読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

東京マラソン2016

2016-02-29 21:16:29 | ウェブ日記
昨日は東京マラソンの日でした。
「東京がひとつになる日」「市民マラソンの祭典」と呼ばれるだけに今年もかなり盛り上がったようです
私は2008年に初めて見に行って以来、2014年以外は毎年見に行っていたのですが、今年は山口県にいるためさすがに見には行けませんでした。
しかし遠い地から東京マラソンに思いを馳せていました。
昨日ツイッターを見ていたら東京マラソンの話題がツイートされていて、今年もついにこの日が来たんだなと思いました。

私は東京マラソンを走る仮装ランナーさんを見るのが好きで、「東京マラソン 仮装大賞なランナーたち」というフォトギャラリーを毎年作っています。
今年になって、昨年のフォトギャラリーに登場した二人の仮装ランナーさんからブログにコメントを頂きました。
「東京マラソン2015 仮装大賞なランナーたち その1」の記事の写真27枚目のキャプテン・ハーロックさんと、ラストの写真のお父さんは頑張るゾッとさんです。


キャプテン・ハーロックさん。


お父さんは頑張るゾッとさん。

お二人とも今年も東京マラソンを走るとコメントしてくださいました。
私はお二人が今年も東京マラソンを走ることが嬉しかったですし、一年越しでこのブログを訪れてくれたことも嬉しかったです。
特にお父さんは頑張るゾッとさんは毎年東京マラソンの時期になると訪れてくれて、この時期の恒例となっています。

走る人と応援する人、今まで全く接点がなくても東京マラソンを通じてネットでつながりが生まれるというのは良いものだと思います。
東京マラソンの醍醐味はこれではないかと思います。
「東京がひとつになる日」のキャッチフレーズとも通じるものがあり、普段はまず走ることができない東京都心を舞台に年に一度走る人も見る人もひとつになる日として、今後も盛り上がっていってほしいです

デジカメの帰還

2016-02-28 19:17:01 | ウェブ日記
先日「デジカメの修理が終わった」と連絡があったので、今日はデジカメを受け取りに行ってきました。
販売店の担当者は「保証期間内でも有償になる可能性が高い」と言っていましたが、数日前に修理の人から電話があり、「無償で修理する」という予想外の言葉がありました。
不具合を調べたところ製品ごと新品に取り替えて対応するらしく、その場合は無償とのことでした。

先週末に販売店に修理を頼みに行った時に担当者は「画面表示がおかしくなっているのは内部のレンズが割れているからで、落としたりしていなくても、圧迫によって割れることもある。この修理は有償になる可能性が高い」と言っていました。
私の場合落としていないことは間違いないのですが、バッグに入れている時やひょいっと手で持った時に内部のレンズを圧迫した可能性がないとは言い切れません。
しかも落としたり圧迫していないことを証明するのは不可能であり、有償と言われれば払うしかないだろうと思いました。
しかし蓋を開けてみれば予想外の無償でラッキーでした。
こんなこともあるので、実際に修理してみるまでは分からないものだと思います。


新品に交換ということで、箱に入った状態の新品を渡してくれました。
これはデジカメが生まれ変わったかのようで結構嬉しいです。
私は初めてデジカメを買った時からキャノンの「IXY(イクシイ)」を使っています。
使いやすさとお手頃価格にして性能が良いところが気に入っています。
かくして、手元を離れていたデジカメが無事私のもとに帰還しました。
スマートフォンでも写真は撮れますが、やはり街や自然を撮る時はデジカメで撮りたいです。
さっそく来週末辺りに活躍させてあげたいなと思います。

「下町ロケット」池井戸潤

2016-02-27 19:09:15 | 小説


今回ご紹介するのは「下町ロケット」(著:池井戸潤)です。

-----内容-----
研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。
そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。
圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。
創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。
特許を売れば窮地を脱することができる。
だが、その技術には、佃の夢が詰まっていたー。
男たちの矜恃が激突する感動のエンターテインメント長編!
第145回直木賞受賞作。

-----感想-----
昨年の秋にドラマ化されたこの作品、直木賞受賞作であり、池井戸潤さんの作品の中で一番最初に読んでみたかった作品です。
物語は次のように構成されています。

