読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

東京マラソン2012 仮装大賞なランナーたち その3

2012-02-29 21:21:00 | フォトギャラリー
「東京マラソン2012 仮装大賞なランナーたち その2」からの続きとなっています。
その2をご覧になる方はこちらをどうぞ。
その3からは有楽町に移動しての観戦です。
ちょうど写真を撮っている辺りが21キロ地点で、ここから後半戦となります。
後半戦に向けて有楽町を駆け抜けていく仮装ランナーたちの雄姿をどうぞお楽しみください
※写真はクリックで拡大されます。


----- 東京マラソン2012 仮装大賞なランナーたち その3 -----


というわけで、有楽町にやってきました!
続々とランナーたちが走ってきます。


サンタクロース


マリオ!


アフロ!


写真左のほうに白鳥!


ドラえもん!


バイキンマン!


ヤマト運輸の人!
お仕事中にそのまま参戦した感じです(笑)


バットマン!


恐竜!


仮面ライダー!


酒!
東京マラソンの後は日本酒で一杯やったのかも知れませんね


ムキムキマッチョ!


「うる星やつら」のラムちゃん!


ピカチュウの被り物!


メイドさん!


怪しい感じの人!
何の仮装でしょうかね。


ルイージ!
マリオブラザーズの仮装は毎年見かけます


スフィンクス!


ダルマ!


再びサンタクロース!


サッカーボール!
元気に転がっています


カニ!
カニやアフロは毎年見かける人気仮装です


手前に学ラン、奥にドアラとサッカー日本代表!


鳥の仮装!


気合の入った髪型です


サラリーマン!
今年も数人の人がリーマンスタイルで走っていました^^


「日本一のお金持ち」とは大それた法被ですね(笑)
そしてよく見るとその後ろにはカエルとみかんの仮装。


レディ・ガガ!
今大会ではレディ・ガガの仮装も何人か見かけました。
時代の流行とともに仮装も変化していきますね。

というわけで、この後も引き続き有楽町での観戦となります。
かなり面白い仮装ランナーが続々登場するので、「その4」をどうぞお楽しみに
昨年のフォトギャラリーで大トリを務めた「あの男」とも、ここ有楽町でついに遭遇することになります^^


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東京マラソン2012 仮装大賞なランナーたち その2

2012-02-28 21:40:33 | フォトギャラリー
「東京マラソン2012 仮装大賞なランナーたち その1」からの続きとなっています。
その1をご覧になる方はこちらをどうぞ。
その2ではいよいよ東京都庁前でのクライマックスとなります。
全てのランナーがスタートを切るまで、色々なランナーの仮装を楽しませてもらいました
※写真はクリックすると拡大されます。

----- 東京マラソン2012 仮装大賞なランナーたち その2 -----


まずはこちら、風船おじさん!


中日ドラゴンズのマスコットキャラ・ドアラ!


ダルマ!
ダルマには「絆」、法被(はっぴ)には「震災復興」の文字があります。


頭にトラを乗せた人!


柔道着の人と、うさ耳バンドの2人組!


ドラえもんとドラミちゃん!


レモン!
顔もレモン色になっています^^


「幸せになってね」のメッセージボード。
はい、ぜひ幸せになりたいと思います


再び大根!


ブレてしまっていますが、クレオパトラの仮装です


これは何の仮装でしょうかね。
顔のペイントからは判別できません(笑)


清水の次郎長風の人!


なすび!


カモメ軍団!


どうやら「ゆりかもめ」の職員さん達らしいです^^
まさかのカモメ仮装で堂々の参戦!


ミツバチとパンダ!


頭にガチャピンがおんぶしています^^


徳島からやってきた阿波踊り軍団!
毎年参加している常連さんです
例年走りながら決まったスポットで「阿波踊り」を披露する面白い人達ですよ

というわけで、全てのランナーが出発したので東京都庁前を後にします。
次は有楽町での観戦。
果たしてどんな仮装ランナーに遭遇できるのか、「その3」をどうぞお楽しみに


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東京マラソン2012 仮装大賞なランナーたち その1

2012-02-27 22:06:18 | フォトギャラリー
さまざまな仮装ランナーたちが見る人を沸かせてくれた東京マラソン2012。
毎年仮装ランナーに焦点を当てたフォトギャラリーを作っている私は今年もどんな仮装が見られるのか注目していました^^
今年も昨年と同じく新宿の東京都庁前、有楽町、ゴール地点の有明の3ヶ所で観戦しました。
この日のために気合を入れてきた仮装ランナーたちのナイスな仮装、どうぞお楽しみください


----- 東京マラソン2012 仮装大賞なランナーたち その1 -----


まずはスタート前の様子から。
写真奥に見えるのが東京都庁で、ここはそのすぐ近くの沿道です。
まだスタートまで1時間くらいありましたが、続々とランナーや応援の人達が集まってきていました。


そしてついに東京マラソンがスタート
まずはトップランナーたちが駆け抜けていきました。


その後はいよいよ一般のランナーたちの出番
さっそく写真左のほうにピカチュウの被り物をした人がいますね^^


大根の仮装!


