8月21日のフジテレビ抗議デモを受けて、フジテレビが公式サイトに声明文を出しました。
ご覧になる方は
こちらをどうぞ。
今はフジテレビというメディアが岐路に立っている重大な局面なので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
この声明文について、私が疑問に感じたことを項目ごとにまとめていきます。
まずは冒頭の文について。
「最近フジテレビに寄せられたご質問、ご意見について、正しい情報、状況をご理解いただくために、以下ご説明させていただきます」とあります。
特に謝るわけでもなく、あくまで自分達は正しくて、一般の人がそれを理解していないから、説明してあげるというスタンスのようです。
まずこのスタンスが反発を買いそうな気がします
問題の声明文ですが、大きく4つの項目に分かれています。
まずは最初の項目「フジ・メディア・ホールディングスの外国人持ち株比率について」。
この項目の最後の1文に注目。
「なお、日本の上場会社における外国人株式保有比率は2010年度で26.7%であり…」とあります。
外国人株式保有比率について、他の会社と比較してもフジテレビは平均的だというのをアピールしたいようですが、ここで墓穴を掘っています。
「公共の電波」を扱う放送局と一般の民間企業を一緒に考えるのは間違っています。
放送局が外国人に乗っ取られるようなことがあると困るから、「電波法」という法律が存在して一般の民間企業とは一線を画す扱いになっているのに、「他の会社と比較しても~」などと言っていたのでは話になりません。
次に2番目の項目「編成方針および番組制作について」。
これは限度を超えた「韓流ゴリ押し」のことです。
声明文には「韓流ドラマが多いのでは?というご批判がありますが…」とありますが、問題はそれだけではありません。
この声明文はステルスマーケティングの件について触れていません。
勝手に「韓流ドラマが多いのでは?」という批判だけに矮小化しないで頂きたいものです。
さらに、単に韓流ドラマが多いだけではなく、全く関係のないような番組でも突然韓国の話題を振ってくることへの批判があることも忘れないで頂きたいです。
むしろ本当にタチが悪いのはこちらだと思います。
何しろいきなり「お隣韓国では~」とゴリ押しが始まるので、見ているほうとしては完全に不意打ちをくらうことになります。
みなさんもいきなり韓国の宣伝が始まるのを見たことがあるのではないでしょうか。
次に3番目の項目「スポーツ中継の表彰式の放送について」。
フィギュアスケート世界選手権で日本の選手が優勝したとき、日の丸&君が代を放送せずにカットしている問題についてです。
多くの人から「意図的にカットしているのではないか」という声が上がっています。
まず声明文には、「(日本の国旗掲揚、国歌斉唱を)過去5大会のうち、3大会(2008年、2009年、2011年)は放送しています」とありますが、2009年は日本の選手は優勝していません。
嘘はやめましょう
さらに、2011年の世界選手権はロシアが日本を勇気付けるために色々してくれたのに、その好意を一切放送しなかったばかりか、無駄にキムヨナ選手の特集などを1時間も組んでいます。
よって声明文でフジテレビが言っている「放送時間の制約」とやらは全く通用しません。
放送しようと思えば、いくらでも放送できたのですから。
ちなみに2011年の世界選手権の放送については、非常に分かりやすく書かれているブログがあるのでご紹介します。
ご覧になる方は
こちらをどうぞ。
次に4番目の項目「FIFA主催のサッカー中継における表記について」。
これは「韓日戦」表記のことです。
フジテレビ、声明文ではFIFAの正式大会名称を引き合いに出して弁解しています。
言っていることは分かりますが、テレビ画面に「韓日戦」と表記した言い訳としてはかなり苦しいです。
FIFAの正式大会名称が「韓国対日本」なのは良いとして、まともな人ならそれを略称で呼ぶときはきちんと「日韓戦」とします。
例えばアメリカで日本とアメリカが野球の試合をするときも、「米日戦」とは呼ばず、きちんと「日米戦」と呼んでいます。
世界的に見ても、普通は自分の国を前に持ってくるのが常識です。
これをわざわざ「韓日戦」と表記するところに、今のフジテレビの状態が現れていると思います。
ちなみにこの声明文は、本当にやばそうなものについては触れていません。
ステルスマーケティングの件、社員の井上氏の横領の件、小倉智昭氏の暴力団肯定発言など。
ほかにも原爆リトルボーイTシャツや、フィギュアスケート世界選手権でロシアの好意を一切放送しなかった件もです。
声明文自体もやっつけ仕事な感じで、謝罪は一言もないです。
フジテレビは当初、デモ主催者からの抗議文を「抗議される理由はない」として受け取りを拒否していました。
「韓日戦」表記、原爆リトルボーイTシャツ、フィギュアの日の丸&君が代カットなど、散々日本を侮辱しておいて、本気で「抗議される理由はない」と思っているのでしょうか。。。
また、こういった日本を侮辱するようなことを次々としている状況を見ると、フジテレビという放送局自体が「反日思想」なのではという気がしてきます
最近では10月から始まるドラマにスイスで反日活動をしている「キム・テヒ」という反日韓国女優を起用するという話もあり、ますますフジテレビへの不信感が増大していくのではと思います。
フジテレビは反日活動を認めると言っているようなものですしね。
私としては、これ以上フジテレビを野放しにしておくつもりはないし、9月に行われるデモも都合がつけば参戦するつもりです。
どうやらジワジワとデモの効果が出てきているようなので、このまま継続してデモを行っていくことが大事だと思います。
17日と19日にお台場でデモが予定されているので、もし同じようにフジテレビに怒り心頭な方がいましたら、ぜひ参加を検討してみてください。
特に17日のほうは誰でも気軽に参加しやすい感じのデモでおススメです^^