読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

2021年大晦日

2021-12-31 14:51:29 | ウェブ日記
2021年の大晦日を迎えました。
12月は雪のパラつく日が何日もあり、それだけ寒さが強烈なのを感じました。
昨日と今日も二日続けて雪が降り、とても寒くなっています
ホワイトクリスマスならぬホワイト年越しとなりました。
雪の降る景色もたまには悪くなく、白くパウダーのかかった山を見ていると無の境地になってきます。

今年も依然としてコロナウイルスの脅威はありましたが、昨年末に比べると収まる兆しが見えた気がします。
ワクチンで抗体を持つ人が増えたからなのか、ウイルスの毒性が変異をしていくうちに登場した当初よりも弱まってきたからなのか、あるいはその両方なのか、詳しくは分かりません。
それでも「何とかなるかも知れない」という希望が見えているのは嬉しく思います。
オミクロン株という新たな変異株が徐々に広がる傾向を見せてはいますが、やることはこれまでと変わらないです。
引き続き気を付けながら日々を過ごして行きたいと思います。

ブログは今年も思うようなペースでは書けませんでしたが、それでも続けることは出来ました。
月によってはかなり更新回数が少なくなったこともあり、何とか週に1~2回は更新出来るペースにしたいです。
ブログとツイッターの二つのツールを使っているので、来年はそれぞれへの力の振り分けを上手くすることが出来たらなと思います。

読書も今年は終盤に失速してしまったものの、昨年の途中までと違って意欲自体はあります。
終盤に意欲が爆発したのはクラシックコンサートの方でした。
秋から年末にかけてコンサート復活の動きが活発になり、様々なコンサートが行われました。
それまで思うように聴けずにいたこともあり、たくさんのコンサートを聴くことが出来てとても嬉しかったです
来年もぜひたくさんのコンサートが開催されてほしいと思います。

2021年も残り半日を切りました。
来年こそはぜひ新型コロナウイルスの問題が本格的に収まる年になってほしいです。
それでは皆さん、今年も一年ありがとうございました。
良いお年をお迎えください

年の瀬

2021-12-29 16:39:22 | ウェブ日記
今日は12月29日で、年の瀬を迎えています。
今年の残りは今日を入れても残り3日で、暮れも押し迫ってきました。

私は昨日28日が今年の仕事納めで、今日から1月3日まで年末年始休みとなります。
今年の年の瀬は当初、新型コロナウイルスの問題も落ち着いているので2年ぶりに実家に帰ろうかと思いました。
しかし12月に入ってから仕事で気持ちが疲れてしまい、帰省する気力がなくなりました。
実家への行きと帰りだけでもかなりの時間がかかり、益々疲れそうなので断念しました。
二年続けて山陽で年越しを迎えます。

29日ともなると、外を歩くと門松などのお正月飾りも目につくようになってきます。
クリスマスが終わってまだ4日ですが新年を迎える準備がどんどん進んでいるのが分かります。
私もずっと沈んだ気持ちのまま年末年始休みを過ごすのも嫌なので、何とか気持ちを切り替えて過ごして行きたいです。
晴れた日は日差しを浴びて日光浴しながらウォーキングをしたり、年越しそばのような「その時ならでは」の食べ物を食べたりもして、のんびり楽しんで行けたらと思います

第九ひろしま2021  Freude(フロイデ)コンサート

2021-12-26 19:43:00 | コンサート、演奏会


12月19日、広島県広島市の広島サンプラザホールで行われた「第九ひろしま2021  Freude(フロイデ)コンサート」を聴きました。
ベートーヴェンの交響曲第9番(合唱付き)が演奏されるということで興味を持ちました。
フロイデとは「歓喜」という意味で、交響曲第9番第4楽章で歌われる「歓喜の歌」から来ているようです。
日本の年末と言えばベートーヴェンの交響曲第9番がよく演奏される印象があり、広島でもやっていると知って嬉しくなりました

演奏プログラムは次のとおりです。


第1部「実力派ソリスト達による至高の響演」
■モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」K.384『序曲』『さあ戦いだ!』
■モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」K.492『序曲』『もう飛ぶまいぞ、この蝶々』『恋とはどんなものかしら』『とうとう嬉しい時が来た』

