読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
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「オールド・テロリスト」村上龍

2015-08-30 17:51:57 | 小説


今回ご紹介するのは「オールド・テロリスト」(著:村上龍)です。

-----内容-----
「年寄りの冷や水とはよく言ったものだ。
年寄りは、寒中水泳などすべきじゃない。
別に元気じゃなくてもいいし、がんばることもない。
年寄りは、静かに暮らし、あとはテロをやって歴史を変えればそれでいいんだ
怒れる老人たち、粛々と暴走す。
唯一無比の最新長編!

-----感想-----
物語の語り手は「希望の国のエクソダス」で週刊誌記者として登場したセキグチ。
この作品での西暦は2018年で、希望の国のエクソダスの10数年後が舞台になっています。
ただ希望の国のエクソダスを読んでいなくても問題なく読める内容です。
今作でのセキグチは週刊誌が廃刊となり、フリーの記者だったため仕事を失っていました。

冒頭、セキグチのところにかつての上司から電話がかかってきます。
ルポを書けと言うのです。
ヨシザキというおじいさんが「NHKでテロをやる」と電話をかけてきて、セキグチにルポを書いて欲しいと指名してきたとのことでした。
電話でヨシザキは「私は今でも満州国の人間です」と妙なことを言っていました。
当初はヨシザキの発言を軽視していたセキグチですが、しかし。。。

だが、やがておれは、自分の無知を後悔することになる。
満州国の亡霊とも言える人間たちに、おれ自身と、そしてこの日本が翻弄され、やがて破滅の危機にさらされることになるのだが、そんなことが想像できるわけもなかった。


私がオールド・テロリストと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、かつての安保闘争で暴れていた中核派(革命的共産主義者同盟全国委員会)や核マル派(革命的共産主義者同盟マルクス主義派)、民青同(日本民主青年同盟)などの極左過激派テロリスト集団です。
これらの団体は今も世代を変え暴れていますが、安保闘争当時の人達はオールド・テロリストというような年代になっています。
ただこの作品ではこれらの実在する極左テロリスト集団がモデルではなく、満州国の亡霊がテロリストになります。

そして渋谷のNHKで本当にテロが発生します。
若い男が実行し、何人もの人が死傷する惨事となりました。
その場に行っていたセキグチも危ない目に遭いました。
ヨシザキという老人がなぜテロのルポを書く人間としてセキグチを指名したのか、これが謎でした。

セキグチは短期契約社員として昔の職場に復帰します。
ルポを書きつつ、テロ事件を追っていくことになります。
ヨシザキについては本名が太田浩之ということは分かりましたが、そのちらつく影を捕まえることはなかなかできないです。

テロ事件を追って行く中で、セキグチは駒込にある文化教室を訪ねることになります。
そこにはカリヤという、日本刀で中国服を着た人形の首を飛ばす物騒な人など、老人達がたくさんいました。
この人達がこの作品の題名でもある「オールド・テロリスト」に違いないと思いました。
ここにはカツラギユリコという謎の若い女もいて、物語に大きく関わっていくことになります。
この文化教室では来西杉郎(きにしすぎお)という姿の見えない謎の男からセキグチにメッセージも送られてきました。

ちなみにこの作品は架空の近未来日本を舞台にしているだけに、違和感を感じる部分もあります。
作品内では大不況がずっと続き若者達は無気力で夢遊病者のように描かれていますが、今の希望が持てるようになってきた日本との解離が結構あるなと思います。

やがて次のテロが起こります。
今度のテロは東京の池上商店街で起こりました。
今度のはかなり生々しく、読んでいてゾッとしました。
前回のNHKでのテロと同じく今回も犯人は若い人で、老人達に操られているように見えました。
老人達の目的は日本を焼け野原にすることと明らかになります。
終戦直後から復興の時期にかけては巨大な需要がありました。
焼け跡には何もない代わりに巨大な需要があるということで、もう一度その時代に戻すというのです。

さらには三度目のテロが発生。
歌舞伎町の新宿ミラノという映画館で発生しました。
このテロでは可燃材と毒ガスが使われ、死者867人、重傷者を入れると被害者は一千人を超える大惨事になりました。
このテロの現場にはセキグチとカツラギ、それにマツノ君というセキグチが復帰した会社の社員の人も居たのですが、三人とも混乱状態になりなかなか逃げることができませんでした。
特にカツラギとマツノ君は混乱ぶりが著しく上手く歩いたり喋ったりできない状態になっていて、なかなか逃げられない姿が読んでいてもどかしかったです。
ただ目の前で大惨事が起こるとこうなることもあるかも知れないです。