よく見ると写真右のほうに「ゲゲゲの鬼太郎」がいます。


プレデター!


東京スカイツリー!
5月22日にいよいよグランドオープンを迎えます


オードリーの春日!何気にすごい格好で走っています(笑)


東京タワー!
スカイツリーが新名所となりましたが、こちらもまだまだ健在です


マクドナルドのマスコットキャラ・ドナルド君と、食パンマン!


写真奥のほうにプレゼントをたくさん持ったサンタクロースが見えますね
こんなのを持って走るとは恐れ入りました!


カニと牛!


頭に魚を乗っけた人!
サメではないらしいので、マグロあたりでしょうかね。


おむすび!


サッカーボール


バナナ


再びスカイツリー!
この仮装はかなり人気がありました


写真左に法被(はっぴ)の人と、中央にはリスの着ぐるみの2人組。
着ぐるみ系の仮装は毎年多くの人がやっていて定番の人気仮装になっています


河童!
この仮装は毎年見かけるので、もしかしたら同じ人が走っているのかも知れませんね^^

というわけで、まだまだスタートしたばかりの仮装ランナーたち。
この後も続々と個性的な仮装ランナーたちがゴールを目指して都庁前を出発していきます
以下、「その2」に続きますのでどうぞお楽しみに


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東京マラソン2012

2012-02-26 22:53:32 | ウェブ日記
というわけで、今日は「東京マラソン2012」を見に行ってきました!
朝に新宿の東京都庁前からブログをアップしたので、その後の流れをざっと書いてみます。

まずはスタート地点である東京都庁前での観戦。
都庁前の道路は規制が激しく選手を近くで見るのは無理そうだったので、スタートしてすぐ右に曲がったところの沿道に陣取ることにしました。
ここでしばらく待ち、まずは車椅子の部がスタート。
その後少し待って、今度は一般の部がスタートしました。
最初にオリンピック出場を狙うような強豪選手たちが駆け抜けていき、その後はいよいよ一般のランナーたちの出番です。
続々と駆け抜けていくランナーたちを沿道の大勢の人達の声援で送り出しました。
私はさっそくカメラを取り出し、面白い仮装ランナーがいないか注目していました。
そうしたら次々と現れるではないですか、面白い仮装ランナーが!(笑)
位置取りが悪くてなかなか良い写真は撮れませんでしたが、面白い仮装ランナーが現れる度にすかさずシャッターを押していました(^_^)
全てのランナーが通過したら交通規制も解除となり、私もJR新宿駅に戻りました。

そこから山手線で有楽町駅に移動し、有楽町の沿道に陣取って皇居方面から走ってくるランナーを迎えることにしました。
到着したときにはまだ通過していくのはゼッケンが「A」の人達で、それほど多くの人は通過していないことが分かりました。
ゼッケン「A」は持ちタイムもかなり速い強豪ランナーを意味します。
しばらくすると沿道の前列の人達がいなくなり、自動的に私が前に出て、今度はかなり良い位置をゲットすることができました。
カメラを構えていると、やはり次々と面白い仮装ランナーたちが現れました。
ここでの収穫は「カネゴン」を近い距離から撮れたことですね。
あんな格好で果たして完走できるのか心配になりましたが、カネゴンは優雅に沿道からの写真撮影のリクエストに応えていました(笑)
それと、今日の朝からツイッターでやり取りしていたレモンの仮装ランナーらしき人も走ってきたのですかさず写真を撮っておきました。
他にも次々と面白い仮装ランナーが現れるので見ていて飽きなかったです(^_^)
ウエディングドレス姿の人もいて、それもバッチリ撮っておきました♪

