読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

gooブログのツイッター化 2 ツイッター化が呼び込む問題

2019-10-27 16:05:53 | ウェブ日記
※「gooブログのツイッター化」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。

私は以前、「ブログのスピード型、スタミナ型、瞬発力型」という記事で、ブログの書き方にはスピード型(10~15文くらいの比較的短めの文章で記事を書く)、スタミナ型(長めの文章で記事を書く)、瞬発力型(1~2文くらいのごく短い文章に写真を添えたりして、パッと見た時の印象に訴える書き方)があると書きました。
リアルタイム性とリアクション重視でツイッター化してきたgooブログでは、明らかに瞬発力型、スピード型の記事のほうが有利だと思います。
人間心理として、文章が短めで適度に写真も添えられ、さらに万人受けするネタの記事のほうがすぐに読むことができ「いいね」のようなボタンも押しやすいと思います。
そしてたくさん「いいね」などのボタンが押されたブログはgooブログのトップページで紹介されてもいます。
トップページで紹介されると、アクセスのアップが見込めると思います。

このことから、gooブログ運営の推奨は「短めの文章の記事をどんどん書いてgooブログを盛り上げ、「いいね」などのリアクションをたくさん集めよう」ということだと考えられます。
gooブログの盛り上がりは、gooブログアドバンスとgooブログフォトの、有料のブロガーを繋ぎ止めることと新規のブロガーを呼び込むことに繋がります。
そしてgooブログ全体として、一日のうちに新規投稿される記事数が多いほうが、たくさんのブロガーが活動しているということになり、広告収入の金額面で都合が良いといった事情もあるのではと思います。

しかし私は、「いいね」などのリアクションをたくさん貰うことやアクセスアップのために、短めの文章の記事を乱発する気にはならないです。
元々短めの文章中心にブログをやってきた人なら問題ないですが、長めの文章中心にやってきた人がgooブログの新仕様を見て、リアクションやgooブログのトップページに取り上げられること欲しさに短めの文章の記事乱発になると、その人本来の書き方が失われてしまい本末転倒です。
ツイッター化が呼び込む問題だと思います。

時代の流れとともにgooブログの仕様が変わっていくのはやむを得ないですが、安易にリアクションを集めやすい記事を書くような人ばかりにはなってほしくないです。
私は一番得意なのがスタミナ型(長めの文章)の書き方、次に得意なのがスピード型(10~15文くらいのやや短めの文章)の書き方なので、これからもこれは崩さずに行こうと思います。
自身の書き方を見失わずに、「毎日記事を更新しgooブログのトップページにもよく取り上げられる」といった派手さはなくても、屋台骨としてgooブログを支えられる人を目指したいと思います


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「ブログの底力」
「ブログのスピード型、スタミナ型、瞬発力型」
「アクセスランキング 魅力と魔力」
「gooブログのツイッター化」

gooブログのツイッター化

2019-10-19 23:03:01 | ウェブ日記
最近、gooブログがツイッターのようになってきたと思います。
最初にそれを強く感じたのは、読書登録したブログが新着順に表示されるようになった時でした。
これは「ツイッター」でフォローしているアカウントの新たなツイート(つぶやき)がリアルタイムで自身のタイムライン(ツイートが表示される画面)に表示されるのとよく似ていて、ツイッターを意識していると思いました。

再度強く感じたのは、「読書管理」が「フォロー管理」という言葉に変わった時でした。
「フォロー」はツイッターで使われている言葉であり、ここでもツイッターを意識していると思いました。

そしてもう一度強く感じたのが、記事の最後に「いいね」「応援」「続き希望」「役立った」の4つのボタンが表示されるようになった時でした。
「いいね」もツイッターにある機能で、そのツイートに好感を持ったり参考になったという意思表示として使われていて私もよく使っています。

これらのことから、gooブログがツイッター化してきたと感じています。
リアルタイム性とリアクション重視化とも言えます。
これはgooブログ運営の偉い人が「うちにもツイッターのようなリアルタイム性やリアクション機能を取り入れよう」と判断したということです。
ツイッターやインスタグラムなど新たなSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の登場で近年はサービス提供が終了になるブログもあるため、gooブログも衰退しないように試行錯誤しているのだと思います。

私はこれらのツイッター化の中でも今年前半にあった「いいね」「応援」「続き希望」「役立った」の4つのボタンの登場の時が凄く戸惑い、ブログの文字の字体の変化などもあり突然の大変革になったため、距離を感じてブログ更新の意欲にも影響が出ました。
元々今年は2月から気持ちが疲れてブログの更新も減っていたところにその戸惑い、近寄りずらさも加わり、記事を書くのがかなり大変でした。
gooブログには以前のgooブログで居て欲しかったという思いがありましたが、最近はやっと気持ちが大変革したgooブログを受け止められるようになってきたと思います。
新たなgooブログのもとで、また少しずつ記事を書くペースを取り戻していければと思います


