(村雲颯香さん卒業公演で貰った花を持ち、まるで鎮魂のように目を瞑る高橋七実さん。写真はネットより。以下同じ。)
新潟を中心に活動するアイドルグループNGT48の研究生メンバー、高橋七実さんにお手紙を書きました。
NGT48の数少ない良識派で、高橋七実さんも5月18日に行われた山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんの卒業公演「太陽は何度でも」に、運営からの参加禁止圧力に屈せず駆け付けた7人のうちの1人です。
NGT48のメンバーはフォトログ(グループ公式の写真付きブログ)を書いていて、高橋七実さんの文章には静謐、神聖、誠実の3つが揃っているという特徴があります。
読むと心が清められるような、とても静かで品のある文章を書きます。
今回のお手紙では山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんの卒業後から見てきた高橋七実さんのフォトログの中で、印象的だったものをいくつか全文書き、それぞれの後に私の感想を添えるという形にしました。
(山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんの卒業公演後の写真撮影にて、前列左から長谷川玲奈さん、山口真帆さん、菅原りこさん、後列左から小熊倫実さん、日下部愛菜さん、村雲颯香さん、角ゆりあさん、渡邉歩咲さん、高沢朋花さん、高橋七実さん。)
(現在グループに残っているのは小熊倫実さん、日下部愛菜さん、角ゆりあさん、高橋七実さんの4人です。)
私はアイドルは公人(誰か特定の人のための存在ではない)と考えているので、公人向けお手紙ということで内容自体は今回も公開します。
また、お手紙の原本の写真も記事最後に載せておきます。
私は誠実なメンバーには、こちらもお手紙を出す時は誠意を持って書こうと考えています。
まして相手がメンバーきっての誠実さの高橋七実さんともなれば、こちらも全力の誠意で書きます。
いくつかのフォトログを全文掲載したので、お手紙の枚数は過去最長の50枚になりました。
高橋七実さんはフォトログの文章を見ると分かりますが非常に聡明な人なので、長いお手紙であっても問題なく読んで頂けると思いました。
なので長くなるだろうなとは思いましたが印象的だったフォトログの全文掲載に私の感想を添える形でまとめました。
(8月9日、AKB48の55枚目シングル「ジワるDAYS」の握手会にて、浴衣姿の高橋七実さん。)
文章だけでもその人の性格は出るもので、高校三年生18歳とは思えない神がかった静謐、神聖、誠実な文章に何度か驚かされました。
その文章がどんなものなのか、そして高橋七実さんという人がどんなことを思い山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さん卒業後の日々を過ごしてきたか、ぜひ知ってみてください。
こういった誠実な人にはぜひこの先大成してほしいと思います
----------お手紙ここから----------
私は山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんの卒業公演「太陽は何度でも」で初めて高橋七実さんのことを知りました。
山口県在住の34歳の会社員で、ネットではブログとツイッターで活動していて、3人の卒業公演まで特にアイドルのファンはしていなかったです。
しかし卒業公演のことはかなり気になり、5月18日そこに駆け付けた7人のメンバーの1人が高橋七実さんということで興味を持ち名前を覚えました。
NGT48のことは山口真帆さん暴行事件を知るまでは名前を知っているくらいで、どんなメンバーがいるのかは知りませんでした。
恐ろしい事件がきっかけではありましたが、NGT48には卒業公演の10人に代表されるような素晴らしいメンバーがいるのを知ることができました。
(高橋七実さんと山口真帆さん。)
高橋七実さんは3人の卒業公演に駆け付けたことや日頃のフォトログの文章などから、アイドルとしてとてもクリーンなイメージがあり、印象が凄く良いです。
ぜひ大事にしてください。
フォトログはいつも楽しみに読ませて頂いています。
高橋七実さんのフォトログからは誠実さ、真面目さ、優しさ、清らかさなどが感じられます。
文章だけでもその人の性格は出るもので、高橋七実さんには育ちの良さも凄く感じます。
きちんとした良識を持ち、さらには芯の強さをも感じます。
3人卒業後から見てきた高橋七実さんのフォトログの中で特に印象的だったものを書き、そこに私の感想を添える形でお手紙を書いていきたいと思います。
