読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

梅雨入り

2013-05-30 21:03:53 | ウェブ日記
昨日、気象庁から「関東甲信地方で梅雨入りしたとみられる」と発表がありました
関東の梅雨入りは昨年より11日早く、平年より10日早いとのことです。
なかなか早い梅雨入りとなりましたね。
5月27日に梅雨入りした2011年を彷彿とさせるものがあります。

梅雨入りに相応しく、東京は昨日も今日も雨の降りやすい空模様になっています
特に今日は雷雨が起きやすいと言っていたのでちょっと心配でした
明日まで雨の降りやすい状態が続き、土曜日は一時的に晴れるようです。

梅雨の時期と言えばどんよりとした空になることが多いので、少し気分も沈みがちです。
そんな梅雨で貴重な楽しみといえばやはりアジサイですね
この花だけは唯一雨の日によく映える花だと思います。
今年もこれからどんどん咲いていくアジサイを楽しみにしています

中国包囲網

2013-05-29 21:07:53 | 政治
安倍晋三首相率いる自民党政権が発足して以降、一気に活発化した日本外交。
その特色は何と言っても「中国包囲網外交」。
中国は日本固有の領土である尖閣諸島を侵略しようとするとんでもない国なので、積極的な外交で包囲網を形成していくことは極めて重要です。
そして最近の動きを見るとどうやらこれがより一層強化されたように見えます。
ひとまず今年初めからの一連の日本外交を振り返ってみます。

まず1月初旬の麻生太郎副総理兼財務相のミャンマー訪問。
安倍新政権の閣僚の最初の訪問先がASEAN加盟国のミャンマーであることは、外交的に大きなメッセージとなりました。
3年4ヵ月に渡った民主党政権下ではまず期待出来なかった、外交の劇的な変化です。

続いて岸田文雄外相が1月9日から14日にかけて訪問したフィリピン、シンガポール、ブルネイ、オーストラリアの4ヶ国(フィリピン、シンガポール、ブルネイはASEAN加盟国)。
1月8日の会見では「アジア太平洋地域の平和と安定を維持、確保していく上で、ASEAN諸国、豪州との連携が重要だ」と語りました。
これは明らかに中国を牽制したもので、アジア太平洋地域には平和と安定を脅かす国があり(中国のこと)、ASEANやオーストラリアと連携して横暴の限りを尽くす覇権主義国家・中国を押さえ込むという旨の発言です。

そして安倍晋三首相が1月16日から19日にかけて訪問したベトナム、タイ、インドネシアの三ヶ国(いずれもASEAN加盟国)。
麻生太郎副総理兼財務相のミャンマー訪問から始まり、岸田文雄外務大臣、安倍晋三首相へと繋がっていった見事なまでの「中国包囲網」の系譜。
民主党政権時代には全く期待出来なかった外交の活発化。
この三人によるASEANの国々との関係を強化する外交は、「自由と繁栄の弧」とも呼ばれる、「対中国包囲網」を形成する外交です。
これらのASEANの国々が中国を包囲する「弧」の形になっていることからこのように呼ばれています(世界地図で見るとよく分かります)。

続いて安倍晋三首相がモンゴルを訪問。
モンゴルは中国の真上に位置していて、台湾やブータンやトルコやインド、パラオ、ASEAN(東南アジア諸国連合)らと並ぶ大の親日国です。
外交的にも大成功を納め、モンゴルとの関係を強化出来たのは何よりでした。

