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エリザベト音楽大学 大学祭2019

2021-10-17 14:48:21 | コンサート、演奏会
2019年の5月18日と19日、広島県広島市のエリザベト音楽大学で大学祭が行われました。
当時はまだ新型コロナウィルスの脅威に晒される前で、一般向けに解放された大学祭が開催されていました。
2019年の大学祭は「愛響(愛を響かせる)」というテーマになっていて、音楽大学の大学祭らしく音楽による催しがたくさん行われるのが特徴です
前年の2018年に偶然遭遇したのがきっかけで大学祭のことを知り、2018年はあまり見られなかった催しを2019年はたくさん見てみたいと思い足を運びました


-----5月19日-----



エリザベト音楽大学に着くと、文化祭らしい雰囲気になっていました。
私はロビーコンサートが行われている1Fロビーへ急ぎました。
1つ目は終演していましたが2つ目から見ることが出来ました。



「テューバアンサンブル研究会」

パンフレットの一言挨拶には (' ▽') という顔文字だけがありました



テューバ4年玉井菜々子さん、テューバ1年山村漱さん、ユーフォニアム3年若林怜奈さん、ユーフォニアム2年平川瑞貴さん。



巨大な楽器がテューバ、テューバよりは小さい楽器がユーフォニアムです。



「エリザベトの薔薇」

一言挨拶には「漢なら歌え。」とありました。



パーカッション(打楽器)3年上條拓未さん、声楽3年佐伯南紀さん、声楽2年山崎雄太さん、ピアノ2年金森陽大さん、トロンボーン2年小林廣之進さん、幼児音楽教育2年沖中春志郎さん、音楽文化1年橋詰直毅さん、1年平岡真一さん、大学院声楽2年ピタス・ジョセフさん、大学院声楽1年大迫和磨さん。



挨拶文のとおり男性メンバーによるユニットで歌唱を披露していました。



「Luce」

一言挨拶には「クラシックの名曲を4手、6手連弾で楽しく演奏します!ぜひ立ち寄ってください♪」とありました。



ピアノ3年中原朱梨さん、平原唯さん、村上瑶奈さん。
この後登場するユニットによって、一番手前の方は村上瑶奈さんと分かりました。



「4手連弾」もたまにしか見たことがないですが、「6手連弾」はこの時初めて見ました。
表現の幅は広がりますが3人の息を合わせないとなので簡単ではないと思います。



司会の方によるインタビューもありました。



「エリザベトといっしょ♪」

一言挨拶には「お客さんと一緒に楽しめる演奏会にしたいと思っています!」とありました。



3人並んで立っているうちの一番左の人は、後に「エリザベト音楽大学 2019年度卒業演奏会」に登場する徳弘梓弓さんという方で、一番右の人も同じく卒業演奏会に登場する龍緋花里さんという方です。



コミカルなミュージカルになっていました



パーカッション(打楽器)を叩いているのは、前年の大学祭でも活躍していた吉永有紗さんという方です。



お客さんと一緒に楽しむという言葉どおり、ロビーを広々と使い時には客席まで来ていました



先ほどまでピアノを弾いていた人が歌唱に回り、歌唱していた人がピアノ演奏に回りました。
全く違うことに即座に対応していて、音楽大学生の凄いところだと思います。



さらにピアノの演奏者が変わり、めまぐるしく布陣が変わっています。



声楽4年徳弘梓弓さん、龍緋花里さん、福寿洸樹さん、オルガン4年中川千慧さん、パーカッション4年吉永有紗さん、声楽3年岩原綾子さん、佐伯南紀さん、声楽2年山崎雄太さん。



「電子オルガン ソロ」

一言挨拶には「楽しんで弾くので、楽しんで聴いてください!」とありました。



電子オルガン3年の片山奈央圭さん。



楽しさは音楽の原点だと私は思います。



「ミュージカル研究会」

一言挨拶には「楽しく元気に歌って踊ります!!」とありました。



ミュージカル研究会一同での出演とありました。



「エリザベトといっしょ♪」で一番最初にピアノを弾いていた人が今度はミュージカルの主役的人物で登場しました。



先ほど打楽器を叩いていた吉永有紗さんがピアノの演奏をしていて驚きました。
音楽大学生は凄いなとここでも思いました



このミュージカルも客席近くでのパフォーマンスがあり、ミュージカルはステージを広々と使っての躍動感が良いなと思います。



衣装も様々なものがあり凝っているなと思います



「のしん&たまちゃん」

一言挨拶には「呉市宮原の先輩、後輩デュエットです。トロンボーンとピアノの素敵なハーモニーをあなたに!!」とありました。



トロンボーン2年小林廣之進さん、ピアノ3年村上瑶奈さん。





小林廣之進さんがハイテンションで「同郷の先輩後輩で良かったです!」的なことを言うと村上瑶奈さんが「私はそこまでは…」的な戸惑った反応になり、テンションに差のあるコンビになっていたのが面白かったです。



「Gruppo Compagno」

一言挨拶には「Gruppo Compagnoの2人が学祭にて演奏します!」とありました。
ユニットを組んでいるようで、音楽大学ではそういったユニットがコンサートを開催することもよくあります。



サクソフォン3年梅本舜也さん、トランペット3年小山祐貴さん。



エレクトーンの明神あみさんは、後に今年2月の「川上統門下作曲作品発表会」で1曲でしたが演奏を聴く機会があり、良い演奏をされるなと思いました。
いつの日か長い時間のコンサートでじっくりと演奏を聴いてみたいです。



-----5月18日の夜-----



夜に「セシリアホール」で行われた「学祭ブラス」という吹奏楽のコンサートを聴く事が出来ました。


1. バーンスタイン:キャンディード序曲



凄く明るい曲で、「ターターター」で始まるハイスピードで伸びやかな胸が躍るような音色の演奏が良いなと思いました。



学祭ブラスはトランペット3年の小山祐貴さんの指揮(スターウォーズのTシャツの方)、クラリネット3年の馴田洸奈さんの司会(黄色いTシャツの方)で進んで行きました。
学祭らしく皆さん面白い格好になっています



2. リード:アルメニアン・ダンス







ゆったりとした綺麗な音色に引き込まれました



3. 映画「スターウォーズ」より:メインテーマ



人数の揃った吹奏楽の演奏で、ワクワク感が凄かったです


4. メドレー:カーペンターズフォーエバー



カーペンターズは約50年前に結成された海外のグループですが、日本でも現在まで歌い継がれる名曲があるのが凄いです。
「イエスタデイ・ワンス・モア」や「トップ・オブ・ザ・ワールド」は、グループの現役時代を知らない私でもすぐにフレーズが思い浮かぶ超有名曲です。



アンコール:テキーラ





非常にノリの良い楽しい曲なのが印象的で、アンコールにピッタリだと思います



映画「スターウォーズ」の有名なオープニング「遠い昔、はるかかなたの銀河系で…」のフレーズが思い浮かぶくらい、新型コロナウィルスの脅威のなかった時代は昔のことのように思えてきます。
社会に与えた影響が極めて大きく、大学祭のようなお祭りも、演奏会やコンサートも、開催するのが難しくなりました。
私は音楽大学の学生にとって、一般向けに解放された演奏会やコンサートなどの催しは、貴重な「表現の場」ではないかと思います。
なのでその表現の場が新型コロナウィルスによって奪われるのは、表現者にとって死活問題だと思います。
一日も早く脅威が脅威ではなくなり、安心してお祭りや演奏会、コンサートなどが出来る日が来ることを願います



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