この大惨事の後、セキグチはカツラギに連れられ、コンドウという全身に管の入った老人に会うことになります。
コンドウという老人は満州に縁があり、日本の政財界に絶大な影響力を持っています。
テロを主導している老人達は元々はコンドウが作ったネットワークです。
しかしその一部が暴走を始め、コンドウの意思とは違う大虐殺テロに走り出しているため、彼らを止めてくれとセキグチに頼んできました。
コンドウに自分の素性まで完全に調べ上げられていることを知り、もう駄目だと思ったセキグチは覚悟を決め、暴走している老人テロリスト達を止めるために動いていきます。

話が進んでいくと、老人テロリスト達は第二次世界大戦時にドイツが作った88ミリ対戦車砲という兵器まで持っていることが明らかになります。
敗戦後のどさくさに紛れて満州から運び込んでいたとのことです。
やがてコンドウの他にもう一人の重要人物であるミツイシが登場。
70代半ばなのですがとても若々しく、セキグチが初めて見た時は60代そこそこと思ったくらいです。
88ミリ対戦車砲を日本に運び込んだのは彼の父親でもあります。

ミツイシ、太田、カリヤなど、老人達が一斉に集まる場面があり、これはいよいよオールド・テロリスト達が表に出てきて暴れ出すのだと思いました。
88ミリ対戦車砲も登場。
迫撃砲や軽機関銃など、武器も大量に保有しています。
88ミリ対戦車砲が狙う先にあるのは原子力発電所。
「あなたたちは歴史を目撃するわけですよ。歴史といえば、ほとんどの日本人は、教科書の中でしか知らない。だが歴史とは、年号でも、過去の出来事でもない。世の中の軸が変わることだ。そのことが今夜、少しだけわかると思うよ」
ミツイシがこんなことを言っていました。

「年寄りは、静かに暮らし、あとはテロをやって歴史を変えればそれでいいんだ」
この言葉も登場します。
暴走するオールド・テロリスト達によって日本は一体どうなってしまうのか、興味深く読んでいきました。

ちなみに太田が「自分達が88ミリ対戦車砲で原発を狙っているのは、秘密保護法によって大手のメディアは報道できない」と言っていましたが、これは違うのではと思いました。
特定秘密保護法は国家の重要な情報をその情報に携わる者が意図的に漏洩させたりしないようにする法律です。
テロリストが犯行声明を出しているのであればむしろ報道するのが世界的にも当たり前で、この作品での法の運用は現実世界とだいぶ違っていると思いました。

もう一つ、終盤に登場した中国についてのセキグチの考えには疑問を持ちました。
「日本政府は中流層の没落で拡大し続ける経済格差、増税、崩壊寸前の年金、社会保障などによって爆発寸前の国民の怒りを逸らす対象として、中国を利用してきた」とあったのですが、これは明らかに違っています。
中国の場合は現在進行形で南シナ海、南沙諸島を侵略してフィリピン、台湾、ブルネイ、ベトナム、マレーシアと激しく対立し、陸においてもインドやブータンの領土を侵略してやはり激しく対立。
日本の尖閣諸島についても領海侵犯を繰り返し、ついには領空侵犯までし、領土を侵略しようとしています。
武力で他国の領土、領海を奪い取る凄まじい覇権主義国家ぶりを露わにしています。
つまり本当に危険だから危険と言っているのであって、国民の不満を逸らすために利用しているというのは見当違いな話です。

また、中国がインドやロシアやイランとも手を組みアジアの覇権国として影響力を増すばかりとも書いてありました。
インドの名誉のために言っておくと、インドは中国に領土の一部を侵略され、激しく対立しています。
大の親日国としても知られていて、尖閣諸島を侵略されそうになっている日本とは同じ立場にあることから、協力して中国の侵略を阻止しようとしています。
なのでこの作品でのインドの扱いはあんまりだなと思いました。
この辺りは作者の村上龍氏が1969年頃に全共闘(全学共闘会議)という学生による反日左翼団体で活動していたくらいなので、そういった思想が作品に現れているように感じました。

作品全体を通して、セキグチは目の前で起きている光景に大きく動揺し精神安定剤を飲んでいる場面が多かったです。
ただ凄惨なテロの現場に居たり、恐るべきオールド・テロリスト達を前にしたら仕方ないかと思います。
そしてセキグチはこのオールド・テロリスト達の考えにシンパシーを覚えると言っていましたが、私はそうは思わないです。
いかなる理由があろうとテロは許されない行為です。


※図書レビュー館(過去のレビュー記事の作家ごとの一覧)を見る方はこちらをどうぞ。

※図書ランキングはこちらをどうぞ。

山陽地方のポコポコとした山

2015-08-29 22:20:18 | ウェブ日記

写真は新幹線「のぞみ」で広島駅を出発し、10~20分走ったところで撮ったものです。
広島駅の周辺には山はないのですが、新幹線に乗って少し離れると写真のような景色になります。
山陽地方にはポコポコとした小さな山がたくさんあります