台湾との間では日台漁業協定を締結。
これは尖閣諸島侵略を狙う中国への強烈な牽制になりました。

ゴールデンウィーク期間中は、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相のツートップによる積極的な外交を展開。
安倍晋三首相はロシア、トルコ、UAE(アラブ首長国連邦)、サウジアラビアを訪問。
日本の首相による10年ぶりのロシア訪問、北方領土問題を進展させることで合意したことにはかなりのインパクトがありました。
またトルコは台湾、ブータン、インド、モンゴル、パラオ、ASEAN(東南アジア諸国連合)らと並ぶ大の親日国です。
中東への訪問はエネルギー戦略を見据えてのものです。
麻生太郎副総理兼財務相はインド、スリランカを訪問。
また同氏はインドで開催された日本とASEANの財務大臣・中央銀行総裁会議において、日本とASEAN間の金融協力強化を締結。
これら両氏による訪問先はいずれも中国の周辺国であり、関係を強化出来たことには大きな意味があります。
この他ゴールデンウィーク期間中は岸田文雄外務大臣らも各国を訪問し、閣僚の外遊が活発化しました。

さらに先日はタイ(ASEAN加盟国)のインラック首相が来日して日本と安全保障面での協力を強化すると表明。
24日からは安倍晋三首相がミャンマー(ASEAN加盟国)を訪問して関係を強化。
ミャンマーと日本は歴史的にも縁があり、関係強化の意義は大きいです。
そして現在はインドのシン首相が来日中(インドも大の親日国です)。
日印首脳会談でさらにインドとの関係が強化されることでしょう。

以上、ここまで書けば一目瞭然ですが。
日本外交は民主党政権下とは比較にならないほど、ものすごく活発化しています
そしてものすごく強力な「中国包囲網」を築き上げています。
上記の国々を世界地図で見るとよく分かりますが、完全に中国を包囲する形になっています。
よく警察が立てこもった強盗犯に「お前達は完全に包囲されている」と言っている場面がありますが、私的にはあれに似たイメージを持っています。
中国自体が日本の尖閣諸島を侵略して自分達のものにしようとする強盗みたいなものなので、尚更そんなイメージになりますね。
日本の領土を侵略しようとする(最近では尖閣諸島だけでなく沖縄本島も中国の領土だと言い出しています)凶悪な国に対しては、こういった毅然とした対応が必要です。

その上で安倍晋三首相は中国に対し、「対話のドアは開いている」と言っています。
これは「そちらが対話したいのであれば、対話しても良いですよ」というメッセージであり、つまり日本側から譲歩することはないということです。
上記の包囲網が何よりの証で、これが「外交」というものです。
自分の国の領土が侵略の危機に直面しているのですから、この包囲網は当然の外交展開です。
私は壊滅状態だった民主党政権下での外交をよく覚えているので、安倍晋三氏が首相になって日本外交が復活して本当に良かったと思います。
今後も領土への野心をあらわにする覇権主義侵略国家・中国の横暴を押さえ込むべく活発な日本外交を展開していってほしいです。

バイオリニスト

2013-05-27 23:27:40 | ウェブ日記


バイオリン、またはヴァイオリン。
昨日日本ダービーを観戦しにウインズ銀座に行った時、バイオリニストの路上コンサートに遭遇しました。
場所はJR有楽町駅前の広場。
名前は末延麻裕子さんというらしいです。
「有楽町 GREEN FESTA」というイベントで演奏していました
実は昨日書いた「第80回日本ダービー」の写真の中央に演奏中の末延麻裕子さんがいます^^

知らない方でしたが、路上コンサートというのは概ねそんな感じです。
地道な活動で名前を知ってもらうものですし。
にしてもこの方、何だかすごく風格がありました。
ヴァイオリンを弾く様がとても格好良かったです。



そんなわけでしばし足を止め、演奏を聴いていきました。
クラシック音楽やオリジナルの曲をリズム良く軽快に弾いていました
フリー百科事典Wikipedia(ウィキペディア)を見たら「少しでも若い人にクラシックを知ってほしいという思いから自らクラシックをポップスなどにアレンジして演奏」とあり、なるほどと思いました。
たしかにポップ調で軽快なバイオリンだったと思います。
頑張って活動していってほしいです