プロローグ
第一章 カウントダウン
第二章 迷走スターダスト計画
第三章 下町ドリーム
第四章 揺れる心
第五章 佃プライド
第六章 品質の砦
第七章 リフト・オフ

冒頭、種子島宇宙センターで実験衛星打ち上げロケットの打ち上げが行われるところから物語が始まります。
主人公である佃航平はそのロケットのエンジンの開発者として携わっていました。
エンジンの名前はセイレーンと言い、新開発のシステムを搭載した大型水素エンジンです。
このエンジンを開発するために佃は大学で7年、宇宙科学開発機構の研究員になってから2年の歳月を費やしてきました。
しかし打ち上げは失敗。
予定経路から外れてしまったためやむ無くロケットは爆破され、海の藻屑と消えていきました。
これがプロローグで、ここから本格的に物語が始まっていきます。

宇宙科学開発機構の研究員をしていた佃は7年前、父の死に伴って家業の佃製作所を継ぎ社長になりました。
佃製作所の業種は精密機械製造業です。
佃は現在43歳になっていて、「図体がでかい」とありました。
社長の佃のほかに、経理部長の殿村直弘、営業第一部長の津野薫、営業第二部長の唐木田篤、オタクタイプの技術開発部長である山崎光彦ら、佃製作所の社員がたくさん登場します。
第一章の冒頭、主要取引先の京浜マシナリーの徳田という調達部長から「今までエンジン部品を納品してもらっていたが、来月末までで取引終了にしてほしい」と突如告げられ、佃は困惑します。
社長からキーデバイス(重要部品)の内製化方針が出て、下請けに頼むのではなく自分のところで造ることにしたと言うのです。
売り上げが一気に10億円も減ってしまうため、赤字になることが避けられません。

佃製作所の主要取引先銀行(メインバンク)は東京都大田区にある白水銀行池上支店です。
佃はその白水銀行池上支店から三億円の融資をお願いしに行きますが、応対した融資課の融資担当者、柳井哲二という課長代理の反応は芳しくありませんでした。
回りくどい言い方で「研究開発費にお金を遣いすぎ」と言っていました。
「佃製作所が出願したバルブシステムの特許は、世界的に見てもトップレベルにある」と佃は力説しますが、冷たくあしらわれてまるで相手にしてもらえません。
「御社の技術開発力を評価している者は、当行にはひとりもいません」とまで言っていました。
この冷たさには、景気の良い時には頼むから融資させてくれとばかりに強引にお金を貸し、景気が悪くなると途端に貸し剥がしにかかる銀行の体質が思い浮かびました。

苦しい懐事情の佃製作所に、東京地方裁判所からの訴状が送られてきます。
訴えてきたのはナカシマ工業という小型エンジン分野でライバル関係にある東証一部上場メーカーです。
佃製作所の「ステラ」という高性能小型エンジンの最新型が、ナカシマ工業が開発したエンジンの模倣であるとし、特許侵害を理由に販売差し止めを求める訴状内容になっていました。
ただしこれは全くの言い掛かりで、佃や津野は怒りを露にします。
ナカシマ工業は「マネシマ工業」とも言われていて、売れるとなるとさっさとその分野に参入してくるのがナカシマ工業の戦略であり、業界で「マネシマ工業」と揶揄される所以とのことです。
全くの言い掛かりでありながら損害賠償90億円まで求める酷い会社でした。

ナカシマ工業が佃製作所を特許侵害で訴えたと間髪入れずにプレス発表し、それを聞いた白水銀行池上支店は一気に態度を硬化させます。
佃と殿村が訴訟のことを報告に行くと、課長代理の柳井に加え支店長の根木節生(ねぎせつお)が出てきて、迷惑な失敗者を糾弾するような対応をされます。
根木は「裁判で負けたら御社のエンジンは販売継続すら難しい。それ以前に、90億円もの損害賠償をしなければならないとなると、会社の存続そのものが無理」と、佃製作所が裁判に負けると決めつけたようなことを言ってきます。
「銀行というのは最悪の事態を想定するものでしてね」とも言っていました。
「訴えられたからといって、最悪の事態を想定して融資をしないだなんて、あんまりですよ」と食い下がる佃に対し、「結果がわかっているのなら、誰も裁判なんかしないんじゃないんですか」と突き放す根木。
「勝算があるからナカシマ工業だって訴えたんです。ナカシマ工業ですよ、あのナカシマ」とやはり佃製作所が裁判に負けると決めつけたことを言っています。
佃は胸中で次のように述懐しています。