ポコポコとした小さな山がたくさんあるような景色は今まで見たことがありませんでした。
どうやらこの辺り一帯は地形的に小さな山がたくさんあるようです。
その小さな山のすぐ横に家があるというのも新鮮です
地形の特徴を理解し上手く付き合っているのではないかなと思いました。


やはり地域には地域の特徴があるというのをよく感じています。
私はこのポコポコとした小さな山がたくさんある景色はわりと好きです。
まだ行っていない場所もたくさんあるので、色々見て回りたいと思います。

夏の読書感想文

2015-08-27 23:51:00 | ウェブ日記
毎年この時期になると、読書感想文の検索からのアクセスが多くなります。
8月も後半を迎え、夏休みの宿題「読書感想文」を片付けるべく、ネットで感想記事を検索しているのだと思います。
私が中学生や高校生の頃はまだそんな環境にはなっていなかっただけに、便利な時代になったと思います。
「図書レビュー館」(書いた感想記事の作家ごとの一覧)の冒頭にも書いているように、読書感想文を書く時などに気軽に感想記事を参考にしてもらえればと思います。
ここ一週間において小説のレビュー記事で閲覧が多かった上位5つを挙げてみます。

8月20日
「幻想郵便局」堀川アサコ         18 PV
「神去なあなあ日常」三浦しをん      18 PV
「西の魔女が死んだ」梨木香歩       17 PV
「雨の降る日は学校に行かない」相沢沙呼  17 PV
「サクラ咲く」辻村深月          17 PV

8月21日
「神去なあなあ日常」三浦しをん      36 PV
「珈琲店タレーランの事件簿4 ブレイクは五種類のフレーバーで」岡崎琢磨 19 PV
「おおかみこどもの雨と雪」 -小説-    19 PV
「お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂」似鳥航一 17 PV
「サクラ咲く」辻村深月          17 PV

8月22日
「西の魔女が死んだ」梨木香歩       24 PV
「珈琲店タレーランの事件簿4 ブレイクは五種類のフレーバーで」岡崎琢磨 21 PV
「神去なあなあ日常」三浦しをん      21 PV
「幻想郵便局」堀川アサコ         14 PV
「キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇」石田衣良 11 PV

8月23日
「雨の降る日は学校に行かない」相沢沙呼  42 PV
「珈琲店タレーランの事件簿4 ブレイクは五種類のフレーバーで」岡崎琢磨 31 PV
「幻想郵便局」堀川アサコ         28 PV
「神去なあなあ日常」三浦しをん      27 PV
「西の魔女が死んだ」梨木香歩       18 PV

8月24日
「雨の降る日は学校に行かない」相沢沙呼  37 PV
「神去なあなあ日常」三浦しをん      26 PV
「珈琲店タレーランの事件簿4 ブレイクは五種類のフレーバーで」岡崎琢磨 24 PV
「幻想郵便局」堀川アサコ         24 PV
「珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を」岡崎琢磨 23 PV

8月25日
「神去なあなあ日常」三浦しをん      42 PV
「雨の降る日は学校に行かない」相沢沙呼  32 PV
「西の魔女が死んだ」梨木香歩       30 PV
「幻想郵便局」堀川アサコ          25 PV
「キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇」石田衣良 18 PV

8月26日
「神去なあなあ日常」三浦しをん      29 PV
「雨の降る日は学校に行かない」相沢沙呼  28 PV
「ジャイロスコープ」伊坂幸太郎      23 PV
「珈琲店タレーランの事件簿4 ブレイクは五種類のフレーバーで」岡崎琢磨 18 PV
「わたしがいなかった街で」柴崎友香    18 PV

こうしてみると、上位5位によく名前の出てくる作品がいくつかありますね。
そしてよく見ると、全ての日で三浦しをんさんの「神去なあなあ日常」が検索上位5位に入っています。
「神去なあなあ日常」は読書感想文の題材として人気があるのかもと思いました。

相沢沙呼さんの「雨の降る日は学校に行かない」も一週間のうち5回検索上位5位に入っています。
これは学校のいじめを題材にした作品なので、学校が課題図書としてこの作品を読むようにと言う場合もあるかも知れません。
爽やかな物語や楽しい物語ではないのですが、学校という場所では重要度の高い作品だと思います。

なおこれらの作品のレビュー記事は「図書レビュー館」にまとめられているので、読書感想文の参考にしたい人は気軽に見てみてください。
夏休みも終わり際ですし、この週末に読書感想文を片付けたいという人もわりといるのではと思います。
そんな人の一助になれば幸いです。

飲んだ後には

2015-08-26 20:06:10 | ウェブ日記
先週の土曜日は飲み会がありました
ビールを二杯とグレープフルーツサワー、巨峰サワーを一杯ずつで、四杯ほど飲んでみました。
概ねこのくらいにしておかないと気分が悪くなることがあるのを把握しています。