第80回日本ダービー

2013-05-26 19:27:03 | スポーツ

写真はJR有楽町駅前にて。
2007年、第74回日本ダービー優勝馬「ウオッカ」のモニュメントが設えられていました。

節目の第80回を迎えた日本ダービー(東京優駿)
この「競馬の祭典」、私はウインズ銀座で観戦。
勝ち馬の素晴らしい追い込みに涙しました。
結果は以下のとおりです。

1着 キズナ(優勝タイム:2分24秒3)
2着 エピファネイア
3着 アポロソニック
4着 ペプチドアマゾン
5着 ロゴタイプ

というわけで、単勝2.9倍の一番人気に支持されたキズナが見事に勝利
鞍上の武豊騎手は8年ぶりのダービー制覇にして、史上最多・5度目のダービー制覇
8年前の日本ダービーはディープインパクトで勝っていて、ディープはキズナの父でもあります。

本当に今回は感動の日本ダービーでした。
昨日はブログにこそ書いていないものの、ツイッターではキズナの応援ツイートをしていました。


hamakaze2010 明日の日本ダービー、昨年の有馬記念以来の馬券を買ってみようかと思います。武豊騎手のキズナに託してみたいです。毎日杯勝利の後、皐月賞をパスしてここを目指してきた臨戦過程も好印象です。たぶん武騎手にとっても最後のチャンス。勝ってほしいです。#keiba #競馬

hamakaze2010 ペースは平均より早めを希望。最内の1枠1番だし、この際インコースの後方待機で良いです。最後の直線で届かなかったらそれまでということで。アドマイヤベガの時みたいな勝ち方を希望します。思い切ったレース運びを期待したいです。#keiba #競馬 #日本ダービー

hamakaze2010 ちなみに #日本ダービー、G1出走歴のない馬の勝利となると2000年のアグネスフライトまで遡らないとないのですが、そのアグネスフライトも京都新聞杯を勝ってダービーに参戦し、見事栄冠を手にしています。キズナも京都新聞杯勝利からの参戦。頑張れ! #keiba #競馬


こんな感じで懸命の応援ツイートを展開していました(笑)
レースのペースは1000m通過が60.3秒と平均より早いというほどでもなかったですが、キズナのレース運びはまさに希望していたとおりになりました。
スタートを首尾よく切った後はすぐに後ろに下げ、道中はそのままインコースの後方待機。
インコースの経済コースなら距離的なロスなく走れるし、後方待機策も追い込みが武器のこの馬には向いています。
最後の直線が近付く第3コーナーの辺りまでは後方から3番手くらいのポジションに居たと思います。

そして迎えた最後の直線。
キズナは大外に行きます。
これも予想どおり。
このダービー、キズナが勝つとすれば後方待機で末脚を溜めてからの直線大外一気以外にないような気がします。
しかし、前を行く馬達もなかなか脚が鈍らず、捉えるのに苦労します。
残り200mくらいでようやく前との差が詰まってきたように見えました。
この時点でゴールまで残り200mを切っていて、届くのか!?と思い、必死の声援を送りました。
残り100mを切った時、キズナの脚がさらに加速したように見えました。
前を走っているのがどの馬なのかは全く見ておらず、とにかく届くのか!?届かないのか!?届け!!そんな心境でしたね。
そしてゴール寸前。
ついにキズナが先頭の馬を捉え、並び、わずかに前に出ます。
そしてそこでゴールイン。
記念の第80回日本ダービー、栄光のゴールを先頭で駆け抜けたのはキズナでした

この日本ダービー、キズナにはだいぶ思うところがありました。
それは何と言っても鞍上の武豊騎手。
ここ数年はめっきり冷遇されるようになり、主役の座からはすっかり遠ざかっていました。
誰の目にも武豊騎手に全盛期の輝きがなくなっているのは明らかでした。
結果が全ての世界なので仕方ないとはいえ、あまりに露骨な冷遇ぶりに悲しくなっていました。

そんな中巡ってきたのが、キズナという馬。
キズナと武豊騎手のコンビでGⅢ毎日杯、GⅡ京都新聞杯を連勝し、にわかにダービーへの期待が高まっていきました。
強い皐月賞馬(ロゴタイプ)もいる中まさか一番人気になるとは思いませんでしたが、同時にやはり武豊騎手に日本ダービーの一番人気は似合うなと思いました。
俳優、西田敏行さんの国歌斉唱が終わり、いよいよダービームードが最高潮になった時にはじわりと涙が浮かぶほどでした。

