教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

カプセルデビュー( 苦笑)

2006年01月14日 23時55分55秒 | Weblog
 今日は広島市内でコンサートNOTEJAPAN邦楽ノートVol.3「三味線音楽の現在2」のお手伝い。二日間にわたる珍しい日程のコンサートです。写真は、その会場となった東広島文化センター・スタジオ1の舞台袖です。ここで私は待機して、仕事をしていました。
 このコンサートのプロデューサーであるIさんは、私が所属していた(いる?)広島大学邦楽部の大先輩です。その関係で、コンサートのお手伝いをしている、というわけ。仕事は、演奏者の補助と簡単な舞台設営。メインの演奏者である、Nさんはプロの三味線奏者。今日のコンサートでは、そのほかに琵琶奏者のSさん、太棹奏者のYさんが出演しました。皆さんの高い演奏力は当然、Nさんの純粋な音楽への情熱、Sさんの艶っぽさ、Yさんの大胆かつ繊細さに心打たれました。また、司会には評論家のKNさんがこられていて、興味深い話を曲の合間にされていました。舞台袖ではほとんど聞こえず、かなり残念。
 本日のコンサートは、「三味線新作展」ということで、Nさんが若い作曲者に委嘱し初演するという企画でした。若いというのは思っていた以上でして、全員私とあまり変わらない年齢の作曲家の方々でした。計4名の作曲家の方々が東京からわざわざ広島までやってきたわけです。せっかくなので、一曲一曲作曲家を舞台に上げて、生の作品の解説がありました。ちなみに、若いというのは作曲家だけではなく、演奏者のお三方と司会のKNさんも非常に若く、新進気鋭というか、将来への期待がふくらむコンサートでした。
 非常に興味深い日だったので、打ち上げ開始が遅かったのを忘れて飲んでたら、
 あっ、終電が行っちゃった…(笑)
 東京からの出演者の中に一人、カプセルホテルに泊まる、という人がいたので、便乗してご一緒させてもらうことにしました。そのホテル、広島で名高い(笑)流川通りの近くなので、移動中ネオンの光が目立ちました。でも、最近は悪質な客引きが厳しく規制されているためか、昔歩いたときみたいに声をかけられたりはしませんでした(笑)。
 ということで、はじめてカプセルホテルに泊まりました。「カプセルイン広島」というところで、寝床は清潔かつ広さも十分だったのでホッとしました。ただ、思った以上に人の出入りが多く、またカプセルもきしむので、何度も目が覚めてあまり眠れませんでした。
 後で知ったのですが、このホテル、夜中いつもCMが流れている有名なところだったみたいですね。けっこうしっかりしたホテルだったので、よかったかな。
コメント (2)
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