教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

明治中期の教育学史を研究するために

2006年12月16日 22時31分28秒 | Weblog
 今日は軽く風邪をひいたみたい。遅くに登校。運動はなし。
 研究にもなかなか手が着かなかったのですが、夕方頃からノってくる。自然科学の制度化については、とりあえずできあがりました! これで課題も一段落。すぐ次(人文社会科学の制度化)に取りかからないといけないけど。
 ちなみに、どういう方向性で課題にあたっているかというと、明治中期における各学問の制度化状況を、前後の時期を含めて位置づけています。科学や各学問の通史を書いてもしかたないので、私が問題としたい明治中期にしぼって書いているわけです。これは、日本教育学史研究をするにあたって、なぜ明治中期なのか、ということを明確にするための基礎研究だと思っています。しかも、明治中期の教育学史をクローズアップすると、どうしても大日本教育会・帝国教育会における教育研究活動に注目せざるをえない、ということまで言いたいと思っています。
 来月前半にはY先生に提出したいなぁ。ただ、自然科学の歴史のほうはダイブ前から勉強していたので、比較的楽でしたが、人文社会科学の歴史のほうは、最近勉強を始めたばかりなので、まだ十分理解できていないのです。今のペースから考えると、予定通りに進めるのはちょっと無理かもしれん。
コメント
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