「今年の日本ダービーは僕の人生にとっても大きなレースでした」
レース後のヒーローインタビューで武豊騎手はこのように語っていました。
事実上の背水の陣ということではと思います。
本人もこれで駄目だったらこの先日本ダービーを勝つチャンスはもうないだろうくらいに思っていたのかも知れません。
一戦ごとにコンビとしての絆も深め、見事掴んだ栄冠。
これは後世に語り継がれる、素晴らしい日本ダービーだったと思います。
感動をありがとうと言いたいです

原爆投下は神の懲罰?

2013-05-25 13:47:41 | ウェブ日記
先日、韓国の新聞「中央日報」が、「日本への原爆投下は神の懲罰」とする論説を掲載しました。
韓国の常軌を逸した異常な反日ぶりが垣間見えた一幕だと思います。

中央日報は「論説委員の個人的意見であり社の見解ではない」と釈明していますが、この言い訳は通用しないです。
なぜかと言うと、新聞社というのは記事を書く人の他に、書いた記事をチェックする人もいるからです。
チェックを通過したから「日本への原爆投下は神の懲罰」という反日思想丸出しな狂気の記事が掲載されたのであり、当然中央日報の見解ということになります。
要するに中央日報というのは記事を書く人からそれをチェックする上層部のほうまで反日思想で染まり切っているということです。
誰もストップをかけないからこの記事が掲載されたのであり、そこに韓国の異常さを感じます。

ちなみに記事を書いた人は過去に「大韓言論賞」という賞の受賞歴もある韓国では著名なジャーナリストとのことです。
それほど優れた人でもこの狂気の反日ぶりなのですから、つくづくどうしようもない国だと思います。

それと、23日に見たNHK「ニュースウォッチ9」では司会の大越キャスターが、韓国の新聞が”原爆投下は神の懲罰”と酷すぎる記事を書いたことに対し、「記事が書かれた原因は日本側にある」的なことを言っていました。
さすがにこの韓国擁護の論調にはかなり無理があると感じました。
韓国が一方的に反日で暴走しているのに、それを日本のせいにしないでほしいです。

昨年8月の李明博(イ・ミョンバク)前大統領の竹島不法上陸から続く、韓国の反日暴走。
天皇陛下に謝罪を要求するなどという無礼極まりないことまでしてきました。
これらは全て韓国が一方的に仕掛けて来ているものであり、日本は何も悪くなどないのです。
まずそこをしっかりと認識しておくことが大事だと思います。
あちらは国を挙げた反日、「声の大きさ」で圧倒し、相手が悪いと思わせようとする所があるので、そこに惑わされないようにしましょう。
これらを踏まえて現状の韓国の反日暴走を見れば、「発狂的反日国家」の何たるかが見えてくるかと思います。

「幻想映画館」堀川アサコ

2013-05-24 22:20:16 | 小説


今回ご紹介するのは「幻想映画館」(著:堀川アサコ)です。

-----内容-----
趣味はシリトリ。
ちょっぴり学校に行きたくない高校生・スミレは、「不思議なもの」がよく見える。
ある日、「不思議なもの」と同時に父の不倫現場を目撃。
後を追い、商店街の映画館に迷い込む。
そこで生まれて初めての恋をしたはいいが、失踪事件に巻き込まれ―
生死の狭間に繰り広げられる癒し小説。
(『幻想電氣館』を改題)

-----感想-----
この作品は「幻想郵便局」と少しリンクしています。
「幻想郵便局」の舞台となった登天郵便局やそこの名物人物などが、都市伝説や夢の中で見た話として出てきます。
作品としては独立しているのでこちらから読んでも問題ないですが、「幻想郵便局」を読んでおくとより面白さが増すと思います。