「合唱団員必見!?マエストロ・下野や指導者たちによる第九ひろしま ここだけトークショー」

第2部「ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調Op.125『合唱』」





(第九ひろしまの開演前。開演後の第九合唱時は、正面奥に数十人布陣するエリザベト音楽大学の学生による合唱団が活躍しました。)

会場内にはテレビカメラも入っていて、後日テレビやラジオの番組でも放送される大きなコンサートでした。
中国放送(TBS系列)の横山雄二さんと河村綾奈さんの両アナウンサーがコンサートの司会をされていました。

第1部はコンサートに出演する4人のソリスト(ソロ歌唱者)を中心とした演奏が行われました。
モーツァルトの歌劇にスポットを当て、全部で6曲演奏されました。
「後宮からの逃走」の『序曲』はオーケストラのみの演奏、『さあ戦いだ!』はテノール升島唯博さんが歌唱しました。
「フィガロの結婚」の『序曲』はオーケストラのみの演奏、『もう飛ぶまいぞ、この蝶々』は久保和範さん、『恋とはどんなものかしら』は彌勒忠史さん、『とうとう嬉しい時が来た』は種谷典子さんが歌唱されました。

トークショーでは「交響曲第9番」や「第九ひろしま」の興味深いことを話していました。
指揮の下野竜也さんが初めて第九を聴いたのは1985年の鹿児島県の「県民第九」とのことで、第九を指揮したくて指揮者になったとも言っていました。
また「日本三大第九」の一つが広島の「第九ひろしま」とのことで、非常に興味深かったです。
第九は「今年の歩み」を投影して聴くと良いかも知れないとのことで、各楽章についての簡単な説明もありました。
第1楽章は神秘的に始まり、戦っているような闘争の音色があったり、癒しもあったりします。
第2楽章も第1楽章と同じ傾向にあり、第3楽章は祈りの音色とのことでした。
第4楽章は「また来年に向かって行く」とのことで、短い言葉で分かりやすく各楽章の特徴を言っていて流石だと思いました

第2部「ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調Op.125『合唱』」が始まると、気持ちがどんどん研ぎ澄まされて行きました。
会場の広島サンプラザホールは今回初めて訪れ、第1部の時にホールの特徴としてクラシックコンサートには不利な印象がありましたが、交響曲第9番を前にするとそんな印象は消えて行きました。
身が清められる演奏でした。
第4楽章の非常に有名な、多くの人が学校の音楽の授業で習うと思われる「ミミファソソファミレドドレミミレレ」の音色は楽器のみでの演奏の時も、ソリストが目立つ演奏の時も、オーケストラソリスト合唱団全体での大迫力の演奏の時も、常に魅了されました。
全体での大迫力の演奏の後、合唱団のソプラノ中心の神聖な雰囲気の歌唱は聴いていて鳥肌が立ちました。
天から神聖な光が差し込むような音色で、そのまま天国に連れて行かれるかのような境地になりました。


アンコールとして「蛍の光」が合唱されました。
これも鳥肌が立ち、途中で泣きそうになりました。
魂を揺らすものがありました。


ベートーヴェンの交響曲第9番(合唱付き)の生演奏は今回初めて聴きました。
聴きに行って良かったと思いました。
今回はエリザベト音楽大学の1・2年生が合唱団を作ってくれていましたが、新型コロナウイルスの問題さえなければ、希望する一般の人が大規模な「合唱団」となり、第4楽章の合唱を行っていたことも知りました。
ぜひ今度は一般の人も参加する「第九ひろしま」を聴いてみたくなり、来年こそ実現出来ることを心から祈ります