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元NGT48 村雲颯香さんへの最後の手紙

2019-10-14 08:52:07 | ウェブ日記


(8月11日、自身最後の握手会での村雲颯香さん。写真はネットより。以下同じ。)


9月下旬、新潟を中心に活動するアイドルグループNGT48の元メンバー、村雲颯香さんへの最後のお手紙を書きました。
9月30日でファンレターが受付終了だったので、高橋七実さんへの手紙を書いた後急いで書きました。
前回のお手紙で書きたいことのほとんどは書いたのと、既にグループを卒業し大学進学に向けた準備で忙しいと思うので、今回は便箋6枚と比較的短めになりました。




(着物姿の村雲颯香さん。)

私はアイドルは公人(誰か特定の人のための存在ではない)と考えているので、アイドル時代の村雲颯香さんへのお手紙ということで内容自体は今回も公開します。
郵送したお手紙は記事の最後に載せておきます。




(楽しそうに笑う村雲颯香さん。)

村雲颯香さんは今年22歳で、8月31日のNGT48卒業と同時に芸能界を引退しました。
私が村雲颯香さんの存在を知り活躍を見たのは最後の4ヶ月間だけでした。
しかし短い時間でしたが素晴らしい姿を見せて頂きました。




(着物姿で和傘を差す村雲颯香さん。着物や浴衣がよく似合う人です。)

村雲颯香さんは8月31日に行われた自身の卒業公演で、
「現状のNGT48は相手のことを考えられず、人のことを思いやれないグループ」、「これからは人の痛みの分かるグループになってほしい」という旨のことを言っていました。
お手紙でも少し書かせて頂きました。




(卒業公演後、ファンからの花のスタンドとオブジェを前に微笑む村雲颯香さん。)




(卒業公演後、自身の顔写真の額を外した村雲颯香さん。)

暴行被害に遭った山口真帆さんと、暴行被害者に寄り添った菅原りこさんと長谷川玲奈さんをよりにもよって卒業に追いやったのは、人間として一番やってはいけない最悪なことであり、運営とグループの思いやりのなさ、人の痛みの分からなさを象徴する出来事でした。
そんな中、最も3人を思いやっていたのは間違いなく村雲颯香さんだと思います。

4月21日の3人の卒業発表時、山口真帆さんが「私がこうして(暴行被害に遭ったこと、犯人達に何らかの形で協力したメンバーがいること、運営の株式会社AKSが暴行事件を山口真帆さんの頭がおかしいことにして闇に葬ろうとしていることを)世間に発信してからも、寄り添ってくれたのは、玲奈(長谷川玲奈さん)と、りこ(菅原りこさん)と、もふ(村雲颯香さん)でした。」と言っていました。
山口真帆さんに寄り添えば運営と、運営及び犯人グループ寄りのメンバー達から睨まれることになるので、この3人の凄さがよく分かります。
(9月冒頭に公開された事件直後の音声データから、なぜか暴行被害者の山口真帆さんそっちのけで、犯人達を全力で庇う運営スタッフの存在が確認されており、犯人達と運営の蜜月関係も強く疑われています。)
そして村雲颯香さんも3人の卒業発表翌日のツイッターで「このような事件が起きて、被害者であるメンバー、そしてそこに寄り添ったメンバーが辞めるなんて、絶対にあってはならないことだと思います。」」と憤りの言葉を書き、5月18日の卒業公演で3人に向けて読んだ手紙では「大切なみんなのことを守れなくてごめんなさい」と無念の思いを口にされていました。




(村雲颯香さんは3人の卒業公演でも終盤に登場して大活躍しました
左から村雲颯香さん、長谷川玲奈さん、山口真帆さん、菅原りこさん。)




(3人にファンからの花を渡す村雲颯香さんと、助手を務める渡邉歩咲さん。)




(村雲颯香さんも渡邉歩咲さんも笑顔が見られました




(3人のために書いてきた手紙を取り出す村雲颯香さんと、笑顔で拍手をする渡邉歩咲さん。)




(手紙を読む村雲颯香さんと、悲しそうな雰囲気の渡邉歩咲さん。やがて渡邉歩咲さんが泣いてしまうのがとても印象的でした。)




(村雲颯香さんの読む手紙を聞く、左から長谷川玲奈さん、山口真帆さん、菅原りこさん。)

村雲颯香さんはグループに残って中からグループを変えるために奮戦するという、山口真帆さん1人での辛い卒業にならないように一緒に卒業する道を選んだ菅原りこさん、長谷川玲奈さんとは異なる道を選びます。
このため、山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんの卒業前、卒業後の両方において最前線で奮戦したただ1人の人物となり、山口真帆さん以外では最も苦難の道を歩むことになりました。
私はその姿を見て、物凄く偉大な人だと思いました。
歩んだ苦難の道と偉大さを見ているうちにラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が思い浮かび、前回送ったお手紙でお勧めさせて頂きました。
自身が卒業を発表した7月18日以降はそのイメージの良さを、暴行事件とその後のことでイメージが最悪になったメンバー達のイメージアップに利用されていて可哀想でしたが、村雲颯香さん本人の功績は全く色褪せはしないです。