飲んだ後、ラーメンを食べに行くというのをよく聞きます。
私も何度かラーメンを食べに行くという人に連れられ食べに行ったことがあります。
この組み合わせはわりと定番となっているようです。
深夜まで営業しているラーメン屋さんがよくあるのは、飲み会帰りの人をターゲットにしているのかなと思います。

ただ私の場合はそんなに食べたいとは思わないです。
私の場合は、飲み会の後にはアイスを食べたくなります。
コンビニで売っている「ピノ」とかが特に食べたいです。
酔っぱらって火照った状態だったのが、アイスを食べると少し気分がさっぱりしたりもします。
暑い時期はもうしばらく続くので、また飲み会があったら帰りにはアイスを食べると思います。

ふたり展 「真夏のトテチテタ展」

2015-08-23 22:17:02 | フォトギャラリー
「ふたり展へ」の記事に書いたとおり、今日は『ふたり展 「真夏のトテチテタ展」』を見に栃木県に行ってきました。
ブログ友達の初の展示会ということで、これはぜひ現地に見に行ってみようと思いました。
弾丸ツアーとなりましたが行って良かったと思える良い展示会でした
※写真は全てクリックで拡大されます。

---------- ふたり展 「真夏のトテチテタ展」 ----------


こちらが展示会場「Lei木杢ki(レイキモッキ)」の展示エリア。

ちなみにトテチテタとは、「ちょっと変わった変てこな表現」を求めて生まれた言葉です。
miyuさんとセキサチエさんでふたり展のタイトルを「真夏の○○」に決め、○○を何にするか考えていた時、miyuさんのお姉さんが「トテチテタはどうか」とアイデアを出してくれました。
文句なしの変てこな表現ということでトテチテタに決まったとのことです。


この部屋に入ると最初このネコのイラストが出迎えてくれます。
「ねこのいる生活」というタイトルです


入ってすぐの棚に展示されていた色々なイラストや手作り小物類。


個性的なアクセサリー類が揃っているなと思います。
キノコとどんぐりが合体したキャラは「ドングリキノコ」と言うようです。


この棚の左に展示されていたイラスト。
タイトルは「汽車ぽっぽはどこへ行く」。
イラストの左を見ると、作画について「作品のほとんどをデジタル(photoshop)で描いている」とあります。
漫画でもデジタルを駆使する作家さんがいますし、デジタル技術は芸術分野でも取り入れられています。


まっくろくま関連のコーナー。


まっくろくまは意外とおしゃべりなようです(笑)
携帯えほんは37作品もあります。


まっくろくまTシャツ。
ネット販売もしています。
妹の子供がもう少し大きくなったら贈ってみるのも良いかもと思いました。


LINEスタンプと、上の段にはセキサチエさん製作のアクセサリー


「シュリザクラ」。
どことなく「窓の向こうのガーシュウィン」のイラストと似た雰囲気を持っています。


「じゅーすちょうだい」。
miyuさんと青木大和君(3歳)による作品とのことです。
よく日記に登場する甥っ子さんのことかなと思います。


トースト。


ビーカー。


りんご
この辺りは食べ物に関するイラストになっています。


ハッピーウェディング。
結婚式のウェルカムボードです。
ウェルカムボードのイラストはホームページで見たことがあります


こちらも見たことがあります。
セキサチエさん結婚式の時のウェルカムボードです。


似顔絵について。


このイラストはいかにもmiyuさんらしいなと思います


リス。
タイトルは「森の奥には」。


窓辺の棚。


刺繍ヘアゴムボタン。


右下にエビがいますね。
そしてその左に居るのが気になるところです。
(miyuさんから”モヒカン犬”という名だと教えてもらいました。ありがとうございます!)


この棚はセキサチエさんの小物・アクセサリー類をメインにしているようです。
かなりバラエティ豊かだなと思います


キノコ。
ベニテングタケ的雰囲気の赤色キノコのほかになめこもあります。


ドングリキノコがド派手に目立っています。


キャンドル。
アロマキャンドルかなと思います。


「こんな心があったなら」。
全てを許し清めるような天使の心。
たしかにこの境地に達するのは極めて難しいと思います。


「オンナノコ」
憂い眺める先に何が見えているのかなと思います。


何気に原宿の竹下通りに行くと似た雰囲気の子に遭遇することがあります。


子供二人。


祝ご出産


セキサチエさんとmiyuさんによるご挨拶。
展示会を開けるようになるなんて、長く努力されてきた証ですし素晴らしいと思います。
今日見に行くことが出来て良かったです。
ふたり展は8月25日まで開催されているので、もし生で見てみたい人はぜひ見に行ってみてください
詳細はmiyuさんのホームページを参考にどうぞ。