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演奏者プロフィール

指揮 下野竜也

広島交響楽団音楽総監督(2017年4月就任)。
1969年鹿児島生まれ。2000年東京国際音楽コンクール<指揮>優勝と齋藤秀雄賞受賞、2001年ブザンソン国際指揮者コンクールの優勝で一躍脚光を浴びる。
国内では、定期的にNHK交響楽団定期公演に招かれる他、国内主要オーケストラに客演し、コンサート、放送などに登場している。
また、国外ではコンクール優勝後、ローマサンタチェチーリア管、ミラノ・ヴェルディ響、チェコフィル、プラハフィル、シュツットガルト放送響、南西ドイツ交響楽団、オーストリア室内管、ボルドー・アテキーヌ管、ロワール管、コートダジュール・カンヌ管、ストラスブール管、クラコフフィル、シンフォニア・ヴァルソビア、バルセロナ響などを指揮。
これまでに、読売日本交響楽団の初代正指揮者(2006年11月~2013年3月)、同団首席客演指揮者(2013年4月~2017年3月)、京都市交響楽団常任客演指揮者(2014年4月~2017年3月)、同団常任首席客演指揮者(2017年4月~2020年3月)を歴任。
2011年1月、広島ウインドオーケストラの音楽監督に就任し現在に至る。
2002年出光音楽賞、渡邉曉雄音楽基金音楽賞、2006年第17回新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞、2007年第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞、平成24年度(第63回)芸術選奨文部科学大臣賞、2014年度第44回東燃ゼネラル音楽賞奨励賞、2016年南日本文化賞・特別賞などを受賞。
鹿児島市ふるさと大使。おじゃんせ霧島大使。
京都市立芸術大学音楽学部指揮専攻教授。
NHK‒FM「吹奏楽のひびき」パーソナリティ。



ソプラノ 種谷典子

広島県出身。
国立音楽大学卒業。
同大学院修士課程オペラ専攻を共に首席で修了。修了時に声楽専攻最優秀賞受賞。
宮内庁主催桃華楽堂新人演奏会にて御前演奏を行う。
新国立劇場オペラ研修所第16期修了。
第24回リッカルド・ザンドナイ国際コンクールにて特別賞受賞。
第16回東京音楽コンクール声楽部門第2位受賞。
文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてイタリア及びスイスにて研鑽を積む。
オペラでは、『フィガロの結婚』スザンナ、『ドン・パスクワーレ』ノリーナ、『なりゆき泥棒』ベレニーチェ等を演じるほか、コンサートでは東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団等と共演。
ヴィヴァルディ『グローリア』、チルコット『レクイエム』等、ソリストとしても常に高い評価を得ている。
21年二期会『魔笛』パパゲーナで出演。22年『影の無い女』鷹の声に出演予定。
二期会会員



カウンターテナー(アルト) 彌勒忠史

千葉大学卒業、同大学院修了。
東京藝術大学卒業。
イタリア政府奨学生として渡伊。
イタリア国内外劇場でオペラ、演奏会に出演。
平成24年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
演出や執筆など多彩な活動を展開しており、15~18年市川海老蔵特別公演《源氏物語》においては歌唱及び音楽アドバイザーを務める。
16年佐渡裕指揮『夏の夜の夢』オベロン、18年A.バッティストーニ指揮「カルミナ・ブラーナ」出演。
NHKラジオ・イタリア語講座講師。
CD「No early music, No life?」(朝日新聞推薦盤)など多数。
著作『イタリア貴族養成講座』(集英社)、『歌うギリシャ神話』(アルテス・パブリッシング)など。
在日本フェッラーラ・ルネサンス文化大使。
二期会会員



テノール 升島唯博

島県出身。
エリザベト音楽大学卒業。
デトモルト音楽大学、リューベック音楽大学、同大学院修了。
オランダ・オイレギオ国際声楽コンクール優勝。
08年ブレーメン歌劇場とソロ契約を結び『魔笛』モノスタトス、『サロメ』ユダヤ人、ロッシーニ『マホメット2世』セリモに出演する他、ハンブルク州立劇場『アトランティスの皇帝』ハルレキン、ハイデルベルク・オペラ劇場『天国と地獄』マーキュリー、ミュンスター州立劇場『ユリッセの帰還』ピザンドロ、『盗賊』フラゴレット、『夢食い小人』タイトルロール、オイティーン夏季オペラフェスティバル『道化師』ペッペ、『イル・トロヴァトーレ』使者、『ピノキオ』タイトルロールを演じる。
国内では日生劇場をはじめ数々の舞台で活躍。
近年では東京二期会『ばらの騎士』ヴァルツァッキ、『蝶々夫人』ゴロー、新国立劇場『ばらの騎士』元帥夫人の執事、『魔笛』モノスタトスに出演。
二期会会員