(浴衣での「ジンギスキャッツー」。左から村雲颯香さん、清司麗菜さん、日下部愛菜さん。)

お手紙には「ジンギスキャッツー」のことも書かせて頂きました。
ジンギスキャッツーとは村雲颯香さん、日下部愛菜さん、清司麗菜さんによる仲良し3人組のことです。
日下部愛菜さんの愛称があいにゃー、清司麗菜さんの愛称がれいにゃーで、2人で「にゃーにゃーコンビ」で活動していて、そこに村雲颯香さん(愛称のもふちゃんから転じて羊(ジンギス))が加わってジンギスキャッツーになりました。
日下部愛菜さんと清司麗菜さんは村雲颯香さんより4歳年下の今年度18歳で、私には2人が村雲颯香さんの忘れ形見のように見えます。




(公演衣装でのジンギスキャッツー。左から清司麗菜さん、村雲颯香さん、日下部愛菜さん。)

日下部愛菜さんは村雲颯香さんとともに、運営から参加禁止圧力の掛かっていた3人の卒業公演に駆け付けており、「安心安全7」と呼ばれる駆け付けた勇気ある7人(村雲颯香さん、角ゆりあさん、日下部愛菜さん、小熊倫実さん、高沢朋花さん、渡邉歩咲さん、高橋七実さん)に名を連ねています。
「安心安全7」は山口真帆さんが命名し、名前の由来はNGT48には山口真帆さんの告発時の内容や、9月冒頭に公開された事件直後の音声データの内容から、犯人グループとの親密関係が強く疑われる恐いメンバーもいるので、この7人は確実に安心で安全ということだと思います。
私は7人は他のメンバーより明確に勇気や義があり立派なので、高く評価し好印象を持っています。
(7人以外では西村菜那子さんが唯一、山口真帆さんから同格の信任を得ており、ツイッターで山口真帆さん支持を明言していたことから、卒業公演に駆け付ける意思があったが何らかの事情で来られなかったのではと言われています。)
また日下部愛菜さんは9月、どこか村雲颯香さんの面影を感じる高い外交能力を発揮していた日があり、やはり一番近くで村雲颯香さんを見てきた直系の人なので受け継いでいるものがあるなと思いました。




(山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんの卒業公演後の写真撮影にて、前列左から長谷川玲奈さん、山口真帆さん、菅原りこさん、後列左から小熊倫実さん、日下部愛菜さん、村雲颯香さん、角ゆりあさん、渡邉歩咲さん、高沢朋花さん、高橋七実さん。
後列7人が「安心安全7」と呼ばれる勇気ある7人です。)




(村雲颯香さんと日下部愛菜さんが駆け付けたのに対し、清司麗菜さんだけ駆け付けなかったので、かなり気まずかったと思います。)

清司麗菜さんは山口真帆さん暴行事件を巡る発言のまずさによって世間から批判を浴び苦しい立場になっていましたが、村雲颯香さんと日下部愛菜さんが助けてあげたことで、改心してくれたように見えます。
またジンギスキャッツーの中で1人だけ3人の卒業公演に参加しない結果となり、本人の心境としても村雲颯香さんと日下部愛菜さんに気まずい思いを抱いたのではと思います。
その人をもう一度良い方向に導いた2人は偉く、特に4歳年上の村雲颯香さんの果たした役割はかなり大きかったのではと思います。
清司麗菜さんが「NGTを変えようというもふちゃん(村雲颯香さん)の気持ちをしっかり受け継いでいく」とフォトログ(グループ公式の写真付きブログ)ではっきり明言してくれたのは大きなことです。
このグループでこういったことを明言するのは勇気が要ることでもあり、私はよく言ったと思い高く評価しています。
2人の足並みが揃い、村雲颯香さんも嬉しかったのではと思います。


私は村雲颯香さんほどの立派な人なら、いずれまた何らかの形で世に出てくるような気がします。
明らかに大将の器の人なので今後が楽しみで、どこかで活躍している名前が聞こえてきたら嬉しいです。
そういったこともお手紙に書かせて頂きました。
ぜひ大学進学を実現させ、大学生活を楽しみながら、新たな夢に向かって進んでいってほしいです



----------お手紙ここから----------
村雲颯香さんへ

もふちゃん、卒業公演お疲れ様でした。
素敵な卒業公演になって良かったです。
早くも1ヶ月が経とうとしていますね。
既に大学進学に向けた準備が始まっていると思うので、今回は短めのお手紙にします。

卒業公演の言葉、もふちゃんらしい丁寧で誠意ある言葉でした。
そしてオブラートに包みながらも、しっかり苦言も呈していました。
「現状のNGT48は相手のことを考えられず、人のことを思いやれないグループ」、「これからは人の痛みの分かるグループになってほしい」という旨の、もふちゃんのNGT48での最後の言葉を、グループの人達は胸に刻んでほしいです。
暴行被害に遭った山口真帆さんと、暴行被害者に寄り添った菅原りこさんと長谷川玲奈さんをよりにもよって卒業に追いやったのは、グループの思いやりのなさ、人の痛みの分からなさを象徴する出来事でした。