主人公は楠本スミレという16歳の高校一年生。
父は楠本家の婿養子にして、クスモト・スカイホテル社長、楠本愛郎(よしお)。
もともとは取引先の銀行から楠本観光グループに出向してきた人でしたが、地道な仕事ぶりがグループ会長であるスミレの大伯母の目に留まり、政略結婚の運びとなったらしいです。
ちなみにこの大伯母というのは「幻想郵便局」に出てきたあのお婆様です。
「幻想郵便局」では「悪名高い楠本観光グループの皇太后」などと形容されていました(笑)
勝ち気で傲慢で切れやすい性格の一方、温かみもある人だったのが印象に残っています。

今作「幻想映画館」ではある日スミレが父の浮気現場に遭遇。
怒ったスミレは父とその愛人の二人を追いかけていくのですが、そこで妙な映画館に迷い込んでしまいます。
映画館の名前は「ゲルマ電氣館」。
支配人はサルバドール・ダリのようなW形の髭が顔の輪郭からはみ出した、何だか怪しい感じの人。
そしてこの映画館には「幻想郵便局」に出てきた「元怨霊」の島岡真理子さんがいます。
「幻想郵便局」の最後のほうで「乙姫市にある映画館に行く」と言っていましたが、この映画館がそれのようです。
登場してすぐの描写で随分と明るくなったなと思いましたが、怨霊っぽい話し方がそのままだったのはウケました(笑)

それにしてもスミレの大伯母様、今作では出番も多くかなり活躍していました。
年齢は85歳とありましたが、物凄く元気がよく、楠本観光グループを束ねる会長ぶりを発揮していました。
どんな情報網があるのかスミレの不登校にも気付き、スミレの家に怒鳴り込んできたりもしました
どうやらスミレの父の浮気にも気付いているようで、驚異的な情報網だと思います。
ただスミレが不登校のまま「ゲルマ電氣館」で働きたいと言ったことに理解を示してくれたりもして、なかなか読めないところのある大伯母様です。
「ゲルマ電氣館」とも若い頃に縁があったようですし。

スミレの「ゲルマ電氣館」でのアルバイトは、基本あまりお客さんが来ないので暇なのですが、時折妙なお客さんが訪れてきます。
この辺りは「幻想郵便局」の時と同じく不思議な物語でした。
幽霊が見えるスミレにも不思議なお客さん達の姿を見ることが出来ます。
そして新月の夜にだけ行われる謎のレイトショー
普段は閉鎖されている二号館を使って、「走馬灯」というわずか20分の映画が上映されるのです。
しかもこの「走馬灯」、ゲルマ電氣館の映写技師でありスミレが恋心を抱く「有働さん」でさえレイトショーへの立ち入りを禁じられています。
恋心を抱く有働さんが「レイトショーの秘密を知りたい」と言っていたことから、支配人にも内緒で新月の夜、「走馬灯」上映の場に忍び込むスミレ。
そこで見た光景は、映画のタイトルからも想像がつくように、そういうことです。
「ゲルマ電氣館」の表には出ないもう一つの姿ですね。

そしてそこから徐々に核心へと近付いていく物語。
孤独死した老婆の怨霊、あの世からこの世に帰ってきた謎の男、夫の浮気に気付いたスミレの母・広美の激怒、色々な要素がうなるように動き出していきます。
こういった要素が終盤で見事につながるのが凄いなと思います。
この作風はどこか伊坂幸太郎さんに通じるものがあり、そこにホラー要素やファンタジー要素が加わったのが本作「幻想映画館」の特徴です。
ミステリーであり、ホラーであり、ファンタジーでもある、なかなか面白い一冊だと思います。

「幻想郵便局」から二作に渡って登場した真理子さんの最期はちょっと目頭が熱くなりました
「幻想郵便局」では「怨霊」、今作では「幽霊」として登場した真理子さんですが、最後はやはり旅立つのか…と思いました。
とはいえ、とても素敵な終わり方だったと思います。
どうやらこの後は「幻想日記店」というのが秋に文庫化されるようなので、そちらもぜひ読んでみたいと思います


