(8月11日、自身最後の握手会での村雲颯香さん。写真はネットより。以下同じ。)
9月下旬、新潟を中心に活動するアイドルグループNGT48の元メンバー、村雲颯香さんへの最後のお手紙を書きました。
9月30日でファンレターが受付終了だったので、
高橋七実さんへの手紙を書いた後急いで書きました。
前回のお手紙で書きたいことのほとんどは書いたのと、既にグループを卒業し大学進学に向けた準備で忙しいと思うので、今回は便箋6枚と比較的短めになりました。
(着物姿の村雲颯香さん。)
私はアイドルは公人(誰か特定の人のための存在ではない)と考えているので、アイドル時代の村雲颯香さんへのお手紙ということで内容自体は今回も公開します。
郵送したお手紙は記事の最後に載せておきます。
(楽しそうに笑う村雲颯香さん。)
村雲颯香さんは今年22歳で、8月31日のNGT48卒業と同時に芸能界を引退しました。
私が村雲颯香さんの存在を知り活躍を見たのは最後の4ヶ月間だけでした。
しかし短い時間でしたが素晴らしい姿を見せて頂きました。
(着物姿で和傘を差す村雲颯香さん。着物や浴衣がよく似合う人です。)
村雲颯香さんは8月31日に行われた自身の卒業公演で、
「現状のNGT48は相手のことを考えられず、人のことを思いやれないグループ」、「これからは人の痛みの分かるグループになってほしい」という旨のことを言っていました。
お手紙でも少し書かせて頂きました。
(卒業公演後、ファンからの花のスタンドとオブジェを前に微笑む村雲颯香さん。)
(卒業公演後、自身の顔写真の額を外した村雲颯香さん。)
暴行被害に遭った山口真帆さんと、暴行被害者に寄り添った菅原りこさんと長谷川玲奈さんをよりにもよって卒業に追いやったのは、人間として一番やってはいけない最悪なことであり、運営とグループの思いやりのなさ、人の痛みの分からなさを象徴する出来事でした。
そんな中、最も3人を思いやっていたのは間違いなく村雲颯香さんだと思います。
4月21日の3人の卒業発表時、山口真帆さんが「私がこうして(暴行被害に遭ったこと、犯人達に何らかの形で協力したメンバーがいること、運営の株式会社AKSが暴行事件を山口真帆さんの頭がおかしいことにして闇に葬ろうとしていることを)世間に発信してからも、寄り添ってくれたのは、玲奈(長谷川玲奈さん)と、りこ(菅原りこさん)と、もふ(村雲颯香さん)でした。」と言っていました。
山口真帆さんに寄り添えば運営と、運営及び犯人グループ寄りのメンバー達から睨まれることになるので、この3人の凄さがよく分かります。
(9月冒頭に公開された事件直後の音声データから、なぜか暴行被害者の山口真帆さんそっちのけで、犯人達を全力で庇う運営スタッフの存在が確認されており、犯人達と運営の蜜月関係も強く疑われています。)
そして村雲颯香さんも3人の卒業発表翌日のツイッターで
「このような事件が起きて、被害者であるメンバー、そしてそこに寄り添ったメンバーが辞めるなんて、絶対にあってはならないことだと思います。」」と憤りの言葉を書き、5月18日の卒業公演で3人に向けて読んだ手紙では「大切なみんなのことを守れなくてごめんなさい」と無念の思いを口にされていました。
(村雲颯香さんは3人の卒業公演でも終盤に登場して大活躍しました
左から村雲颯香さん、長谷川玲奈さん、山口真帆さん、菅原りこさん。)
(3人にファンからの花を渡す村雲颯香さんと、助手を務める渡邉歩咲さん。)
(村雲颯香さんも渡邉歩咲さんも笑顔が見られました
)
(3人のために書いてきた手紙を取り出す村雲颯香さんと、笑顔で拍手をする渡邉歩咲さん。)
(手紙を読む村雲颯香さんと、悲しそうな雰囲気の渡邉歩咲さん。やがて渡邉歩咲さんが泣いてしまうのがとても印象的でした。)
(村雲颯香さんの読む手紙を聞く、左から長谷川玲奈さん、山口真帆さん、菅原りこさん。)
村雲颯香さんはグループに残って中からグループを変えるために奮戦するという、山口真帆さん1人での辛い卒業にならないように一緒に卒業する道を選んだ菅原りこさん、長谷川玲奈さんとは異なる道を選びます。
このため、
山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんの卒業前、卒業後の両方において最前線で奮戦したただ1人の人物となり、山口真帆さん以外では最も苦難の道を歩むことになりました。
私はその姿を見て、物凄く偉大な人だと思いました。
歩んだ苦難の道と偉大さを見ているうちに
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が思い浮かび、前回送ったお手紙でお勧めさせて頂きました。
