読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

大さん橋にて

2009-07-31 20:38:51 | ウェブ日記

横浜の大さん橋に船が停泊していました
手前は「日本丸」、奥は「海王丸」です。
なかなか風格のある船だなと思います
ちょうど人気漫画「ONE PIECE」が佳境を迎えていることもあり、海賊船をイメージしてしまいました^^;
何となく帆の形が「白ひげ海賊団」と同じなので。


船には一般の人も入れるようです。
船首に子供達の姿もありますね^^
ちなみに、写真右のマストから船の両側にかけて、網が張られているのがわかると思います。
実はこれは梯子代わりになっていて、登ることが出来ます。
私もかつて登ったことがあるのですが、命綱もないためなかなかのスリルです。
万が一落ちたとしたら海に転落するので、床に打ちつけられるよりはまだ助かる可能性はあるかも知れませんが。。。
非常に危険なので何かの研修以外では登る機会はないかと思います。

横浜は港町なので、今回のように船が停泊していることがあります。
たまに豪華客船が来ることもあるようです
ここ大さん橋は景色の良さもさることながら、正式名称が「大さん橋国際客船ターミナル」というように、船の停留所としての役割があります。
船に乗って海上から見る景色も良いかも知れないなと思いました

カップル

2009-07-29 23:48:13 | ウェブ日記
横浜の汽車道を歩いていたとき、とあるカップル(おそらく20代前半)に声を掛けられました。

「すみません」
「はい」
「写真を撮って頂けないでしょうか?」
「はい、良いですよ」

と言った感じで写真を撮ることになりました。
どうやらこのカップル、声のイントネーションから大阪の人のようです。
おそらく横浜開港150周年博「Y150」を見に来たのだと思います。
声をかけられたのは汽車道沿いにある横浜ワールドポーターズの辺りで、そこにある花時計をバックに撮ってほしいとのことでした。

はるばる大阪から来たのだし、良い写真を撮ってあげようと思いました
お二方と背景のバランスを考慮し、こちらの立ち位置を調節し、まずまずの写真が撮れました。
「こんな感じでどうでしょうか?」と見せたら喜んでくれたので良かったです^^
普段たくさん写真を撮っていたのが役に立ちました。

大阪といえば、三年前にお世話になった方々は今頃どうしているのだろう…とふと気になりました。
もう三年も経ってしまい、月日が経つのはほんとに早いなと思います。
独特なイントネーションの声を聞いて、懐かしい記憶が思い浮かんだのでした。

黒船トリックアート

2009-07-28 23:49:28 | ウェブ日記


先日横浜に行ったとき、象の鼻パークに立ち寄りました。
こちらには現在「黒船トリックアート」が展示されています。
平らな地面に描かれた絵なのですが、トリックアートと呼ばれるだけあって立体的に見えますね。

このトリックアート、ベストポイントから見たときに最も立体的に見えるようです。
写真を撮った位置から左に一歩進むとベストポイントがあります。
しかしそこにはすごい行列が出来ていたので、やむを得ずこの位置からトリックアートを見ることにしました。
それでも十分絵の立体感は伝わってきました。
船の帆に紛れもない「高さ」が感じられます。
ちなみに体を左に傾けてみると、より立体的に見えるかと思います

作品を手掛けたのはカート・ウェナー氏という人で、トリックアートの世界的アーティストとのことです。
路上や建物をキャンバスにして、多くの作品を描いているようです。
黒船トリックアートは「開国博Y150」の期間中はずっと展示されているので、チャンスがあればベストポイントから見てみたいと思います

久々の快晴

2009-07-27 21:14:23 | ウェブ日記


最近は梅雨が戻ったかのような空模様が続いていますが、昨日は久々の快晴となりました
遥か彼方には夏らしい入道雲も見えますね
日差しもここ数日では一番強烈で、少し歩いているだけで汗ばんできました。
街頭で有権者に訴えている元議員の人にも遭遇し、暑い中大変だなと思いました。