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拉致問題

2013-05-22 21:10:53 | 政治
北朝鮮による国際凶悪犯罪である「拉致」。
今もなお北朝鮮には拉致されたままの日本人がたくさんいます。
民主党政権下では3年4ヶ月の間に拉致問題担当大臣が8人も変わるという酷い政治でした。
この間拉致問題は全く進展せず、拉致被害者家族会の方々も不信を募らせていました。

既に何度か書いていますが、安倍晋三首相は全政治家の中で最も拉致問題の解決に真剣に取り組む人です。
どんな時でも必ず胸に付けているブルーリボンのバッジが何よりの証。
記者会見や国会答弁の映像などがテレビで流れたら、背広の左胸の辺りを見るとブルーリボンバッジがあるのが分かると思います。
拉致問題担当大臣の古屋圭司氏らと同じく、初期の頃から拉致問題と真剣に向き合ってきた人で、拉致被害者家族会からの信頼も厚いです。
安倍さんが首相になっている今が拉致問題を進展させる最大の好機だと思います。
また、先日民主党の変な議員が「飯島参与の訪朝に韓国やアメリカから懸念の声が出ていますが」などと質問したのに対し、「残念ながら拉致問題をアメリカや韓国が解決してくれることはない」と述べていて、拉致問題解決へのすごい決意を感じました。
全くそのとおりで、日本人が大量に拉致されているのですから当然日本政府が主体的に取り組む問題であって、「韓国が~、アメリカが~」と他の国を出してきて足を引っ張るのはナンセンスと言うものです。

それなのに。。。
相も変わらず日本のマスコミは酷い報道を繰り返しています。
※先日書いた「飯島内閣官房参与が訪朝」の記事でも詳しく解説しています。
「飯島内閣官房参与の訪朝に韓国から懸念の声が出ています!アメリカから懸念の声が出ています!」などと意味不明な報道をしていますね。
嬉しそうに、嬉々として報じているところに物凄い異常さを感じます
私が見ているテレビ番組ではNHK「ニュースウォッチ9」、TBS「サンデーモーニング」、テレビ朝日「報道ステーション」などでそんな感じの報道を目の当たりにしました。
一応解説しておくと、韓国は世界的に見ても極めて悪質な「発狂的反日国家」なので問題外として(日本のやることには大抵因縁をつけてきます)、アメリカはそんなに懸念の声など出していませんよ。
なぜか日本のマスコミは「日本政府の頑張り」ではなく「韓国やアメリカの反発」を大々的に報道します。
しかもアメリカは特段反発していないのに勝手に反発していることに捏造するというおまけ付きです。
こういった報道が繰り返されると、「そうか、飯島参与の訪朝は悪いことなのか…」と視聴者にネガティブなイメージが刷り込まれてしまいます。
これを偏った報道、「偏向報道」と言います。

このように、日本のマスコミは日本の為に頑張る政治家を攻撃し、わざわざ日本の国益を毀損させようとする極めて異常なマスコミなんですよね。
安倍晋三首相へのネガティブキャンペーンみたいなことまでやり、せっかくの拉致問題を進展させる好機に完全に水を差す報道をしています。
このような異常なマスコミは世界的に見ても日本だけで、日本のマスコミが「反日左翼マスコミ」と呼ばれる由縁です。
日本人ではない方々や、日教組(日本教職員組合)による反日左翼教育で頭の中が真っ赤に染まった方々がマスコミを牛耳っているため、こういった異常な報道になるのですが。。。
マスコミが反日左翼思想というのは本当に悪夢のような状況だと思います。
拉致問題の進展を邪魔するような悪質な報道はやめてほしいです。

蒸し蒸し

2013-05-21 22:51:56 | ウェブ日記
今日の東京は蒸し蒸しとした1日でした。
気温が高いだけでなく、湿度も高かったです。
20度台の後半で湿度も高めとなると結構不快指数も上がってきますね
初夏も後半に入り、何となく梅雨の気配を感じる1日でした。