新キャプテンの角ゆりあさんは、いつか変わったグループの姿を山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さん、そしてもふちゃんの4人に見せられるように頑張りたいと言ってくれています。
私のNGT48への最大の興味は、山口真帆さん、もふちゃん、角ゆりあさんの三代に渡る悲願”グループに変わってほしい”が成就されるかです。
この悲願の成就なくしてNGT48の再建はあり得ず、メンバー及び関係者には誠実さが求められます。
どうなるのかもうしばらく様子は見ていこうと思います。

「ジンギスキャッツー」の「キャッツー」である日下部愛菜さんと清司麗菜さんは、もふちゃんの忘れ形見のように見えます。
特に日下部愛菜さんは9月になってから、どこかもふちゃんの面影を感じさせる高い外交能力を発揮している日がありました。
一番近くでもふちゃんを見てきた、もふちゃん直系の人なので、やはり受け継いでいるものがあるなと思いました。
もふちゃんのように、グループを変えるために働きかけていくつもりなのだろうと思います。

清司麗菜さんは山口真帆さん暴行事件を巡る発言のまずさによって苦しい立場になっていましたが、もふちゃんと日下部愛菜さんが助けてあげたことで、改心してくれたように見えます。
ジンギスキャッツーの中で1人だけ山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんの卒業公演に参加せず、本人の心境としてももふちゃんと日下部愛菜さんに気まずい思いを抱いていたのではと思います。
その人をもう一度良い方向に導いた2人は偉いです。
特に日下部愛菜さんと清司麗菜さんより4歳年上のもふちゃんの果たした役割はかなり大きかったのではと思います。
清司麗菜さんが「NGTを変えようというもふちゃんの気持ちをしっかり受け継いでいく」とフォトログではっきり明言してくれたのは大きなことです。
幸いにも清司麗菜さんは、「恩」の概念が分かる人なのだと思います。




(9月20日に日下部愛菜さんがフォトログにアップした「にゃーにゃーコンビ」の写真。左が清司麗菜さん、右が日下部愛菜さん。)

先日日下部愛菜さんが「にゃーにゃーコンビ」と言葉を添えた、清司麗菜さんとの写真をフォトログにアップしました。
もう頼りになるジンギスはいないというのを受け止めて、キャッツ2人の力を合わせ、気持ち新たに進もうとしているように私には見えました。
もふちゃんのグループを変えたいという意思を受け継いだ、忘れ形見のような2人がどう活躍していくのか、この先も見て行こうと思います。




(清司麗菜さんも9月23日、ツイッターに「にゃーにゃーコンビ」をアップしました。左が清司麗菜さん、右が日下部愛菜さん。
「これからも「にゃーにゃーコンビ」をよろしくお願いします。」と言葉が添えられていました。)


山口真帆さんなどの最後の言葉が「またね」だったのに対し、もふちゃんは「ばいばい」と書いていて、やはりもう芸能界で活動することはないのだと分かりました。
もふちゃんらしい、奥深い文章表現だと思います。

しかし私はもふちゃんほどの人物は、いずれまた何らかの形で世に出てくるような気がします。
もふちゃんは明らかに大将の器の人なので、将来が凄く楽しみです。
いずれどこかで、活躍している名前が聞けたら嬉しいです。

SNSはまたいずれ個人で始めるのも良いと思います。
名前は出さず完全一般人で食べ物中心のアカウントなどを運営したりするのも面白いかと思います。
忙しさが落ち着いてきたら考えてみてください。

ぜひ、大学に進学できることを祈ります。
そして楽しい大学生活を送り、夢に向かって進んで行けることを祈ります。
一般人に戻っての新たな人生、たくさんの幸せに包まれてください。

----------お手紙ここまで----------



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元NGT48 高橋七実さんへの手紙



----------郵送したお手紙----------



封筒。




便箋。
今回は「明るい旅立ち」を意識しました。




村雲颯香さんへのお手紙1。




村雲颯香さんへのお手紙2。




村雲颯香さんへのお手紙3。




村雲颯香さんへのお手紙4。




村雲颯香さんへのお手紙5。




村雲颯香さんへのお手紙6。

四季の進み

2019-10-11 19:30:15 | ウェブ日記
この時期は四季が進んでいるのを日毎に感じます。
平日毎朝同じ時間に起きていると、どんどん太陽が出るのが遅くなっているのが分かります。
最近は朝起きたばかりではまだ晴れなのか曇りなのか分からない、薄暗い空になりました。
秋が深まるにつれてさらに暗くなり、やがて起きた時はまだ真っ暗の夜になります。