今年は梅雨明け発表があった後もすっきりしない天気が続いて、夏らしい日があまりないのがやや残念です。
「梅雨明けしたとみられる」の「みられる」が、今年は外れたのかも知れませんね^^;
そういえば、全国的にはまだ梅雨明けしていない地域が多いです。
また、山口県などでは豪雨でかなりの被害が発生してしまいました…
最近は毎年のように豪雨の被害が起きている気がします。
これも地球温暖化の影響なのでしょうか。
今年は冷夏の傾向があるということで、農作物への影響も心配です。
7月ももうすぐ終わりなので、8月はぜひ夏らしくなってほしいなと思います。

さぼてん定食

2009-07-26 21:48:15 | グルメ


今日はとんかつ屋に行きました。
頼んだのは「さぼてん定食」という、ロースカツ、ヒレカツ、エビフライ、かにクリームコロッケが盛り付けられたセットです。
「さぼてん」は店の名前から取ったもので、さぼてんのフライが出てくるわけではないです(笑)

気分が晴れない日は、美味いものでも食べるのが一番です。
このセットは色々な味を楽しめるのが良いなと思います。
がっつりとカツを食べたいときはロースカツ定食やヒレカツ定食、色々と食べたいときはさぼてん定食というように頼み分けています。

写真の右上にすり鉢があります。
このすり鉢にゴマが入っているので、それをすってからソースを入れ、ゴマ風味ソースを作ります。
最近のとんかつ屋ではこのスタイルを採っているところが多いようですね。

さぼてん系列の店はご飯、味噌汁、キャベツのおかわりが自由なのが良心的だと思います
ご飯とキャベツのおかわりが自由なのはよく聞きますが、味噌汁もおかわり自由なのはどのとんかつ屋でも、というわけではないようです。
と言っても味噌汁をおかわりすると塩分取りすぎな気がするので、私はおかわりするときはご飯かキャベツです^^
今日はご飯をおかわりしました
最近体重がプラス2キロになっているのが気になるところですが、昨日長距離を歩いたので大丈夫なはず。
しっかりと食べて体力が落ちないようにしていきたいと思います。

騒音

2009-07-26 17:04:11 | ウェブ日記
今日の朝は、すごい騒音で目を覚ましました。
ガガガガガッ!という音が鳴り響いていました。
どうやらすぐ近くで工事でも始まったらしく、脳内に騒音が響いてきてひどい寝起きとなりました
目をつぶってもう一度寝ようかと思ったのですが、騒音がものすごく不快で神経がイライラしてしまったようで、とても寝られる状況ではありませんでした。
やむをえず、そのまま起きることにしました。
騒音で無理やり起こされた影響なのか、今日は左目に痛みがあり困っています。
早めに寝たほうが良さそうだなと思います。

それにしても。。。日曜の朝だというのに騒音を撒き散らしていたのは、いったいどこの土建屋なのでしょうか。
朝食を食べ終わる頃には音が鳴り止んだので、工事が終わったのだと思います。
あと一時間、工事の開始を遅らせていてくれれば、もう少し寝ていられたのに…と思います
きっと他の部屋の人たちも騒音に戸惑ったのではないでしょうか。
騒音被害というものが、少し分かった気がしました。

横浜中華街

2009-07-25 16:06:28 | フォトギャラリー
初めて横浜中華街に行ってみました。
JR石川町駅やみなとみらい線「元町・中華街駅」から行くのが近くて便利です。
私はJR桜木町駅から散歩をしつつ歩いて行ったので、けっこうな距離がありました。
さすが中華街だけあって、いかにも中華的な雰囲気の店がたくさんありました


----- 横浜フォトギャラリー 横浜中華街 -----


中華街に到着。
門の名前は朝陽門といいます。
中華街の入り口ということで、記念撮影をしている人もいました^^




興味を惹いたのがこちら、世界一の肉まん!
中国料理世界チャンピオンが作っているようですね。
今度訪れたときはぜひ食べてみたいと思います


そういえば中華の店では赤系色をよく使っているなと思います。




「甘栗おいしいよ~」などと声をかけてくる客引きさんもいました(笑)