有楽町での観戦の後は、いよいよゴール地点の有明へ。
私はりんかい線で国際展示場駅に行きました。
国際展示場とは東京ビッグサイトのことです。
私は毎年ゴール地点のすぐ手前の沿道から観戦していて、今年もそこで観戦することにしました。
観戦ポイントの沿道に到着したのは13時過ぎで、そこに向かっている間も次々とランナーがゴールに向かって走っていくのが見えました。
そして沿道に陣取り、到着するランナーたちの応援と写真撮影をしました。
ここでの楽しみは、新宿や有楽町で見かけた仮装ランナーとの再会ですね。
やはり特徴のある仮装は印象に残るので、有明にそんなランナーが現れればすぐに分かります。
カネゴンも、レモンも、ウエディングドレスも、みんな無事に有明に到着していました♪
そして毎年私を驚かせている「キリスト」さんも、今年も無事に完走されていました。
今年も例によって十字架を背負っていました(^_^;)
この人はほんとに特徴的で、すっかり東京マラソンの名物になったなと思います。

そんなわけで、今年も色々な仮装ランナーたちの面白い仮装を楽しませてもらいました。
何しろ約36000人のランナーたちの祭典ですからね、やはりランにしろ仮装にしろ盛り上がります。
完走率も大会史上二番目に高いとのことで、多くの人が完走できて何よりです。
そして今年も仮装ランナーたちのフォトギャラリーを作りたいと思います!
中には新宿、有楽町、有明と三度に渡って遭遇した仮装ランナーもいましたし、昨年のような感じの連載型のフォトギャラリーを作ろうかと思います。
順次作っていきますので、どうぞお楽しみに♪

東京マラソンのスタート地点、都庁前に到着!

2012-02-26 09:04:35 | ウェブ日記
というわけで、東京マラソン2012のスタート地点、都庁前に到着しました!
都庁前の沿道はだいぶ規制がかかっているので、スタートしてすぐ右に曲がるところの沿道に陣取りました。
沿道はものすごい人だかりです。
そして上空にはヘリコプターの音。
東京マラソン2012、間もなくスタートします。
今年はどんなドラマが見られるのか、そしてどんな仮装ランナーが見られるのか、とても楽しみです(^_^)
それではまた後ほど♪

いよいよ明日、東京マラソン開催!!

2012-02-25 19:28:50 | ウェブ日記

というわけで、いよいよ明日、東京マラソン2012が開催されます
『東京がひとつになる日』です
毎年観に行っている私は今年も観に行く気満々です^^


写真は本日新宿の東京都庁前に行って撮ってきたものです。
曇り空で真冬のような寒さでしたが、都庁周辺は静かに沸き立っていましたよ
大型バスがたくさん止まっていて、多数の仮設トイレの設置やスタート地点である都庁前の会場作りも行われていました。


2008年に初めて観に行ってから毎年観に行っているので、今年で5年連続での観戦となります。
このイベントはほんと大好きなんですよね。
何が面白いかというと、やはり仮装ランナーたちの奮戦ぶりが面白いです^^
毎年多くの人が色々な仮装をしていて、見ていて最高に面白いです。
そんなわけで毎年仮装ランナーたちにスポットを当てたフォトギャラリーを作っています。


今年はスタート地点の新宿都庁前、銀座(もしくは有楽町)、有明の3地点で観戦予定です。
昨年は新宿都庁前での位置取りに失敗してあまり良い写真が撮れなかったので、今年はぜひとも良い位置に陣取りたいところです。
そんなわけで今日は下見を兼ねて都庁周辺を歩いてきました。
スタート直後の沿道にいればランナーのみなさんの勇姿が見られると思います。
果たして今年はどんなランナーに巡り合えるのか、今からとても楽しみです

参考までに、昨年の東京マラソンのフォトギャラリーを以下に貼っておきます。
楽しい仮装ランナーさんにたくさん巡り合えました^^

東京マラソン2011 仮装大賞なランナーたち その1


東京マラソン2011 仮装大賞なランナーたち その2


東京マラソン2011 仮装大賞なランナーたち その3


東京マラソン2011 仮装大賞なランナーたち その4


東京マラソン2011 仮装大賞なランナーたち その5


東京マラソン2011 仮装大賞なランナーたち その6


東京マラソン2011 仮装大賞なランナーたち その7


外国人参政権

2012-02-23 21:53:43 | 政治
外国人参政権とは、その国の国籍を有しない外国人に付与される参政権を指す。2011年現在、日本の外国人には、法律上参政権は与えられていない(ウィキペディアより)。