最初に「おっ」と思ったのは、自身の誕生日祝いについてのフォトログでした。
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2019.07.08
18th
18歳になりました💬
昨日はメンバーやスタッフさんなど
沢山の方々がお祝いしてくださいました。
おめでとうと連絡を頂いたり、お誕生日のフォトログの投稿やケーキ、プレゼント、、、
全部とても嬉しかったです(*´-`)
そしてファンの皆様からのメッセージも
読ませて頂いて、心が温かくなりました
今まで見守って来てくださった方が
こんなにいるんだと改めて感じました
世間をお騒がせしているこの状況で、誕生日をお祝いして頂いてもいいのだろうかと自分の中で少し考えたりしたのですが、みんながお祝いしてくれたことが純粋に嬉しかったです。
本当に本当にありがとうございました
18歳の一年も支えてくださる方々への感謝を忘れずに、精一杯頑張りたいと思います
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「世間をお騒がせしているこの状況で、誕生日をお祝いして頂いてもいいのだろうかと自分の中で少し考えたりした」とあります。
私はこの言葉を見て、さすがに3人の卒業公演に駆け付けた人だと思い、誠実さを感じました。
山口真帆さん菅原りこさん長谷川玲奈さんと、その卒業公演に駆け付けた7人の言葉には重みがあり、自然と気になります。
この時から高橋七実さんという人への興味が高まって行きました。
次は村雲颯香さん卒業発表を受けてアップされたフォトログです。
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2019.07.19
卒業
もふさんの卒業が発表されました。
もふさんはどんな時も誰よりグループのことを
メンバーのことを一番に考えて行動してくださっていました。
悩んだりした時には
そっと声を掛けて話を聞いてくださったり、
その優しさに救われたことが
この半年で何度もありました。
本当に本当に感謝しています。
昨日の動画の言葉もNGTのことを本気で考えてくださっているからこそ言える言葉だと思います。
私に出来ることはほんの僅かなことかもしれないけれど、もふさんへの感謝の気持ちを込めて、素敵な形で送り出す事が出来たらと思います。
残り1ヶ月程になりますが
卒業する日まで一緒に過ごせる時間を大切にしたいです。
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「その優しさに救われたことがこの半年で何度もありました。」とあります。
半年とは1月からのことで、山口真帆さん暴行事件発覚からのことだと思います。
(高橋七実さんと村雲颯香さん。)
「悩んだりした時にはそっと声を掛けて話を聞いてくださった」とあり、これは村雲颯香さんなら必ずそうすると思いました。
あまり目立たずに済むように静かに優しくお声掛けする姿が思い浮かびました。
そしてこの言葉から、高橋七実さんも山口真帆さん暴行事件とその後のことで悩んだのが分かりました。
その悩みを優しく包み込んで受け止めてくれる、とても頼りになる人だったのだと思います。
(村雲颯香さん卒業発表の動画。右後ろにいるのが高橋七実さんです。)
「昨日の動画の言葉もNGTのことを本気で考えてくださっているからこそ言える言葉だと思います。」も印象的でした。
「大切だからこそ、今のNGT48には変わらなくてはいけない部分もたくさんある」と語った部分のことだと思います。
その時に静かに、深くうなずいていたのを見て、やはり誠実で信頼できる人だと思いました。
懸命に涙を堪えようとしていたのも印象的です。
堪えきれずに涙が頬を伝って流れても表情を変えず、前を向いているところに高橋七実さんが持つ強さを感じました。
次は「TOKYO IDOL FESTIVAL 2019」前日の8月2日のフォトログです。
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2019.08.02
明日は
「TOKYO IDOL FESTIVAL 2019」に
オープニングアクトとしてメンバー全員で出演させて頂くことになりました。
まずはこのような機会を作って下さった方々に、心より感謝申し上げます
そしてこのステージに立たせて頂けること、本当に本当に嬉しく思います
でも自分の正直な気持ちとしては、今まで NGT48のことを好きでいて下さったファンの皆様が純粋な気持ちでグループを応援し難い状況になってしまっていること、アイドルとして素敵なパフォーマンスをお届けすることが出来ていないことに遣る瀬無さを感じています。
