絵画の庭 ゼロ年代日本の地平から

2010年01月26日 | アート

1月24日(日) 晴れ。

中之島の国立国際美術館で新築移転5周年記念展覧会「絵画の庭 ゼロ年代日本の地平から」を見ました。
http://www.nmao.go.jp/japanese/b3_exhi_works_garden.html



■絵画の庭 ゼロ年代日本の地平から
2010年1月16日(土)~4月4日(日)
国立国際美術館
http://www.nmao.go.jp/japanese/home.html

入口からエスカレーターで地下に降りるとB2フロアの奈良美智の作品がまず目に飛び込んできます。
気になるものの順路順にB3フロアから。
加藤泉の作品、後藤靖香の作品とイントロダクションはいい感じ。

次が奈良美智です。奈良美智の鋭い目の少女の作品。
2006年の作品と2008年の作品ではタッチが違うことに気がつきました。
これはたまたま見た作品がそうだっただけかもれませんが、
2006年は睨みつけるような目ではなかったです。
奈良美智は少年ナイフの1998年のアルバム『Happy Hour』のジャケットを手掛けてますが、
昔は普通の女の子を描いてました。

今回の注目は小林孝亘。
国際美術館には小林孝亘の作品がコレクションでありますが、
所蔵作品以外の絵が見られるのを楽しみにしてました。
2007年の「Pillow」が展示されてる中でいちばん新しいものでしたが、
しばらく絵の前で「枕か...」と呆然としてしまいました(笑)。

絵画作品は好き嫌いがはっきりと出ますね。
いいなと思ったのは小沢さかえ。
もっとたくさんの絵を見てみたいと思いました。
草間彌生さんの作品は未発表作品でした。
町田久美という人の作品も惹き付けられました。
思わず絵に触りそうになりました。質感がよかった。
ざっと振り返ってよかったと思ったのはO JUN、厚地朋子、加藤美佳、栗田咲子。
会田誠の作品はインパクトがありました。



「絵画の庭」の後は大阪市立科学館でプラネタリウムを見ました。
僕が見たのは午後二時からの回。
時計を少しだけ進めて日没からスタートして翌日の夜明けで終わる構成でした。
学芸員のライヴ・トークで一番星を探したり、
シリウスやベテルギウス、オリオン座、プレアデス星団(日本名すばる)などの紹介があり、
本題の火星へ話題は移りました。

十年ほど前、北極で見つかった火星の隕石の化石に
バクテリアの排泄物のようなものがあり、それまで火星には生物がいないとされていたのが、
あらためて火星探索が行われるようになったという話。
大昔火星に水があったことがわかり、近い将来、アメリカは火星に人を送り、
生物がいた証を探す計画を立てているというもの。
火星に行くには片道二年かかるそうです。

大阪市立科学館のプラネタリウムホールの入り口に展示保存されている
ツァイスII型プラネタリウム投影機。



帰りはMデリ&バーガーで中之島バーガーを食べました。
http://www.matsusaka-projects.com/main.php?kind=eat&mode=deli_shop




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