というわけで、今回は「外国人参政権」について触れてみたいと思います。
これは上記のように、その国の国籍を有しない外国人に付与される参政権のことを言います。
現在日本では、政府与党である民主党がこの法案成立に積極的であり、成立に向けた動きを見せています。
しかしこの法案、非常に大きな問題点があり、簡単に成立させて良いようなものではありません。
まずこの法案が名称こそ「外国人参政権」であるものの、事実上の「在日韓国人参政権」であること。
そして彼らの大半が”反日思想”の人達であること。
彼らの考え方が明確に分かる一例として、ウィキペディアの「日本における外国人参政権」の「在日韓国人・韓国政府の動き」に記載されている以下の内容をご紹介します。

広島県議会議長の「参政権を得たいなら、日本に帰化すべき」という発言について、民団(在日本大韓民国民団)は「われわれの民族性を抹殺する差別的な発言であり、容認できない」と反発、人権問題として抗議を行なった。この民団の反応に、広島議会議長は「韓国国籍のまま日本の地方参政権を得た場合、竹島問題などの領土問題にも影響する。(帰化などの発言が)どうして人権問題なのか。理解出来ない」と困惑しているが、民団側は「地方参政権と領土問題は別で、人権問題だ。」とし、発言の撤回と地方参政権の付与を求めている。

この中で、「われわれの民族性を抹殺する差別的な発言であり、容認できない」という言葉に注目してみて下さい。
広島県議会議長の「参政権を得たいなら、日本に帰化すべき」という発言について、民団はこう反論しています。
ここで気になるのが、「参政権を得たいなら、日本に帰化すべき」という発言の一体どこが差別的な発言なのかということ。
どう見ても当たり前のことではないですか。
彼らは「我々は韓国人であり、日本に帰化する気はない」と言っています。
それならば韓国本国に参政権を求めれば良い話であって、日本に参政権を求めるのはおかしな話。
どうしても日本の参政権が欲しいのであれば帰化して日本人になれば良い話です。
それなのに彼らはそれを指摘されると「差別だ!」と騒ぎます。
これこそが、彼ら在日韓国人の考え方なのです。
自分達に都合の悪い意見は全部差別であり人権侵害だという考え方。
この考え方は以前ブログで書いた「人権侵害救済法案」とも密接に関わってきます。
こういう考えの人達が人権侵害救済法案の賛成派なんですよ。
今の民主党政権下でのこうした政治の動きがどれだけ危険なことか、少しは実感が湧くのではないでしょうか。

また、韓国本国では在日韓国人に参政権を与える動きがあります。
韓国の国会で在外投票法案が可決され、2012年の国政選挙(今年)から在外韓国人の人達も韓国の国政選挙に投票できることになりました。
それならば日本の参政権など必要ないでしょう。
自分達の祖国である韓国の参政権が手に入るのですから。
自分達は韓国人であり日本に帰化する気はないと言っておきながら、韓国の参政権には消極的で、韓国人の義務である徴兵にも行かず、一方で日本に帰化する気はないと言っておきながら日本での参政権を求める。
随分と都合の良い主張ですね。

しかし、こんな彼らの妄言に同調し、外国人参政権の成立に向けて邁進する党が現在政府与党にあります。
それが民主党です。
民主党は党内の実力者が何人も民団のパーティーに出席するなど、露骨に外国人参政権を意識しています。
ちなみに2009年の衆議院選挙では外国人参政権についての記載はありませんでした。
人権侵害救済法案もそうですが、なぜマニフェストに書いていないことを必死に頑張ろうとするのか、とても不思議です。
国民と約束していないことですよ?
それを、選挙に勝って政府与党となった途端にやろうとするのは、詐欺ではないのか?
おまけに外国人参政権というのは本来国民的な議論が必要な、極めて重要な問題なんですよ?
それを国民無視で民主党が勝手に進めて良いはずがないでしょう。
民主党が2009年の衆議院選挙のときに言っていた「国民のみなさんが主役の政治」とは一体何だったのかと問いたいですね。

寒すぎた1 日

2012-02-19 14:46:03 | ウェブ日記
昨日の東京はものすごく寒い1日でした。
朝天気予報を見たら最高気温が5度となっていたので、これは寒くなりそうだなと思いました。
外に出てみると、まさに凍てつくような寒さ。
あまりの寒さでコートを着ていても体の芯から震えが来ました。

昨日は明治神宮に参拝に行ったのですが、そこでもすごい寒さでした。
まず風の冷たさが半端ではなかったですね。
外を歩くには非常にきつい寒さだったので、参拝を終えてそそくさと帰りました。