出演を嬉しく思って暖かい言葉をかけて下さる方がいる反面、この出演に対して、グループの現状に対して批判的な意見も沢山あるのも事実です。
そしてこのグループが変わらなければ、このまま前には進めないことも重々承知しています。
ただ、今の自分に出来ることは、応援して下さるファンの皆様、出演する機会を作って下さった皆様へ感謝の気持ちを込めて、パフォーマンスさせて頂くことなのではないかと思いました。
明日は来てくださる皆様に少しでも楽しんで頂けるように精一杯頑張ります。
よろしくお願い致します。
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これを見て高橋七実さんの立派さに驚きました。
「遣る瀬無さ」を漢字で書いているのにも驚き、高校三年生にして文脈の中で的確に使っているのにも驚き、かなりの頭の良さを感じました。
この頭の良さは山口真帆さんや村雲颯香さんと通じるものがあります。
「この出演に対して、グループの現状に対して批判的な意見も沢山あるのも事実です。」と書き、批判的な意見が沢山あることを認め、受け止め、言葉にしています。
私はここにも高橋七実さんの誠実さを感じました。
さらに「出演に対して」と分けて「グループの現状に対して」と書いているのを見て、高橋七実さんがしっかりとグループの現状は世間から批判されるものだと認識しているのが分かりました。
「このグループが変わらなければ、このまま前には進めないことも重々承知しています。」は重い言葉で、まだ研究生、さらに高校生でこれだけ重い言葉が書ける高橋七実さんを私は尊敬します。
そしてこんな重い言葉を研究生に言わせてしまうようなグループでは駄目だと思います。
山口真帆さんも村雲颯香さんも願ったように、きちんとした良識あるグループに変わらなければならないです。
「グループが変わらなければ、このまま前には進めない」はまさにそのとおりで、変わらずに強引に前に進もうとしても、世間は許さず反発を招くと思います。
相手が、何をしても不問にしてくれるような生粋のグループ支持者ならともかく、山口真帆さん暴行事件は社会事件なので、世間の関心を集めました。
そして山口真帆さん暴行事件への対応が酷すぎたことと、グループの実態が酷すぎたことで、NGT48及び運営は世間の怒りを買いました。
きちんと「けじめ」をつけての再出発にしないと、再び世間の支持を得るのは難しいです。
次は「TOKYO IDOL FESTIVAL 2019」を終えた8月3日のフォトログです。
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2019.08.03
TOKYO IDOL FESTIVAL 2019
暑い中、お集まり頂きどうもありがとうございました
既に決まっていたスケジュールの中で
出演機会を用意してくださった皆様、
現場で対応してくださったスタッフの皆様、
NGT48の出演のためにお力添え頂き本当にありがとうございました。
今回のTIFに向けたレッスンをする中でも
改めてステージに立つことの楽しさを感じましたし、 NGT48が好きだったんだと気付かされました。
でも現時点では、NGT48は世間から受け入れられている状態ではないですし、まだ問題の根は解決し切れていないと私は思っています。
このまま再出発という形でステージに立つことに対して違うんじゃないかと心に引っ掛かってしまう部分もありました。
再出発の意味を履き違えてはいけないと私は思います。
NGT48のことを好きでいたからこそ、
NGT48の楽曲が好きだからこそ、
沢山の方に聴いてほしいという真っ直ぐな想いで自分が楽曲を歌えないことが本当に悔しいです。
NGT48の楽曲を心から歌える日が来るまで
自分に出来ることはほんの僅かなことかもしれませんが、1人のメンバーとして何かに貢献していけるように、模索しながら進んでいこうと思います。
今日は本当にありがとうございました
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「現時点では、NGT48は世間から受け入れられている状態ではないですし、まだ問題の根は解決し切れていないと私は思っています。」は凄い言葉です。
この言葉からも、NGT48が世間の怒りを買っていることを高橋七実さんがきちんと認識し、受け止めていることが改めて分かります。
特に「まだ問題の根は解決し切れていないと私は思っています。」は非常に重い言葉で、内部から言える勇気に敬服します。