10月になり、猛烈な蒸し暑さの日はなくなってきました。
外を歩いてもあまり汗ばまずに済むようになって良かったです。
ただし夏日になる日はあり、今年の秋は夏の名残が長く続くなと思います。
そして、何日も前からセミの鳴き声が聞こえなくなりました。
毎年セミの鳴き声の終わりは突然で、辺りが静かになり少し寂しくなります。
10月の前半は季節外れに出てきたセミが1匹だけ鳴くこともあるので、今年まだ鳴き声を聞く日があるのか注目しています。

夕方歩いている時の日差しも秋らしくなりました。
特に先日素晴らしい青空の中で、黄色に近い明るいオレンジ色の日差しが降り注いでいたのが印象的です
夏場に同じ時間に歩いていた時は太陽の位置が高く日差しも力強かったのが、今はすっかり日が暮れるのが近い時間帯の柔らかい日差しになりました。

夏の名残が長引いてはいても、日常の様々なところがどんどん秋らしくなってきています。
今年はまだ半袖で過ごしていてこれも普段の年より長いですが、近々長袖になると思います。
外を歩きやすい陽気になりそろそろ紅葉も始まってくるので、秋を楽しんでいきたいと思います

「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番」(ピアニスト:エレーヌ・グリモー)

2019-10-07 21:02:30 | ウェブ日記

(エレーヌ・グリモー(Hélène Grimaud)さん。写真はネットより)

今回ご紹介するのは「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番」(ピアニスト:エレーヌ・グリモー(Hélène Grimaud))です。

-----曲調&感想-----
ロシアの作曲家セルゲイ・ラフマニノフの曲と言えば、フィギュアスケートの浅田真央さんが思い浮かぶ人が多いかと思います。
2010年バンクーバーオリンピック(カナダ)では「前奏曲 鐘」、2014年ソチオリンピック(ロシア)では「ピアノ協奏曲第2番」で演技をしました。
特にピアノ協奏曲第2番は「伝説」とも称される圧倒的演技が印象に残っている人が多いと思います。
その時の音楽は第1楽章のものでしたが、第1楽章から第3楽章までの全てを聴くと、第1楽章のみとはまた違った壮大さやドラマを感じることができます。
私はフランスのエレーヌ・グリモーさんというピアニストによる演奏が好きなので、その演奏動画を元にご紹介します。


曲全体の印象

ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は「生きること」とともに語られることがよくあるようです。
ラフマニノフ自身が精神的に苦しい時期を過ごし、その間作曲もできなくなり、そこから持ち直してようやく生み出した曲であることから、曲にもその道のりが強く表されています。

この曲は「苦難の道のりの果てに辿り着くもの」を表現していると思います。
私は第1楽章を「激動の日々」、第2楽章を「立ち止まる日々、そこからまた戦う日々」、第3楽章を「苦悩からの解放、新たな始まり」のように解釈しています。

この曲を初めて第3楽章まで聴いた時は、浅田真央さんが演技した第1楽章の激動の曲調のイメージが強かったため、第2楽章と第3楽章を少し物足りなく感じました。
しかし何度か聴いていくうちに、第2楽章と第3楽章の良さが分かりました。
ひっそりとして立ち止まっているような雰囲気になる第2楽章があってこその、「歩んだ人生」の表現になり、第1、第2楽章を経た第3楽章のドラマチックさが引き立ちます。

また、私はこの夏、この曲をアイドルグループNGT48の元メンバー、村雲颯香さんが歩んだ苦難の道に当てはめた解釈をしたので、各章の感想の末尾にその時の解釈がどんなものだったかも書いておきます。
「苦しい時期を過ごしてやっと生み出した曲」というように、ある程度作曲の経緯が分かっている中で、音色の細かい部分にどのような印象を持つか、どのような解釈をするかは人それぞれとなり、人の数だけ奥深さがあります。
演奏するピアニストは自身の歩んだ人生に重ね合わせる人もいるのではと思います。



第1楽章
「激動の日々」



第1楽章は何と言ってもフィギュアスケートの浅田真央さんが印象深いです。
私的にこれに勝るものはないです。


(ソチオリンピックでラフマニノフのピアノ協奏曲第2番第1楽章の音色に乗って演技をする浅田真央さん。動画は「YouTube で見る」を選択すると再生出来ます。)


第1楽章冒頭、ピアノ独奏の「タン…タン…」の演奏は鐘の音を表しているとのことで、鐘の音がピアノ協奏曲の始まりを告げます。
そこからの弦楽器(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)を中心とした重厚感のある緊迫した音色が凄く印象的で、これはクラシック音楽で「主題」と呼ばれる、しばらくするとまた登場するその楽章の中心となるメロディです。
緊迫感、悲しみ、ずっしりとした迫力があります。
ピアノはその音色への伴奏のような演奏を物凄い速さで行っていて、音はそれほど目立たないですが演奏難度は非常に高いと思います。
そして節を付けるように「タンタン」と高音の鍵盤を二回叩く演奏があり、良いアクセントになっています。