バリトン 久保和範

東京藝術大学、及び同大学院修了。
文化庁オペラ研修所修了。
文化庁在外研修員としてニューヨークに留学。
第1回ヴォーチェブリランテコンクール第1位。
兵庫県知事賞受賞。
第6回奏楽堂日本歌曲コンクール第1位併せて木下保賞受賞。
新国立劇場では、開場記念『健・TAKERU』稲置をはじめ、『天守物語』『俊寛』『ドン・ジョヴァンニ』『ピーター・グライムズ』『夕鶴』等出演。
また、東京二期会『フィガロの結婚』フィガロ、『蝶々夫人』シャープレス、兵庫県立芸術文化センター『こうもり』ファルケ、『セビリアの理髪師』バルトロ等のほか、蜷川幸雄演出「仮名手本忠臣蔵」等、ミュージカルにも数多く出演している。
京都市立芸術大学教授。
二期会会員



管弦楽 広島交響楽団

合唱団 エリザベト音楽大学全学科1・2年生
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※「コンサート、演奏会記事一覧」をご覧になる方はこちらをどうぞ。

HiKaRi Library Concert 2021年12月

2021-12-12 15:27:02 | コンサート、演奏会


(ノリノリな演奏を披露するHiKaRiのrio(浦川莉緒)さん)

12月11日、山口県周南市立徳山駅前図書館の1階スペースで行われた、新感覚音楽ユニットHiKaRi(ヒカリ)のHiKaRi Library Concertを聴きました。
HiKaRiはヴァイオリン、ピアノ、エレクトーンという珍しい編成で毎回多彩な音色を奏でている山口県の音楽ユニットです。
ヴァイオリンのクラシカルさや音の伸びやかさ、ピアノのきらびやかさや繊細さ、エレクトーンのドラマチックさや変幻自在さといった、楽器それぞれの持つ良さが上手く発揮されていて良いユニットだなと思い、6月から毎回コンサートを聴かせて頂いています。
今回はクリスマスソングの選曲をしたとのことで、どんな演奏になるのか楽しみにしていました



1. 「ディズニー」より:プリンセスメドレー(3人で演奏)



(rio(浦川莉緒)さん演奏中)



(RIONさん演奏中)



(KAORIさん演奏中)

気持ちが癒やされる音色で、明るくとてもドラマチックでした
ヴァイオリンのピッチカート(指で弦をポロンポロンと弾く演奏)の後にピアノが続く「掛け合い」の演奏があり良いアクセントになっていました。

今回はピアノがグランドピアノでした。
周南市立徳山駅前図書館では12月11日から1月10日まで「ライブラリーミュージックラウンジ」というイベントが行われ、期間中はグランドピアノが設置されます。
HiKaRiがイベントのオープニングアクトを務め、これはピアノの音色がこれまで以上にパワーアップするなと思いワクワクしました





(1曲目終了後、トークをするKAORIさん。HiKaRiのリーダーで、コンサートの司会進行を担っています。)



(RIONさん)



(rioさん)



2. RIONさん作曲:Dear(ヴァイオリンとエレクトーンで演奏)





RIONさん作曲ということで、さすがシンガーソングライターと思いました。
エレクトーンで始まり、ゆったりとした癒やしのメロディでした。
ヴァイオリンも入り、2人でしばらくゆったりとした音色を奏でます。
その中でエレクトーンが次々と音を変えていて多彩なのが印象的でした。

曲調が変わって軽くスキップしているような雰囲気になります。
エレクトーンはマスカラやトランペットのような音になり、多彩さが一段と際立っていました。
雰囲気がとてもドラマチックで、優雅に伸びる音色が良いと思いました



3. カルロス・ガルデル:ポル・ウナ・カベーサ(ピアノとヴァイオリンで演奏)





(横から見るとヴァイオリンを演奏時にどう構えているかがより詳しく分かります)