法廷では裁判官の心証として大企業が有利だという話もショッキングだが、実は法廷などまだマシなほうで、本当に不公平なのは実社会のほうなのだ。
この世の中では圧倒的に大企業が有利である。
大企業が裁判をすれば、「あの会社が訴えるぐらいだから、その会社はよほど悪どいんだろう」と誰もが思う。
いくら「ウチは悪くない」と主張したところで、信用してはもらえない。


これは理不尽だなと思いました。
そして切ないです。
ナカシマ工業という大企業が「特許侵害だ」と訴えると、世間は「佃製作所が悪い」と一方的に思い込む傾向があります。
かくして、佃製作所は創業以来最大の危機を迎えることになりました。
殿村の見積りでは、銀行から融資を受けられない今、一年の間に裁判の勝負がつかなければ佃製作所は倒産します。

佃は家庭もあまり順調ではなく、家に帰っても娘の利菜はろくに返事もしてくれません。
今年中学二年生になる利菜は半年ほど前からまともに口をきいてくれなくなったとのことです。
これは思春期にはわりとよくあることかと思います。
また、かつては沙耶という妻がいましたが、佃が社長業を継いだ翌年、価値観の違いから離婚しています。
沙耶も佃と同じく大学の研究者の道を歩んでいました。
セイレーンの打ち上げ失敗の責任を取って佃が研究所を退職する時、沙耶は「そんなことで辞めるんだ」と軽蔑したことを言っていて、そこから関係がギクシャクしていきました。
そして出ていった沙耶から唐突に家に電話がかかってきます。
用件は佃製作所がナカシマ工業に訴えられた件で、良かったら知財専門の凄腕弁護士を紹介しても良いという提案でした。

三田公康という、ナカシマ工業で訴訟を担当している男はかなり悪どいことを言っていました。
「この世の中には二つの規律がある。それは倫理と法律だ。会社に倫理など必要ない。会社は法律さえ守っていれば、どんなことをしたって罰せられることはない。相手企業の息の根を止めることも可能だ」
この悪どい三田の指揮のもと、ナカシマ工業は佃製作所に卑劣極まりない裁判攻勢をかけていきました。
裁判で劣勢に立たされる中、佃は会社の顧問弁護士である田辺の裁判対応に不信感を募らせていきます。
やがて沙耶が紹介しても良いと言っていた知財関係では国内トップクラスの凄腕弁護士、神谷に裁判を頼むことになります。


佃製作所はナカシマ工業だけではなく、帝国重工とも絡んでいくことになります。
帝国重工は日本を代表する大企業であり、同社の宇宙航空部は政府から民間委託された大型ロケットの製造開発を一手に引き受ける宇宙航空関係の国内最大のメーカーです。
この帝国重工がロケットに搭載する新型水素エンジンのバルブシステムの特許を申請したのですが、既に同じ内容の特許が存在するため申請は認められませんでした。
特許を取得していたのは佃製作所でした。
新型水素エンジンを開発していた宇宙航空部の主任、富山敬治は特許の申請が認められなかったことにだいぶ狼狽していました。
そしてこの事態に帝国重工は慌てます。
帝国重工社長の藤間秀樹はキーテクノロジーは内製化するという方針のもと、「スターダスト計画」という大型ロケット打ち上げプロジェクトを発表していました。
それが初期段階の新型エンジンの開発で頓挫することになります。
何としてもこの特許が欲しい帝国重工は佃製作所に触手を伸ばしてきます。
宇宙航空部の部長、財前道生から特許の売却を提案され、佃は戸惑います。
ナカシマ工業との裁判の影響で資金繰りが苦しくなっているので特許を売れば窮地を脱することができますが、帝国重工の上を行く早さで開発した大事な特許を手放すことになります。
売却にこだわる帝国重工と「売却ではなく特許使用を認める契約」にしたい佃製作所で意見は合わず、この話し合いは難航します。
佃製作所の中でも「資金繰りに窮しているのだから今すぐにでも売却すべき」と主張する営業第二部長の唐木田と「売りたくない」と主張する技術開発部長の山崎などで意見の対立が起きていました。
この特許を巡る帝国重工との話し合いから物語は意外な展開を見せていくことになります。