いったん演奏がバンっと爆発するようになってから、ゆったりとした安らぎを感じる音色になりますが悲しさも感じます。
やがて管楽器のトランペットとトロンボーンの「パーパー、パパパーッ」という演奏が入り、さらにその最後に打楽器のティンパニがドコドコドコと節を付け、それを合図に緊迫感、悲しさ、派手さ、迫力などが合わさった非常に盛り上がる場面に向かいます。
ラフマニノフの音楽は「巨人的」と評されることがありますが、弦楽器の特にヴァイオリンの伸びと迫力のある演奏によってその巨人さが強く表れています

さらに、浅田真央さんがソチオリンピックで素晴らしい「ステップ」を見せた場面を迎えます。
その時の音色はオリンピック用のアレンジでスピードを速くしていましたが、演奏会で演奏されるピアノ協奏曲第2番は少しゆったりとしたものになります。
この場面も巨人的な雰囲気があり、どしーん、どしーんと巨人がゆったり躍動しているように聴こえるのが印象的です。
凄く巨大なカーテンがゆったりと揺らめいているようにも聴こえます。
また、この音色は冒頭の主題の音色でもあり、今回はピアノの演奏の仕方が変わり非常に目立つものになり、全体の聴こえ方がドラマチックになっているのも印象的です

終盤、静かな雰囲気になるのは、激動の日々が終わって疲れ果てたように聴こえます。


村雲颯香さんに当てはめた解釈
第1楽章はNGT48の山口真帆さん暴行事件が起きてからの激しい日々と、4月21日に山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんの3人の卒業が発表されてから5月18日の卒業公演までの日々です。
村雲颯香さんも菅原りこさん、長谷川玲奈さんとともに一番近くで山口真帆さんを支えた人で、弦楽器が目立つ重厚感のある緊迫した音色が、事件が起きてからの激しい日々そのものだと思いました。
途中、ひっそりとした雰囲気になるのは、3人が卒業することになった喪失感のように聴こえます。



第2楽章
「立ち止まる日々、そこからまた戦う日々」



冒頭、弦楽器を中心とした悲しげな演奏の後、凄く静かなピアノ独奏があります。
そこにフルートの伸びやかで静かで、そして美しい音色が入り、ピアノとフルートで主題が演奏されます。
フルートと交代してクラリネットもピアノとともに主題の演奏をします。
とてもゆったりとした中に虚しさや悲しみを感じる雰囲気が印象的です。
深く傷付いた人が日差しが降りそそぐ中、光を反射する小川を静かに眺めているような風景が思い浮かびます。

その後もゆったりとした曲調のまま進み、ピアノの音色がまさに小川が静かに流れるようで凄く綺麗です
やがてピアノの音色が少し熱を帯びてきます。
スピードはそれほど速くないまま、気持ちの高まりを感じる音色になります。
第1楽章の激動の日々が脳裏をよぎっているかのようです。

一気に静まり返った後、ピアノの静かな演奏を経て、主題の演奏が今度はヴァイオリンを中心にしてされます。
やはりとてもゆったりとしていて綺麗で、虚しさや悲しみを抱える誰かが静かに佇んでいるのが思い浮かぶような音色です。
ピアノはやがて「タン、タン、タン、タン」と同じリズムをゆったりとドラマチックな音色で演奏しながら合わせ、全体の音色からは「起きてしまった日々」に思いを馳せながら、そのことを受け止めているような響きも感じます。


村雲颯香さんに当てはめた解釈
第2楽章は山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんが卒業した翌日の5月19日から、村雲颯香さんが卒業を発表する7月18日までの日々です。
静かな日々もあれば、メンバーと激しく思いがぶつかる日もあったのではと思われ、まさにそのような曲調になっています。
冒頭の主題演奏時のどこか空虚で寂しげな雰囲気は3人を失った直後の、荒涼としてひっそりとしたグループに村雲颯香さんが佇んでいるのが思い浮かびました。
そして気持ちの高まりを感じる曲調になる場面は、グループを「まともなグループ」に変えるために奮戦している姿が思い浮かびました。



第3楽章
「苦悩からの解放、新たな始まり」



第3楽章は第1楽章、第2楽章と違い明るい雰囲気で始まります。
ピアノの力強くスピーディーな、情熱のステップをしているかのような第1主題が登場します。
その後徐々にスピードをゆっくりにしてから、「ドレミファソラシド」の音階をシンプルに並べているのがとても印象的な第2主題が登場します。
この第2主題はあと2回登場し、私的には第2主題が第3楽章の圧倒的主役に聴こえます
中でも「ドレミファー レミファソファミー」の部分などは音階をとてもシンプルに上げたり下げたりしているだけなのに物凄くドラマチックに聴こえます
これはラフマニノフの作曲のセンスが凄く良いのと、演奏者達も表現が上手いのだと思います。