※フォトギャラリー館を見る方はこちらをどうぞ。

※横浜別館はこちらをどうぞ。

※3号館はこちらをどうぞ。

ふたり展へ

2015-08-23 16:06:00 | ウェブ日記
今日は4時50分発の電車に乗ってまず広島駅に行きました。
そこから6:00発の山陽新幹線に乗って東京駅へ。
東京駅で東北新幹線「やまびこ」に乗り換えて栃木県の小山駅へ。
小山駅からは「両毛線」という在来線に乗って栃木駅へ。
約7時間の電車の旅の末、ふたり展の会場である「Lei木杢ki(レイキモッキ)」に到着しました。
ブログ友達でイラストレーターをされているmiyuさんと、ものづくり作家のセキサチエさん(こむしさん)がタッグを組み「ふたり展」を開催されていて、それを見に行きました。
「ふたり展」は正式名称を「真夏のトテチテタ展」と言い、miyuさんの製作したイラストやセキサチエさんの製作した消しゴムハンコ等小物の展示・販売を行っています。

栃木駅に着いてレイキモッキに歩いて行ったのですが、途中で行きすぎてしまったことに気付き、引き返してきました。
そうしたらmiyuさんらしき人が姿を現し、「はまかぜさんですか」と声をかけてきました。
そこでこの方がmiyuさんだと分かり、初対面となりました。
そしてそのままレイキモッキに案内してもらいました。

レイキモッキに行く道すがら、akaneさんも来ていると聞いて驚きました。
特に示し合わせたわけではなく、凄い偶然だなと思いました。
元々akaneさんのブログを見るようになってセキサチエさんのブログ、miyuさんのホームページも見るようになりました。
この三人の方と一気にお会いして凄く新鮮で楽しいひとときとなりました
二人展の詳細は後ほどフォトギャラリーにしようと思います。


※『ふたり展 「真夏のトテチテタ展」』のフォトギャラリーをご覧になる方はこちらをどうぞ。

カレーとほうれん草

2015-08-21 23:58:11 | ウェブ日記
写真はCoCo壱番屋で注文したカレーライスです。
野菜カレーにほうれん草とチーズをトッピングしました。

ほうれん草のトッピングは今年の5月に初めて試してみました。
食べてみたらなかなか美味しかったです。
カレーとほうれん草は意外と合うのだなと思います。

野菜カレーはジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、インゲンが入っていて、特にジャガイモとニンジンがゴロゴロと沢山入っているのが特徴です。
そこにほうれん草が入ることによって、緑黄色野菜が強化されることになります。
CoCo壱番屋でサラダは頼まないまでもそこそこ野菜を摂りたい場合にはこのトッピングがオススメです。
特に緑黄色野菜は白色野菜に比べて不足しがちなので、ニンジンやほうれん草で摂れるのはありがたいです。

そしてこのカレーではチーズが重要な役割を果たしています。
CoCo壱番屋でカレーを食べる時はチーズをトッピングすることが多いです。
CoCo壱番屋のカレーとよく合い、カルシウムも摂れるため気に入っているトッピングです。

秋の虫

2015-08-20 23:18:30 | ウェブ日記
ここ数日で秋の虫の鳴き声が一気に活発になりました
雨の降りやすい日が続き、涼しくなっているからだと思います。
そしてここ数日はセミ達の鳴き声をあまり聞いていないです。
やはり雨の日は静かにしているしかないようです。
セミ達の夏も後半戦を迎えているので、晴れの日が多くあってほしいなと思います。

今日聞いた秋の虫の鳴き声の中には、今まで聞いたことがないと思われるものがありました。
鈴虫やコオロギ、キリギリスなどが大合唱している中、とても儚く鳴いていました
一体何という名前なんだろうと思います。
秋の虫は種類が多く、鈴虫やコオロギ、キリギリスといった有名どころ以外はなかなか鳴き声と名前が一致しないです。
一度秋の虫の鳴き声を一通り把握してみたいなとも思います。
そうすればより一層虫達の大合唱を楽しめます
まだまだ猛暑の日はあると思いますが、活発になってきた虫達の鳴き声に近づく秋を感じています。

詳細解説 戦後70年談話

2015-08-18 23:25:41 | 政治
※「戦後70年談話」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。

この記事では先日発表された戦後70年談話「安倍談話」について、詳細に解説しています。
談話全文の後に※を付けた部分について私の解説を書いているので、参考にしてみてください。


戦後70年談話全文
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 終戦七十年を迎えるにあたり、先の大戦への道のり、戦後の歩み、二十世紀という時代を、私たちは、心静かに振り返り、その歴史の教訓の中から、未来への知恵を学ばなければならないと考えます。

 百年以上前の世界には、西洋諸国を中心とした国々の広大な植民地が、広がっていました。圧倒的な技術優位を背景に、(※1)植民地支配の波は、十九世紀、アジアにも押し寄せました。その危機感が、日本にとって、近代化の原動力となったことは、間違いありません。アジアで最初に立憲政治を打ち立て、独立を守り抜きました。日露戦争は、(※2)植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました。