印象的な言葉もありました。

「傷つけたほうは簡単に忘れても、傷つけられたほうは忘れられない」
「自分の都合のいいときだけすり寄ってくるような商売はよしてくれ。いいときも悪いときも、信じ合っていくのが本当のビジネスなんじゃないのか」

両方とも佃の言葉です。
「自分の都合のいいときだけすり寄ってくるような商売はよしてくれ」の言葉を見て、以前どこかで聞いた「苦しい時でも見捨てないでそばにいてくれるのが本当の仲間」という言葉を思い出しました。
自分の都合のいいときだけすり寄ってくるような人は、都合が悪くなればサッと離れていきます。

佃には自分のエンジンでロケットを飛ばしたいという夢があります。
その夢を追いかけるため、新型水素エンジンのバルブシステムの特許を使った大勝負をしていくことになります。
佃製作所が強気の攻めに出て、序盤とは打って変わった展開になります。
私は当初この物語は特許を巡る裁判を中心に進んでいくのかと思いましたが、真の山場は帝国重工との特許を巡る攻防でした。
また、佃製作所の社内からは「社長の夢で突っ走るのはやめてくれ」という意見もあり、物語の中盤からは社内の不協和音も気になるところでした。
中小企業の社長を主人公にした技術者達の物語、面白かったです。
続編も出ているのでいずれ読んでみたいと思います


※図書レビュー館(レビュー記事の作家ごとの一覧)を見る方はこちらをどうぞ。

※図書ランキングはこちらをどうぞ。

にしき堂 個性ある餡のもみじ饅頭

2016-02-25 22:55:26 | ウェブ日記


写真は「にしき堂」のもみじ饅頭です。
広島駅の駅ビル1階に「にしき堂」のお店があります。
ここには「藤い屋」もあり、帰省の際にはこの二つのお店でよくもみじ饅頭を買っています。
写真のもみじ饅頭はバラ売りで買った「チョコ」「チーズ」「いも」のもみじ饅頭です。

帰省の際、藤い屋のもみじ饅頭は「こしあん、つぶあん、抹茶、チョコクリーム、カスタードクリーム」の五種類が入ったものをよく買います。
対してにしき堂は、こしあんのみのもみじ饅頭か「生もみじ」を買っています。
にしき堂にも「こしあん、つぶあん、チョコレート、チーズ、もち、いも」の六種類が入ったものがあるのですが、今までは買っていませんでした。
チーズ、もち、いものもみじ饅頭が未知数で家族に合うか不明だったのと、藤い屋の五種類のもみじ饅頭が見た目も味も良く気に入っているので、何種類も入っているもみじ饅頭を買う時はそれを選んでいます。
しかし先日実家の祖母の四十九日で帰省する際、年末の帰省の時に藤い屋の五種類のもみじ饅頭を買っていたので(にしき堂の方は生もみじを買っています)、今回は趣を変えてにしき堂の六種類が入ったもみじ饅頭を買ってみようと思いました。
事前にバラ売りでチョコレート、チーズ、いものもみじ饅頭を買って食べてみたところ、いずれも美味しかったです。
もみじ饅頭に合うのか疑問だったチーズといももバッチリ合っていて美味しかったのは流石にしき堂と思いました。
にしき堂らしいしっとりしたもみじ饅頭に仕上がっています。
藤い屋がもみじ饅頭に弾力を出してきているのに対し、にしき堂はしっとり感を出してきています。
これはレモンケーキの「瀬戸田レモンケーキ 島ごころ」「西洋菓子 カトル・フィユのレモンケーキ」の違いが思い浮かびます。
やはり同じもみじ饅頭でもお店によって特徴があって面白いです。