タンゴの有名曲で、クラシックのコンサートでもよく演奏されることがあります。
迫力が物凄く、その迫力にどこか悲しみもあってとても引き込まれる音色でした。



4. Shakatak(シャカタク):Night Birds(ピアノとエレクトーンで演奏)





トークで、クリスマスイルミネーションの時期にピッタリと見て選曲したと言っていました。
かなりロマンチックな演奏で、エレクトーンがギターのような音色になった場面が甘く格好良い音色で特に良かったです。
ピアノの音もかなり良く、光の粒のようになっていました



5. 葉加瀬太郎:情熱大陸(3人で演奏)



(毎回思いますが、エレクトーンは両手両足を使っての演奏になるので自在に弾けるようになるのが大変だと思います。)



(同じ横から見た演奏でも、3曲目の時とは弓を持つ右手の角度が違うのが分かると思います。地面に対して水平に近い時が低音、垂直に近い時が高音の演奏で、ヴァイオリンの演奏も奥が深いです。)



(ピアノは今回、グランドピアノが登場したのがとても嬉しかったです。電子ピアノでも十分良い音は出ますが、グランドピアノになると音のきらびやかさが上がる気がします。)

リズミカルなエレクトーンとピアノで始まり、ヴァイオリンも入って行きました。
物凄く盛り上がった演奏になって3人ともノリノリでした。
終盤に音の構成がかなり良いなと思いました。
エレクトーンの「タンタンタンタン」という一定のリズムで作るベース音の上をピアノの硬質できらびやかな音色が走り回り、さらにヴァイオリンはダンスしているような躍動の音色で、3つ合わさって非常に良い音色になっていました。
「新感覚音楽ユニット」HiKaRiの特色がよく出た演奏でした



6. マライア・キャリー:恋人たちのクリスマス(3人で演奏)







とても明るくノリノリで、音が楽しそうでした。
ヴァイオリンの伸びが特に良いなと思い、楽しく伸びやかな演奏でこちらも気持ちが楽しくなりました



7. 桑田佳祐:白い恋人達(3人で演奏)








最初、「聴いたことがあるが何の曲だったか」と思いながら聴き、サビに来たところで「白い恋人達」と気付きました。
とても癒やされる演奏で、上手いなと思いながら癒やしの音色に聴き入りました。



8. 坂本龍一:戦場のメリークリスマス(3人で演奏)







ピアノで始まり、繊細で上手い演奏に引き込まれました。
エレクトーンがシャシャシャと印象的な音で演奏し、それがドラマチックで良いなと思いました。
ヴァイオリンも繊細な演奏で入って行き、3人でとてもロマンチックに誇りも感じる演奏をしていました。
終盤にヴァイオリンが有名な「タ、タ、タ、タ、ターン」という演奏をそれまでより音程を高くした時が良く、ロマンチックさと繊細さで心が神聖になりました。



9. 映画「天使にラブ・ソングを」より:Joyful Joyful(3人で演奏)







明るくノリが良く楽しそうな演奏でした
聴いていてこちらもとても楽しくなりました。
ラストの曲にピッタリだと思い、「演奏が楽しそう」というHiKaRiの特徴にもよく合っていて良いと思いました。


クリスマスムードのコンサート、楽しませて頂きました
後半はクリスマスの曲が次々登場し、エレガントな衣装も相まって非常にムードが高まったなと思います。
明るく楽しい曲がたくさん登場していたのも良く、楽しさは音楽の原点と感じさせるHiKaRiというユニットの良さが凄く発揮されていました
次は来年2月に開催とのことで、またぜひ聴きに行きたいと思います



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演奏者プロフィール

ヴァイオリン【rio(浦川莉緒)】(ヴァイオリニスト)

ソロからオーケストラ演奏はもちろん、クラシックからポピュラーまで幅広いジャンルを手掛ける実力派ヴァイオリニスト。
音楽大学首席卒業。
フランスへ短期留学、数々のコンクールで入賞し実績を残しながら、国内外の著名なマスタークラス等で研鑚を積み演奏活動を始める。
人柄が現れる音色に魅了されるファンも多い。


ピアノ【KAORI】(ヤマハ音楽教室講師)

乳幼児から大人までの幅広い層への総合音楽指導にあたる。
自身もコンクールなどでは実績を残し、現在は生徒から多くの優秀生を輩出するなど、ピアノ指導を通じて音楽育成を行っている。
イベント等での演奏をはじめ、他楽器の伴奏者としても活動し、関係者から高い支持や信頼を得ている。


