登場したメロとニアが成長し、キラ討伐に向けて動き出す
というわけで、第二部のスタートです。
休載期間中のインタビューで大場先生は、「第二部はある誘拐事件で幕を開ける」と言っていました。
私の予想は、ライトがその誘拐事件を簡単に解決し、最強・夜神月の登場シーンにするのかと思いました。
が、予想外の展開にビックリ…。
誘拐はメロ率いるロサンゼルスマフィアの仕掛けたものだった。
カツン、カツンと階段を下りてくるメロの登場シーン、あの場面は結構好きです。


第八巻
ライトVSメロの全面対決
粧裕の誘拐によりデスノートをメロ側にとられてしまうライト…。
そしてニア
ワイミーズハウスのNo.1、ライトの最大のライバルです。
段々表情が幼くなっているのは気のせいでしょうか
また、第二部になって初の悪顔ライトが登場します。
「ニア…メロ… L…何かゾクゾクしてきたよ」
ついにきたかという感じです。
ライト派としてはこれを見ないと始まりませんからね。
引くこともありますけど(笑)


第九巻
ライトVSメロの第二ラウンドもメロが勝ち、焦るライト。
運命の第三ラウンド、夜神総一郎が目の取引をしてメロたちのアジトに突入。
総一郎とメロの駆け引きにやきもき
それにしても、まさか総一郎が死ぬとは思いませんでした…。
ライトが最後に流した涙は演技なのか本当なのか、よくわかりません。
そして沈黙を守っていたニアが動き出す。
露骨にライトを疑うのが、Lを思い起こさせて面白いです(笑)
でもこの時点ではキラ=Lまでは辿り着けても、キラ=L=夜神月までは辿り着けない状況。
しかもアメリカがキラに屈したことにより、新世界にまた一歩前進。


第十巻
展開の速さに仰天。
ニアがキラ=L=夜神月に辿り着いてしまった
九巻ラストの「民衆の力」はすごいと思ったのに、ニアにあっさり破られてるし…。
第二部が始まってからのライトは終始押されっぱなしで、なんだかなぁという感じです。
ムキになってはいけないと言いつつ、最終的にはムキになってしまうのが負けず嫌いなライトの性分なのでしょうね。
日本捜査本部もライトに不信感を抱き始めるし、少しづつライトの牙城が崩されていく感じですね
新キャラ魅上や高田清美も登場。
ライトと高田の接触は、高田が可哀想になりました…。
思いっきり女性の気持ちを利用してますからね
女性読者が怒っているのではと思います。


第十一巻
「考えてみればあの時からこれはLと1対1の戦い」
ライトのこのセリフで切ない気分になりました。
一話一話の内容が濃いからなのか、すごく長い期間連載しているような気がして、Lがなつかしくなりました。
そしてどんどん凄みを増していくライトの表情にも注目です!
レスター指揮官、ハル・リドナーやジェバンニも動き出し、これまでにないスケールで話が進む
出番の減っていたメロがラストで登場
まさかあんな結果になるとは…。


第十二巻
メロの高田誘拐がどんな結果になるのか、興味深々でした。
まさか高田に殺されて終わるなんて…。
ライトもニアも「メロの大失態」と口をそろえて、メロが可哀想になりました。
後半は噛ませ犬になってることが多かったし

そして1月28日、ついにライトとニアの直接対決。
「思い通り!」が出たときこれはライトの勝ちだと思いました。
ものすごい余裕のライト、「だめだ、まだ笑うな」と笑いをこらえてますね
が、なぜか誰も死なない。
まさかの展開に焦るライト。
そのとき、「メロのおかげです」とニア。
犬死にだと思ったメロが、実は重要な鍵を握っていた。
「二人ならLに並べる 二人ならLを超せる」ニアのこのセリフに心が熱くなりました。
そういえば、第二部になってライトが押されているときって、メロ&ニアの連携プレイにやられるんですよね
二人に組む気がなくても、結果的に協力することでライトを上回っていたんです。
「私達はLが証拠を挙げられなかったキラに…Lが敗れたキラに…確たる証拠を突きつけている!」
「私達」の部分に、メロも入っていそうですね
ライトが死んだのは以外でした。
何となく死なずに終わるイメージがあったので、「あ、やっぱり死ぬのか」という感じです。
リュークがライトの名前を書くというのは、デスノートのサイトではみんな予想してましたね(笑)
そしてpage108、最終回…。
ライトの死から1年後、世界はまた荒れてしまった。
改めてライトの行いについて考えさせられました。
ライト派でも、行いの全部に賛成できるわけではないので…。

最終回のニア、よく見るとチョコを食べています。
この姿を見たら、ライト派なのに感動してしまいました。
ニアがメロの魂を引き継いだような気がして泣けました。


ここまで読んでくれた方々、本当にありがとうございます
ライト、L、メロ、ニアのファンの方々、またそれ以外のファンの皆様、ご意見・ご感想お待ちしています。


※「読み返し 第一部」をご覧になる方はこちらをどうぞ。

デスノート読み返し 第一部

2007-04-06 18:25:56 | マンガ
こんにちは。
昨日から、デスノートを読み返してます
今は第一部を読み終わったところです。
ライトファンの私、やはりライトを応援してしまうようです。
コミックス第一巻~第七巻の感想をまとめてみます。
ライト目線で見た感想なのでL派のみなさん、怒らないでくださいね