研究生にして全メンバートップクラスの誠実な発言ができる高橋七実さんは本当に凄い人だと思います。
世間も問題が解決したとは見ていないと思います。
そしてこのことに言及できるメンバーの数が少ないのも、グループの抱える問題点だと思います。
まともな発言をするのに膨大な勇気が要り尻込みしてしまうのは、現状のグループがまともではない状況にあるということです。
「再出発の意味を履き違えてはいけないと私は思います。」も凄い言葉で、そのとおりです。
先ほど書いたように、きちんと「けじめ」をつけての再出発にしないと、グループが再び山口真帆さん暴行事件前のような世間の支持を得るのは難しいです。
次は新公演翌日の 8月20日のフォトログです。
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2019.08.20
新公演
昨日は正規メンバーの方々の新公演初日がありました
公演に応募してくださった皆様、
DMMやLINEライブを見てくださった皆様、劇場に見に来てくださった皆様、
温かく見守って頂き本当にありがとうございました。
そして公演を準備するにあたって、
大勢のスタッフの方々が協力してくださったこと、とても感謝しています。
今回の公演の準備期間は先輩方がダンスの細かいところまで揃えていたり、今まで以上に全力で頑張っていらっしゃるのを感じましたし、
ゲネプロも客席後ろの方で見させて頂いたのですが、一人一人の熱量がすごく伝わってきてステージに立つ先輩方が輝いて見えました。
そして公演の演目は、
「夢を死なせるわけにいかない」公演です
素敵な楽曲が沢山あって
初日までの期間で私もこの公演の楽曲がとても好きになりました
研究生は公演の一番最後にMaxとき315号に全員で出演させて頂きました。
これからの未来への祈りを込めてパフォーマンスしようと自分の中で決めて、精一杯歌わせて頂きました。
まずはこの公演が無事に終了したことにほっとしています。
これからも自分の気持ちに正直に、
誠実さを忘れずに歩いていきたいです。
昨日は本当にありがとうございました
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「これからも自分の気持ちに正直に、誠実さを忘れずに歩いていきたいです。」が印象的でした。
高橋七実さんはフォトログにご自身の気持ちを正直に綴っており、そこに好印象を持っています。
そして「誠実さを忘れずに歩いていきたいです。」は非常に良い言葉です。
現状のNGT48に最も必要な言葉だと思います。
その心掛けがある高橋七実さんはやはり信頼できる人だと思います。
この人のフォトログはぜひ読みたいなと、思わせてくれる人です。
次は研究生公演の再開について綴った8月27日のフォトログです。
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2019.08.27
研究生公演
8月30日から研究生公演が再開されることになりました
メールの返信や握手会などでも
研究生公演を観たいという声を沢山頂いていました。
ただ自分の中では、まだ今の現状に対してモヤモヤした気持ちが残っているのが正直なところです。
同期のみんなと一緒に歌って踊れることは
楽しくて幸せを感じる時間です。
でもふとした瞬間に
今は笑顔で胸を張ってステージに立てる状況なのかと悩んでしまうこともあります。
研究生公演が再開されてファンの皆様に100%楽しんで頂けるパフォーマンスが
自分に出来るかは分かりません。
30日の公演では元気な姿を見せられるように、感謝の気持ちが伝わるように頑張りたいと思います。
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「でもふとした瞬間に今は笑顔で胸を張ってステージに立てる状況なのかと悩んでしまうこともあります。」も、高橋七実さんの誠実さがよく分かります。
そう思われるのは当然のことだと思います。
まず、高橋七実さん個人は何も悪くないです。
しかしグループは、村雲颯香さん卒業発表時の言葉や卒業公演時の言葉などから、依然として変われていないことが分かります。
なので「今は笑顔で胸を張ってステージに立てる状況なのか」と懸念されるのは当然のことだと思います。
むしろ何の疑問も持たないほうが大問題で、高橋七実さんのお悩みは至極真っ当です。
お考えに、自信を持って頂ければと思います。
この時にアップした写真も印象的でした。
山崎美里衣さんや、一緒に3人の卒業公演に出演した高沢朋花さん、渡邉歩咲さんがまだ居た頃の写真でした。