エレクトーン【RION】(音大生/シンガーソングライター)

3歳で初めて作詞作曲をし、5歳からエレクトーン曲等の作曲をする。
毎年全国各地のコンサートで自作曲を演奏し高い評価を得る。
また、毎年数々のコンクールでの受賞歴を持つ。
ソロ活動としては様々なプロアーティストと多彩なコラボをし、全国各地の多くのミュージシャン、関係者から評価を得ている。
シンガーソングライターとして2020年春、CDデビュー。
2021年春、セカンドアルバム発売。
FM山口『SING&SMILE』を制作。OA中!!
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-----HiKaRiのコンサート-----
HiKaRi Library Concert Vol.27(2021年6月)
HiKaRi Library Concert Vol.28(2021年8月)
HiKaRi Library Concert 2021年10月
HiKaRi Library Concert 2022年4月
HiKaRi Library Concert 2022年6月


-----rioさん登場のコンサート、演奏会-----
エリザベト音楽大学 Autumn Concert
エリザベト音楽大学 第77回定期演奏会
一楽章f未完成 弦楽四重奏コンサート
エリザベト音楽大学 ザ・シンフォニック・エンターテインメント
威風堂々クラシック in Hiroshima 2019
エリザベト音楽大学 2019年度卒業演奏会


-----徳山ゆかりのフォトギャラリー -----
出光興産徳山事業所 「海賊と呼ばれた男」ゆかりの地
遠石八幡宮 整った綺麗な神社


-----徳山ゆかりの小説-----
「海賊とよばれた男 (上)」百田尚樹
「海賊とよばれた男 (下)」百田尚樹


※「コンサート、演奏会記事一覧」をご覧になる方はこちらをどうぞ。

Quatuor D’hommes 1st Recital

2021-12-05 08:31:33 | コンサート、演奏会


(サクソフォン四重奏団の左から廣瀬奏一朗さん(ソプラノ)、村上怜さん(アルト)、田中啓悟さん(バリトン)、服部哲司さん(テナー))

11月23日、広島県広島市の広島流川協会にQuatuor D’hommes(フランス語で男性の四重奏団という意味)のサクソフォンリサイタルを聴きに行きました。
4人とも大学生で、廣瀬奏一朗さんと田中啓悟さんがエリザベト音楽大学の4年生、村上怜さんと服部哲司さんは広島文化学園大学のそれぞれ4年生と3年生です。
誰かの「ちょっと合わせてみようや」の一言で大学の違う4人が集結して演奏し、リサイタル開催に進んで行ったとのことです。
サクソフォン四重奏はこれまでなかなか聴く機会がなく、興味を持ち聴いてみようと思いました




教会らしく静謐な雰囲気の場所です。
2019年2月に「コール・ビビッド 6th Concert」を聴いた場所でもあります。

1. ホルベアの時代より 作品40/E.グリーグ

明るい始まりで、その明るさにフワフワとした雰囲気もあって良いなと思いました。
ずっと明るくて曲のテンポも良く、1曲目向きだと思いました。
サクソフォンの並びは向かって左からソプラノ、アルト、バリトン、テナーとなっていて、常にその並びで演奏していました。



2. イタリア協奏曲 BWV971/J.S.バッハ

一楽章
明るく始まり、とてもリズミカルな音色でした。
ソプラノサクソフォンの後に他のサクソフォンがポロロローと続く掛け合いの演奏が良かったです。

二楽章
しっとりと始まり、ゆっくりとした演奏で少し悲しそうでした。
ソプラノサクソフォンの演奏を他の3人で支えたり、テナーサクソフォンの演奏を他の3人で支える場面があり、ずっとしっとりとした雰囲気でした。

三楽章
一気に明るく華やかになりました
音が喜んでいるかのように聴こえました。
バリトンサクソフォンの低音が目立ち、タタタタターというリズムを何度も演奏していた時の雰囲気が良かったです。




演奏後の廣瀬奏一朗さんのトークでバッハのイタリア協奏曲は、リサイタルの舞台の広島流川協会という素敵な協会で何を演奏するかとなった時に、この曲が合うと思ったとのことです。
サクソフォン四重奏団のリーダーでもあり、リサイタルの司会進行役も担っていました。