今年は4月下旬~5月上旬になっても例年より気温が低めの日が多かっただけに、「初夏」らしい日がちょっと少なかったなと思います。
短い初夏の後に一気に梅雨に入っていくイメージです
それだけに残り少ない初夏には初夏らしい五月晴れを期待したいところです
理想は気温が20度台の前半で湿度は低めな感じですね。
このくらいが一番過ごしやすいなと思います。
もう5月も下旬なので暑い日が多くなってきますが、こんな感じの過ごしやすい日も期待したいところです。

たらい回し

2013-05-20 23:05:43 | ウェブ日記
だいぶ前から自宅パソコンのインターネット接続に不都合が生じていました。
騙し騙し使っていたのですが、さすがに不便なので重い腰を上げ、先日電話で問い合わせてみました。
しかしこれが大激戦になりました。

まず某インフォメーションセンターに電話したところ、一通り状況を説明した後で、「それでしたらこちらにおかけ下さい」と言われました。

続いて電話した某カスタマーセンターでは、「プロバイダーは?」などの質問をされ、答えたところ「当方では分からないので、こちらにおかけ直し下さい」と別の電話番号を指定されました。

続いて電話したのは某有名電気通信事業者。
こちらではいくらか進展があって、「ひとまず契約面での問題は何もない」ということが分かりました。
まあ月額使用料を踏み倒しているわけではないので、これは予想どおりでした。
その後「こちらの電話番号に電話してインターネット回線の信号チェックをして貰って下さい」と言われ、さらに電話番号を指定されました。

続いて電話したのは某有名電気通信事業者の故障担当の窓口。
ここではだいぶ技術的な話になってきて、まずあちら側から私の部屋までの「回線テスト」を行ってくれ、その結果モデムまでは異常がないとのこと。
そうなるとパソコン本体に何らかの異常があるのではという話になり、そこからは私がパソコンを操作しつつ、電話越しにあれこれとやり取りをしていきました。
しかし色々試しても状況は改善されず、ついに「こちらの電話番号に電話してみてください」と言われました。

続いて電話したのは某有名電気通信事業者の故障担当の別部門の窓口。
ここではさらに技術的な話になって、電話で指示されたとおりにパソコンを操作していき、今まで一度も見たことがない画面と格闘することになりました。
謎の画面との格闘はある意味新鮮でしたね(笑)
途中からは向こうのオペレーターの人にこちらのパソコンを遠隔操作して調査してもらったりもしました。
大激戦の末、ついに原因が分かり、無事にインターネット接続が健全な状態になりました。

以上が大激戦の一部始終ですが。。。
これはまさしく「たらい回し」だったなと思います
合計5回も電話をかけることになりました。
時間も最初に電話をしてから不具合解決まで3時間以上掛かっていたし、インターネット接続の不具合解決はなかなか大変だと思います。
電話ではどうにもならず技術者に来て貰うこともあるようなので、電話で解決出来ただけまだラッキーでした。
インターネット接続が不安定な状態だと不便なので復活して良かったと思います

お手紙

2013-05-19 14:00:43 | ウェブ日記
久しぶりに手紙を書きました
手紙を書いたのは何年ぶりかなと思います。
便箋を引っ張り出してきて、合計4枚ほどに綴りました(ラブレターではないですよ)。
言伝てして渡してもらうように頼んでおきました。
近年はすっかり電子メールが全盛ですが、たまには直筆で文を書くのも良いものです。
手書きのほうが温かみもありますしね。

日頃ブログを書いているおかげで、文章を書くのは得意になりました。
特に小説や映画のレビュー記事は長めになりますが、ああいうのを書いているとどうやって展開したりまとめたりしていくかが身に付くので良いものです。
今回のような個人に宛てる長めの手紙でもそれが生きてきます。
変わるのは気持ちを率直に綴る点で、相手のことを思い浮かべながら、丁寧に文章をしたためていきます。
昔ながらの手紙というのも、こちらの気持ちを伝える手段として大事だなと思います。