「もち」のもみじ饅頭はちょうどバラ売りが売り切れていて味を確かめることがでかきなかったのですが、実家で食べてみたらなかなか美味しかったです。
もちがそのまま入っているわけではなく、もちの餡が入っています。
ゆずの果汁が入っていて、ほんのりゆずが香るのが良いです。

そして「いも」のもみじ饅頭は父と母に大好評だったのが印象的です。
さつまいもの焼きいものペーストが餡として入っています。
まさに焼きいものような味わいで、焼きいもの持つ甘さが上手く生かされていて良いと思います。

チーズ、いも、もちと、にしき堂のもみじ饅頭には個性的なものがあります。
いずれももみじ饅頭と合う味わいになっているところに凄さを感じます。
こしあん、つぶあん、チョコももちろん美味しく、この六種類全て好きなので、バラ売りで買ってきておやつに食べるのも良いものです。

「西洋菓子 カトル・フィユ」のレモンケーキ

2016-02-22 20:54:57 | グルメ


広島駅の駅ビル1階に「西洋菓子 カトル・フィユ」という洋菓子屋があります。
レモンケーキを看板商品として売り出していて、写真のレモンケーキがたくさん売られています。
名前は「広島レモーネ」と言います。
とても小さなスペースのお店なのですがレモンの黄色を基調とした明るい雰囲気のお店で存在感があり、以前からおやつ用にばら売り1個でレモンケーキを買うことがありました。
以前ご紹介した「瀬戸田レモンケーキ 島ごころ」とともに気に入っているレモンケーキです。
※「瀬戸田レモンケーキ 島ごころ」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。



封を切ると、このようなレモンケーキが姿を現します。
ころんとしていて見た目の形がまずレモンです。
スポンジケーキには弾力があり、この弾力が良いです
「西洋菓子 カトル・フィユ」のレモンケーキの大きな特徴だと思います。
また、このスポンジケーキにはレモンの特産地広島県で百年の伝統を持つ「大長レモン」の果汁が入っていて、ほんのりとレモンの風味があります。
大長は国産レモン発祥の地と呼ばれているとのことです。
そしてレモンのホワイトチョコによってコーティングされています。
このホワイトチョコでコーティングされた姿はよく見かけるレモンケーキのタイプです。
「瀬戸田レモンケーキ 島ごころ」の場合はホワイトチョコでのコーティングはせず、しっとりとしたケーキ生地に細かくカットしたレモンの皮の果肉が入っているのが特徴ですが、こちらの「広島レモーネ」はよく見かけるオーソドックスなレモンケーキに仕上げています。
レモンホワイトチョコと弾力のあるスポンジケーキの相性が抜群に良くて美味しいです。

同じレモンケーキでもお店によって特徴を出してきていて面白いです。
広島の特産品であるレモンを生かしたレモンケーキ、広島に来た際には「もみじ饅頭」と並んでお土産にお勧めです

時計倉庫 TOKIA

2016-02-21 19:27:02 | ウェブ日記
広島の「本通り」と呼ばれるアーケード商店街の入り口すぐ近くに、「時計倉庫 TOKIA」という時計のお店があります。
数多くの腕時計を揃えていて気になる存在ではありました。
以前新しい腕時計を買おうと思い立ち、ここに買いに行きました。

店内のスペースは狭めで、階段沿いにもところ狭しと大量の腕時計が置いてありました。
私は時計に何万もかけるタイプではなく、安価で十分と考えるので、休めの値段のものを探していきました。
しかし何万円もする高価なブランド物の時計がずらりと並んでいて驚かされます。
やがて階段沿いの場所で、税込3980円とお手頃な腕時計があるのが目に留まりました。
しかもデザインが私好みなものがありました。
これだと思い購入することにしました。
「お手頃価格でありながら好みのデザイン」というのは理想的です。
私の場合は大きな腕時計は好みではなく、やや小さめなくらいが好きです。
色は黒よりもシルバー、もしくはシルバーからややゴールド寄りになった辺りを好みます。
そういった好みに合ったものをたくさんある中から見つけていくのは結構楽しいです。
またこの好み以外にも、商品を見ていく中で意外なものに興味を惹かれたりすることもあります。
腕時計はそんなに頻繁に買うものでもないので、できるだけ「これは」と思うものを見つけたいと思います。