高橋七実さんがこれらの人達が活動辞退されたことを悲しんでいるのがよく分かります。
(アップされたのは山崎美里衣さん(2列目右から2人目)、高沢朋花さん(2列目右から4人目)、渡邉歩咲さん(3列目左から3人目)がまだ居た頃の写真でした。)
前だけを見ろと言う人もいるかも知れませんが、私は納得のいかない形での活動辞退になったであろう人に思いを馳せる高橋七実さんを心の優しい人だと思います。
その優しさは、村雲颯香さんが卒業公演で仰った「人の痛みの分かるグループになってほしい」という旨のことを実現するのに何より必要なものだと思います。
ぜひ大事にしてください。
(左から渡邉歩咲さん、高沢朋花さん、高橋七実さん。3人とも運営から参加禁止圧力の掛かっていた山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんの卒業公演に駆け付けた勇気ある人達です。)
また、悩んだ時は角ゆりあ新キャプテンを頼るのも良いかと思います。
村雲颯香さんの卒業発表を受けてから角ゆりあさんは特に際立つ渾身のフォトログを二つ書いています。
一つは卒業発表直後の7月19日に書いたもので、次のとおりです。
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もふ
昨日、公式サイトにてもふの卒業が発表されました。
素直な気持ちは嫌です。
事前にメンバーにお話してくれて、その時も卒業の意思があるだろうなというのは分かってはいたから冷静に聞いていられたけど私の中でまだいてくれるってどこかで思ってて。
だからこのタイミングだというのにすごく驚いたしもふがいなくなったグループが想像できません。
この数ヶ月、グループを支えてきてくれたのは他の誰でもないもふです。
冷静に現状を見て、いつでも中立な立場でいてくれました。
もふに救われたメンバーはたくさんいます。
誰よりもグループのために行動してくれました。
もっと早くから卒業を決めていたのにここまで残ってくれたのもグループのことを考えてです。
自分の未来よりグループの未来を優先してくれた優しすぎる人です。
私は1人の女性としてもふを尊敬してるところがたくさんあります。
冷静に周りをみて判断して行動できるところ。
芯の通っているところ。
意見をちゃんと人に伝えられるところ。
その場の雰囲気を明るくできるところ。
私にはないものをもふはたくさんもっています。
だから私ももふをみてもっと自分にも取り入れなきゃなって思います。
そうすればもっともふのことを支えられたかもしれない。
この期間1番大変だったのはもふだとおもいます。
3人の1番近くにいたひと。だから3人の想いも1番に汲み取ってきていた。そして私たちの1番近くにもいてくれた人。そして私たちの想いも1番に汲み取ってくれている人。狭間に立ちながらも中立で見て接してどうしたらいいか考えて変えようとして。
本当に本当に感謝しかないです。
ありがとう。
だからこそちゃんと受け入れて送り出してあげなきゃいけない。
だけどまだ受け入れたくない気持ちもあったり、受け入れている部分もあったり複雑です。
まだこのグループにいて欲しかった。まだもふが必要だから。そう思ったり。
いつまでももふに重荷を背負わせちゃいけない。
もふが前向きに新たな道を見つけて進もうとしてるんだからちゃんと見送りたい。
そんな想いでぐちゃぐちゃです。
でも8月末、もふのアイドル人生の締めくくりとして相応しい公演にしたいです。
だから私もちゃんと前向きに笑顔で送り出したいです。
そして私もこのグループで活動していくにあたってもふが作ってくれたものを守りながらこのグループを変えられるように行動できる人になりたいです。
そしていつか変わったこのグループをもふ、そして3人に見せられるように頑張りたいです。
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もう一つは劇場公演再開が発表された直後の8月12日のフォトログです。
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遅くなりましたが
言葉がまとまらず、遅くなりましたが8月18日から劇場公演を再開させて頂きます。
待っていてくださった方、お待たせしました。
握手会でもたくさん暖かいお言葉を頂き本当に感謝してます。
そして、新公演ということで新たに振り入れをしてくださった先生、演出、舞台スタッフの皆さん、衣装さんたくさんの方も動いてくださってます。
私たちのためにこうして動いて支えてくださる方がいることに改めて有難いなと思いました。