3曲目について服部哲司さんのトークもあり、緊張しているとのことでやはりたくさんの人を前にしてのコンサートはプレッシャーを感じるのだと思います。



3. サクソフォン四重奏曲/F.et.M.ジャンジャン

一楽章 陽気な村人
明るい音色で、ソプラノサクソフォンが目立っていてとても楽しそうでした。

二楽章 懐かしい風景
ゆったりと伸びる、安らぐ音色で始まりました。
同じ音色をソプラノサクソフォンからアルト、テナー、バリトンと交代で演奏する場面があり、ゆったりとして少しもの悲しげでもあり雰囲気が良かったです。

三楽章 蝶々
速い始まりで迫力がありました。
そこからゆったりした時の雰囲気が良くて、ソプラノサクソフォンを他の3人で支えていて、音がワルツを踊っているように聴こえました。
終わり方が印象的で、迫力のあるままスパッと終わりました。

四楽章 広場の音楽会
速い始まりで、バリトンサクソフォンを他の3人で支えた時が良かったです。
重厚さと疾走感が合わさったような独特な音色になっていました。





(4曲目に向けて村上怜さんトーク中)



4. 無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番 BMV1006/J.S.バッハ



短い時間で7つの音色が演奏されて行きました。

1.プレリュード
華やかで優雅な音色でした。
ソプラノサクソフォンが短い音をずっと演奏して目立ち、他の3人が支えていました。
終始とても明るかったです。

2.ルール
とてもゆったりと始まり、安らぐ音色でした。
終始ゆったりとしていました。

3.ガヴォットとロンドー
これもゆったりとしていました。
「タッタータータタ タ、タ、ター」という、多くの人が一度は聴いたことのありそうな有名メロディになりました。
4人全員での演奏でとても心地良い音色の優しい雰囲気になり、良いと思いました。

4.メヌエットⅠ、5.メヌエットⅡ
こちらもゆったりとしていて、とても心地良い音色でした。

6.ブーレー
速い始まりで迫力もあり、そして明るかったです。
ソプラノサクソフォンが一瞬ソロ演奏になり、いきなり空気が変わって面白かったです。

7.ジーグ
こちらも明るく、低音によってコミカルな雰囲気も出ていて良かったです





(5曲目に向けて田中啓悟さんトーク中)



5. ギリシャ組曲/P.イトゥラルデ

一楽章 カラマティアノス
速い始まりで、タンタタンタンという演奏が何度も繰り返されるのがリズミカルで良かったです。

二楽章 ファンキー
ソプラノサクソフォンがかなり目立ち、他の3人で支えていました。
全体で「ジャズ」のような雰囲気になり、リズミカルな音色でした。

三楽章 ワルツ
こちらもジャズのような雰囲気で、激しさや情熱も感じたのが印象的でした。

四楽章 クレタ
タンタタタとテナーサクソフォン、バリトンサクソフォンがリズムを作る中、ソプラノサクソフォンとアルトサクソフォンが物凄い速さで演奏していました。
全体がミステリアスな雰囲気になり、迫力と疾走感も凄かったです





(5曲目終了後、トークをする廣瀬奏一朗さん。お取り置きして頂いたチケットの裏面には直筆で「本日はご来場頂きありがとうございます。実力はまだまだですが楽しんでお聴き下されば幸いです。」とメッセージが添えられていて好感を持ちました



6. 第1四重奏曲 作品53/J.B.サンジュレー



一楽章
4人でゆったりと始まりました。
どこか故郷に思いを馳せているような雰囲気がありました。
風が吹き抜けて行くような演奏になったのも印象的でした。
最後は優雅な雰囲気で終わりました。

二楽章
アルトサクソフォン中心にゆったりと始まりました。
しばらくゆったりな雰囲気が続いた後、ソプラノサクソフォンが演奏して他の3人が続く掛け合いの演奏になり、その雰囲気が良かったです。