デジカメの負傷

2016-02-20 21:40:37 | ウェブ日記
先日、突如デジカメの調子が悪くなりました。
電源を入れたら撮影画面の右半分が白くなり、何も写らなくなっていました
さらに左半分も靄(もや)がかかったように白味がかった画面状態になっていました。
この二つの状態が画面の中央でスパッと縦に二分されていたのが興味深かったです。
特に落としたりしていないのにいきなりそんな状態になったことに戸惑いました。

デジカメを買った時にメーカー保証書を貰い、一年以内であれば無償で修理してもらえることを思い出しました。
そこで今日、メーカー保証書を持ってデジカメを買ったお店に行ってきました。
お店の担当者によると、内部のレンズが割れたのが原因とのことで、落としたりしていなくても、何らかの圧迫する力が加わって割れたのではとのことでした。
そして内部のレンズが割れた場合はメーカー保証期間内であっても有償修理になる可能性が高いとのことでした。
正直なぜ内部のレンズが割れたのかさっぱり分かりませんが、たまたまデジカメを持つ時に内部レンズを圧迫した可能性が全くないとは言えません。
金額を聞くと約1万円とのことで、結構高いなと思いました。
ひとまずメーカーに送り、後日有償修理になるか無償修理になるか電話で知らせてくれるとのことです。
有償修理になると思うので、後は金額が1万円くらいで済むのを願います。
昨年の6月に買い、使いやすくて気に入っているデジカメでもあるので、ぜひ復活してほしいと思います
まだまだ活躍させてあげたいです。

丸山和也参議院議員の発言

2016-02-19 19:50:19 | 政治


丸山和也参議院議員が「オバマ大統領は黒人の血を引く奴隷」と発言したとして物議を醸しています。
こういう時は、どんな発言をしたのか発言の全文を見てみるのが良いと思います。
丸山和也参議院議員の発言の全文を次に示します。

--------------------
バカみたいな話だと思われるかもしれないかもしれませんが、例えば今、アメリカは黒人が大統領になっているんですよ。
黒人の血を引くね。
これは奴隷ですよ。はっきり言って。
リンカーンが奴隷解放をやったと。
でも、公民権も何もない。
マーティン・ルーサー・キング(牧師)が出て、公民権運動の中で公民権が与えられた。
でもですね、まさか、アメリカの建国、当初の時代に、黒人・奴隷がアメリカの大統領になるとは考えもしない。
これだけのですね、ダイナミックの変革をしていく国なんです。
--------------------

これを見ると、発言は「アメリカはこれだけダイナミックな変革をしていく国だ」と讃えようとしていて、報道との違いに気付くかと思います。
まず、かつて黒人は白人によって奴隷として扱われていました。
これは歴史的事実です。
そしてリンカーン大統領が奴隷解放をしたものの、公民権も何も与えられませんでした。
その後、有名なキング牧師が登場し、公民権運動を展開してついに黒人に公民権が与えられました。
これも歴史的事実です。
そして2008年、バラク・オバマ大統領という、かつては奴隷にされていた黒人から、史上初めてアメリカ合衆国大統領が誕生しました。
丸山和也参議院議員は歴史的な経緯を説明した上で、「かつては奴隷として扱われていた黒人が公民権を得て、ついには大統領が誕生するという、アメリカはこれだけダイナミックな変革をしていく国だ」と讃えています。
ただし、言葉の選び方が下手なため、マスコミに狙われることになりました。

発言全文のうち、真ん中のリンカーン大統領とキング牧師のくだりを削除して、その前の文と後ろの文をつなぎ合わせると、現在テレビで報道されているような趣旨の発言(黒人への差別発言)になります。



このようにリンカーン大統領とキング牧師のくだりを削除して編集すると、「黒人は奴隷。奴隷が大統領になるなんて信じられない」と黒人差別をしているかのような発言に加工されます。
切って貼っての切り貼り報道で、「偏向報道」の手法の一つです。
この場合は本来の発言の趣旨である「讃える」とは真逆の「差別発言」にされていて、「捏造報道」と言っても良いかと思います。
テレビの報道について定めた放送法第4条に何と書かれているかを次に示します。