自身が卒業を発表した7月18日以降はそのイメージの良さを、暴行事件とその後のことでイメージが最悪になったメンバー達のイメージアップに利用されていて可哀想でしたが、村雲颯香さん本人の功績は全く色褪せはしないです。
(浴衣での「ジンギスキャッツー」。左から村雲颯香さん、清司麗菜さん、日下部愛菜さん。)
お手紙には「ジンギスキャッツー」のことも書かせて頂きました。
ジンギスキャッツーとは村雲颯香さん、日下部愛菜さん、清司麗菜さんによる仲良し3人組のことです。
日下部愛菜さんの愛称があいにゃー、清司麗菜さんの愛称がれいにゃーで、2人で「にゃーにゃーコンビ」で活動していて、そこに村雲颯香さん(愛称のもふちゃんから転じて羊(ジンギス))が加わってジンギスキャッツーになりました。
日下部愛菜さんと清司麗菜さんは村雲颯香さんより4歳年下の今年度18歳で、私には2人が村雲颯香さんの忘れ形見のように見えます。
(公演衣装でのジンギスキャッツー。左から清司麗菜さん、村雲颯香さん、日下部愛菜さん。)
日下部愛菜さんは村雲颯香さんとともに、運営から参加禁止圧力の掛かっていた3人の卒業公演に駆け付けており、「安心安全7」と呼ばれる駆け付けた勇気ある7人(村雲颯香さん、角ゆりあさん、日下部愛菜さん、小熊倫実さん、高沢朋花さん、渡邉歩咲さん、高橋七実さん)に名を連ねています。
「安心安全7」は山口真帆さんが命名し、名前の由来はNGT48には山口真帆さんの告発時の内容や、9月冒頭に公開された事件直後の音声データの内容から、犯人グループとの親密関係が強く疑われる恐いメンバーもいるので、この7人は確実に安心で安全ということだと思います。
私は7人は他のメンバーより明確に勇気や義があり立派なので、高く評価し好印象を持っています。
(7人以外では西村菜那子さんが唯一、山口真帆さんから同格の信任を得ており、ツイッターで山口真帆さん支持を明言していたことから、卒業公演に駆け付ける意思があったが何らかの事情で来られなかったのではと言われています。)
また日下部愛菜さんは9月、どこか村雲颯香さんの面影を感じる高い外交能力を発揮していた日があり、やはり一番近くで村雲颯香さんを見てきた直系の人なので受け継いでいるものがあるなと思いました。
(山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんの卒業公演後の写真撮影にて、前列左から長谷川玲奈さん、山口真帆さん、菅原りこさん、後列左から小熊倫実さん、
日下部愛菜さん、村雲颯香さん、角ゆりあさん、渡邉歩咲さん、高沢朋花さん、高橋七実さん。
後列7人が「安心安全7」と呼ばれる勇気ある7人です。)
(村雲颯香さんと日下部愛菜さんが駆け付けたのに対し、清司麗菜さんだけ駆け付けなかったので、かなり気まずかったと思います。)
清司麗菜さんは山口真帆さん暴行事件を巡る発言のまずさによって世間から批判を浴び苦しい立場になっていましたが、村雲颯香さんと日下部愛菜さんが助けてあげたことで、改心してくれたように見えます。
またジンギスキャッツーの中で1人だけ3人の卒業公演に参加しない結果となり、本人の心境としても村雲颯香さんと日下部愛菜さんに気まずい思いを抱いたのではと思います。
その人をもう一度良い方向に導いた2人は偉く、特に4歳年上の村雲颯香さんの果たした役割はかなり大きかったのではと思います。
清司麗菜さんが
「NGTを変えようというもふちゃん(村雲颯香さん)の気持ちをしっかり受け継いでいく」とフォトログ(グループ公式の写真付きブログ)ではっきり明言してくれたのは大きなことです。
このグループでこういったことを明言するのは勇気が要ることでもあり、私はよく言ったと思い高く評価しています。
2人の足並みが揃い、村雲颯香さんも嬉しかったのではと思います。
私は村雲颯香さんほどの立派な人なら、いずれまた何らかの形で世に出てくるような気がします。
明らかに大将の器の人なので今後が楽しみで、どこかで活躍している名前が聞こえてきたら嬉しいです。
そういったこともお手紙に書かせて頂きました。
ぜひ大学進学を実現させ、大学生活を楽しみながら、新たな夢に向かって進んでいってほしいです
----------お手紙ここから----------
村雲颯香さんへ
もふちゃん、卒業公演お疲れ様でした。
素敵な卒業公演になって良かったです。
早くも1ヶ月が経とうとしていますね。
既に大学進学に向けた準備が始まっていると思うので、今回は短めのお手紙にします。
卒業公演の言葉、もふちゃんらしい丁寧で誠意ある言葉でした。
そしてオブラートに包みながらも、しっかり苦言も呈していました。