第一巻
「二人の選ばれし者の壮絶な戦い」この言葉で早くもワクワクしました。
最初の頃のライトは純粋でしたね
「新世界の神になる」←よし、頑張れ!って感じでした。
そして最強の探偵「L」が登場。
どこかでこの二人が対決するんだろうなぁと、期待に胸を膨らませました。


第二巻
衝撃の悪顔ライト初登場シーン。
「さよならレイ・ペンバー」
このとき初めてライトを怖いと思いました。
純粋だった少年が暗黒面に落ちるような感じです。
殺した相手が犯罪者でなくてFBI捜査官だから余計残酷に見えるのかも…。
そしてもう一つの衝撃。
Lの素顔が初公開
当時ジャンプを読んでいたとき、予想を裏切る風貌に絶句しました
初期の頃は座禅くんでたのに…座り方が変わっちゃった


第三巻
早くもLがライトに接触。
まさかと思いました。そういうのは二年くらい連載してからだと思ってたので(笑)
デスノートの展開の速さは当時から話題になってましたね
ライトとLのテニス対決のとき、たしか2004年4月だったと思います。
就職活動真っ只中なのに…デスノートだけは見てました。
そして第二のキラの出現
ここからライト対Lの対決が熱くなっていくんですよね


第四巻
ミサに激怒するライト。私も激怒(笑)
が、すぐにその熱が冷めてしまうとんでもない展開が…。
「こいつにLに顔を見せLの名前を知り捜査本部もろとも消す。こいつを殺すのはその後だ…」
ライトさん、殺す気満々ですね
さすがにこのときは引きました
ただ怖いだけではなく、女の子の気持ちを利用するのが残酷な気が…。
ライトファンをやめようかと思った瞬間です。
そしてL。
「夜神月…早いな…まあ夜神月のことだ、私の姿が…」
四巻最大の見せ場はこのときだと思います。
すげーっL強いなあと本気でビックリしました。
ライトの見せ場の
「勝った!!ミサには流河の本名が見えている!!」
のとき勝負ありと思ったので。
どんでん返しに驚愕です。


第五巻
追い詰められたライト。
監禁を切り抜けるのは予想通り。
が、Lと手錠でつながって一緒に操作はまさかの展開でした。
しかしライトが純粋な心を取り戻したのは嬉しかったりします
「いくらキラ事件解決の為とはいえ女性のそういう気持ちを利用するなんて僕にはできない」
素晴らしい、悪顔ライトより純粋ライトのほうが良いですね
ここからヨツバキラ編の始まり。
ライトとLのタッグを見れるなんて奇跡なのでは?


第六巻
以外にも?ミサの活躍でヨツバキラに迫ります。
あんまりミサには好感が持てない…。
ライトの足を引っ張るイメージが
ライトには、できれば純粋なままいてほしいなと期待していました。
無理とはわかってますが(笑)
ヨツバキラ・火口を追い詰めて第六巻は終了。
そして七巻予告には、
「次巻悲鳴がこだまする」とある。
ジャンプ読んでいるので展開を知ってはいても、こういうのを見るとドキドキしますね。


第七巻
いよいよ運命の第七巻。
冒頭で火口を逮捕するも、デスノートの発見により死神の存在が捜査本部にばれる。
そしてついに、ライト復活のときが…。
「計画通り」
来たーっ悪顔ライトだーっ
純粋ライトとのものすごいギャップ
そしてpage58。
衝撃のL敗北。ライトが負けるだろうと予想していただけに激震が走りました。
にしても、ライトの表情が冷酷すぎる気が…。
「夜神月…(ライトの冷酷な顔)!…やはり…私は…間違って………なかった…」
このときはすごく嫌な気分になりました。
応援していたライトが勝ったのに、すんなり喜べないというか。
ライトが勝ってしまって良いのか?と疑問に思ったりもしました。
あまりに冷酷なライトに抵抗感を持ったのだと思います。
作者も意図的に冷酷な表情にして、読者に考えさせようとしているのかも知れません。
正義と悪の境界線を問う漫画。
その核心となるのがこのL死亡のときですね。
そしてメロ、ニアが第一部の最終回に登場。
第一部クライマックスは作品全体に悲しい雰囲気が漂っていたのが印象的でした。



というわけで、長い記事になってしまいごめんなさい。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございます
みんな思い入れのあるキャラがいると思います。
ライト派のみなさん、L派のみなさん、どしどしご意見ください
メロ派、ニア派のみなさんは、この次に「デスノート読み返し 第二部」を書くので、それまで待っていてくださいね。
でもご意見書いてくれて全然OKですよ
それでは、ご意見お待ちしています。


※「読み返し 第二部」をご覧になる方はこちらをどうぞ。