本当にありがとうございます。
だからこそ私達もそれに応えなければいけないなとまた気が引き締まりました。
そして、再開ということにあまりよく思わない方もいらっしゃると思います。
それは当然の事だと思います。
まだちゃんと皆さんに誠意を示せてはいませんし、問題も解決しきれてはいません。
ですが、今月をもって大切な仲間がまた新たな夢に向かって卒業をします
私たちのわがままかもしれませんが、彼女にはたくさんグループを支えてもらったからこそいい形で卒業して貰いたいです。
アイドルとして最高の形を作るとしたら、やはり劇場公演をやることではないかなと思います。
アイドルの活動の中でやはり1番はステージに立ってパフォーマンスをすることだと思います。
だからこそ今は暖かく見守ってくださると嬉しいです。
だからといって、何事もなかったかのように活動をしていく気はありません。
彼女に限らず、たくさんの人を傷つけたくさんのメンバーを傷つけ失いました。
その代償は大きいものだと思います。
だからこそうやむやにする訳にはいきません。
ちゃんとした形で皆さんへ、私達からの誠意を示していかなければいけないと思っています。
なので待っていて欲しいです。
そして、彼女にとって良いアイドル人生の締めくくりとなるように暖かく見守ってくださると嬉しいです。
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私は二度のフォトログを見て、角ゆりあさんが村雲颯香さんと同じところまで登ってきたのを感じました。
そして村雲颯香さんの意思を受け継いだことを感じました。
「そしていつか変わったこのグループをもふ、そして3人に見せられるように頑張りたいです。」とはっきり書いてくれています。
角ゆりあさんが挙げた4人は最前線で戦った人達であり、グループが変わらなければ顔向けできないという思いを感じます。
もちろん、高橋七実さんにも意思は受け継がれていると思います。
村雲颯香さんに、卒業間近ということもありそれまでのような踏み込んだ発言があまりなくなった8月、2人はまるでその代わりを務めるかのように奮戦していました。
2人がフォトログに書いてくれた現状への思いは、私のようなグループを変えようと努力するメンバーに注目する人にはしっかりと届いています。
角ゆりあさんは「彼女に限らず、たくさんの人を傷つけたくさんのメンバーを傷つけ失いました。その代償は大きいものだと思います。」と書き、現状の事態を招いたグループの責任を認めています。
自身は悪くなくても真摯に責任と向き合えるのがさすがだと思います。
大注目なのは「何事もなかったかのように活動をしていく気はありません。」や、「ちゃんとした形で皆さんへ、私達からの誠意を示していかなければいけないと思っています。」とあることです。
高橋七実さんと同じく誠実さがよく分かり、新キャプテンがこの「けじめ」の認識をしっかり持っているのは大きいと思います。
高橋七実さんには器の大きさを感じており(大将の器だと思います)、ぜひとも大成してほしい人です。
そして角ゆりあさんも、このフォトログを見て大将の器だと思いました。
ただ19歳ということもあり、村雲颯香さんほどの繊細な心遣いまではまだ難しいかも知れないので、悩みを抱えていて聞いてほしいなと思った時は、こちらからそっとお声掛けするのも良いかと思います。
フォトログの文章を見れば、真面目で誠実な人なのは明らかなので、必ず悩みを聞いてくれると思います。
また、3人の卒業公演に駆け付けたメンバーや西村菜那子さんなども角ゆりあ新キャプテンを全力で支えると表明しています。
これらの人達も頼りになると思うので、悩んでいる時はぜひ頼ってみてはいかがかと思います。
次は村雲颯香さん卒業公演のフォトログです。
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2019.08.31
もふさん🐑✨
今日はもふさんの卒業公演でした
研究生もMaxとき315号に出演させて頂きました
今日でもふさんが卒業してしまう実感がまだあまりなくて、これからもNGT48にいてくれるんじゃないかって心のどこかで思っています。
でも最後に一列に並んで
ステージに立つもふさんの後ろ姿を見た時
もう卒業してしまうんだと徐々に実感が湧いて来ました。
もふさんは同じ東北出身ということで、一緒にお仕事をさせて頂く機会も多くありました。
新潟のイオン、渋谷のタワーレコードさんでのイベントで椅子取りゲームをしたこと、
青森でのミニ握手会、
にいがったフレンドの関川村ロケ
もふさんがいてくれたことで