「現状のNGT48は相手のことを考えられず、人のことを思いやれないグループ」、「これからは人の痛みの分かるグループになってほしい」という旨の、もふちゃんのNGT48での最後の言葉を、グループの人達は胸に刻んでほしいです。
暴行被害に遭った山口真帆さんと、暴行被害者に寄り添った菅原りこさんと長谷川玲奈さんをよりにもよって卒業に追いやったのは、グループの思いやりのなさ、人の痛みの分からなさを象徴する出来事でした。
新キャプテンの角ゆりあさんは、いつか変わったグループの姿を山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さん、そしてもふちゃんの4人に見せられるように頑張りたいと言ってくれています。
私のNGT48への最大の興味は、山口真帆さん、もふちゃん、角ゆりあさんの三代に渡る悲願”グループに変わってほしい”が成就されるかです。
この悲願の成就なくしてNGT48の再建はあり得ず、メンバー及び関係者には誠実さが求められます。
どうなるのかもうしばらく様子は見ていこうと思います。
「ジンギスキャッツー」の「キャッツー」である日下部愛菜さんと清司麗菜さんは、もふちゃんの忘れ形見のように見えます。
特に日下部愛菜さんは9月になってから、どこかもふちゃんの面影を感じさせる高い外交能力を発揮している日がありました。
一番近くでもふちゃんを見てきた、もふちゃん直系の人なので、やはり受け継いでいるものがあるなと思いました。
もふちゃんのように、グループを変えるために働きかけていくつもりなのだろうと思います。
清司麗菜さんは山口真帆さん暴行事件を巡る発言のまずさによって苦しい立場になっていましたが、もふちゃんと日下部愛菜さんが助けてあげたことで、改心してくれたように見えます。
ジンギスキャッツーの中で1人だけ山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんの卒業公演に参加せず、本人の心境としてももふちゃんと日下部愛菜さんに気まずい思いを抱いていたのではと思います。
その人をもう一度良い方向に導いた2人は偉いです。
特に日下部愛菜さんと清司麗菜さんより4歳年上のもふちゃんの果たした役割はかなり大きかったのではと思います。
清司麗菜さんが「NGTを変えようというもふちゃんの気持ちをしっかり受け継いでいく」とフォトログではっきり明言してくれたのは大きなことです。
幸いにも清司麗菜さんは、「恩」の概念が分かる人なのだと思います。
(9月20日に日下部愛菜さんがフォトログにアップした「にゃーにゃーコンビ」の写真。左が清司麗菜さん、右が日下部愛菜さん。)
先日日下部愛菜さんが「にゃーにゃーコンビ」と言葉を添えた、清司麗菜さんとの写真をフォトログにアップしました。
もう頼りになるジンギスはいないというのを受け止めて、キャッツ2人の力を合わせ、気持ち新たに進もうとしているように私には見えました。
もふちゃんのグループを変えたいという意思を受け継いだ、忘れ形見のような2人がどう活躍していくのか、この先も見て行こうと思います。
(清司麗菜さんも9月23日、ツイッターに「にゃーにゃーコンビ」をアップしました。左が清司麗菜さん、右が日下部愛菜さん。
「これからも「にゃーにゃーコンビ」をよろしくお願いします。」と言葉が添えられていました。)
山口真帆さんなどの最後の言葉が「またね」だったのに対し、もふちゃんは「ばいばい」と書いていて、やはりもう芸能界で活動することはないのだと分かりました。
もふちゃんらしい、奥深い文章表現だと思います。
しかし私はもふちゃんほどの人物は、いずれまた何らかの形で世に出てくるような気がします。
もふちゃんは明らかに大将の器の人なので、将来が凄く楽しみです。
いずれどこかで、活躍している名前が聞けたら嬉しいです。
SNSはまたいずれ個人で始めるのも良いと思います。
名前は出さず完全一般人で食べ物中心のアカウントなどを運営したりするのも面白いかと思います。
忙しさが落ち着いてきたら考えてみてください。
ぜひ、大学に進学できることを祈ります。
そして楽しい大学生活を送り、夢に向かって進んで行けることを祈ります。
一般人に戻っての新たな人生、たくさんの幸せに包まれてください。
----------お手紙ここまで----------
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元NGT48 高橋七実さんへの手紙
----------郵送したお手紙----------
封筒。
便箋。
今回は
「明るい旅立ち」を意識しました。
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