一旦穏やかな演奏になった後、2回目の第2主題までの間ピアノもオーケストラも第1主題のリズムで激しく情熱的な演奏をしていきます。
そこから静かに穏やかに、ヴァイオリンを中心にした第2主題が登場するのを聴くと、とても澄んだ神聖な気持ちになります
1回目の第2主題はヴァイオリンを外していましたが今回はヴァイオリンが入り、音が高くなっているのが印象的です。
ヴァイオリン中心の演奏の後に続く、ピアノ中心の第2主題の演奏はとても儚げで、泣きそうな気持ちになるほどです。

3回目の第2主題が非常に「巨人的」な演奏になります。
3回目にして初めてピアノとオーケストラ全体での演奏になり迫力が凄いです
そして全体の音の中からピアノが目立つ時の音色が物凄く印象的です。
巨大なカーテンがゆらりとはためいているかのように聴こえ、比喩ではないそのままの意味での「尾を引く」という言葉が思い浮かぶ演奏です。
この3回目の第2主題の場面は、それまでの苦難の道のりがついに終わりを迎え、新たな始まりに向かって羽ばたいて行くように聴こえます。
物凄く好きな場面で、第1楽章からの苦難の道のりの果てに辿り着いたのがこの境地なのだと思います。
ラフマニノフがまた生きる希望を持てたのが分かります。


村雲颯香さんに当てはめた解釈
凄く盛り上がる3回目の第2主題のところは、グループを卒業して羽ばたいていく村雲颯香さんが思い浮かびました。
この盛り上がりは暴行事件発生から自身の卒業に至るまでの村雲颯香さんの歩んだ道と、その道の終わりまで来て羽ばたかんとする村雲颯香さんに光が当たり、多くのメンバーが盛大に称えているように聴こえます。
特定勢力に、自分達に都合の良いストーリーを作るために村雲颯香さんの名前を利用するだけ利用しようという動きが見られたのは残念でしたが、本人の功績は偉大なもので、第3楽章のドラマチックさがよく似合います。



ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、今年の7月21日に広島県呉市で行われた「広島交響楽団 第29回呉定期演奏会」で、ピアニスト外山啓介さんの演奏で初めて生演奏を聴きました。
外山啓介さんの鬼気迫る雰囲気がとても印象的で、この「苦難の道のりの果てに辿り着くもの」を表した曲を、その世界観の中で演奏するのは大変なことなのだと思います。
それだけに約35分という程よい長さの中で、第1楽章、第2楽章を経て第3楽章の3回目の第2主題の場面まで来ると凄く満ち足りた気持ちになります。
音源で聴くのはもちろんのこと、また演奏会でも聴いてみたいと思います



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「山口真帆 1st写真集 present」

2019-10-01 22:36:51 | ウェブ日記


今回ご紹介するのは「山口真帆 1st写真集 present」(著:山口真帆)です。

-----内容-----
悔しいこと、苦しいこと、哀しいこともありました。
忘れたいこともたくさんある。
でも過去は変えられない。
今は変えられる。
過去があるから今がある。
明日がある。
未来がある。
それならまだ見ぬ明日に向かって生きて行きたい。
今はまだ自分自身に誇れるものも何もない。
今はまだ何者でもない。
だからこそ臆せず挑戦したい。
まだ見ぬ自分があるから楽しい。
そうやって毎日自分を更新して、いつか、この写真集を持っているあなたに誇れる私になりたいな。

24歳の誕生日。
この『present』を名刺代わりに、女優としての第一歩を踏み出す――

-----感想-----
普段書く本の記事は小説の感想記事が中心の私にとって、初の写真集の感想記事となります。
新潟を中心に活動するアイドルグループNGT48の元メンバー、山口真帆さんがグループを卒業後、「研音」という芸能事務所に移籍し、『present』の発売とともに女優としての活動を本格的に始めていくことになりました。
山口真帆さんの一連の戦いぶりを見た「研音」から、令和という新しい時代に合った情報発信力を評価して声をかけてくれ、移籍が実現したとのことです。
「研音」ホームページのアーティスト一覧の女優の欄を見ると、一番最後に山口真帆さんが載っています。

『present』はNGT48を卒業した5月18日から約4ヶ月後の、山口真帆さんの誕生日でもある9月17日に発売されました。
心的ストレスでかなり痩せてしまっていた体を元に戻すため、ジムに通って鍛えながらご飯をたくさん食べ、約5キロ増量して撮影に臨んだとのことで、短い時間でよく立て直したと思います。
通常、写真集の撮影などではできるだけスリムな方がスタイルも良く見せられると考えられていますが、山口真帆さんの場合は逆に5キロも増量して臨んでおり、いかに大変な状況にあったかを物語っています。

「ご飯をたくさん食べる」と書くのは簡単ですが、食べられなくなっていた精神状態からたくさん食べられるところまで気持ちを持っていくのはかなり大変なことで、さすがにプロだと思います。
山口真帆さんが持つ不屈の闘志の面影をここに感じました。