どこか安心できる部分がありました
悩んでいる時は話しかけてくださったり、
誰よりもNGT48のことを考えて、真摯に向き合ってきたもふさんの姿が本当にかっこよかったです。
もふさんの夢が叶うこと、
そしてこれからの幸せを祈っています🐦
今まで本当にありがとうございました
ずっとずっと大好きです😭✨
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これを読むと胸が熱くなり涙ぐみます。
高橋七実さんが心から村雲颯香さんを信頼していたのがよく分かります。
そして高橋七実さんは村雲颯香さんを引き合いに出して自身のイメージアップを図るような真似を一切していないです。
村雲颯香さんという人の素晴らしさと、感謝を伝えることに徹していて、私はそこにも好印象を持っています。
こういうところにその人の人間性が現れるのだと思います。
9月6日にたくさんアップした、劇場公演で貰った花束を紹介したフォトログの、村雲颯香さん卒業公演時に貰った花の紹介をした時の写真も印象的でした。
花を持ち目を瞑る姿が村雲颯香さんへの感謝、鎮魂の祈りのように見えました。
言葉は書かれていなくとも、グループとしても個人としても凄くお世話になったのが分かる写真です。
写真から高橋七実さんの優しさ、気高さが伝わってきました。
鎮魂の祈りのようにも見えるのは、もしきちんとしたグループであったならまだ卒業しなくて良かったのに、という思いが感じられました。
高橋七実さんの村雲颯香さんへのお気持ち、よく分かりました。
私はこれまでに高沢朋花さん、渡邉歩咲さん、村雲颯香さんにお手紙を出していて、いずれの人に対しても、イメージに合うクラシックの曲をご紹介してきました。
今回は高橋七実さんの村雲颯香さんへのお気持ちが非常に印象的だったので、一旦村雲颯香さんと揃いの曲をご紹介させて頂きます。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番という曲で、村雲颯香さんが山口真帆さん暴行事件の発生から自身の卒業までに歩んだ道と凄く合っていると思いご紹介しました。
村雲颯香さん宛お手紙の、ピアノ協奏曲第2番をご紹介した部分の文章を掲載するので、良かったら曲をお聴きになり村雲颯香さんが歩んだ道に思いを馳せてみてください。
便箋も村雲颯香さん宛お手紙と同じものにさせて頂きます。
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もし音楽を聴くのがお好きならラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を聴いてみてください。
お手紙で渡邉歩咲さんにはラフマニノフのピアノ協奏曲第3番、高沢朋花さんにはプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番をお勧めしましたが、もふちゃんにはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が合うと思います。
フィギュアスケートの浅田真央さんがソチオリンピックのフリーで演技した曲でもあります。
Youtubeの、エレーヌ・グリモー(Hélène Grimaud)さんの演奏(37分01秒の動画)が特にお勧めです。
(お勧めしたラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の演奏動画)
通常の曲が「曲を演奏する」なのに対し、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番はピアニストから「曲を生きる」と言われることがあるようです。
ラフマニノフ自身が精神的に苦しい時期を過ごし、その間作曲もできなくなり、そこから持ち直してようやく生み出した曲であることからそのように言われるようです。
もふちゃんは山口真帆さん暴行事件の発生から山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんが卒業するまで、そして3人が卒業してから今日まで、大変な険しい日々を常にその中心に居て、誰よりも立派に生きたと思います。
この曲は暴行事件から今日までのもふちゃんの歩んだ道を表しているように見えます。
曲調の迫力、神聖さももふちゃんの和美人で胆力のある雰囲気によく合います。
12:00頃までの第1楽章は事件が起きてからの激しい日々と、3人の卒業が決まってからの5月18日までの日々です。
途中、ひっそりとした雰囲気になるのは、まさに3人が卒業することになった喪失感のように聴こえます。