夕方になるとこの寒さはさらに勢いを増し、何だか外を歩く人がみんな震えているように見えました。
横断歩道の信号待ちで小刻みに足を踏み鳴らしている人もいました(笑)
よっぽど寒かったのだと思います。
何でも昨日はこの冬最強クラスの寒波が入ってきていたとか。
どうりで寒いわけですね(^_^;)
さすがに風邪を引きかねないので夕飯をたくさん食べて栄養をたっぷり摂り、今日は朝リポビタンDを飲みました。
あの寒さでは風邪を引いた人も結構いるのではないかと思います。
私も少し喉が痛むので、本格的な風邪を引かないように気を付けたいと思います。
インフルエンザも流行っているし、みなさんもくれぐれもお気をつけください。

「夜のピクニック」恩田陸

2012-02-18 21:32:17 | 小説
今年最初の小説レビュー。
今回ご紹介するのは「夜のピクニック」(著:恩田陸)です。

-----内容-----
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。
それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。
甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。
三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために-。
学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。
本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

-----感想-----
この作品は以前から興味がありましたが、読みたい作品が色々あった為なかなか読めずにいました。
そしてついに本を購入したのが昨年の秋で、そこから通勤の電車の中で少しずつ読んでいきました。
家では読まなかった為、読書が進むペースは本当にちまちまとしたものでした。
ただこの読み方が予想外に作品の雰囲気と合っていたような気がします。
「夜のピクニック」という名前のとおり、この作品では夜通しひたすら歩くことになります。
この地道に歩きながら物語が進んでいくのと、同じく地道に進めていく読書がうまく合っていたように思います。
毎日少ししか読みませんが、その中で物語が少しずつ進んでいくのが楽しかったです

主人公は甲田貴子という高校三年生の女子で、彼女はある決意を胸に歩行祭に参加していました。
それは、同じクラスの西脇融という男子に関すること。
これだと告白でもするのかなと思いますが、実際はもっと込み入ったものでした。
西脇融と話し、三年間誰にも言えなかった秘密を清算しようという強い決意で歩行祭に臨んでいたのです。
西脇融とどんな秘密があるのかは早い段階で明らかになりますが、それを歩行祭のうちに解決できるのかは非常に険しい状況でした。
融のほうは貴子を邪険にしていて、なかなかじっくり話すチャンスがありません。
朝から歩き、やがて夜になっていきますが、チャンスはこないまま。
他の仲間たちと話すときは和気あいあいなのに、融と会話すると何とも言えぬ緊張が走ります。
この作品は本当にこの二人の因縁がどうなるかが最大の焦点でした。
その中で、80キロの道のりを歩きながら、高校生らしい青春が展開されていきます。
ただ歩いているだけなのに、不思議と惹きつけられましたね。
歩きながらの友達との会話、想像するとどこか自分もその場を歩いているかのように情景が思い浮かんできました。
考えてみると、友達と並んで歩きながら話すのはまさに青春そのものです。
他愛のない会話でも妙に盛り上がるんですよね。
社会人になってそういった機会がなくなると、「その頃」のことがとても尊く感じます。

ひたすら歩き続けるという、とてもシンプルな物語の中に、青春小説らしい爽やかさがちりばめられた良質な小説だったと思います。
第2回本屋大賞受賞は伊達ではないですね^^
良い作品に巡り合うことができて良かったです


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「~なこと」と「~なとき」

2012-02-16 22:23:41 | ウェブ日記
近頃、違和感を感じている日本語があります。
それは、「見たとき」や「食べたとき」などの、「~なとき」という言い回し。
私は今までずっと「見たこと」や「食べたこと」などの「~なこと」という言い回しを使ってきました。

最初にこの言い回しを見たのはツイッターで、何とも言えぬ違和感を感じました(^_^;)
「え?見たとき?」という感じで。
やがて何度も見ているうちにまあそういう言い回しもあるのかなと認識するようになっていきました。
最近では会社でもこの言い回しを使う人を見るようになったし、もしかしたら段々浸透しつつあるのかも知れません。

ところでみなさんは「~なとき」と「~なこと」のどちらの言い回しを使っていますか?
「~なこと」ならちょっと嬉しいです(笑)
私の印象としては、「~なこと」を使っている人のほうが多いのではないかと思います。
「~なとき」はまだまだ発展途上な気がしますね。
ただ私的に「~なとき」という言い回しはどうなのかなと思います。
「食べたとき」「見たとき」。。。やっぱり違和感があるんですよね(^_^;)

言葉の変遷はほんと様々なので、ある時から急に聞いたことのない言い回しが登場したりもします。
今回の「~なとき」はまさにそんな感じです。
新たな言い回しに戸惑いつつ、意外とそちらが主流になる場合もあるので、この先どうなるのかちょっと注目してみようかなと思います。