三楽章
激しい始まりで、速さも迫力もありました。
音色が楽しそうで、ソプラノサクソフォン中心の演奏の後に他の3人が渦を巻くように演奏していた場面が良かったです。

四楽章
明るく速く始まりました。
凄く明るく軽やかになり、速さもあるので心地良い風が吹いているようでした。
ソプラノサクソフォンと他の3人による掛け合いもあり、それも速さと軽やかさがあって良かったです



アンコール:赤とんぼ

リサイタルが終わる名残惜しさをこの曲で表したとのことです。
「ゆーやーけ こやけーのー」の雰囲気がとても良かったです


サクソフォン四重奏団の音色、楽しませて頂きました。
新型コロナの脅威もあり学生によるコンサートを聴くのは久しぶりになりましたが、やはり良いものだなと思います。
若さ、勢いとともに、当然上手さもあります
風が吹き抜けて行くような演奏もあり、その爽やかさも良かったです。
今回が第1回リサイタルということで、次回が開催されればまた聴いてみたいと思います



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演奏者プロフィール

廣瀬奏一朗

広島市出身。
広島市文化交流会館”リバーズガーデンフレンドシップ”登録アーティスト。
2016、2017年に大植英次プロデュース”威風堂々クラシックin Hiroshima”オーケストラのソロサクソフォンを担当する。
2017年東京藝術大学早期教育プロジェクトにて、サクソフォン奏者の須川展也氏のマスタークラスを受講。
サクソフォンを平野公崇、山下雅也の各氏に師事。
現代音楽、奏法を大石将紀、室内楽を宗貞啓二、赤坂達三の各氏に師事。
現在エリザベト音楽大学4年次在学中。



村上怜

広島県広島市出身。
12歳よりサクソフォンを始め、2018年、広島文化学園大学 学芸学部 音楽学科に音楽特別奨学生として入学。
第22回大阪国際音楽コンクールAde-U木管管楽器部門にてエスポアール賞受賞。
サクソフォンを加藤和也、宮田麻美、上田啓二の各氏に、室内楽を上田啓二、多田愉可、山澤洋之の各氏に師事。



服部哲司

広島県広島市出身、11歳の時にアルトサックスを始める。
広島国際学院高等学校卒業後、2019年、広島文化学園大学 学芸学部 音楽学科に入学。
前田悠貴、宮田麻美各師に師事。
室内楽を上田啓二に師事。



田中啓悟

広島県呉市出身。
16歳の時に高校入学と同時にサクソフォンを始める。
サクソフォンを久保田麻里、平野公崇、大石将紀に師事。
室内楽を万代恵子、赤坂達三、宗貞啓二、大森義基、宮田麻美に師事。
現在、エリザベト音楽大学4年。
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エリザベト音楽大学 サクソフォンラージアンサンブル 第22回定期演奏会
エリザベト音楽大学 サクソフォンラージアンサンブル 第23回定期演奏会


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二度目のコロナワクチン接種

2021-12-03 11:08:56 | ウェブ日記
本日、二度目の新型コロナウイルスのワクチン接種をしました。
前回も今回も、接種してしばらくの間、脱力感が来て身体に力が入らなくなりました。
病院では接種してから規定時間、様子を見るためにその場で安静にするようになっていて、具合が悪くなる場合もあるのでそれが無難だろうなと思います。
1回目の接種では腕は痛くなりましたが熱は出ずに済み、今回も無事に済んでほしいです。

ワクチンの接種については賛成の意見もあれば反対の意見もあります。
私としては「抗体が得られるだけ接種しないよりはマシ」と判断しています。
しかしワクチン接種は義務ではないので、接種したい人は接種すれば良いし、接種したくない人は接種しなければ良いと思います。
接種した人が接種しない人に対して「全く意識の低い人だ」とマウンティングしたり、反対に接種しない人が接種した人に対して「安易に接種するとは駄目な人だ」のようにマウンティングするのは、違うだろうなと思います。
人間どうしても、対立する意見の人を見下したがる傾向がありますが、それを抑えることが出来るかどうかが理性なのだと思います。

まずは二度目の接種が終わり安堵しました。
せっかくの週末を寝込んで過ごすのは嫌なので、何としても強い副反応は出ずに済んでほしいです。
今日は安静にして過ごして早めに寝て、それなりの体調で明日を迎えられたら嬉しいです