第2楽章は5月19日からもふちゃんが卒業を発表するまでの日々です。
静かな日々もあれば、激しく思いがぶつかる日もあったのではと思われ、まさにそのような曲調になっています。
14:00頃からのフルートが目立つどこか空虚で寂しげな演奏は3人を失った直後の、荒涼としてひっそりとしたグループにもふちゃんが佇んでいるのが思い浮かびました。
またその時に、もふちゃんの卒業発表を受けた角ゆりあさんのフォトログを読んでいて、フォトログと曲が凄く合っていて胸に染み、涙ぐみました。
そして第3楽章、33:40頃からの凄く盛り上がるところは卒業して羽ばたいていくもふちゃんを表しているように聴こえます。
もふちゃんの羽ばたきは物凄く気高く美しいものだと思います。
卒業発表時のフォトログを見ても、もふちゃんのことはかなり多くのメンバーがその人間性を誉めていたのが印象的で、きっとみんなで盛大に卒業させてくれると思います。
この曲の最後の盛り上がりのようになるはずです。
最後の盛り上がりは暴行事件発生から今日に至るまでのもふちゃんの歩んだ道と、その道の終わりまで来て羽ばたかんとするもふちゃんに光が当たり、みんなが盛大に称えているように聴こえます。
荒涼としたグループで常に「自身以外の誰か」のために尽力したもふちゃんの功績は称えられるべきものだと思います。
そして今まで大変な思いをされたもふちゃんなので、卒業後はぜひご自身の幸せに向かって進んでいってください。
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私はいなくなった人になど触れずひたすら前だけを見ろと言う人よりも、いなくなってしまった人に思いを馳せることができる高橋七実さんの優しさを支持します。
そして高橋七実さんにピッタリな曲も、次に出すお手紙でお勧めできればと思います。
悩むことも多い日々かと思いますが、ぜひご自身のお考えに自信を持ち過ごしていってください。
----------お手紙ここまで----------
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「黒い羊」(山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さん卒業公演Ver)
元NGT48 高橋七実さんへの手紙
----------郵送したお手紙----------
1つ目の便箋。
1~10枚目、21~30枚目、41~45枚目に使用しました。
2つ目の便箋。
11~20枚目、31~40枚目に使用しました。
高橋七実さんの便箋は気高さ、清楚さ、上品さなどを意識して選びました。
3つ目の便箋。
高沢朋花さんと村雲颯香さんに使用したのと同じ便箋です。
高橋七実さんの村雲颯香さんへの思いが非常に印象的だったので、46~50枚目に使用し、揃いの便箋にしました。
高橋七実さんへのお手紙1。
高橋七実さんへのお手紙2。
高橋七実さんへのお手紙3。
高橋七実さんへのお手紙4。
高橋七実さんへのお手紙5。
高橋七実さんへのお手紙6。
高橋七実さんへのお手紙7。
高橋七実さんへのお手紙8。
高橋七実さんへのお手紙9。
高橋七実さんへのお手紙10。
高橋七実さんへのお手紙11。
高橋七実さんへのお手紙12。
高橋七実さんへのお手紙13。
高橋七実さんへのお手紙14。
高橋七実さんへのお手紙15。
高橋七実さんへのお手紙16。
高橋七実さんへのお手紙17。
高橋七実さんへのお手紙18。
高橋七実さんへのお手紙19。
高橋七実さんへのお手紙20。
高橋七実さんへのお手紙21。
高橋七実さんへのお手紙22。
高橋七実さんへのお手紙23。
高橋七実さんへのお手紙24。
高橋七実さんへのお手紙25。
高橋七実さんへのお手紙26。
高橋七実さんへのお手紙27。
高橋七実さんへのお手紙28。
高橋七実さんへのお手紙29。
高橋七実さんへのお手紙30。
高橋七実さんへのお手紙31。
高橋七実さんへのお手紙32。
高橋七実さんへのお手紙33。
高橋七実さんへのお手紙34。
高橋七実さんへのお手紙35。
高橋七実さんへのお手紙36。
高橋七実さんへのお手紙37。
高橋七実さんへのお手紙38。
高橋七実さんへのお手紙39。
高橋七実さんへのお手紙40。
高橋七実さんへのお手紙41。
高橋七実さんへのお手紙42。
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高橋七実さんへのお手紙47。
高橋七実さんへのお手紙48。
高橋七実さんへのお手紙49。
高橋七実さんへのお手紙50。