写真集の撮影はハワイで行われました。
冒頭の写真は屋外での撮影で、白を基調とした建物の近くで、太陽の光と青空の中で楽しそうな表情を見せていました。
中には建物の高い位置に貼られた標識に向かってジャンプしている写真もあり、とても躍動感があります
この冒頭の写真は20代の頃の菅野美穂さんのような雰囲気になっているものがありました。
また、柔らかい笑みで伸びをしている写真は、NGT48で仲良しチームメイトだった小熊倫実さんが見せる表情とよく似ているのが印象的でした。



(柔らかい笑みが印象的な小熊倫実さん。写真は本人のツイッターより。写真集に似た雰囲気の柔らかい笑みの写真がありました。)



(山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんの卒業公演後の写真撮影にて。卒業公演に駆け付けた小熊倫実さんと、抱き締める山口真帆さん。写真は山口真帆さんのインスタグラムより。)

そこから不意に静寂な雰囲気の写真も姿を現し、緩急が効いていました。
静寂な雰囲気の写真はEvery Little Thingの持田香織さんの、2000年代前半頃のような雰囲気になっていました。

ジャングルのような場所で、白寄りの薄いベージュ色のワンピースドレス姿でこちらを振り返った構図の写真が良かったです。
苔むす岩石がある地面は薄暗く、濃い緑の木々は向こうに見える空からの明かりでやや明るくなっていて、そこに立ちこちらを振り返る山口真帆さんが神々しい雰囲気になっていました。

やがて暗さ、陰影のある写真もたくさん出てくるようになります。
黒い服でうつぶせになって横を見ている構図の写真があり、その時の目力が印象的でした。
写真全体の雰囲気は暗めにしていますが目には明らかに正の力が宿り、その対比に魅力を感じます。




背表紙にも写っている、等身大以上の大きなツツジのような木の花の間から顔を覗かせる構図の、顔のアップ写真も良かったです。
花は明るいですが表情は陰影たっぷりで、私は雪女やリングの貞子が思い浮かびました。
凄みがあり、表現の底力を感じる写真で、女優の素質があると思いました。
アイドルから高い表現力も必要な「女優」に変わったので、そういった表現ができるのは非常に重要なことです。

水着でプールに入って流し目でほほ笑んでいる写真も良いなと思いました。
見る人を温かい気持ちにさせてくれる笑顔です。
そういった上品な笑顔がかなり似合う気がします

スーパーマーケットでドレッシングのような物を持ってのドヤ顔写真は面白かったです。
どことなくテニスの錦織圭選手に似ていて、表情が多彩だなと思いました。
モデルなら涼しい表情だけでも良いかも知れませんが、やはり女優として活動していくなら多彩な表情ができるのは非常に重要です。

そして終わりのほうにある、水平線に沈んでいく夕日をバックにしての上半身アップ写真もかなり良かったです。
明るいオレンジ色の夕日が、水平線から山口真帆さんに向かってスラーっとした光の帯になっていて、その後ろからの夕日によって表情が浮かび上がるという構図は、全体の雰囲気を暗くするのとはまた違った陰影の出し方になっていて良いと思います。
髪をおろした状態での物憂げな表情と後ろからの夕日がかなり合っています


巻末にはインタビューが掲載されていて、「応援してくれる人達を裏切れない」「好きな男性のタイプは嘘をつかない人」「宝物は手紙」というのが非常に強いメッセージになっていると思いました。
山口真帆さんは応援してくれる人達を平気で裏切る人や、嘘を次々とつく男性(女性も)を目の当たりにしてきました。
「応援してくれる人達を裏切れない」「好きな男性のタイプは嘘をつかない人」は元々の信条であるのに加え、それらが反面教師になっている気もします。
また、宝物の手紙は卒業公演の時の手紙だと思います。
菅原りこさん、長谷川玲奈さん、村雲颯香さんという、最も山口真帆さんの近くで寄り添ってくれた3人が卒業公演で手紙を読みました。
その手紙を「宝物」と表現してくれているのが凄く嬉しいです。


菅野美穂さん、小熊倫実さん、持田香織さん、雪女やリングの貞子、錦織圭選手など、様々な人に見える写真があり、凄く表情が多彩だと思います。
さらに神々しい雰囲気や上品なほほ笑みの写真もあり、この多彩さに女優の素質を感じました。
写真集『present』の発売とともに女優としての新たな活動が始まったので、まずは元々の志望であったモデル関係のお仕事など周辺のお仕事から始め、その間にじっくり演技の力を付けていってほしいです。
そして次第にお芝居のお仕事もするようになるのを期待しています



-----山口真帆さん登場作品の記事-----
「DIVER-特殊潜入班- 第二話」
「ショコラの魔法」(主演:山口真帆)


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「海辺の街でもう一度、あの日の彼女に会えたなら 〜Hanabi〜」


参考記事
NGT48 山口真帆さん暴行事件 ~告発、強制謝罪、ネット大炎上、そして卒業~
元NGT48 山口真帆さん暴行事件 今も続く運営会社AKSからの嫌がらせ


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