城のような造りの中華料理屋。
コース料理もリーズナブルな価格で楽しめるようです




どの店にもチャーハンやエビチリなどの定番から、フカヒレなどの高級なものまで、色々な料理がありました。


それにしても、すぐ近くのみなとみらいエリアとは雰囲気が全く違いますね。




中華街も横浜の観光名所の一つとして、多くの人で賑わっていました。
初めて訪れてみて、料理店がひしめく独特の雰囲気に見入りました。
かなり美味い店もあるようなので、どの店が良いのか、徐々に調べていきたいと思います


※フォトギャラリー館を見る方はこちらをどうぞ。

※横浜別館はこちらをどうぞ。

せんとくん

2009-07-23 23:52:35 | ウェブ日記

先日、横浜開港150周年博「Y150」のはじまりの森に、せんとくんが登場しました
横浜開港150周年のお祝いと来年の平城遷都1300年祭のPRを兼ねて来たとのことでした。
せんとくんが来ることは知らなかったのでかなり驚きました。



のほほんとしたイメージのたねまると違い、せんとくんは派手にパフォーマンスを見せていました^^
ダンスが得意なようで元気一杯に踊っていました。
登場するときも走ってきて、みんなの歓声を浴びたせんとくんですが、その直後つまずいて転んでしまうというハプニングがありました(笑)



司会の人がせんとくんのことを「奈良県のスーパースター」と紹介していたのがちょっとウケました。
個性的な外見をめぐって物議を醸しただけに、果たしてスーパースターと呼べるのだろうか…とふと疑問に思いました
それでもせんとくんが登場してから一気に盛り上がり、受けも良かったです
やはり知名度が高いだけに、話題性は十分のようです。
色々ありましたがこうして横浜に来たりと活動しているところを見ると、無事にマスコットキャラとして認められたようですね。
来年は奈良県の平城遷都1300年ということで、せんとくんも忙しくなるはず。
頑張っていってほしいと思います

衆議院を解散する!

2009-07-22 00:05:44 | ウェブ日記
「日本国憲法第七条により、衆議院を解散する!」
「バンザーイ!!バンザーイ!!」

というわけで今日7月21日、ついに衆議院が解散されました。
今日は解散前に自民党で「両院議員懇談会」が開かれました。
「両院議員総会」を阻止した代わりに開かれることになったこの会、当初は非公開とのことでした。
しかし、なぜ非公開なんだという非難が多かったためか、今日になって麻生総理の判断で公開することになりました。
さきほどニュースで懇談会の様子を見たのですが、先日までの混乱が嘘のような団結ムードになっていました^^;
先週の激動の一週間で派手に暴れた中川秀直さんと麻生総理ががっちりと握手を交わしていました
また、発言ごとに色々な議員から「そうだ!!」という掛け声が上がっていたのが印象的でした。

麻生総理の決意表明。
「我々は一致結束して戦う以外にありません!」
「そうだ!!」

中川秀直さんの発言。
「総理総裁の挨拶は、非常に良かったと思う」
「そうだ!!」

これを見て率直にどうなってるの?と思いました。
先週までの党内情勢からは考えられないような団結ぶりですね
やはりこれ以上国民に混乱している姿を見せられないという考えになったのだと思います。
中川秀直さんが発言しようとしたときに、「一致団結以外のことは言うなよ!」という野次が飛んでいたのはウケました(笑)
その野次のせいで、団結を演出しようとしているのが強調されてしまったような。。。

私的にかなりウケたのが、党の公認を受けたときの鳩山邦夫さんの発言。
「私のような人でも公認してくれるんですね、はい」
これは面白かったです。
鳩山邦夫さんと麻生総理の遺恨については、ハトの乱をご参照下さい。
この二人も今日は笑顔でがっちりと握手を交わしていました。
鳩山邦夫さんは新党結成の噂もありますが、果たしてどういった道を歩むのでしょうか。