 世界を巻き込んだ第一次世界大戦を経て、民族自決の動きが広がり、それまでの植民地化にブレーキがかかりました。この戦争は、一千万人もの戦死者を出す、悲惨な戦争でありました。人々は「平和」を強く願い、国際連盟を創設し、不戦条約を生み出しました。戦争自体を違法化する、新たな国際社会の潮流が生まれました。

当初は、日本も足並みを揃えました。しかし、世界恐慌が発生し、欧米諸国が、植民地経済を巻き込んだ、経済のブロック化を進めると、日本経済は大きな打撃を受けました。その中で日本は、孤立感を深め、外交的、経済的な行き詰まりを、力の行使によって解決しようと試みました。国内の政治システムは、その歯止めたりえなかった。こうして、日本は、世界の大勢を見失っていきました。

 満州事変、そして国際連盟からの脱退。日本は、次第に、国際社会が壮絶な犠牲の上に築こうとした「新しい国際秩序」への「挑戦者」となっていった。(※3)進むべき針路を誤り、戦争への道を進んで行きました。

 そして七十年前。日本は、敗戦しました。

 戦後七十年にあたり、国内外に斃れたすべての人々の命の前に、深く頭を垂れ、痛惜の念を表すとともに、永劫の、哀悼の誠を捧げます。

 先の大戦では、三百万余の同胞の命が失われました。祖国の行く末を案じ、家族の幸せを願いながら、戦陣に散った方々。終戦後、酷寒の、あるいは灼熱の、遠い異郷の地にあって、飢えや病に苦しみ、亡くなられた方々。広島や長崎での原爆投下、東京をはじめ各都市での爆撃、沖縄における地上戦などによって、たくさんの市井の人々が、無残にも犠牲となりました。

 戦火を交えた国々でも、将来ある若者たちの命が、数知れず失われました。中国、東南アジア、太平洋の島々など、戦場となった地域では、戦闘のみならず、食糧難などにより、多くの無辜の民が苦しみ、犠牲となりました。(※4)戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも、忘れてはなりません。

 何の罪もない人々に、計り知れない損害と苦痛を、我が国が与えた事実。歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。一人ひとりに、それぞれの人生があり、夢があり、愛する家族があった。この当然の事実をかみしめる時、今なお、言葉を失い、ただただ、断腸の念を禁じ得ません。

 これほどまでの尊い犠牲の上に、現在の平和がある。これが、戦後日本の原点であります。

 二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。

 事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。(※5)植民地支配から永遠に訣別し、すべての民族の自決の権利が尊重される世界にしなければならない。

 先の大戦への深い悔悟の念と共に、我が国は、そう誓いました。自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを堅持してまいりました。七十年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たちは、静かな誇りを抱きながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。

 我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました。その思いを実際の行動で示すため、(※6)インドネシア、フィリピンはじめ東南アジアの国々、台湾、韓国、中国など、隣人であるアジアの人々が歩んできた苦難の歴史を胸に刻み、戦後一貫して、その平和と繁栄のために力を尽くしてきました。

 こうした歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎないものであります。

 ただ、私たちがいかなる努力を尽くそうとも、家族を失った方々の悲しみ、戦禍によって塗炭の苦しみを味わった人々の辛い記憶は、これからも、決して癒えることはないでしょう。

 ですから、私たちは、心に留めなければなりません。
 戦後、六百万人を超える引揚者が、アジア太平洋の各地から無事帰還でき、日本再建の原動力となった事実を。中国に置き去りにされた三千人近い日本人の子どもたちが、無事成長し、再び祖国の土を踏むことができた事実を。米国や英国、オランダ、豪州などの元捕虜の皆さんが、長年にわたり、日本を訪れ、互いの戦死者のために慰霊を続けてくれている事実を。

 戦争の苦痛を嘗め尽くした中国人の皆さんや、日本軍によって耐え難い苦痛を受けた元捕虜の皆さんが、それほど寛容であるためには、どれほどの心の葛藤があり、いかほどの努力が必要であったか。

 そのことに、私たちは、思いを致さなければなりません。

 寛容の心によって、日本は、戦後、国際社会に復帰することができました。戦後七十年のこの機にあたり、我が国は、和解のために力を尽くしてくださった、すべての国々、すべての方々に、心からの感謝の気持ちを表したいと思います。

 日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。(※7)あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。

 しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません。謙虚な気持ちで、過去を受け継ぎ、未来へと引き渡す責任があります。