第4条
放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たっては、次の各号の定めるところによらなければならない。
(1) 公安及び善良な風俗を害しないこと。
(2) 政治的に公平であること。
(3) 報道は事実をまげないですること。
(4) 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

発言の趣旨を真逆にねじ曲げて報道することは「(3)報道は事実をまげないですること」に違反しています。
「報道の自由」「表現の自由」と言っていれば何をしても許されると言うのでしょうか。
私は違うと思います。
「高市早苗総務大臣がテレビ局の停波の可能性に言及」の記事に書いたように、テレビ局の放送法を無視した「偏向報道」の酷さは尋常ではありません。
テレビと新聞しか情報源がなくネットを見られない人は「丸山和也参議院議員が黒人に差別発言」という捏造報道を信じ込まされてしまいます。
公共の電波を扱うテレビ局として許されない行為です。
放送法違反を繰り返す悪質なテレビ局に対しては真剣に放送免許の剥奪を検討すべきだと思います。

もちろん、偏向報道を繰り返すテレビ新聞のマスコミを前に隙のある発言をした丸山和也参議院議員の脇の甘さにも問題はあります。
こういう報道をする悪質な人達だと分かっているはずなのですから。
しかし一番の問題は、発言を偏向して本来の趣旨とは全く違う趣旨で報道するテレビ新聞のマスコミにあると思います。
「アメリカとの外交問題になりかねない」と煽っているようですが、これは「外交問題にしたい」の間違いです。
多くのテレビ新聞のマスコミは日本を困らせたり貶めたりすることに執念を見せる特徴があり、「反日左翼マスコミ」「売国左翼マスコミ」と呼ばれる由縁がここにあります。

少なくともこの件で丸山和也参議院議員が議員を辞職するような必要は全くないです。
言葉狩りに異常な執着を見せるマスコミや自分達の酷さは棚に上げ他人の批判しかできない民主党のような政党に潰されることなく、脇を締めて議員の職責を果たしていってほしいと思います。

ぞうすいの店 ひよこ家

2016-02-18 20:43:55 | グルメ


広島の八丁堀からほど近いところにある「ぞうすいの店 ひよこ家」に行ってみました。
「江戸前天冨良 津久根島」の近くにあり、名前のとおり雑炊の専門店です。
雑炊の専門店は見たことがなくて珍しく、食べたくなったので寄ってみました。
雑炊は全部で24種類あり、私は「かに雑炊」に鮭をトッピングしたものを頼みました。
かにと鮭は相性が良いのでこれはかなり美味しいのではと思いました。



こちらがかに雑炊の鮭トッピングです。
雑炊には玉子が入っています。
メニューに「雑炊は熱いうちによくかき混ぜて食べること」とあったのでかき混ぜて食べていきました。

ご飯は麦ごはんで、三つ葉が載っています。
かにはズワイガニの身がたっぷり入っていて、鮭もたっぷり入っています。
予想どおりカニと鮭はすごくよく合っていて美味しかったです。
そしてカニも鮭も予想以上にたくさん入っていて驚きました
これだけ景気よく入れてくれるのはありがたいなと思いました
小さめの餅も一つ入っていました。

あっさりさっぱりしたものを食べたい時に雑炊は良いのではと思います。
元々雑炊は好きなので他のメニューも食べてみたいと思います

確かな目を 年金、株価、円、報道

2016-02-17 19:50:21 | 政治
どうもかなり恣意的な報道が行われているようなので、最近の政治経済の状況を書いてみます。
まず「年金の運用に失敗して大損害」とのことなので、次の図を見てみましょう。


これは年度ごとの年金運用における収益状況を表しています。
これを見ると分かるように、直近の収益状況は民主党政権時代より20兆円は高い位置にいます。
それだけ運用によって年金資産を増やしているということです。
一時的に損害が出たからといってそこだけを見て「運用失敗だ、もう駄目だ」となるのは間違いです。