かつてない逆風の中、選挙に臨む自民党。
今日の懇談会は団結した姿を国民に見せられたということで、先週までよりは印象が良くなったかも知れません。
それでも厳しい状況には変わりありません。
小泉元総理のような華は、残念ながら麻生総理にはないと思います。
地道に政権公約を訴えていって、揺らいだ党の信頼を少しずつ回復していくしかないのではないでしょうか。
自民党と民主党、果たしてどちらが政権を取るに相応しいのか、じっくり考えたいと思います。

「星間商事株式会社社史編纂室」三浦しをん

2009-07-20 14:15:42 | 小説
オタクが主人公の小説を読んだのは「電車男」以来かも知れません。
今回ご紹介するのは「星間商事株式会社社史編纂室」(著:三浦しをん)です。


-----内容-----
川田幸代、29歳。
会社員。
腐女子(自称したことはない)。
同人誌作りこそ人生!?
そんな幸代に転機が。
社史編纂(へんさん)の過程で気付いた社の重大秘密。
社の秘められた過去に挑む!
爆笑の展開のうちに見える、人生の面白さ。

-----感想-----
腐女子。そのまま訳すと腐った女子ということになりますが
いったいどんな意味なのかというと。。。
早い話、危ない趣味を持った女子のことらしいです。
この作品は、そんな腐女子な川田幸代と愉快な仲間たちによる、社史編纂ミステリーのような作りになっています。

幸代が務める星間商事株式会社には、社史編纂室という部署があります。
創立60周年の節目に、会社の歩んできた道を社史として残そうということで立ち上げた部署です。
ただし社史編纂室のメンバーは、みんな社史を作る気はあまりなくて、時間だけが過ぎていく日々でした。
全く役に立たない本間課長、一度も姿を見たことがない幽霊部長、専務の愛人に手を出し左遷されてきた矢田、今どきのギャルなみっこちゃん。
この個性豊かな面々にあって、幸代が普通の人かというとそうでもなく…実は彼女には、日々同人誌の製作に勤しみ、夏と冬に東京ビッグサイトで行われるコミックマーケット(通称コミケ)に参戦し、同人誌を売ってオタクライフを満喫するという裏の顔があったのです!
同人誌の内容はもはやここに書くのは憚られるというか…俗にいうBLというジャンルのものですね。
さすがに日本が世界に誇るオタク文化、裾野が広いなと思います。
それと近年はコミックマーケットへの注目度が高まっていて、NHKのニュースに取り上げられたりもしています。

そんなオタクな幸代はあるとき、会社の社史に空白の何年かがあることに気付きます。
それは高度経済成長期である1950年代の後半。
1950年代後半の時期について当時を知る人たちに取材を試みても、「いけいけどんどんの時期だった」などと言って上手くはぐらかされてしまうのです。
その時期を「高度経済成長期の穴」と呼ぶことにした幸代。
さらに、幸代たちが高度経済成長期の穴について調べていることを快く思わない何者かが、「それ以上嗅ぎ回るのはやめておけ」という脅迫状を送りつけてくるまさかの事態に。
一体、高度経済成長期の穴にどんな秘密が隠されているのか…
会社の上層部からも圧力をかけられ、幸代たちの立場も危うくなっていきます。
しかしそこでめげないのが幸代のオタクパワーの成せる技。
会社の真実を知るべく、そしてそれを社史として残すために、社史編纂室一丸となって戦いに臨みます。

こう書くとシリアスな物語のようにも見えますが、実際にはコメディータッチで非常に読みやすい作品です
戦いといってもどこかのんびりとした雰囲気が漂っていますし。
社史編纂室のメンバーで東京ビッグサイトのコミケに参加したりもして、そこでのやりとりもなかなか面白かったです。
主人公がオタクということで、物語が良い意味で笑える感じになっていたのが良かったです
三浦しをんさんは既に直木賞を受賞していますが、この作品も直木賞向きのように思いました。


※図書レビュー館を見る方はこちらをどうぞ。

※図書ランキングはこちらをどうぞ。