 私たちの親、そのまた親の世代が、戦後の焼け野原、貧しさのどん底の中で、命をつなぐことができた。そして、現在の私たちの世代、さらに次の世代へと、未来をつないでいくことができる。それは、先人たちのたゆまぬ努力と共に、敵として熾烈に戦った、米国、豪州、欧州諸国をはじめ、本当にたくさんの国々から、恩讐を越えて、善意と支援の手が差しのべられたおかげであります。

 そのことを、私たちは、未来へと語り継いでいかなければならない。歴史の教訓を深く胸に刻み、より良い未来を切り拓いていく、アジア、そして世界の平和と繁栄に力を尽くす。その大きな責任があります。

 私たちは、自らの行き詰まりを力によって打開しようとした過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、(※8)いかなる紛争も、法の支配を尊重し、力の行使ではなく、平和的・外交的に解決すべきである。この原則を、これからも堅く守り、世界の国々にも働きかけてまいります。唯一の戦争被爆国として、核兵器の不拡散と究極の廃絶を目指し、国際社会でその責任を果たしてまいります。

 (※9)私たちは、二十世紀において、戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉が深く傷つけられた過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、そうした女性たちの心に、常に寄り添う国でありたい。二十一世紀こそ、女性の人権が傷つけられることのない世紀とするため、世界をリードしてまいります。

 私たちは、経済のブロック化が紛争の芽を育てた過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、いかなる国の恣意にも左右されない、自由で、公正で、開かれた国際経済システムを発展させ、途上国支援を強化し、世界の更なる繁栄を牽引してまいります。繁栄こそ、平和の礎です。暴力の温床ともなる貧困に立ち向かい、世界のあらゆる人々に、医療と教育、自立の機会を提供するため、一層、力を尽くしてまいります。

 私たちは、国際秩序への挑戦者となってしまった過去を、この胸に刻み続けます。(※10)だからこそ、我が国は、自由、民主主義、人権といった基本的価値を揺るぎないものとして堅持し、その価値を共有する国々と手を携えて、「積極的平和主義」の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献してまいります。

 終戦八十年、九十年、さらには百年に向けて、そのような日本を、国民の皆様と共に創り上げていく。その決意であります。

 平成二十七年八月十四日

 内閣総理大臣 安倍晋三
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(※1)(※2)(※5)
安倍談話において植民地支配という言葉は実に三回に渡って出てきます。
このうちテレビと新聞では(※1)と(※2)について触れないようにし、(※5)しかないかのように報道しているものがありますね。
これは国民に(※1)(※2)に注目されると太平洋戦争に至る経緯として当時白人至上主義が世界を支配し、白人達がアジアの国々を植民地支配していたことに気付かれるかも知れないため、それを恐れているように見えます。
日本が全て悪いように報道していることとの整合性が取れなくなるからです。

村山談話では日本が植民地支配によって非道の限りを尽くしていたように書いていますが、そんなことはないですよ。
たしかにアジアの国々が戦場となり損害を与えてしまいましたが、当時アジアの国々はイギリス、フランス、オランダといった西欧列強によって植民地支配されていました。
この西欧列強の国々と全面対決となったのが太平洋戦争(大東亜戦争)です。
日本が突然極悪国家となりアジアの国々に非道の限りを尽くしたかのような言い方は間違いです。


(※3)「進むべき針路を誤り、戦争への道を進んで行きました。」
今回の安倍談話ではここに至る過程を丁寧に説明してくれています。
ここが村山談話と大きく違います。

村山談話での一文
「わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。」

村山談話では日本が突然戦争への道を突き進む怪物国家になったように書かれていますが、これを当時の国際情勢をもとに詳細に書いたのが安倍談話です。
また、「戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れた」とありますが、白人至上主義が世界を支配していた当時の世界情勢からみて、戦わなければ日本という国は滅んでいました。
かつて「ASEANの旗」という記事に書いたように、あの当時アジアの中で白人至上主義に唯一対抗できたのが日本という国でした。


(※4)(※9)
これは慰安婦のことだと思います。
ただし、朝日新聞のねつ造報道であったことが白日のもとに晒された従軍慰安婦(軍が女性を強制連行してきて無理やり性奴隷として働かせた)ではなく、募集慰安婦のことです。
募集慰安婦は職業売春婦のことで、軍から高い報酬を支払われています。
ただ募集慰安婦であっても肉体的、精神的負担は重く辛い思いをしたのは間違いないため、もうそういうことがないようにしようと言っているのだと思います。
また、敗戦後の日本国内において、朝鮮人、ソ連人、アメリカ人などが日本女性を無理やり性の相手にしていたことも指していると思います。


(※6)インドネシア、フィリピンはじめ東南アジアの国々、台湾、韓国、中国など、隣人であるアジアの人々が
ここでは、「アジアは中国と韓国だけではない」というのを伝えています。
「インドネシア、フィリピンはじめ東南アジアの国々」とはASEAN(東南アジア諸国連合)のことを言っています。
親日国が名を連ね、「ASEANの旗」に書いたように旗にもそれが表れています。
また、パラオのことも言っているかと思います。
大の親日国です。