次に株価ですが、現在は中国経済の崩壊による世界的な株価下落により、一番高くなった値段(約20000円)より下がっています。
ここ数日は15000~16000円くらいでの推移となっており、民主党はこれを批判しています。
ちなみに民主党政権時代は、まるで有効的な経済政策を打てなかったため、株価は8000円台での推移となりました。
次の表の一番下に民主党政権時代末期の株価が載っています。



8665円と、民主党が批判している現在の株価より遥かに低い値でした。
この当時はリーマンショック後の混乱も終わり、世界の経済は上昇気流にありました。
世界各国がどんどん経済を良くしていく中で、日本だけが取り残されて低迷し続けることになりました。
これは当時の民主党政権が何も有効な経済政策を打てなかったのが原因です。
世界的に不況なら日本が不況になるのもまだ分かるのですが、世界的に好景気なのに日本だけその流れに乗れず一人負けの状態だったのは酷いです。
自分達の無策無能を棚に上げ、よく「株価が下がった、アベノミクス失敗だ」などと批判できるものだと思います。
そしてこの表を見ると分かるように、日本経済は民主党政権時代から大幅に改善されています。

円は現在、一番円安になった時よりも円高方向(113~114円くらい)に振れています。
民主党はこれも「円高だ」と批判しています。
ちなみに民主党政権時代は80円台という極度の円高での推移となり、一時は75円台という凄まじい円高になっていました。
民主党政権下で日本経済は壊滅状態に追い詰められていました。
この自分達の政権時代の極度の円高を棚に上げなぜ「円高だ」と批判できるのかすごく疑問です。

株価と円相場について、テレビと新聞のマスコミ報道について印象的なものがあります。
まず株値が上がると「上がっても庶民の暮らしに影響はない」と悲観的なことを言います。
次に株価が下がると「株価下落。庶民の暮らしに打撃」と不安を煽ります。
ここに矛盾があります。
「上がっても庶民の暮らしに影響はない」と言うのであれば、下がっても庶民の暮らしに影響はないということになります。
ところが下がった時は「庶民の暮らしに打撃」と言っていて、仮にも報道に携わる人達なのに論理の整合性が取れていません。
ここから見えるのは、株価が上がっても下がってもとにかく自民党(安倍晋三首相)の批判につなげたいという浅ましい考えです。
その浅ましい考えが「株価が上がっても卑屈なことを言い評価しようとせず、下がれば大喜びでアベノミクス失敗を煽る」という現在の報道姿勢になっているのだと思います。
テレビと新聞が率先して国民が卑屈になるように報道しているのはあまりに酷いです。
私は一国民として株価は上がってくれたほうが嬉しいですし、下がった時は残念に思います。
この「嬉しい」の部分を徹底して卑屈になるようにしているのが現在のテレビ新聞のマスコミ報道です。

円については、円高に振れると「急激な円高で企業に打撃。日本はもう駄目です」というようなことを言います。
そして円安に振れると「急激な円安で企業に打撃。日本はもう駄目です」というようなことを言います。
円高に振れても円安に振れても悲観的なことを言います。
そして株価の時と同じく、自民党(安倍晋三首相)の批判に持っていく特徴があります。
これも「円が上がろうが下がろうがとにかく自民党(安倍晋三首相)の批判につなげたい」という浅ましい考えが見て取れます。

民主党とテレビ新聞のマスコミに共通しているのは、「何でも良いから手段を選ばずとにかく批判」に走っている点です。
民主党が国会で何でも良いからとにかく批判し、テレビ新聞のマスコミが大喜びでそれを報道するという展開を最近よく見かけます。
この手法は2009年の政権交代の時にも使われていました。
あの時は多くの国民がまんまと騙されてしまい民主党政権を誕生させ、その結果この記事に書いたように経済は壊滅状態に追い詰められました。
ほかにも、「外交」も目も当てられないくらいに壊滅していました。
あの政権交代から6年半が経ち、再びまともな政治になってからは3年2ヶ月が経ちました。
失敗から学び、再び同じ失敗をしないためにも、報道に対する「確かな目」を持つべきだと思います。
猛烈に偏向した報道(偏向報道と言います)になっているのは認識しておいたほうが良いと思います。
民主党は自分達のことを棚に上げて批判に明け暮れるだけでまともな政策論議は全然できておらず、これを見抜ける国民であってほしいです。