「台湾、韓国、中国」の部分では、この並びは台湾を国として認めていて、しかも中国、韓国よりも先に名前が出てきていて、安倍晋三首相の台湾への思いが伝わってきました。
談話発表の時に台湾の名前が出てきて胸が沸き立ちました。
台湾も大の親日国です。

テレビのニュースではよく「アジア諸国の反応は」と言って中国と韓国の反応だけを流し、「アジア諸国が日本に反発しています」と印象操作報道、偏向報道をすることがあるのですが、実際にはアジアは中国と韓国だけではなく、沢山の国があります。
しかも親日国が多いです。


(※7)
これはかなり良いことを言ってくれました。
まさにそのとおりです。
そしてツイッターで良い意見を見かけたので以下にご紹介します。

@sbox_
70年談話、とりあえず「子や孫の先の世代に謝罪を背負わせない」ってのは評価して良いのでは。これに「NO」と言う人は出自で人を差別するレイシストと同じだ。

レイシストとは差別主義者のことです。
談話が発表された8月14日の夜、テレビ朝日「報道ステーション」でキャスターの古舘伊知郎氏とコメンテーターの保阪正康氏が「NO」と言っていたのが印象に残っています。
またこの主張をするのであれば、アジアやアフリカに非道の限りを尽くしたイギリス、フランス、オランダなど西欧列強の国民や、東京大空襲や広島、長崎への原爆投下によって罪もない民間人を大量虐殺したアメリカ国民は未来永劫アジアやアフリカ、日本に謝りなさいと主張していかないと、整合性が取れなくなります。

(※8)(※10)
これは中国への牽制となっています。
(※8)では武力によって南シナ海や南沙諸島を侵略し、日本の尖閣諸島も侵略しようとしていることを牽制しています。
(※10)では中国には自由、民主主義、人権がないというのを言っています。
領土を侵略され中国の一部にされてしまったチベットやウイグル(東トルキスタン)の人々には今も人権を無視した激しい弾圧が行われています。
そして基本的価値を共有する国と手を携えての積極的平和主義とは、アジア太平洋地域の他の国々と協力し、平和を乱す中国の侵略行為を許さないということです。
尖閣諸島を侵略してきても必ず阻止するというメッセージとなっています。


安倍談話をよく読んでいくと、深い意味が込められていることが読み取れます。
総理大臣という立場にあり、諸外国と付き合っていく関係上、例えば西欧列強について私が書いたように露骨に批判することはできなくとも、やんわりと釘を差すような形になっています。
日本を取り戻す一歩となる、良い談話だと思います。

70回目の終戦の日 - 日はまた昇る-

2015-08-15 23:36:04 | ウェブ日記

(写真は2015年7月18日、靖国神社にて)

今日8月15日は終戦の日。
今年は戦後70年、節目の終戦の日となります。
70年前の今日、日本は太平洋戦争(大東亜戦争)に敗れました。

しかし先人達が日本のために戦ってくれたおかげで、日本は植民地にされずに済みました。
先人達の戦いがなければ当時のインドやインドネシア、ビルマ(ミャンマー)のように日本も西欧列強の植民地にされ、今頃日本という国は滅んでいたことでしょう。
先人達に深く感謝します。
そして安らかに眠ってほしいと思います。
今日の日本があるのは、日本のために戦ってくれた先人達のおかげです。

昨日は安倍晋三首相による戦後70年談話、「安倍談話」が発表されました。
この談話発表を見ていたら、村山談話以降著しく貶められてきた先人達の名誉を、必ず取り戻せるという気がしました。
昨日書いた「戦後70年談話」の記事の最後に談話全文を載せているので、ぜひ読んでみてほしいです。
村山談話のおかしな部分をだいぶ払拭する内容になっていて、大きな一歩です。
今後は新たな談話が発表されない限り安倍談話が日本政府の公式見解となります。

そして冒頭の写真は7月18日に靖国神社に参拝した時のものなのですが、この写真の場面を見た時も必ず日本を取り戻せるという予感がしました。
「日はまた昇る」です。
まれに、直感的にそう感じる場面に遭遇することがあります。

先人達が命を懸けて守ってくれたこの日本、戦後からつい最近までは先勝国に教育を徹底的に破壊されたこともあって、誇りのない抜け殻のような状態になってしまっていたと思います。
村山談話、河野談話によって先人の名誉も著しく傷つけられてきました。
失われた誇りは取り戻し、不当に傷つけられた名誉は回復させるべきです。
自分の国のことなのですから、これは当然だと思います。
それが出来る可能性が高いのが安倍晋三首相だと見ています。
日本を取り戻し、靖国神社に眠る英霊達に自信を持って今の日本を見せられるようにしてほしいと思います。

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